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2022年01月09日
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テーマ: 中国&台湾(3305)
カテゴリ: 経済
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 12月26日、恒大は、最近、月平均1万戸未満の引き渡しにとどまっていた住宅の建設を加速すると公表した。国内の混乱を防ぐためとみられている。
 1月1日、中国・海南省儋州市が恒大に対し、建設許可が違法に取得された(環境規制違反)として、開発中の39の建物を10日以内に解体するよう命じたと報じられた。
 1月3日、 香港証券取引所は 恒大の要請により 同社株の取引を停止した
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中国恒大株、取引停止
=「内部情報」公表へ
―香港市場
2022年1月3日 時事通信ニュース
 香港証券取引所は3日、経営危機に陥っている中国不動産開発大手・中国恒大集団の要請を受け、同社株の取引を停止した。恒大は声明で「内部情報」を公表すると説明しており、巨額債務問題などで何らかの動きがあった可能性もある。
 中国メディアによると、恒大は同日夜、海南島のリゾート施設について、地元当局から違法建築として39棟の建物の撤去を命じられたと明らかにした。他の施設には影響はないとしている。
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 恒大は約190億ドル(約2兆2000億円)の外貨建て債務を抱えているが、一部社債の利払いが滞り、デフォルト(債務不履行)の瀬戸際にある。同社は債務再編に向けて債権者との協議に入る意向を示す一方、地元の広東省政府の実質的な管理下で経営再建を目指している。
 恒大は先月上旬に猶予期限が切れた子会社発行のドル建て社債の利息8250万ドルを支払えなかったとされ、格付け大手のフィッチ・レーティングスとS&Pグローバル・レーティングは恒大が部分的なデフォルトに陥ったと認定した。
  ―  引用終り  ―
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 恒大集団は広東省政府の関与のもと、外貨建て債務の再編や住宅プロジェクトの完工・引き渡しを目指しているが、一部プロジェクトの頓挫によって損失や解体などの追加費用が発生、資金繰りがさらに悪化する可能性があり、経営再建に向けた不透明感は一段と高まった。
 2022年1月5日、恒大集団は、7~10日にオンライン形式で2020年に発行した人民元債の社債権者集会を開くと発表した。議案は繰り上げ償還期日の半年延期など。
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最終更新日  2022年01月09日 06時00分07秒
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