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チビ殿のこと


我が家のアイドル、チビ殿です。
うちのチビ殿は”小耳症”というお耳の障害をもって生まれてきました。

小耳症とは耳介が生まれつき小さいもので、少し小さいものから全く形がないものなど様々です。約1万人から2万人に一人の割合で起こるそうで、両耳の場合はそのうちの10%(10万人に一人)だそうです。男女の割合では、男の子が女の子の約2倍。左右だと右耳が左耳の約2倍だそうです。原因は分かっていないそうです。妊娠初期に色々な偶然が重なって、突発的に起こったものといわれました。小耳症にはたいてい外耳道閉鎖(耳の穴がない)や狭窄(狭い)をともなっています。お耳の穴がないということは、聞こえが悪い。即ち難聴ということです。片耳の場合もう片方が正常ならば、日常生活はほぼ問題なくすごせるそうですが、両耳の場合、骨伝道の補聴器をつけるようになります。耳の形成が小さいため、カチューシャタイプものになります。ある程度の年齢(10歳くらい)になった時に自分の肋軟骨を使ってお耳の形成をすることが可能です。
手術によって、聴力の改善が完全になることは難しいと聞いています。
あくまで、見た目の形成になるそうです。

合併症として、顎の低形成、顔面麻痺などがあります。
チビ殿の場合は、粘膜下口蓋列を伴っており喉ちんこが2つに割れています。その為、飲み物を飲んだりすると鼻から出てくることがあります。
これに関しては、訓練で改善されるか、手術が必要かはまだ未定です。
様子をみてと言うことを言われています。

我が家のチビ殿の場合、両耳小耳症・外耳道閉鎖症です。なので、補聴器を付けています。右耳は耳たぶらしきものがちょこんとあるだけで、左耳はホントに小さいお耳がついてます。10万人に一人というごく稀な個性をもって産まれてきたチビ殿。私達夫婦は、チビ殿のかわいいお耳が大好きです。

くま2





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