「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

25日 ホグウッド&N響定期Cプロ


NHK交響楽団第1654回定期公演 Cプログラム
ゲスト・コンサートマスター:ヤーノシュ・セルメチ


1・プロコフィエフ
     古典交響曲 作品25



2・ストラヴィンスキー
      バレエ組曲「プルチネルラ」



************** intermission ******************

3・モーツァルト
      フリーメーソンのための葬送の音楽 K.477



4・ハイドン
      交響曲 第104番 ニ長調 Hob.I-104「ロンドン」



 2009年9月25日NHKホール 2-R11列


作品により12型或いは最大14型の編成での今日のコンサート
すべてノン・ビブラートでの奏法で行われた。
風変わりなのはヴァイオリン同士の対向配置はともかくステージ下手から
1Vn、Va、Vc、2Vn、Dbの配置でこれはどの作品でもプルト数は違え
同様の配置で演奏された。

シンプルながら作品の本質を素直に提示した「古典交響曲」、
次の「プルチネルラ」は出だしのピッチに違和感を感じるも徐々に
作品の面白さが伝わった。ここでは弦セクションのトップのみ単独で
カルテットの布陣で臨んだ。

圧巻は期待していた作品、ハイドン「ロンドン」交響曲で
ティンパニの硬いバチでの音響効果とN響弦楽器群の澄んだ音色の
相乗効果もあり実に引き締まった見事な演奏となった。

モーツァルトのフリーメーソンの作品の演奏は秀演とも思われず休憩後の最初の作品に
演奏された意味が良くわからない。蛇足です。
★★★★☆


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