ののスイッチ

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化学療法1クール目



始まることになりました。

血液、骨髄はいつもと同じ。

それから心エコーと肺のレントゲンを撮りました。

野乃は合併症に心臓の心房・心室のそれぞれ中郭(真ん中の壁)に

5ミリくらいの穴が開いてる病気がありました。

1歳になったとき「ほぼ塞がっていますね」と言われて

安心していましたが・・・

一つは開いてました。2ミリくらい。

心臓に穴が開いていると、血液さんが漏れを補おうとたくさん流れ込んで

きてしまいます。

その余分な血液が肺に流れていくと、肺さんが「おっ多いぞ!」と

回しきれなくなり、肺が肥大してしまうのだそうです。

で、いつもこれはセットで検査しています。

抗がん剤というのはとても強烈な薬で、激しい副作用が予想されるので

こうして検査も平行して行い、やり過ぎないようにするそうです。

抗がん剤は3種類を2つずつ組み合わせて毎日1時間ほど点滴で施します。

それを7日間。

こんなに少しの量なんだ~と思いましたね。

抗がん剤を使い始めても食欲は落ちなくて元気いっぱいな野乃。

髪の毛とかしながら本当に抜けるのかな?くらいな感じでした。

12月28日頃、変化が現れました。

発熱39度。食欲がなくなりお茶だけを飲む。

襟足に髪の毛が沢山付いていました。

39度前後の高熱は10日間続き、副作用の下痢も同じく。

一日にオムツ30枚くらい使いました。

胃と腸から出血していたようで深緑色のウンチでした。

小さな手足の先まで熱々になり、ずっとずっと抱っこしていました。

夜も仰向けになった私の上に乗っかっていました。

こんなに体調が悪くなったのは初めてだった野乃は苦しかったよね。

沢山の抗生剤の点滴も即効には効かず

自然に細胞さんが元気になってくるのを待つしかできず。

1月4日。熱が下がりました。

10日間まともに食べたのは“わたがし”だけだったので

体重は7キロ台へ。

病棟中の看護婦さんに「良かったね」って言われました。

うん。よかった。野乃ごめんね、頑張ったね。

熱が下がって下痢が止まったら、いつもの野乃になっていました。

絵本を読んで、お父さんと遊んで。

食欲もすぐに戻ってオニギリを頬張っていたら先生が

「明日帰ろうか~?」って一時退院がイキナリ決まりました。

結局その日の夜また熱が出たので一日延期になったけど

嬉しくって全然眠れなかったな、お母さんは。


親子ともども無事に終わることができて一先ずホッとしました。

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