「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

07日飯森範親&東京交響楽団サントリー定期


東京交響楽団第557回定期
コンサートマスター:高木和弘

1・シューベルト
   歌劇「フィエラブラス」序曲


2・プロコフィエフ
   ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調
     山田晃子(ヴァイオリン)

*************** intermission ******************

3・ストラヴィンスキー
   バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)
     (ピアノ)菊地裕介


 2008.6.7.18:00 サントリーホール 1-18-28

当初予定された指揮者ミッコ・フランクが急病のため東京交響楽団
の正指揮者、飯森が代役として指揮をした。

普通は前以てハガキ等で案内があるはずなのに当日のプログラム・ノートに
案内が挟んでいるだけ、と言うことは直前の降板なのでしょう。

飯森の指揮による「ペトルーシカ」が目を瞠るほどの素晴らしい演奏。
各奏者の力量が試される難曲だと思うけど、東響の特に各首席たちが
flの甲藤、CLの十亀、Tpのマルティ、Hrnのハミルなどの妙技に加え
ピアノの菊地の力あふれる演奏、打楽器陣の活躍など、本日の代役、
飯森の指揮のもとドラマティックな表現とキレのあるアンサンブルを示し
かなりの高水準の演奏ではなかろうか。

この曲の過去の演奏ではヤンソンス&コンセルトヘボーの生演奏が
最高だと思っていたが今夜の演奏ははるかに、それを凌駕した演奏で
正直驚いた。

山田晃子のヴァイオリンによるプロコフィエフ、伸びやかな素直な
音色に惹かれるももう一工夫欲しいような。
「ペトルーシカ」一曲だけで充分 ★★★★★


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