楓子日記０４年３月No.3NEW!
２００４年 ３月No3
□３月１１日（木）
ＡＭ０：４５
（パパメモより）
・トイレ おしっこ(小)×１ →トイレにしてたー!!わぁい♪
ＡＭ１：４０
・呼吸計り忘れ。でもだいぶ良い。
・薬(大)１/４ １回うまくいきかけたけど、出てきた。
２回目で成功。吐き戻しなし。
(小)１/４ (大)の２回目であわあわが出てきたので、薬を
そのまま与えず、アイムスキトンに埋め込んで、
丸めて入れてみたが、ペッされた。
２回試してダメだったので、口も開いてたし、
ストップ。ケージに戻した。
寝そべって、口開けて呼吸。中くらいの開け方。
ＡＭ１：５０
（パパメモより）
☆煮干し粉末に混ぜて、砕いた薬(小)１/４を与えてみる。
寝そべっている口元にお皿を近づけても興味なしだったが、
座り直した時に近付けたら、舐め始めた。
でも、鼻息で、粉末が飛んじゃう。
３口舐めて、カミカミしたけど、薬は殆んど入ってない。
諦める。正攻法で再チャレンジすることに。
・呼吸数 ４８回／分
・薬(小)１/４ ケージから出す時の拒否で、負担がかかる
のがツライ。
一発ＯＫ!!吐き戻しなし。
それほどあわあわは出なかった。
口の開きは中くらい。ケージに戻す。
→ほんの少し、口を開けて、舌がチロッと見える。
箱のへりに顔を突き出した姿勢。
（編注）この頃はこの姿勢が多くなっていた。
１番呼吸が楽な姿勢だったのだと思う。
ＡＭ２：０５
（パパメモより）
・口閉じてた。
・お水をケージ内のごはん板の部分のすみっこに置いておく。
脱水になったら困るから。
～今日のトイレ～
・おしっこ (大)×４(中)×１(小)×５ 計１０回
・便 なし
～今日のごはん～
・自発 ニュートロナチュラルチョイスコンプキトン ２粒弱
・強制 アイムスキトン１粒
～今日のスケジュール～（明日の予定）
・(大)をまず与えて、無理させずにケージに戻し、呼吸を安定
させる。３０分くらいは休ませてから、(小)をトライする。
・強制給餌はお休みする。ウェットを与えて様子見ても良い
かもしれないけど、呼吸良ければの話。
トイレでおしっこ出来るなら、ケージ内にドライフードを
置いてみる。水は出しておきたい。
ＡＭ７：１０
（パパメモより）
・トイレ おしっこ(中)×１ →トイレにしてた
・呼吸数 ４４回／分
・ごはん板のところに、ごはん皿置いてみた。
◎今日のお昼過ぎに、ＮＥＷごはん届く予定。
ＡＭ８：４０
・呼吸数 ５２回／分
・薬(大)１/４ 一発ＯＫ、吐き戻しなし
唾液を出して、首をブンブン振ったけど、
薬は出てこなかった。
その後少し口を開けて呼吸始めた。
予定通り３０分休ませる。
がんばって、楓ちゃん。
ＡＭ９：００頃
・新しいごはんが届く。
ＡＭ９：３０
・呼吸数 ４４回／分 （口閉じて、落ち着いている）
・薬(小)１/４ 入れる前から首を振った。なだめて、入れる。
一発成功、吐き戻しなし。
薬が入ってしばらくして、唾液をたくさん
出し、首を振って飛ばしたが、薬は出ず。
口も少し開いたので、ケージに戻した。
ケージから出す時から戻る時まで、鼻息が
スピースピーと音を立てていた。少しつまって
いるのかしらん。
今思ったけど、今鼻炎にでもなったら大変。
きっと体力がかなり落ちてて弱っているだろうし、
他の病気にならないようにしないといけない。
薬を１粒ずつ入れて、間に休ませるやり方、
良いかも知れない。ケージと机との行き帰り
が体力使うけど、続けてやって無理させるよりは
マシかと思われる。
ＡＭ１０：３０
・楓子さんを見に行ったら、丁度トイレに足をかけて立っていた。
すぐベッドに戻って、寝そべり、少しハァハァ。目が少し
すわっていたから、つらいんだと思う。口は開いていなかった。
がんばれ。おだやかにね。
→砂トイレにトイレしてたけど、そっとしておきたいので
ちょっと様子見る。
ＡＭ１１：３５
・地震 （震度３以下･･･多分２くらい）
すぐに楓子の様子を見に行く。
楓子は地震にあまり気付いていないようで、変わらず速い呼吸
でがんばっていた。
ＰＭ１：０５
・呼吸数 ４０～４４回／分
時々深呼吸みたいに深く吸う。つらそう。
ＰＭ２：５０
・トイレ おしっこ(大)×１ →砂トイレにて
しばらく見守っていたら、元気だった頃を思い出してとても
悲しくなり、ポロポロ泣いた。
胸から下腹にかけて大きくふくらむ呼吸で、全身が呼吸する
度に上下する。
どの姿勢をとってもつらいみたいで、時々姿勢を変えた。
目に力が無い･･･というより、少し焦点が合っていないように
見える。ロンパってるみたい。黒目が左右に少し離れてる。
ママが静かに音を立てず涙を流していたら、ふと楓子が振り
返った。じっと見つめてくる。でも楓子の心が読めなくて、
何が言いたいのか分からない。じっと見つめては目を反らして
横を見、またじっと見つめる。
多分疲れ果ててるのだと思う。すごくだるそうだし、つらそう。
眠っているところをもう何日も見てないし、ごはんも食べて
ない。少し眠そう。
「つらかったら行っていいからね」と伝えた。
楓子は本当にがんばりやさん。楓ちゃんの可愛い小さな心臓は
もうこんなにボロボロなのに、それでも生きてくれている。
すごい。
体力はいつまでもつかな？
次、注射出来る血管はあと何箇所残ってるのかな？
強制給餌が出来なくて、自力でも食べない日がこれから
続くのであれば、いつまで楓ちゃんの体はもつのだろ？
このまま少しずつ弱っていってしまうような気がして、
それを見るのがつらいです。
楓ちゃんの今の望みが知りたいよ。
何をして欲しいのかな。
楓ちゃんがんばれがんばれ。ママもパパもずっとそばに居るよ。
つらいの嫌だね、ごめんね。
ＰＭ３：４５
・呼吸数 ４４～５０回／分
・薬(大)１/４ ケージから出す時、足の力が弱かった。
ゆっくり出した。
薬は２回目で成功。
唾液はたくさんは出なかった。１回あわを
飛ばしたけど、薬は出ず。
口を少し開けたので、すぐケージに戻す。
ゆっくり座り込んだ楓子は、目がうつろに
なって、口は少し開けて、何度も後足を
もぞもぞとして座り直していた。（寝なおし？）
→腕立て伏せから腕を折った姿勢へ。
何だか離れたくなくて、１５分近くそばで
励ました。「がんばってね」とか「ん？」とか
声を出すと、苦しいのにいちいちシッポで
お返事してくれる。
こんな状態になってもなお、いつか楓子が
お空に帰ってしまうという現実が信じられない。
やっぱり行っちゃ嫌だよ、と思った。
ＰＭ４：００
・口を閉じた。呼吸も少し良くなったと思う。
呼吸数がどんどん少なくなると、喜ぶべきなのに今回は恐くなった。
このまま呼吸が止まるんじゃないかと思って。
ＰＭ５：００
・呼吸数 ５２回／分
・薬(小)１/４ 一発ＯＫ、吐き戻しなし。
飲み込む前から舌を覗かせて、ハァハァが始まる。
その後ごくんとのどを鳴らした。ケージに戻す。
口を少し開けてしばらく座ってから、やっと足を
折った･･･と思いきや、前足をトイレのふちにかける
体勢に。呼吸も悪かった。
見かねて、ママが両前足を外してやり、楓子はやっと
腕立て伏せの状態に。
ＰＭ５：４５
・呼吸数 ４８回／分 （口閉じてた）
ＰＭ６：１５
（パパメモより）
・呼吸数 ４８回／分
横になってたのが、呼吸数計る時に座り直した。
腕折って寝てた。
・トイレ おしっこ(中)×１ →大きめ、砂トイレに。
ＰＭ８：３０
（パパメモより）
・呼吸数 ４８回／分 （腕折って寝てる。眠そう）
・薬(緑)１/１ 机に上げた時点で薄く口を開けてた。
一発ＯＫ、吐き戻しなし。喉の奥が見えた。
いつもより唾液少なめ。
すぐケージ戻した。あわあわは出ない。
さっきより早く、座ってる姿勢
→腕立て伏せの姿勢→腕を折って横になってくれた。
・呼吸数（後） ６４回／分 （ちょこっと舌が見えてる）
ＰＭ９：０５
・呼吸数 ４８回／分
両前足の先に顔を乗せて、「うっちん」していた。
おメメがキラキラキレイ。
少し呼吸も良く見える。→回数多いけど。
調子が良いから体の力が抜けてホッと体を横たえているような
印象を持った。
それにしても、楓子は美人さんだ。
（編注）「うっちん」とは、身も心もほっと何かにあずける
行為を差す。方言なのか分からないけど私の母が使う言葉。
ノートにはおメメぱっちりのへんてこな楓子のイラストが
描かれてあります。
ＰＭ１０：４５
（パパメモより）
・呼吸数 ４８回／分 （腕折って寝てる）
もしかしたら眠ってたかも？って思う程、目がトロ～ンと
してる。
・薬(大)１/４ 一発ＯＫ！パパに、投薬の神が降臨してる。
吐き戻しなし。唾液まったくあふれず。
唾液がすごく出るのは緊張してるから、と
昨日先生が言ってた。裏を返せば、今はあまり
ストレスがかかってないということかしらん？
口は半開きで、舌を覗かせてたのでケージに
戻す。
（２～３分後）
・呼吸数 ６４回／分 （もう口は閉じてた♪）
投薬後、８０回／分とかに上がらないのは嬉しいな。
６４回でも速いけどね･･･。
ＰＭ１１：１５
（パパメモより）
・呼吸数 ４８回／分
・薬(小)１/４ 一発ＯＫ!!神よ、アリガトウ!!!
このまま、パパに舞い降りてておくれ♪
吐き戻しなし。
ケージに戻すと、すぐに腕を折って横になった。
・呼吸数 ６８回／分 （直後、口を小さく開けてる）
☆パパが、今日の２回の投薬で気をつけてやったこと。
今までは、楓子の頭・口に手をかける時、左手の位置が
・親指 →口の右端（向かって左端）
・人差し指 →左側頭部（後頭部寄り、向かって右側頭部）
・小指 →左後頭部～首の左（向かって右後頭部～首の右）
になってた。それを試しに、一部変えてみた。
・薬指→左後頭部～首の左（向かって右後頭部～首の右）
・小指→右後頭部～首の右（向かって左後頭部～首の左）
（編注：薬指と小指で首を挟むようにして固定させると、
首や顔が動かない）
という風に。
拒否の激しさは、楓子の状態にも依るので一概には言えない
けど、新バージョンの手のかけ方だと、楓子の首が、今まで
よりしっかり固定できてる気がする。
今までは首の右側は、腕でなんとか抑えていたのに対し、
きっちり、首の両側に指が入る形になるから。
パパの手の大きさだと、これが可能だけどママの手だと
どうだろう？上手くいくかな？
もし可能なら試す価値は大アリな気がする。
ＰＭ１１：４５
（パパメモより）
様子を見たら、丸くなって寝てた。
んー、とママが言ったら尻尾パタパタお返事。
□３月１２日（金）
ＡＭ１：１０
（パパメモより）
・トイレ おしっこ(中)×１ →砂トイレ
(小)×１ →ペットシーツ
便 なし
トイレでおしっこしたあと、板のところに移動したので、
この機会に下のヒーターを取り外すことに。
フカフカゴロゴロするから寝心地悪そうだったので。
→移動させたら、呼吸が速くなった。薄く口を開けてる。
その後トイレ掃除をしたら、その隙にトイレスペースに
移動して寝そべった。
トイレを戻すので再度毛布＆ペットシーツの方へ楓子を戻す。
促したら自分から移ってくれた。腕立て伏せの姿勢。
・呼吸数 ５２回／分
・ごはん ニュートロナチュラルチョイスコンプキトン
昨夜出した６０粒のうち２６粒残ってた。
→３４粒食べた。
→６０粒にして出しておく
～今日のトイレ～
・おしっこ (大)×１(中)×３(小)×１ 計５回
・便 なし
～今日のごはん～
・強制 なし
・自発 ニュートロナチュラルチョイスコンプキトン ３４粒
～今日のスケジュール～（明日の予定）
強制給餌はお休み。自発で食べてるし。
呼吸安定してきたらウェットをすすめてみる。
ＡＭ１：３５
・呼吸数 ４０回／分 （丸くなってた。コンパクト楓子）
寒いのかな。
→温度設定１つ上げる。
ＡＭ７：３０ ３０分ズレた。いや～眠かった！
・呼吸数 ５２回／分 （箱座り）
・薬(大)１/４ 一発ＯＫ！昨夜のパパの新技法に挑戦！
ちょっとやはりママの手はパパより小さいの
かなと思ったけど、なるほどきっちり楓子の
頭が手の中に納まる。しっかり支えられる分、
楓子も逆に楽なんじゃないかな。
ヒュッと薬が入って、楓子に隙を与えない感じ。
かといって押さえ込んでいる感覚はなかった。
しばらくこれでやってみて、楓子の様子を見て
見てみよう。
吐き戻しなし。少し唾液を飛ばしたけど、前
ほどではない。元気がなくなっているのじゃ
なきゃいいけど。
→ケージに戻して、トイレを出すと、トイレ
スペースに横になった。今動かすのはキツイ
だろうからと、３０分そのままそばでついて
いてあげた。ママの口からまたデタラメな
うっちゃんＬＯＶＥな歌がこぼれ落ちる。
♪うっちゃんたぁんはいいこちゃん
えらいこちゃぁんでかわいこちゃん
かわいこちゃぁんでいいこちゃん♪
楓子さんの据わっていた目が段々落ち着いてきて、
眠そうな目になっていた。
口はすぐ閉じたので、昨夜から少しずつ良く
なっている気がする。
・トイレ おしっこ (中)×１
便 (小)×１(極小)×２
ＡＭ８：００
・呼吸数 ４８回／分
ケージから出そうと入口のビニールシートをペロンとめくったら、
逃げてベッドのところへ行った。落ち着いて横になっちゃった
ので、申し訳ない･･･。
・薬(小)１/４ 一発ＯＫ！パパ新技法。
あまりにあっけなくヒュッと入ったので、楓子
もちょっとビックリして、口が少し開いた。
ケージに戻す。
→口はすぐ閉じた。横になってちょこっとの間
尻尾パタンパタンしたけど、それもすぐ止んだ。
・ごはん ニュートロナチュラルチョイスコンプキトン
２７粒残ってた→３３粒食べていた♪
→継ぎ足して６０粒にしておく
・照明 昨日は心配だったので、すぐ様子を見れるようにずっと
つけていたけど、今日は少し良さそうなので消して、
間接照明と豆電気のみにした。
寝れるといいね、うったん。
ＡＭ１０：００
何やらごはんを食べようとしている模様。そっとしておく。
ＡＭ１１：４５
・トイレ おしっこ (中)×１ →砂トイレ
便なし
・楓子がんばっている。必死さがわかる。
がんばれ楓ちゃん。
ＰＭ４：００
・呼吸数計り忘れ
・薬(大)１/４ 一発ＯＫ！やっぱりパパ新技法イイ！
(小)１/４ それで、楓子の口も閉じていたし、１回だけ
チャレンジしようと試みて、失敗。
やっぱりちょっと焦ってしまって手元が狂った。
ごめん、パパ、楓子。
やっぱり焦りは禁物です。
・トイレ おしっこ (中)×１ →砂トイレ
便 なし
♪３０分、楓子の首元を撫でたり、添い寝してウトウトしたりした。
→トイレ出したら、トイレスペースに寝そべって、顔を床に
つけた。前足の先につけるようにして。
ＰＭ４：３５
・呼吸数 ５２～５６回／分
・薬(小)１/４ そろそろと思って薬ケースから錠剤を出したら、
その音で楓子反応。逃げるように首を少し下に
して、そろそろとトイレスペースからベッドへ
移動。せっかく動いたしと、楓子をケージから
出して、顔を見てみる。
目がパッチリ開いていて、これはいけそう。
一発ＯＫ、吐き戻しなし。
まだいけそうと思ってしまうけど、二の舞は嫌
だったので、グッと堪えてケージに戻した。
（戻そうとして、手が滑ってリモコンを床に
落下させてしまった。びっくりしてた。
楓子ゴメン）
（↓編注：ケージの入口ドア部のビニールシート
をめくりあげておく時にリモコンを重石に
使用していた）
楓子、しばらく座ったまま、口を少しだけ開けて
舌を出していた。目は据わっていない。
わりとすぐ復活して、まず 大アクビ ♪
酸欠の時はアクビが出るっていうから、続いたら
嫌だと思ってしばらく観察したけど大丈夫だった。
そのまま顔を洗い出して（左前足舐めてコシコシ♪）
毛づくろいを少しして、ゆっくり、体重そうな
感じで箱座りする。
ＰＭ５：０５
・呼吸数 ４０回／分 かなり良い。
・薬(緑)１/１ 一発ＯＫ、吐き戻しなし。
飲み終わった後も、ケージに戻した後も、口を
開けたり舌を出したりしなかった。
・ごはん ニュートロナチュラルチョイスコンプキトン
残り１８粒→食べた量４２粒♪
古いのが混ざってるかもしれないので（ずっと継ぎ足して
たから）、１回全部捨てた。
・出しておくごはん ニュートロナチュラルチョイスコンプキトン
６０粒
ＰＭ７：１５
・呼吸数 ４０回／分
トイレの縁に顎を乗せて、脱力していた。少し心配。
へとへとなのだと思う。
ＰＭ７：？
・もう楓ちゃんへろへろ。体にまるで力が入ってないみたいで、
とても眠そう。うつらうつら始めて、見てて「もうこのまま行って
しまうんじゃないか」と思ってしまい、そばを離れられなかった。
目を開けたまま、瞬膜が出て、レム睡眠に入り、目玉が動いた。
頭はグググとズレ落ち、途中夢を見たのか「カカカ」と歯を
噛み締めた
（編注：下線部についてパパよりコメントあり↓）
“脱力して、この格好のまま寝ちゃって夢見てたんだよ、きっと。
ごはん食べてる夢だよ。うん。なんでも悪い方向に考え過ぎちゃ
ママ自身が辛いから。大丈夫だよ。”
こわくなり声をかけてしまう。このままじゃ楓子も寝られない
だろうから、ママは退出。楓ちゃんに「ママはそばに居るよ、
愛してるよ」と伝えた。
楓子がんばって。
しばらく眠るといいよ。
だけどまだ行かないで。
ＰＭ８：０５
・楓子、目をぱっちり開けてた。
・トイレ おしっこ (中)×１ →小さめ。砂トイレに。
便 なし
ＰＭ９：４０
・呼吸数 ４０回／分 （箱座りのぐちゃっとした格好）
ＰＭ１１：５０
・呼吸数 ４８回／分 （おしっこの直後と思われる）
・薬(大)１/４ 一発ＯＫ、吐き戻しなし。
直後、首を振ったけど、薬は出てないと思う。
見えなかった。
・トイレ おしっこ (大)×１ →ペットシーツ＋箱＋毛布に。
ベッドメイキングが終わるのを待っている間から、
舌が少し出ていたけど、ケージに戻って座った後の
方が苦しそうだった。
でもすぐ口閉じる。
□３月１３日（土）
ＡＭ０：００
・呼吸数 ４８回／分
☆後足の筋肉がごっそり落ちて、皮がビロンと残った。
背中がまた痩せたとは思っていたけど、ここまでとは･･･。
後足の筋肉は、細い筋みたいのしか残っていない。
（編注：たまたま後足の筋肉を触って、酷い状況に気付いた）
ＡＭ０：２０
・呼吸数 ４０回／分
・薬(小)１/４ 一発ＯＫ、吐き戻しなし。
すぐ舌が（少し）出て、肩で息するものだから、
振動で楓子の口の周りがくちゅくちゅと音を
立てた。
ケージに戻して、トイレ掃除すると、トイレ
スペースに移動。寝そべった。
ベッドをもう一度整えて平らにし、戻す。
楓子、ケージの中でウロウロ。ママの手が恐い
みたい。仕方ないけど悲しい。
・ トイレ なし →かきまわしたあと有。
・ごはん ニュートロナチュラルチョイスコンプキトン
２８粒食べていた。
→６０粒出しておく。
・毛布（ピンク・ベージュ）洗濯 （パパ担当）
～今日のトイレ～
・おしっこ (大)×１(中)×４(小)×１ 計６回
・便 (小)×１(極小)×１ 計１回分
～今日のごはん～
・強制 ０
・自発 ニュートロナチュラルチョイスコンプキトン １０３粒♪♪
～今日のスケジュールメモ～
・ごはん 強制はなし。ミルクを与えてみようかな。
ＡＭ８：００
・呼吸数 ４０回／分
・薬(大)１/４ パパ担当。
３回目で成功、吐き戻しなし。
入れる前から唾液が出た。
・ピンクの毛布が乾いたので、ベッドに設置（ママ担当）。
ケージに戻した後は、２回失敗したからか、少しつらそう。
口を少し開けて舌を出す。しばらく座ってがんばっていた。
→腕立て伏せの姿勢へ→ようやく腕折って箱座り
・トイレ おしっこ (中)×１
便 (中)×１(小)×３(極小)×１
ＡＭ８：４０
・薬(小)１/４ 一発ＯＫ、吐き戻しなし。
最初少し嫌がったけど、うまく入った。
ケージに戻った後はずっと舌出しっぱなし。
単なるしまい忘れかもしれないけど、心配。
眠そうで、顎をトイレに乗せて、ウトウト
している。
↓楓ちゃんのケージ前で、毛布と枕を持ち込んで寝た。
時々起きて様子見たけど、一生懸命呼吸している姿と、
ごはんをパリパリ食べてる姿を確認。
なんだかすごく幸せでした。
ＰＭ２：４５
・トイレ おしっこ (大)×１ →砂トイレ
(中)×１ →ペットシーツ
便 なし
（パパメモより）
暑過ぎて、楓子フゥフゥしてるように見えたので、換気。
オイルヒーター切る。外から春のあったかい日差しが
差し込んでて温室状態。これからは温度調節に気をつけ
ねば。
フワァッとカーテンが舞って暖かな風が入ってきて、
楓子はクンクン匂いを嗅いでたよ。
久しぶりのお外の空気を感じさせられて、パパは嬉しかった
です♪♪♪
ＰＭ４：００
・呼吸数 ４８回／分
・薬(大)１/４ 机に上げた時から、少し舌を覗かせてた。
舌の拒否が激しい。３回失敗。
ハァハァが心配なので、ひとまずケージに
戻す。
１０分位様子見ることにする。
ＰＭ４：３０
・呼吸数 ４８回／分
・薬(大)１/４ 一発ＯＫ、吐き戻しなし。
(小)１/４ いけそうだったのでチャレンジしたが、
２回失敗。薬がラックの方へ飛んだ。
まず楓子をケージに戻してから、薬を
探し出す。
☆その時、(大)が埃かぶって出てきた。
前のだと思う。
やっぱり別々に薬をあげた方が失敗がない
と思うので、次からはまた１個ずつ与えたい。
楓子、しばらく座った後、トイレでちょっと
おしっこをした。砂かけはなしで、箱座りへ。
苦しい思いさせてごめんね。
ＰＭ５：０５
・呼吸数 ４８回／分
・薬(小)１/４ 一発ＯＫ、吐き戻しなし。
舌をチロッと出して、少しとろんとした目で
休む。
（パパ添い寝。ママ座って楓子見守る）
ＰＭ５：３０
・楓子 ようやく舌をしまった。ちょっと眠りに入りそうに
なった。黒目がきゅーっと斜め上に移動。でもすぐ起きる。
どうして眠れないんだろう。眠るのがこわいのかな？
もうちょっと休ませてから、(緑)を与えることに。
パパにも毛布かける。寝てます♪
ＰＭ６：００
・呼吸数 ４８回／分
・薬(緑)１/１ 一発ＯＫ、吐き戻しなし。
ベッドの毛布、箱がおしっこで濡れていたので、
交換する間、机の上で楓子を待たせた。
戻した後、舌を出してトイレに顎を乗せた。
→・トイレ おしっこ (大)×１、便なし
ＰＭ６：３０
ずっと楓子を見守ってた。
やっと舌をしまう。それまで、ずっとウトウトとレム睡眠。
目玉がぐるぐる動いておヒゲがピクピク。
また心配になったけど、眠るように旅立つならこれ以上いいこと
ないので、とにかくがんばれと祈るだけ。
諦めているのとちょっと違うけど、少し穏やかな気持ちです。
ＰＭ７：２０
・楓子ずっとここのところこうやって（編注：イラストでは、箱
の縁に顎を乗せている）だらんとなっていたけど、今見たらこう
なっていた（編注：箱座り）。
呼吸も穏やかに見える。表情もキリッとしていた。
ＰＭ７：４０
・ママ、Ｓ動物病院へ薬を取りに行く。
→ヘルベッサー２シート、緑の薬４週間分
・先生に質問（院長はセミナーで不在。別の先生に聞く）
「食欲はあり、おしっこもしているが、体がだらんとしていて
ちゃんと寝れない。見た目はだいぶ体力が限界にきているように
見える。肺水腫のお水はもう抜けないんですか？」
→・心臓が壊れているので、どうしても水は溜まってしまう。
・予後不良の病気だから、最初にバーッと悪くなって死んで
しまうか、何ヶ月かおうちで生きてくれるかという病気。
そういう意味では、覚悟しておいた方が良いかもしれません。
・質問２
「猫用ミルクあげてもいいですか？」
→下痢したらひとたまりもないですから、あげない方が良い。
衰弱してしまう。ひとつのフードに決めて、それだけ与えれば
良い。十分全て補える。
☆聞いて良かった！あげなくて良かった！
よく考えたら、楓子にミルクを与えたことは確かない筈。
もし合わない子だったら、ヤバイ。
→院長は明日（日曜）も不在。月曜日なら居る。伝えておきます。
とのこと。
ＰＭ９：００頃
（パパメモより）
パパママ食事中に電話が鳴った。パパが取る。
「島田です」の声に動揺。でもちょっとその一言に笑った。
「電話頂いたみたいですが、あまり状態良くないですか？」
と先生。急な電話だし、パパが病院に行ったわけじゃないので、
何話せばいいか分からなくなった。でも、電話じゃないよなぁ？
女医さんちゃんと伝えてないな･･･とか思った。
＜内容＞ ○パパ ■先生
○状態がよくないというか･･･薬はちゃんと飲ませられてます。
ただ、脱力しているというか、ダランとしている印象が
あります。眠りたいのに眠れないという感じにも見えますが、
目を開けたまま眠っているような感じは何度か見ました。
そもそも、今日病院に行ったのは薬を買いに行くのがメイン
でしたから。そんな悪くはありません。
■そうですか。脱力しているというのは、電解質のレベルが
落ちている、だるくなるからかもしれません。食事はどの
程度･･･
○（ママに確認して）ドライフードを昨日は１００粒くらい
自発的に食べました。
■そんなに食べれてるなら電解質欠症（？）ではないかもしれ
ませんね。まぁ心臓が弱ってきているので、その関係かも
しれないです。
■ここ３日間、セミナーで病院を空けてしまっているので、
月曜日にならないと診に行けませんが、今度心電計（？）を
持って行って、せめて心電図だけでも、とってみましょうか。
本当は、レントゲンとかエコーとかで中を見てみないと、
薬を変えた方がいいか、中で何が起きているのか分からない
状態なので、仕方ないですね。
本来大学病院で詳しく調べて処置すべきなんでしょうけど･･･。
なんか、あまりお役に立てることがなくて申し訳ありません。
○そんなことないです･･･ありがとうございます。
■とりあえず、おうちで安静にしてあげて、薬を与えていって
下さい。月曜日にはお電話頂ければまた行きますので。
□３月１４日（日）
ＡＭ０：３５
・呼吸数 ４４回／分 トイレに顎を乗せている。
・薬(大)１/４ 机に運んだだけで息切れ。でも仕方ないので
がんばってもらう。
一発成功、吐き戻しなし。
少し唾液が垂れて、１回ブンブンしたけど薬は出ず。
ケージに戻るとまたトイレに顎乗せて舌出して
ハァハァ。
がんばって、楓子。
→１５分くらいしたら舌は引っ込んだ。
ＡＭ１：０５
・呼吸数 忘れた･･･
・薬(小)１/４ １回目失敗。表面が溶けたので、その辺にあった
ティッシュになでつけて、出してあった新しい薬
を入れてみる。
成功。唾液飛ばして、ウエッと吐くような動作を
した。
ところが、薬は出てこない。さっきのティッシ
をゴミ箱に捨てた後、机の上に一度口に入った薬
があった。あれ？と思い、ゴミ箱を探したけど
一粒丸いのがきた。それは夕方飛ばした薬なので、
多分今のは飲んだと思う。
再度入れずにいく。
・楓子 ケージに戻すと、口を大きく開け、唾液を垂らしながら
全身で呼吸。
もうダメかなと思って、パパを呼ぶ。
しばらくして舌を仕舞った。落ち着き始める。
・呼吸数 （１回目）６８回/分
（２回目）５６回/分
・トイレ おしっこ(中)×１、(小)×１、便なし
・ごはん （書き忘れ） コンプキトン３７粒食べていた（夕方）
+５粒食べていた。
→計 ４２粒
～今日のトイレ～
・おしっこ (大)×２(中)×２(小)×１ 計５回
・便 (中)×１(小)×３（極小）×１
～今日のごはん～
・強制 なし
・自発 ニュートロナチュラルチョイスコンプキトン４２粒
☆明日の強制給餌はなし
楓子の状態が良くなるまではしない。
当分は自発で乗り切ってもらうので、楓ちゃん食べてね。
ＡＭ６：００
ママ、肩の痛みで目が覚め、何となく感じて、楓子を見に行く。
パパも何故か起きてた。目覚ましが鳴った気がして、止めた
後だった。でもセットした時間ではなかった･･･不思議。
楓子は、こちらをチラッと見た。呼吸速い。
何か感じて、パパを呼びに行く。
「呼吸速い」
パパがすぐに来た。「部屋暑くない？」とパパ一度ヒーターを切る。
呼吸計ろうとしたらその途中でトイレに行って、その場から場所を
調節できずに、両後足をトイレの縁に乗せて、ちっちをする。
ペットシーツにＨＩＴした。
１回ベッドに戻ってきて、パパ達がペットシーツを換えている間に、
もう１度トイレに行って、向こう向いてうんこ３つコロンと出した。
→・トイレ おしっこ(大)×１ 便(小)×３
直後から、呼吸が激しくなり、口を大きく開けて、ウロウロし
始めた。ゲェェッゲェェッと吐くような動作（セキ？）を何度も
して、その度に呼吸悪くなり、「あぁ、もうダメかもね」とママは
覚悟を決めた。パパも頷く。
ケージのドアを開けて、手を差し入れ、楓子をよしよしした。
たくさん声をかける。
それから楓子は、よくがんばった。
ケージから出てきたり、戻ったりした。慌てているママの手を
元気よく噛んだ。
床に寝かせて、右手で楓子の頭を支え、最期の闘いを始める。
パパは楓子の顔側で、励ました。
何度もあがいて、痙攣して、最期まで楓子のおめめは可愛く、
凛々しく、パッチリ開いていた。
「うーちゃんありがとう！」
自然に、パパとママはほぼ同時に叫んだ。
向こうで待っててね、と約束もした。
いっぱいいっぱい、たくさん伝えたいことを言えた。
１６年３月１４日 日曜日 午前６時２０分頃
楓子 旅立ち 享年６歳６ヶ月
～今日のトイレ～
・おしっこ(大)×１ 計１回
・便 (小)×３ 計１回分
～今日のごはん～
・強制 なし
・自発 ニュートロナチュラルチョイスコンプリートキトン
１．５粒（最後に食べたごはんです）
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