型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2020.06.19
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カテゴリ: 今だから
新型コロナウイルスについて思っていたことが裏付けられました。
やはり日本の対処は間違っても遅くもなかったと思います。

ダイアモンド・プリンセスで過ごした14日
「元乗客が明かした報道されなかった事実」
​として、
「報道ではセンセーショナルで批判的な内容ばかりで、
あの現場でどれほど多くの方の支援活動があったかを伝える内容があまりありませんでした」
「皆様から頂いたご支援と感謝を何かの形に記しておきたいと思いました」
という記事が出ました。
当初から厚労省の対応がネガティヴなイメージでしか見られていなかったのです。

政府批判が強く、無理難題を突きつけたこと、
諸外国と比較して日本の対応を信用しなかったことから不安を煽り、
世の中の見方が緊急事態宣言を出さざるを得ない状況になったと感じます。
ピークはあったものの緊急事態宣言前後で状況は変わっていません。
依然として、感染しても8割が無症状か軽症、14%が重症化、10代から40代までは1%以下、
50代で1.3%、60代で3.6%、70代で8%、80代以上で14.8%で、
あくまで基礎疾患のある人が重症化しやすく、高齢なほど心肺機能が弱いのは普通です。


日本ではインフルエンザの死者は年間3000人以上、
新型コロナウイルスの死者数は今日現在935人です。
『なんと1日50人以上「インフル死者」が日本で急増する不気味 ​』の記事の中には、
新型コロナウイルスについて、「同じウイルスによる感染症であり、
毎年、秋から冬にかけて猛威を振るっているインフルエンザの犠牲者と比較すると
ヒートアップしすぎだとも言えるのではなかろうか。」
「犠牲者の数からいえば、高齢化の進んだ先進国では、
一般的に感染拡大が深刻化しているインフルエンザの封じ込め対策についても
もっと関心が払われるべきであろう。」と提言されています。
インフルエンザには タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタ(点滴)などの薬や、
ワクチンもありますが、死者数が多いのは推定感染者数が1,000万人とも言われ、
新型コロナウイルスの現在の感染者数である1万7千人とは比べものにならないからです。

今の問題はソーシャルディスタンスが日常化しつつあり、
心理的に人を避けるような行動をとる人が出てくることです。
人を疑うことを態度に出すわけですから受ける側はストレスが増え新たな影響が出ます。
結局、ウイルスが怖いと感じてしまうとその呪縛から逃れられないのかもしれません。
そんな人が増えてしまったとしたら、それがもっとも深刻な問題ではないでしょうか。

怖いと思ってしまうと「感染したくない」「誰がウイルスを持っているかわからない」
「人が信じられない」「第2派がすぐにやってくる」など感じ、
さらにその不安を他の人に広げていくというループが繰り返されます。

人は人や物事のことをイメージや風評によって判断してしまいます。
イメージを持たれることで対話をする機会も失い聴く耳を持たなくなります。
聴く耳を持たなくなった人にいくら話しかけても話は伝わりません。
これは教育も同じで、好きなことと好きではないことでは聴く耳がまったく異なります。
「話せばわかる」かどうかは相手が「聴く耳」を持っているかどうかです。
音楽でも顕著で、自分の知らない曲を知らない人が演奏するのと、
よく知っている人が演奏するのとでは「聴く耳」が変わったりします。
また、曲に印象は音そのものではなく、作曲者に対するイメージが優先されるのです。

もう一点、今新型コロナウイルスに効くと言われている薬ですが、
ある人に効いたとしてもその経験だけで、その薬が効くというエビデンスにはなりません。
芸能人による臨床目的での報道があるとそれが効くと人は信じるわけですが、
少数の症例だけでは経験に基づいていても薬として承認されないのです。

音楽で言えば、コンサートのアンケートにおいて自分がいいと考えていた曲や演奏が、
100%聴衆から支持されることはありそうでなかなかありません。
どちらかと言うと作曲者や演奏者のステイタスを評価する人が多いと言えます。

今、廃業や経済苦で立ち行かなくなってきた人々は、
新型コロナウイルスよりもその現実のほうがよほど怖いのではないでしょうか。
政府や都が進めるように、今早急に元に戻そうとしていることは英断です。
戻れなくなったことで失うものは人類にとってあまりにも甚大だと思うのです。
音楽で言えば、純粋にその音、音楽を聴ける場や機会が狭くなることです。





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最終更新日  2020.06.19 12:15:52
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