型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2023.02.19
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カテゴリ: 戯言
買物をする時にお店にある消毒用アルコール、
それが切れてなくなっている状況に時々遭遇します。
その場に店の人がいたのでそのことを知らせると、
無言でアルコールを出してきて継ぎ足します。

店の人が年配だと謝る、お礼を言う、事情を言うなど、
何らかのコミュニケーションを計ると思います。
若い男性の店員は一言も発せず、
目も合わせず用を済ませて去りました。

考えられることは、
自分の仕事分担ではないことをした、
指摘されたり責められることが嫌で回避した、
内向的で会話をすることが苦手などです。

この場合の成り行きとしては、店員が事情を説明することで、
アルコールが継ぎ足された時点でこちらがお礼を言う流れです。
コミュニケーションとは流れがわかりきっていたとしても、
言動に表すことによって気持ちを通わせる働きがあります。

昔であれば上司や客から接客に対する叱責されたでしょうが、
今はその接客にクレームを言う人は誰もいないのでしょう。
ただ、理由が何であれこの店員が接客に向いていないわけで、
お客と接しない部署に着くか改善するべきだと思います。


対面による宅配の仕事や買物のレジも同様で、
全く無言で品物を渡されると、
お客であるこちらが「ありがとう」とは言いにくく、
慣例的でも何かの言葉を投げかけられたらこちらも返せます。

インターネット上ではこれらのやりとりはなく、
人のコミュニケーションはますます失われつつあります。
正確には形式的なやり取りしかできなくなり、
気持ちのこもらない慣例的な文字が伝達手段になりました。

もちろん文字化したほうが明確であるなど長所もあります。
しかし、顔を見て言葉を交わす信頼は何ものにも変え難く、
インターネット上の物や文言を全て信用することに問題があり、
重要なタスクであればまず顔を突き合わせて話をするものです。

「ものは言いよう」と言う説得の術がありますが、
「ものは書きよう」と言うならばその比ではないほど多様で、
例えば、商品の「第1位」と言えるカテゴリーを後付けしたり、
出品物の半数が金賞を取るコンペの「金賞受賞」などです。

最近、人生の機微は何を残したかではなく、
どれだけ多くの人とどれだけ気持ちを通わせたかだと感じ、
真に信頼できる関係があってこそ成しえることがあります。
しかし、外見や肩書きだけで人を決めつけられてしまいます。

人と細かく関わりを持つことは面倒なことかもしれませんが、
その行程を省けば表面的に取り繕った強制成功しか生まれません。
短い時間で成果を出そうとしても結局その多くは一時的です。
よく言われるように、結果よりも過程が重要なのです。





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最終更新日  2023.02.19 14:50:31
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