「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

24日 プレトニョフ&趙静&東フィル演奏会


東京フィルハーモニー交響楽団第48回 東京オペラシティ定期シリーズ
コンサートマスター:三浦章広



1・ ラフマニノフ
     交響詩「死の島」


2・カバレフスキー
     チェロ協奏曲第1番 ト短調 op.49
      チェロ:趙 静(チョウ・チン)

アンコール:カサド/無伴奏チェロソナタから第3楽章

**************** intermission ****************

3・グラズノフ
     交響曲第6番 ハ短調 op.58


 2009年9月24日東京オペラシティ・コンサートホール 3-1列


オール・ロシアンプログラムのコンサート
プレトニョフの指揮ですから何やら面白い発見が、と思いきや
どの曲も正攻法での演奏で肩透かしを食らった感じですが大いに
満足のコンサートでした。

東フィルのメンバーは昨日の新国「オテロ」の楽員とは違うメンバー
のようで完璧な演奏とは言い難いが其々の作品を丁寧に且つ面白く
聴かせてくれた、指揮者のプレトニョフとの相性もあるのだろうが。

難関のミュンヘン・コンクールのチェロ部門の覇者チョウ・チンの
独奏によるカバレフスキーのコンチェルトは見事なもので約20分ほどの
曲ですが燃焼度の高い見事な演奏を披露してくれました。
プログラムに彼女の使用楽器は明記されていないが朗々とした響きを
たっぷり聴かせてくれた。

グラズノフのシンフォニーも以前に秋山&東響定期で聴いた記憶があるが
俄然、本日の演奏はスリリングで作品の多様性を再認識することが出来た。
改めてじっくり聴いてみたい作品です。
★★★★☆


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