鹿馬の耳に燃料気化爆弾@雅没徒裏本家05

鹿馬の耳に燃料気化爆弾@雅没徒裏本家05

だーすふっかー


これ以上生身の体では生存できないと悟った天才科学者 
ドクターゲロゲーロ は自らの記憶を 
サイボーグ ”だーすふっかー” に託して他界した。
”だーすふっかー” はその年の9月9日には 
LOVEマシーン と名づけられて一般公開された。
しかし ”だーすふっかー” には数々のプログラムミスがあったようで 
精神年齢が5歳のまま成長が止まってしまった。
それでも生前のドクターゲロゲーロの記憶が蘇るせいか
20世紀のことをよく知っていたりします。

ということなので 5歳なのになんでそんな昔のことを知っている 
というツッコミは禁止です。(爆)



♪裏切りの恋の中で 俺は1人もがいている
  はじめからだますつもりでいたのかい 僕の恋人よ
(イメージの詩 よしだたくろう  1970)

立派な?セリフがいっぱい出てくる中でこの部分が1番ホンネっぽい
これは間違いなく 失恋して自暴自棄になってる歌だ と確信しましたね

ともかく初期の よしだたくろう には ヘ長調 の曲が多く 
この エレックからのデビュー曲(今日でいうインディーズデビュー)をはじめ
CBSソニー移籍後の1stシングル(今日でいうメジャーデビュー)の 
今日までそして明日から  や  おきざりにした悲しみは
アルバム 元気です。(。がついているのに注目)の中の 祭りのあと
アルバム 伽草子 の中の ビートルズが教えてくれた などは屈指の名作でしょう

よしだたくろう より1年早く 1969年にCBSソニーから
アンドレカンドレ という芸名でメジャーデビューした井上陽水はなかなかブレイクできず
ポリドール移籍後 多賀プロデューサーと 名作アルバム 氷の世界 を作るのですが
この中に収められた FUN という曲があります。(ピアノはなんと松岡直哉が弾いている)

やがて 拓郎と陽水がフォーライフを結成したのち 新しいアーティストも登場してきますが
河島英五の 何人もの人達と  という曲があります 

 ♪何人もの人が今僕をうらんでいるだろう 何人もの人が今僕を疑っているだろう (中略)
  ああもう今はもうこの耳をふさいでしまおう  ああもう今はこの口を閉ざしてしまおう

残念ながら 40代の若さで肝臓病のため亡くなってしまいました。



70年代後半からは音楽も視覚的要素が強くなり 
衣装や振り付けで 見せる ようになっていきました。
そんな中で 詩の内容はとかく空虚になりがちでしたが
甲斐バンドの 安奈  松田聖子の 雨のリゾート 
などは色あせない名曲でしょうし
90年代に入ってからも 岡本真夜の Tomorrow や 
Kiroroの 長い間  などの名曲も生まれました。


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