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「のり2・クラシカ」鑑賞日記
2005年 特選コンサート一覧 その2
<プロコフィエフの夕べ>
1・4つのエチュード 作品2
2・束の間の幻影 作品22
3・ソナタ第7番変ロ長調 作品83
2005.7.1 東京文化会館小ホール 19時開演 D列28番
藤原さんのリサイタル去年の7月にここの小ホールで聴いて以来1年ぶりということになります。
今日は目の醒めるような真っ白なドレスで登場、相変わらず感謝と慈愛に満ちた表情でピアノ(ベーゼンドルファー)に向かいます。
今晩のプロコフィエフ、どれも音の粒が際立って作品の意図がはっきり伝わってきます。いわゆる”何も足さない、何も引かない”と言うことですね。
それと藤原さんの打鍵はまったくごまかしがありません。
今回は1曲目の4つのエチュード、遅れてきた聴衆を曲が終わるたびに入れるものだから扉の開閉音とともに雑音が気になりました。会場の係りの方の配慮不足です、演奏者に気の毒に感じました。
アンコールにショパンの「プレリュード」から18、19、24番だったかな?
藤原さんも最初のアンコールを紹介する時に数字を覚えるのが苦手みたいな話で”何番か忘れましたが聴いてください”との話で会場からも笑いが。そして
最後のアンコール4曲目はプロコフィエフの「トッカータ」これが圧巻でした。
どれも文句のつけようがない素晴らし演奏でした。
★★★★★
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アンドレ・ボレイコ指揮
NHK交響楽団第1546回定期
1・ボリソワ・オラス
沈黙の王国(2003)日本初演
2・モーツァルト
クラリネット協奏曲イ長調K.622
横川晴児(クラリネット)
3・プロコフィエフ
交響曲第5番変ロ長調作品100
2005.7.9.15:00 NHKホール 1-L12-16
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若杉 弘指揮
東京都交響楽団
1・モーツァルト
フルート協奏曲第1番
(FL)高木綾子
2・マーラー
交響曲第5番
2005.7.23 所沢ミューズ・アークホール 15時開演 1階17列22番
12時から開始された公開リハーサルから聴きました。まず高木綾子さんを迎えてのモーツァルトの協奏曲から、高木さん、黒のポロシャツに白のコットンパンツの軽快な服装、都響のメンバーもそれぞれラフな格好です。
フルート協奏曲、全曲とおしての演奏で、本番より自由な躍動感が感じられました。本番ではブルーの細身のドレスで登場、少しお上品な演奏でしたが彼女の腕は達者です。
後半のマーラー5番、リハでは4楽章のアダージョを除いてそれぞれ要所の部分を取り上げての演奏ですがあまり表情付けがあっさりとしたものでしたが本番の演奏は流石、若杉先生、要所をきっちり指示して都響からも伸びやかで力強い響きを引き出しました。金管の炸裂に度肝を抜かされました。ミューズの音響の良さもあるのでしょうが。
若杉さん、決して大向こうを唸らすような指揮でオケをドライヴするタイプではありませんね、正攻法なテンポ、解釈、終わってみればうなずかざるを得ない演奏をする、昔から(ピノキオのあだ名の頃から)決してブレのない指揮者で好きな指揮者の一人です、世評の人気はあまり芳しくないようですけど。。。
昨日の東フィルの10人より今夜の都響の6人のコントラバスのほうが鮮明で活き活きした演奏で大いなる存在感。
編成は14-12-10-8-6 ホルンは7名、ラッパ4、フルート4
★★★★☆
追記:マーラーのアダージョの演奏中(16時半ころ)かなりの地震が発生したのですがホールでの聴衆のざわめきを物ともせず若杉/都響は集中力が途切れることなく演奏を続けました。プロ魂のレベル云々を言ってるのではありません、念のため。 (震度4から5のようでした)
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1・ツェムリンスキー
歌劇「フィレンツェの悲劇」
シモーネ:小森輝彦
ビアンカ:林 正子
グイード:羽山晃生
2・プッチーニ
歌劇「ジャンニ・スキッキ」
ジャンニ・スキッキ:蓮井求道
ラウレッタ:臼木あい
ツィータ:与田朝子
リヌッチオ:水船桂太郎
ゲラルド:塚田裕之
ネッラ:品田昭子
ベッド:筒井修平
シモーネ:大塚博章
マルコ:馬場眞二
チェスカ:池田香織
医者:鹿野由之
公証人:村林徹也
靴屋:山口邦明
染物屋:宮本聡之
ジャンニ・スキッキ(助演)ブォード役):篠木幸寿
公演監督:栗林義信
演出:カロリーネ・グルーバー
照明:大島祐夫
演出助手:三浦安浩
舞台監督:大仁田雅彦
舞台美術:ヘルマン・フォイヒター
衣裳:ヘンリケ・ブロンバー
クリスティアン・アルミンク指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
2005.7.31 新国立劇場オペラ劇場 14時開演 2階4列44番
7月最後のコンサート
新国立劇場で二期会公演「フィレンツェの悲劇」と「ジャンニ・スキッキ」のニ作品を観てきました。
とても素晴らしい公演でした、両方とも。
まずツェムリンスキーの「フィレンツェの悲劇」ですが去年4月に沼尻/日フィル
(R・ルーカス、吉田浩之、栗林朋子)での演奏会形式を聴いて感動、是非とも本格的な舞台公演をと願っていたのですが思いのほか早くに実現しました。
舞台装置は真っ赤なペイントで乱雑に描かれた壁面をバックに世界の名画、例えばムンクの「叫び」などがアトランダムに置かれています。
実はこの舞台装置は休憩後のもう一つのオペラ「ジャンニ・スキッキ」にもどうやら関連付けされるらしいのですが。
3人のキャスト羽山晃生、小森輝彦、林正子、みなさん熱演です、特に一番歌うシーンの多い小森さんのタフさに感心、林さんも数多い官能的なシーンも体当たりで熱演、オケとの独唱では何回か聴いたことがある林さん、オペラで本領発揮する方のように感じました、良かったです。羽山さんも同じく体当たりの熱唱です。
30分の休憩後のプッチーニの完成された最後のオペラ「ジャンニ・スキッキ」言わずと知れた三部作の最後のオペラ(ちなみに本当の最後のオペラは未完に終わった「トゥーランドット」ですが)先の「フィレンツェの悲劇」の生き残りの二人、
小森さん、林さんが死体になってしまった羽山さんを舞台の袖に始末するシーンから始まると言う意外な幕開け、従って舞台装置も同じままで音楽の開始と共に真っ赤な壁面が取り払われその奥にサロン風の舞台装置が現れます。
ただしモンクを始めとした名画はそのままです。
こちらに出演した歌手たちもみなさん、それぞれの役を見事にこなしていました。
やはりタイトル役の蓮井求道さんが安定した歌唱演技で一番の拍手喝采、恋仲の水船、臼井コンビも素晴らしい歌唱でした。
臼井さん、藝大院の修士在学中ですが楽しみな逸材に思います。
最後はカーテンコールに前半の「フィレンツェの悲劇」の3人も再び登場、アルミンクさんともども何回も拍手を受けていました。
女流演出家のグルーバーさん、この二つのオペラを第一幕、第二幕のように共通点を持たせたかったようです。非常に説得力のある舞台装置、美術そして演出であったと感じました。
アルミンク指揮の新日本フィル、見事な演奏でした。
R・シュトラウスを想わせるような官能的な響きのツェムリンスキー、まるで室内楽の音楽のような繊細な響きを醸し出したプッチーニと今日の公演のもう一つの立役者でした。
★★★★☆
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ネルロ・サンティ指揮
PMFオーケストラ
1・ロッシーニ
歌劇「セミラーミゼ」序曲
2・ロッシーニ
歌劇「泥棒かささぎ」序曲
3・ロッシーニ
歌劇「ウイリアム・テル」序曲
4・レスピーギ
交響詩「ローマの噴水」
5・レスピーギ
交響詩「ローマの松」
6・レスピーギ
交響詩「ローマの祭」
2005.8.4 サントリーホール 19時開演 1階20列19番
ほぼ満員の聴衆を迎えての今夜の演奏会、ネルロ・サンティさんと今年のPMFオケのメンバー24カ国・地域から集まった127人の若者が熱い感動を与えてくれました。
最初の曲「セミラーミデ」から厚みには欠けるものの非常に引き締まったサウンドを聴かせます。
2曲目に演奏された「泥棒かささぎ」なんかはそのへんのプロ・オケ顔負けのニュアンスたっぷりの表情と響き。
プログラムが進むたびにオケ、特に弦楽器に艶が増して全体の響きにも厚みが出てきました。
前半最後の「ウィリアム・テル」では早くもアンコールで「スイス軍の行進」がふたたび演奏されました。ホールのあっちこっちからBRAVO!の声。
後半はレスピーギの「ローマ三部作」どれも良かったですが特に「アッピア街道の松」のクレッシェンドへ向かって行くスリルと金管の別働隊が加わるフィナーレは圧巻、さらに今夜の最後の曲に置かれた「ローマの祭」は全4曲すべて聴くものにスリルとサスペンスを与えPMFオケは見事に完璧なまでの演奏で熱狂と興奮を与えてくれました。
十八番にしている今晩のプログラムを引っさげて登場したサンティさん、脱帽です。ロッシーニの序曲集なんかN響との演奏とは違ってコクは無いけどN響との演奏に無いキレとスピード感をこの若いオケから引きだして見事なものです。
曲が終わるたびにサントリーホールのP席側にもメンバーたちを振り向かせ拍手の答礼に応えていたのも珍しい光景です。
16型編成の対向配置、但しDbはVcと同数の10人、プログラム毎に金管と打楽器はメンバーの入れ替えが行われた。
今年のPMFのメンバーは稀に見る腕達者が集まったようです。
ホールには指揮者の若杉弘さんはじめプロのオケ奏者もお見えになっていましたが今晩の演奏を目の中りにしたら特に在京のプロ・オケもうかうか出来ないと感じたのではないだろうか。
★★★★☆
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大植英次指揮
大阪フィルハーモニー交響楽団
1・マーラー
交響曲第3番ニ短調
メゾソプラノ:坂本 朱
コンサートマスター:長原幸太
女声合唱:大阪フィルハーモニー合唱団(岩城拓也)
児童合唱:大阪すみよし少年少女合唱団(松前幸子)
2005.9.8 ザ・シンフォニーホール 19時開演 1階K列34番
つい先ごろ日本人初のバイロイト祝祭劇場で指揮、まさに時の人である大フィル音楽監督、大植英次を迎えての第391回定期演奏会。
満員の聴衆、補助席まで設けられての本日のコンサート。
14型4管編成、Hrn-9,Trp-4人
盛大な拍手のなか大植さんの登場、柔らかなホルンの音色から始まったマーラー3番、かなりゆっくりしたテンポで曲が進行、輪郭のはっきりした演奏でオケへのコントロールも見事。
東京での春に聴いたマーラー6番の演奏でも感じたことだが大植さんは響きの大事さを良く分かっている指揮者ですね、打楽器の配置も的を得てバランスのいい響きだし何より客演コンマスの長原さんが絶妙なヴァイオリン・ソロを奏でました。ただこの日は1番トランペット奏者の不調が目立ちました。4人のラッパの音色も不揃いでこのセクションだけ問題ありでした。
ホルン隊も多少のミスがありましたが良く健闘しました。
特筆すべきはバンダ(舞台裏)で演奏されたポストホルンがいい音色で素晴らしかったです、もちろん終演後、その奏者は盛大な賞賛の拍手を受けていました。
坂本さんの歌唱は申し分なし、間のとりかた、音域も全開で素晴らしい。
合唱は可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。
東京の合唱団ならもっとニュアンス豊かな表情表現をみせます。
いずれにしろ大植さんの新時代になり大阪フィルの音楽が緻密になってきているように感じられた演奏会でした。
惜しむらくは大植さんのフィニシュ時の左手が下りないうちに上手2階から拍手が起きたこと、東京に限らずせっかちな人がいるものです。
ザ・シンフォニーホール ステージとの距離が身近に感じられる設計です、届いた音もデット過ぎず好ましい印象をもちました。
★★★★☆
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ラモン・ガンバ指揮
東京交響楽団
1・ウォルトン
戴冠式行進曲「王冠」
2・エルガー
チェロ協奏曲ホ短調
スティーヴン・イッサーリス(Vc)
3・ホルスト
組曲「惑星」
東響コーラス(女声合唱)指揮:大谷研二
2005.9.17 サントリーホール 18時開演 1階18列
1972年英国生まれの指揮者ラモン・ガンバの東響初登場の今夜の演奏会、初来日とのこと。
1曲目の「王冠」から重厚で輝かしい響きを東響から引き出して素晴らしい出来。
早くも盛大なブラボー!の声がホールのあちらこちらから掛かる、珍しいことです、そのくらいの格調高い演奏でした。
又、イッサーリスを迎えたエルガーではオケから劇的な起伏に富む旋律をも引き出し只者ではないぞと思わせ休憩後のホルスト「惑星」では推進力に満ち溢れる指揮で完全に今夜の聴衆をノック・アウトにしてしまいました。
全身のバネをきかせたパワフルな指揮振りですが、しっかりと足が地に着いた解釈で特に「惑星」では4曲目の木星までインターバルなしで一気呵成に突き進みスリリングでした、終曲7曲目の海王星での女性コーラスは60余名の大人数で舞台裏からピアニッシモとは言えくっきりと存在感を感じさせる演奏で最後の和音はカチッと消えて終わる。
今夜の東響、フルメンバーの出演でHrnのハミルさん、ラッパのマルティ氏すばらしい働き、弦楽器群も含め絶好調の東響サウンドを満喫。
チェロのイッサーリスさん、歌心万点の弾きぶりで、これまた陰影に満ちた演奏で極上のエルガーです。
アンコールにカタロニア民謡/カザルス編「鳥のうた」心に沁みました。
いつまでも拍手とブラボーが鳴り止まない今夜のサントリー定期、東響スタッフ/P・ヤルヴィ、A・ボレイコ、J・ノセダに続き新たに若手の優秀な指揮者を日本に紹介、その目利きを賞賛したい、ガンバ氏次回の再来日が楽しみな逸材です。
★★★★★
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うたシリーズV-2
森鴎外訳オペラ
グルック
オペラ「オルフェウス」
指揮:高関 健
オルフェウス:寺谷千枝子
エウリシヂゲ:佐々木典子
アモオル:山口清子
舞踏群:ナチュラル・ダンス・テアトル
コーラス:東京藝術大学声楽科学生有志(栗山文昭)
管弦楽:東京藝術大学「オルフェウス」記念オーケストラ
舞台美術:宮廻正明
照明:海藤春樹 他
2005.9.19 東京藝術大学 奏楽堂 18:30開演 1階1列
オーケストラ・ピットのすぐ側での鑑賞。
舞台装置はステージいっぱいに3層(3階)構造のセットが組み立てられ総て障子のような模様で登場人物が現れて、消えるたびに開閉される仕組み。
オルフェウスはまず1階部分で登場、次第に黄泉の世界に行きエウリシヂゲと再開するシーンでは2階部分で、3層(3階)では愛の神アモオルがもっぱら登場と、現世と黄泉の世界とを階層で区分した設定か。
合唱団が扮する地獄の悪霊の時は赤鬼に模した帽子をまとい極楽の精霊の時とは明確に区別、照明の工夫もあってわかりやすい。
寺谷さんの安定した歌唱のメゾ・ソプラノ、佐々木さんの艶やかなソプラノそして天上から降りそそいだ山口さんの張りのあるソプラノ、主役の3人の健闘もあって見応えのあるオペラに仕上がりました。
高関さんの指揮も間合いを考えながらテンポ感を感じさせるそつのない指揮振りで、学生たちの混声合唱、9名の舞踏団も健闘したといえるでしょう。
本上演は森鴎外の原語訳で歌われたのが特徴で現代口語訳と違いやわらかな言語表現がドイツ原語での歌唱とそれほど違和感もなく耳に自然に届いたのが不思議な感覚でした。
3人の主役達がカーテンコールを受けた後に,やおら天井から白い幕が降ろされしかしオケの軽快な音楽が流れるなか、何やら白い幕が人物の顔になってきます、天井にいる何人かが「じょうご」で液体を流し続けていたのが後から判明するのですが。最後ははっきりとその人物が「森鴎外」の人物画であることがわかります。
なかなかサプライズな仕掛けが施されていました。
★★★★☆
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ズビン・メータ指揮
バイエルン州立歌劇場管弦楽団、合唱団、バレエ団
ワーグナー
歌劇「タンホイザー」全3幕
領主ヘルマン:ハンス=ペーター・ケーニッヒ
タンホイザー:ロバート・ギャンビル
ヴォルフラム:サイモン・キーンリサイド
ヴァルター:ウルリッヒ・レス
ビッテロルフ:トム・フォックス
ハインリッヒ:ケネス・ロベルソン
ラインマル:スティーヴン・ヒュームズ
エリーザベト:アドリアンヌ・ビエチョンカ
ヴェーヌス:ワルトラウト・マイヤー
羊飼い:テルツァー少年合唱団
4人の小姓:TOKYO FM少年合唱団
他
演出:デヴィッド・オールデン
舞台美術:ロニ・トレン
衣装:ブキ・シフ
振付:ヴィヴィアン・ニューポート
照明:パット・コリンズ
合唱監督:アンドレス・マスペロ
2005.10.1 東京文化会館 15時開演 5階R2列9番
ミュンヘン・オペラ ズビン・メータ指揮バイエルン州立歌劇場のワーグナー歌劇「タンホイザー」全3幕を聴いた。
上野東京文化会館15時開演、ホール入口には”チケット求む!”のカードを掲げた人が10人ほど、成る程ホールは沢山の聴衆で埋め尽くされ空席が見当たりません。開演直前には小泉総理が1階中央の席に!。
開演時間の予定時刻から10分遅れて開幕、いやー!感動しました~。
デヴィッド・オールデンの演出、最近流行の奇をてらうほどの過激なものではなく楽しめました、装置は現代風、衣装は大人しい感じ。
Z・メータ指揮のバイエルン歌劇場オケはアンサンブルに多少の粗さはあるものの重心の低い渋めの音色で迫力を感じさせ作品に非常にマッチした演奏。メータさん正攻法の解釈、安心して舞台に集中できました。
さて歌手たち、やはりヴェーヌス役のワルトラウト・マイヤーが出色の出来でホールの隅々まで良く通る深みを感じさせる歌唱、演技を含め貫禄充分。
タンホイザー役のロバート・ギャンビルは後半第3幕で少し息切れ、しかしヴォルフラム役サイモン・キーンリサイドは動きの多いシーンもあるのに安定した美声、領主役のH=ペーター・ケーニッヒも凄みのあるバスを聴かせました。
エリーザベト役のアドリアンヌ・ピエチョンカも演技はともかく歌はよかったです。驚いたのはバイエルン歌劇場の合唱団、弱音から次第にクレッシェンドしてくる強音まで見事なハーモニーで演技共々素晴らしい。
昔、中学生時代H・ホルライザー/バイロイト祝祭劇場管の演奏でEP盤レコード(わかる人いるかな~)での大行進曲、巡礼の合唱の2曲がそもそも「タンホイザー」との初めての出会い、この二つのシーンでは、やはり”うるるん”きました(笑)
終演後の何回ものカーテンコール、何と舞台に指揮のメータさんのみならずオケのメンバーも全員上がって聴衆からの熱烈な声援拍手を受けていました。19時45分ころ会場を後にしました。
★★★★★
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ロリン・マゼール指揮
トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団
1・ベートーヴェン
序曲「レオノーレ」第1番
2・ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第3番
上原彩子(Pf)
3・ベートーヴェン
交響曲第3番「英雄」
2005.10.24 サントリーホール 19時開演 2階C12列26番
21日に続きマゼール/トスカニーニ・フィルを聴く。
前回はガラコンサートと言うことでオケそのものの判断は出来かねたのですが今夜の演奏を聴いて彼らの力量がはっきり確認できたように思います。
オケ編成はさらに増強され何と18型(18-16-14-12-10)ですがしかし見事なアンサンブルでした。(東フィルのそれとは段違いの精緻な響き)
フィデリオ序曲から意志の明確な力強いアンサンブル、各楽器の声部がくっきり浮かび上がりまさに小気味の良い演奏、マゼールの薫陶ぶりが効いてますね。
上原さん、初のベートーヴェン協奏曲第3番,今夜の一番の期待を持って聴いたのですが、やや期待はずれに終わりました。技術的には殆ど問題はなかったように感じましたが(オケとのテンポのずれは多々ありましたが)おとなしい表現で終わってしまいチャイコフスキ1番のような自己表現の切れ味が不足、少し退屈になりました。
ベートーヴェンなら4番か5番から始めてくれた方が彼女の持ち味が生かせたように思います。
アンコールにチャイコフスキー:「四季」より10月
休憩後の第3番、マゼールさん、してやったりの会心の演奏でしょう。
微妙にテンポを変えながら雄渾な「英雄」を披露してくれました。
ここでもオケ特に弦楽器の各声部が鮮やかに浮かび上がり見事。少し第2Vnが強調されたきらいはあるけれど、そこへ木管や金管(特にホルンのハーモニーが絶妙)がなんとも云えない響きで重なり素晴らしい。
それと音のコントラストをマゼールさん見事に対比させて実に陰影に富んだ演奏。スカラ・フィルは別格としてもミラノのジュゼッペ・ヴェルディと並び素晴らしいオーケストラの誕生を喜びたい。
大昔のイタリアは飛びぬけたオケがなくて、せいぜいトリノの放送オケかサンタ・チェチーリア位でしたから(座付のオケは別にして)。
アンコールにヴェルディ「ルイザミラー」序曲
終わったとたん大喝采、楽員の足踏みの歓声にホールの聴衆も手拍子で合わせてマゼール氏に歓声を贈るシーンが2度も。
★★★★★
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チョン・ミョンフン指揮
東京フィルハーモニー交響楽団
1・チャイコフスキー
ヴァイオリン協奏曲
庄司紗矢香(Vn)
2・ショスタコーヴィチ
交響曲第5番「革命」
2005.11.18 サントリーホール 19時開演 2階C8列29番
今晩のチョン・ミョンフン/東フィルの演奏会、まづは庄司さんのチャイコフスキーの協奏曲、いままでの素直な表現から更に一歩踏み出した彼女の著しい成長ぶりが垣間見られた演奏でした。技術的なことは全く問題はないのですが弾きふりに艶やかさが加わりテンポ設定も大胆に自己表現、ミョンフン/東フィルの面々も素晴らしい反応でバックアップしました。近年稀に見る大胆不敵なチャイコンを堪能。
ショスタコーヴィチ第5番シンフォニー、去年のオペラシティでの演奏以来の再演になりますが確実に進化したダイナミックレンジに満ちた素晴らしい演奏でした。
このところの東フィル、クリアーな響きで快調です特に弦は。昨日の新日フィルとの違いが明白でした。
3,4楽章の後半部がお見事、ダイナミックさとニュアンス豊かなテンポ音色設定、
最後の例のコーダの統一も素晴らしい、何よりもミョンフンさんの仕掛けどおりに東フィル、ダイナミックレンジに満ちた多彩な表現を示す。
細かなミスも散見されたが全く問題ではありません。
この5番、前回は賛否両論の批評だったそうですが今夜の演奏に不満があるなら何をどのように聴けばいいのだろう。
★★★★★
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サイモン・ラトル指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1・ドビュッシー
牧神の午後への前奏曲
2・アデス
アサイラ
3・R・シュトラウス
交響詩「英雄の生涯」OP.40
2005.11.21 サントリーホール 19時開演 2階C11列18番
牧神、FLはA・ブラウさんのソロと脇は女性フルーティスト ベルリンの均一な響きの弦と相俟って上々の出だし。
アデスのアサイラは4楽章構成で30分弱の曲。1楽章はガムラン音楽風、打楽器が活躍、2楽章はメランコリックな曲調、3楽章は春の祭典、第二部のリズムに酷似、なかなかダイナミズム溢れる一品。
ちなみにこの曲ラトル/バーミンガム市響の為に書かれたもので勿論彼らが97年10月に世界初演。
さて20分の休憩後の「英雄の生涯」この一曲を聴くために足を運んだ演奏会、冒頭の低弦にかぶさるS・ドール率いるホルン群の音程とやや強すぎる響きに違和感を覚えたがその後は流石にベルリンの名手たちの妙技に酔いしれた。
ラトルさんの指揮、決してオケを煽り立てることもなく響きの均等と言うかなめらかな曲の運びと強弱のニュアンスに特に重点を置いてたように感じる。
さすがに完成された演奏で70年代のカラヤン指揮の来日公演でのゴージャスなサウンドでの圧倒的な有無を言わせぬしかしながら感銘も深かった演奏とは一味違うR・シュトラウスの第六部におよぶ自画像をより明確に示していたように思う。
尚、1/2Vnとも後ろのプルトに至るまでまるで巌のような統一した音色を聴かせたが何故か弦のVaとCbだけはあまり私の席までは音が届かず、全体の音のバランスを感じるには申し分ない席だと思うのですが、1階中央あたりでは又別の響きバランスを感じたであろう事は言うまでもないですが。
しかしながらこの2階後列席までしっかり届くベルリン・フィルの音の威力は並みの音量ではありません。
日本のオケではここまでの威力パワーは聴こえてきませんね、残念ながら。
本日の編成16型、英雄の生涯ではホルンは8名のフルメンバーで1群はS・ドールが率いる4人。2群がR・ハボラク率いる4人(ホルン唯一の女性サラさんはこちらに)
今夜のコンマスは安永徹さん、ヴィオラの清水直子さんは2プルト表で演奏していました。
安永さんの素晴らしく説得力のある、とても語り口の上手いヴァイオリン・ソロも特筆ものです。朗々とした響きが2階奥の席までしっかり飛び込んできました。
アンコールにラトルさんの日本語での曲目紹介、ドヴォルザークのスラヴ舞曲46-8アンコールでもしっかりきっちり奏するこのオケやはり地力が違うのでしょうね。
疲れや気の緩みが感じられません。素晴らしいことです。
今宵はフルートのパユさんを除いて豪華フルメンバー出演でした。
★★★★★
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マリス・ヤンソンス指揮
バイエルン放送交響楽団
1・ワーグナー
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
2・プロコフィエフ
ヴァイオリン協奏曲第1番
五嶋みどり(Vn)
3.ベートーヴェン
交響曲第7番イ長調
2005.11.26 NHKホール 19時開演 2階C14列26番
あの広大なNHKホールが満員の入りでヤンソンス及びバイエルン放送響への期待が窺えた今夜の演奏会、その期待に違わぬ素晴らしい演奏会でした。
最初のワーグナーは均整の取れた響きとリズム、五嶋みどりさんを独奏に迎えたプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲はみどりさんの見かけのダイナミックな奏法とうらはらに実に精緻な響きを醸し出し見事な演奏、円熟した堂々のステージ。
アンコールにバッハの無伴奏第2番から第3曲、弱音を美しく聴かせた。
後半のベートーヴェン、このリズムの権化のような曲をヤンソンスさんオケを決して煽り立てるようなことをせず自在な彼のリズム感にオケもリアルに反応して何とも新鮮なベト7であった。
またオケの音色もしっとりしたものでバランスの良い響きである。
決して個々の奏者に卓越した奏者がいるわけではないが響きの統一性に秀でた特質があるように感じた。
アンコールは2曲
ハンガリー舞曲第6番とファランドール ヤンソンスさん踊るような指揮姿、
大喝采で幕を閉じた。
編成は16型、プロコフィエフのみ12型、楽器配置はラッパが中央、ホルンは上手側でテンパニは下手奥の珍しい配置であった。
★★★★★
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マリス・ヤンソンス指揮
バイエルン放送交響楽団
1・ワーグナー
楽劇「トリスタンとイゾルデ」より
前奏曲と愛の死
2・ストラヴィンスキー
バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
3・ショスタコーヴィチ
交響曲第5番
2005.11.28 サントリーホール 19時開演 2階LA2列13番
本日は舞台下手側の席で聴く。従ってオケ全体のバランス等はよくわかりませんが座席から右手前方に指揮者のヤンソンスさんが良く見えて興味深い演奏会でした。
ワーグナー 弦の弱音が飛びっきりの美しさ、ホルンも柔らかなピアニッシモの音色、深くえぐるような解釈と言うよりオケの響きを楽しんだ。
火の鳥1919年版、バイエルンの機能性に富んだコントロールの見事さ、そして後半のタコ5番、全曲をとおして推進力のある見事な曲の運びでヤンソンスさんの指揮絶妙なメリハリ強弱の音色の使い分けの指示、躍動するテンポのリズム感など見事と言うほかはない。
3楽章の極限までの弱音の透明な音色、オケも立派に応えました。
終楽章のラストはそれまでの緊張感を解放すかのすさまじい重量級のフィナーレで曲の幕を閉じる。
ひとつだけ注文、打楽器奏者の一人、木琴や小太鼓、ドラと大忙しでしたが
リズム感が一定せず不安定なのが気になった。
バイエルン放送響、ベルリン・フィルほどの研ぎ澄まされたコントロール、自在さはないけれど独特の懐かしさにも似た響きを感じます、上手く表現できないのがもどかしいけど。クーベリック時代の響きと言ったらいいのだろうか。
アンコールにソルヴェイグの歌(グリーグ)と26日と同じく最後はビゼーの
ファランドール
ヤンソンスさん、今夜も楽員が去ったあとに再びステージに登場、盛んな拍手を受けていました。
★★★★★
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秋山和慶指揮
東京交響楽団
1・コープランド
交響曲第3番
2・サイ
ピアノ協奏曲第3番<アナトリアの静寂>
3・ガーシュウィン
ラプソディ・イン・ブルー
ファジル・サイ(Pf)
2005.12.3 サントリーホール 18時開演 1階18列28番
ファジル・サイ、プログラムにもう1つの才能と題された今夜の東響定期演奏会、実に音楽を聴く楽しみを存分に味わうことが出来た満足のひと時でした。
もう1つの才能、まさしくサイの作曲或いは編曲の妙を再発見できた演奏会(前回の東響との共演でも彼のユニークな才能には驚きましたが)
自作の<アナトリアの静寂>でも民族色豊かな音楽が展開、ピアノの弦を押さえながらの打鍵で紡ぎだされるまるでハンガリーのツインバロンのような響き、または民族打楽器のような響きを奏でるなどトルコの東洋的なメロディ、リズムが満載で興味深く聴いた。
極め付きはガーシュインで秋山/東響のメンバーも雰囲気豊かにサイの自由闊達なリズムにのりのりの伴奏をつける。
ジャズ的な楽しい演奏、あくまでもサイ編曲のラプソディ・イン・ブルーといったところか。しかしながら濃密で極彩色のイン・ブルーで素晴らしい演奏です。
アンコールにサイ編曲サマータイム、ベートーヴェンのソナタ17番「テンペスト」から終楽章、殆どノーペダルでレガートいっぱいの不思議なベートーヴェン、しかし面白く聴けた。
前半に演奏されたコープランド作品、いかにも彼らしいジャズ風な洒脱さを織り込んだ楽しい作品、良く耳にする彼の作品「市民のためのファンファーレ」が奏されて大迫力のなか曲が閉じられた。40分を超える曲ですがスペシャリスト秋山指揮する東響の特にブラス群の大迫力に支えられこれも素晴らしい名演奏でした。東響管楽器セクションはフルメンバーの勢ぞろい。
★★★★★
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ヘンデル
「ジュリアス・シーザー」
エジプトのジュリオ・チェーザレ
ジュリアス・シーザー:山下牧子
コルネリア:橘 今日子
セスト:日比野 幸
クーリオ:栗原 剛
クレオパトラ:文屋小百合
プトレマイオス:中村裕美
アキッラ:萩原 潤
ニレーノ:今井典子
演出,字幕:平尾力哉
舞台美術、プレジェクション:小林優仁
衣裳:渡辺園子
照明:中山安孝
舞台監督:大澤 裕、その他大勢のみなさん
鈴木雅明指揮
バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)
2005.10.15 北とぴあ・さくらホール 17時開演 2階E列20番
座席は2階中央の4列目で非常に見通しの良いポジションでした。
このホールへは初めてですがさほど大きなホールではないので視野聴覚ともに満足できました。
舞台の装置は舞台3面にスクリーンが設置され場面転換に応じてフィルムが投影され何故か古代ローマと現代ニューヨーク(自由の女神がシンボライズ)が交互に映し出される、又、衣裳も古代ローマ時代のそれとは違い現代風でジュリアス・シーザーは白のミリタリー調、側に仕える臣下も現代のSP並みの服装、唯一クレオパトラが真っ赤な裾を引きずったロングドレスで男達を手玉にとる絶世の美女の趣き。(侍女たちは薄衣のドレス風)
さながら生では観たことはないけど「宝塚歌劇場」に居るような錯覚を覚えた。
二期会若手の歌手達はそれぞれ役目を充分に果たしたように思う。
特にシーザー役の山下さん、クレオパトラ役の文屋さんがお見事、数少ない男性の中ではアキッラ役の萩原さんが良く通る輝かしいバリトンで魅了。
鈴木雅明指揮バッハ・コレギウムも集中が途切れることなく素晴らしいアンサンブルで大いに貢献(時々場面に応じてVnやHrnが舞台上で演奏)
3時間を超えるこの日の演目でしたが時の経つのも忘れるほどの素晴らしさであった。
★★★★★
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ジャン・フルネ指揮
東京都交響楽団
1・ベルリオーズ
序曲「ローマの謝肉祭」
2・モーツァルト
ピアノ協奏曲第24番ハ短調
伊藤 恵(ピアノ)
3・ブラームス
交響曲第2番二長調
2005.12.21 東京文化会館大ホール 19時開演 1階17列12番
92歳の現役最高齢の指揮者ジャン・フルネの最後の演奏会
満員の聴衆を集めての今夜の演奏会、昔から思い入れのある指揮者なので演奏を聴きながら感無量の想い。
さすがにこのお年ですからタクトをふりおろすのももどかしく感じるテンポで最初の「ローマ」も伊藤さんをソロに迎えてのモーツァルトもオケも合せにぎりぎりのテンポではなかったろうか、伊藤恵さんも老巨匠を慈しむような眼差し。
さすがに後半のブラームス3楽章あたりからフルネさんのタクトにも熱がこもってそれまでの宙を泳ぐような棒さばきとは違いオケを激しく追い込むようなシーンも。
演奏の中身よりも無事に曲を終えた安堵感とフルネさんの波乱の人生(収容所生活など)を経ての指揮者生活のピリオドに立ち会えたことに感謝したい。
楽員たちが去ったあともフルネさん、何度も何度も声援に送られてのステージ登場、フルネ夫人も(1曲目のローマではコールアングレのソロを吹かれた)一緒に
聴衆から労いと感謝の拍手を受ける。
★★★★★
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fine ・♪
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