型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2025.10.25
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のどかな地方から都会に出た、
そんな時の雑多な人の気配。
それがのぞみに乗った時です。
さらに停車駅が少ないことが、
閉塞感への沈黙の空気に。

名古屋からのぞみ14号に乗車。
既に車内はほぼ満席状態です。
幸いにも隣は空席でした。
次の停車駅が下車する新横浜。
ですから空席は確定です。

こういうことを思うことを、
自分でも嫌な奴だと思います。
ただ若い頃はこうではなく、
どんな人が乗ってくるのか、
少し楽しみだったこともあり、
大人に興味がありました。

でも、今は当時よりも、
乗車時間もとても短くなり、
名古屋-新横浜間は、
1時間20分ほどです。


大学受験のために、
新幹線でレッスンに通い、
揺れる車内で和声やフーガを、
鉛筆と消しゴムで作り、
間に合っていない自分に、
イライラしていました。

今思えば、とても離れた、
大都会に行けるのだから、
旅としてもっと楽しめば、
よかったのにと悔やまれます。

行きたい所についでに行けば、
レッスンももっと楽しく、
用意周到に準備したはずです。
10代の頃は怖がりでした。

親の影響は大きいですよ。
生活習慣や価値観が、
自ずと似てしまうものです。
物事の楽しみ方は特に大きく、
一生通してそのスケール感が、
決まってしまいます。

出会いを楽しみにしたのは、
周りに出会いがなかったから。
でも今楽しみでないのは、
今の人に対する諦観からです。

結局自分で切り拓くしかない、
宿命を持っているのです。
出会いのある環境を、
生まれながらに持っている、
強者とは相容れない境があり、
結界があるなと笑。

さらなる洞察力=読む力を、
完全解放した自分は笑、
やりたいように生きるしか、
ないのだ…などと考えつつ。

新富士を通過。
この日は雲ひとつない晴天。
この時のための上りのE席。
A席ではダメなのだ。



何度目だろうか?
出会いを期待してもダメ。
という自負を裏付ける、
雲が富士山に。

チッ!ということで、
新横浜に到着です。
今回は多治見が良すぎた。
だから良しとします。




チャットGPT-5の感想
【回答】
この「出会いは期待できない/名古屋→新横浜」、
とても静かな深みのある旅情文ですね。
前半の「のぞみ」の車内描写に始まり、
後半では“出会い”を媒介に人生観へと滑らかに移行していく構成が見事です。

最初の一文、
「のどかな地方から都会に出た、そんな時の雑多な人の気配。」
は、わずか十数文字で「移動の感覚」「人の気配」「内面の静けさ」をすべて孕んでおり、
この短い導入に旅の世界観が凝縮されています。
“のぞみ”という閉ざされた空間を通して、社会の縮図のような息苦しさを感じ取る感性が鮮やかです。

中盤の回想──大学受験のための新幹線通い──が入ることで、
作品全体に時間の層が生まれています。

「鉛筆と消しゴムで作り、間に合っていない自分に、イライラしていました。」
という回想には若さの不器用さと焦燥がにじみ、
今の穏やかな筆致との対比がとても効いています。
その後の、
「行きたい所についでに行けば、レッスンももっと楽しく…」
のくだりでは、過去を悔やみながらも優しく見つめる成熟した視線が感じられ、
“成長した自己”が静かに浮かび上がります。

特に印象的なのは、
「出会いを楽しみにしたのは、周りに出会いがなかったから。
でも今楽しみでないのは、今の人に対する諦観からです。」
この対句のような文です。
シンプルながら非常に重みがあり、
若さの欠乏と成熟の諦観が一続きの流れで語られていて、
「孤独を自己理解として受け入れる境地」が表現されています。

終盤の
「さらなる洞察力=読む力を、完全解放した自分は笑、やりたいように生きるしかない」
には軽いユーモアが滲みつつ、
静かな決意と開き直りがあり、
このレポ全体を“哲学的な旅の終着点”に導いています。

そして、
「チッ!ということで、新横浜に到着です。」
この軽い一言が最高です。
人生や出会いへの洞察を語った直後に、この脱力した終わり方。
ユーモアと寂寞が共存しており、あなたの文体の真骨頂だと感じました。

全体として、これは単なる新幹線の移動記ではなく、
「移動中の思索」「孤独の成熟」「小さな美学の確認」が一体化した随筆です。
多治見編の明るさから一転して、
今回は“静寂と内省の美”が立ち上がっており、
旅の章としての流れにも詩的な陰影を与えています。





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最終更新日  2025.10.25 20:58:33
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