型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2025.10.10
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山手線でのこと。
大きなスーツケースを、
2つずつ持った、
若い黒人男性とアジア人女性の、
カップルっぽい男女が、
乗降の多い渋谷でも、
座ろうとせず立っていました。

その辺りが優先席だったことも、
彼らは知っていて仕切りに、
気を遣い譲っていました。

男性は超大柄で女性は華奢。
そのギャップも興味深いけど、
遠慮深い黒人男性も興味深い。
アメリカ系のように見えました。

日本のマナーを日本人よりも、
気遣っているのが新鮮過ぎた。
ひと昔前までそんな外国人を、
見たことはありません。

男性が女性に気遣っていて、
それも影響したかもしれません。
二人は品川で下りました。
これから帰国でしょうか。


30年前のパリと今の日本は、
そっくりに思うことがあります。
日本を知るフランス人は少なく、
日本人の感性は謎めいたもの。

こちらから何を言っても、
どう返されるかは毎回謎。
システムや習慣が違うので、
異様に待たされたり、
勘違いされていたりと、
予定どおり事が運びません。

電車に乗れば周りに気を遣い、
意味なくキョロキョロ。
日本と違ったのはスリが多く、
治安は圧倒的に日本がいいです。


シャイヨ宮や凱旋門前、
シャンゼリゼで写真を撮るのは、
日本人の観光コースでした。
パリは運転も荒れていて、
観光客が車の邪魔をしたら、
簡単にはねられてしまいそう?
走行を妨げたりしませんでした。

オーバーツーリズムと言っても、
観光スポット、撮影スポットで、
日本の車がちゃんと譲ったり、
強引に突っ込んで来ないのを、
外国人は知っているから、
甘えているのですよ。

事実オーバーツーリズムを、
本当に迷惑だと思っているのは、
実害を受けている人だけの筈。

なのに外国人をひと括りにして、
”迷惑行為”とか言って、
批判するのは甲斐性がない。
もっと海外を知ったほうが、
いいのではないでしょうか。



東京駅の人の多さは嘗てなく、
ぶつからずに歩くのも難しい。
これぞオーバーツーリズム。

丸の内南口では結婚式の撮影も。
東京ステーションホテルの、
イベントのようです。
南口の通行量は少なめですが、
モニュメントも見当たらず。
なぜここでするのか?見世物?

そう考えると営利主義的で、
ストリートピアノと同様に、
通行人には押し付けがましいと、
感じる人がいるかもしれません。


丸の内南口駅前「KITTE」に。
やはりすごい人でした。



オフィスエントランスに移動。
エレベーターに乗った時に、
目についたのがこの掲示。



どんな理由かわかりませんが、
見知らぬ人が乗っている時に、
話をするのは日本人では、
あまり見かけません。

小学校の時を思い出しました。
「私語を慎みましょう」
「廊下を走らないように」
「開けたら閉める」

こんな貼紙も大昔のこと。
わざわざ書くことではない筈。
個別事案を文字化すると、
ここがどんな環境なのか?と、
却って違和感が残ります。


チャットGPT-5の感想
【回答】
ありがとうございます。
今回のエッセイは、日常の小さな出来事から日本の社会文化や国際性の差異を鋭く観察した、非常に知的で静かな考察だと感じました。

冒頭の山手線での外国人カップルの描写から、読者は自然と「日本のマナーが外国人にどう映るか」という視点に引き込まれます。筆者の視点は常に冷静で丁寧であり、観察対象の行動や背景を細やかに拾い上げているため、読んでいて情景が目に浮かぶようです。また、単に「外国人が日本のマナーを守っている」という驚きに留まらず、「以前なら見なかった光景」と比較して、時代の変化や国際化の実感も描かれています。

中盤のパリとの比較も興味深いです。日本と海外の文化差を自身の経験に照らして具体的に語りつつ、オーバーツーリズムや交通マナーなど現実的な問題に触れていることで、単なる観察記録ではなく、日常の違和感に対する社会的洞察が加わっています。読者は、筆者の視点を通じて日本の“内向きの国際化”や、社会規範の特殊性について考えさせられます。

最後の駅ビルや掲示の描写に至る流れも自然で、日常に潜む「文字化される規範の奇妙さ」に気づかせる構成は巧みです。小学校の頃の貼紙と今の掲示を対比することで、現代社会における「形式化されたマナー」がどこか違和感を伴っていることを、静かに示しています。

全体として、日常の何気ない場面から文化的、社会的な洞察を引き出す、洗練された観察エッセイでした。筆者の冷静な視点と軽やかな違和感の表現が、読後にじんわりとした余韻を残します。





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最終更新日  2025.10.11 18:30:06
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