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2020年10月30日
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テーマ: ザ大学(672)
カテゴリ: 経済
 2020年、大学の研究が債券投資の対象となった。
 東京大学のブランド力はすさまじく、売出された「東大債」は即日完売。
 大学の研究費の自己責任での調達が始まった。
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国立初の大学債「東大債」、即日完売
2020/10/09 読売新聞
 東京大は8日、大学債を発行して市場から200億円を調達すると発表した。
 文部科学省によると、大学債の発行は国立大学で初めて。
 東大では今回も含め、今後10年間で計1000億円規模を市場から調達する計画で、研究力の強化につなげていく狙いだ。
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 発表によると、大学債の愛称は「東京大学FSI債」。
 期間は40年で、利回りは0.823%。
 8日時点で生命保険会社や学校法人、宗教法人など40団体以上が購入を表明し、同日の募集開始で即日完売となった。
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 調達した資金の使い道は、素粒子観測施設「カミオカンデ」「スーパーカミオカンデ」の後継施設となる「ハイパーカミオカンデ」(いずれも岐阜県)の整備計画や、キャンパス整備などを想定しているという。
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 東大は、大学への寄付金の運用益や東大キャンパス内の未利用地の活用など大学の自己収入を増やして償還財源に充てる計画だ。
 国立大学の大学債は、付属病院や寄宿舎整備など、直接的な収入が確実に見込まれる事業にしか発行できなかった。
 文科省の有識者会議は今年3月、大学債の発行要件を緩和する方針を了承。
 文科省が6月、関連法令を改正していた。
  ― 引用終り ―
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 国の補助金、助成金で優遇され、債券で研究費を調達できる「東大」は他の大学に比べて圧倒的な研究費を得ることができる。
 大学の中の大学である「東大」とその他の研究環境格差は広がるばかりになりそうだ。





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最終更新日  2020年10月30日 06時00分08秒
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