「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

27日 チョン・ミョンフン&東フィル定期


東京フィルハーモニー交響楽団第766回定期
コンサートマスター:荒井英治


1・ブラームス
   ピアノ四重奏曲第1番ト短調OP.25

ピアノ:チョン・ミョンフン
  ヴァイオリン:スヴェトリン・ルセヴ
  ヴィオラ:須田 祥子(東京フィル 首席奏者)
チェロ:ルイジ・ピオヴァーノ

************** intermission *************

2・ブラームス
   ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調OP.102

   ヴァイオリン:スヴェトリン・ルセヴ
   チェロ:ルイジ・ピオヴァーノ


3・ブラームス(シェーンベルク編)
   ピアノ四重奏曲第1番ト短調OP.25(管弦楽版)


 2009/2/27/19:00 サントリーホール 2-C8-29

本日のブラームス尽くしのコンサート実にどの曲目も充実した
演奏でチョンさんと東京フィルのコンビもいよいよ円熟期を
迎えたかのよう。

本日のゲスト、ヴァイオリンのルセヴはフランス国立放送フィルの
コンマス、チェロのピオヴァーノはローマ・サンタ・チェチーリア管
の主席チェロ奏者といずれもチョンさんとの関係が深いオケからの
招聘でヴィオラの須田祥子は東フィルの主席ヴィオラ奏者、各奏者とも
チョンさんのピアノを中心に息の合った四重奏であった。
休憩後の
ドッペル・コンチェルトもヴァイオリン・チェロ双方の美しい音色とバックの
オケが見事な調和を見せた。

圧巻は最後の四重奏曲のシェーンベルク編曲版でチョンさんの指揮の
もと東フィルの演奏はまことにスリリングで各奏者の個人芸も見事だし
超快速テンポでの一糸乱れずのフィナーレには圧倒された。
★★★★★



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