のむらっきょなあしだんご

酸素のこと

私はっきりとは知らなかったんですよ～。

ここちんが生まれて人工呼吸器を使うようになって初めて意識しました。

ここちんは生まれつき肺が未熟だったのですぐに人工呼吸器をつけました。
ここちんの場合はかなり重症だったらしく、酸素濃度が最高８０％の時がありました。今考えると生きてるのがすごいこと。

呼吸器を長く使うと無理やり呼吸させるため、肺が悪くなってしまう。でも、ここちんは肺が悪いから呼吸器を使っている。
この微妙な加減が私には難しすぎるけど、先生はどっちを優先させるかいろいろ考えて治療してくださった。

ここちんは酸素濃度だけでなく「ＮＯガス（窒素ガス）」も使っていた。
このガスは車の排気ガスにも含まれていたりいまいちよく分からない。
でも、体の中にもこのガスが作られているから安心と言っていた。
のむらっきょ（旦那）の会社ではこのガスを使って仕事しているというからますます謎のガス・・・

このＮＯガス。まだ研究段階で保険が適用されない。１日５０００円の使用料が本当はかかる。

でも、うちの場合、使う日数が半端じゃなく長いので（普通は使っても２，３日。うちは２ヶ月使った）先生の配慮でかなり格安で治療できた。

こんなに酸素やガスやら使って心配したのは「未熟児網膜症」。
未熟児網膜症は酸素を長く使ったり、高濃度の酸素を使ったりする未熟児が重症化しやすいと本で読んだりしていたので、ここちんはばっちりあてはまるのでビビっていた。

でも、今はなんでも早期発見早期治療ができるし、酸素濃度もいろいろ検査しながら使っているので、全く心配ないといっていただきました。

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