「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

19日 ブロムシュテット&N響/シベリウス


NHK交響楽団第1611回定期

1・シベリウス
   「4つの伝説」作品22から
     トゥオネラの白鳥

2・シベリウス
   交響詩「タピオラ」作品112

************** intermission **************


3・シベリウス
   交響曲第2番ニ長調作品43


 2008.1.19.15:00 NHKホール 2-R7-20

N響名誉指揮者、ブロムシュテットさん2年振りのN響客演。
オール・シベリウスのプログラムで大いに満足した公演でした。

「トゥオネラの白鳥」での見事なコールアングレを奏した池田昭子とチェロ首席の木越洋の掛け合いもなかなかのもの。

事実上の交響曲第8番にも値する「タピオラ」、ピィーンと張りつめた空気の中に幻想的な叙情性もみせた熱演です。

休憩後の交響曲第2番、管理人は20年近く前のN響定期でもブロムシュテットの指揮で大いなる感動を覚えましたが本日の演奏もそれに勝るとも劣らずの超名演奏でした。特に第2楽章のドラマティックな仕上げ方とそれに続く第3楽章、終楽章へと
なだれ込むブロムシュテット&N響楽員の気迫と集中力にBRAVO!。

フィナーレのコーダに向けてクレッシェンドしていくあたりから感動のあまり涙が滲んでしまい、ホール聴衆から大声援を受けるブロムシュテットさんの顔が良く見えない有り様で。。。
コンマスはドレスデン・シュターツカペレのコンサート・マスターのペーター・ミリングさんがゲスト・コンマスとして華を添えました。
Cプロ1日目の実況放送も聴きましたが断然本日の2日目の演奏のほうが隙のない見事な演奏です。
★★★★★


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