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2021年11月12日

瀬戸内寂聴さんの女性としての人生の裏で泣いた人も

(11)

テーマ：ひとり言・・？(17566)

カテゴリ：いよいよ老後

ネットニュースで井上荒野さん（直木賞作家）の名前を見て
井上光晴さんの娘さんだという事を知ったのです…

井上光春さんは社会の底辺にある差別と矛盾、彼らへの共感をテーマ
にした力作を発表した作家です。
その人民派の井上光晴さんと瀬戸内寂聴さんが不倫関係にあったのに
は驚きでした。

井上光晴さん　　　瀬戸内寂聴さ　　 後ろは井上光晴さんの奥様

奥様は夫と寂聴さんとの関係を知りながら、家庭ではあまりその
事を感じさせないで、愚痴を言うこともなく帰って来ても「お帰
りなさい」と言ってみんなでご飯を食べていたようです。
それでも離婚をしなかったのは愛していたのでしょうか。

夫に愛人（ 宮城まりこ） がいても、離婚しなかった吉行淳之介の妻、
そう言えば壇一雄さんも離婚しなかったわね（壇ふみさんの父親）

苦しい毎日だったと思いますが…

井上光晴さんの本は読んだ事がないのですが、40年ほど前に孫の
可愛さを読んだ詩集（題名は忘れちゃった）を本屋で見つけ、ちょ
うど私も子供を産んだばかりだったので優しい詩に感動して、実母
に贈ったのを今でもハッキリ覚えてます。

養女に出した私が生んだ子供を「孫」として抱けない実母に 「貴女
の孫なのよ！」との思いを込めて詩集をプレゼントしたんです。
（涙もの）

実母は文学好きだったので、喜んでくれて井上光晴さんが孫のため
に書いた詩集を大事に胸に抱えてくれました。硬い純文学を書く人
が孫にはメロメロなのに感銘を受けちゃったの（その時は不倫して
る人だなんて知りませんから）

その井上光晴さんと瀬戸内寂聴さんが不倫をしていたなんて…
しかも、その事を井上光晴さんの娘さんが小説として書かれる のも
信じられない事でした。

父親と寂聴さんの不倫を小説に書く事は寂聴さんに了承してもらっ
た…と言うより積極的に進めてくれたみたいです。寂聴さんもこの
恋愛を形に残したいみたいでした。

　　　　　　　　寂聴さんと井上荒野さん

皆さん、ご存じだと思いますが、瀬戸内寂聴さんは21歳の時に
お見合いで学者さんと結婚したのですが3歳の女の赤ちゃんを残
して不倫相手の年下の青年と家を出てしまうんですよね。

その後、二人の方との不倫がありました。

追記
寂聴さんは娘さんからは関係を拒絶された時期もありましたが、
その後和解が出来て2012年にはひ孫に会う事が出来たそうです。
現在70代後半です。
そうですよね、寂聴さんが99歳ですからね。
お顔は公表されてないそうです。

21歳の青年には子供と夫を捨てて自分のところに来た
女性を背負う のは重かったらしく捨てられます。

その後の瀬戸内寂聴さんが出家するキッカケは井上光晴さんと
別れるため…とも 言われてるようです。
。

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あちらにいる鬼とは父親の井上光晴さんの事で瀬戸内寂聴さんの
事ではないようです。母親が夫の不倫に騒ぎ立てなかったように
娘さんも後で知った父親の不倫を受け止めたようですよ。

皆さんは瀬戸内寂聴さんをお好きですよね。明るくて、前向きで
お酒が大好きで、お肉を毎日食べて…理想の人生かもしれませんが…

不倫でも何でも恋をしなさい！
自分を好きにならなかったら、他人も好きになれませんよ…
と言ってます。
100歳近くになっても生きる道を示す本も書いていますが、いろいろな
経験があるからこそ人の痛みもわかるのでしょうか？

でも、その陰で泣かされた人々はどんな思いだったのでしょうか？
余談ですが瀬戸内寂聴さんが歌舞伎役者の結婚式のスピーチで
「これで、お子さんを生むのが親孝行ですよ！」
と言った時に、私の背中は氷付き「貴女も普通の嫌味な女だったのね…」
と思い嫌いになったキッカケでした。

傷ついた心は100年たっても痛いのです～
傷つけた人の傷は治ってもね。

★2020年2月の加筆した記事です。
　手抜きと指摘されましたので表記します。

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最終更新日 2021年11月13日 19時39分06秒
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■コメント

Re:瀬戸内寂聴さんの女性としての人生の裏で泣いた人も(11/12)

eomgreen さん

波乱万丈な人生、とうたっていますが、私には行きあたりばったりの人生に思えます。

詳しい事は知りませんでしたが
私は今まで、この人の本を読みたいとも思わなかったし、テレビで見る限りでは、説法？も好きにはなれなかったです。
（ファン多いんですか？）

瀬戸内寂聴さんのような女性の人生の裏で泣いた人には、どのようなアドバイスをしたのでしょうか。

今日、朝のテレビでは瀬戸内寂聴さんの説法が流れていて、
【相談に来る人は閉経前後の人が多いの、お前はもう女じゃないと夫から言われたりね。でも私は、喜びなさい、閉経してからが本当の女になるのよって言うの。いくらセックスしたって子供はできないんだからって言うのよ。】

私には【誰とでも】が付け加えられているようにしか聞こえませんでした。

こんな事を書くと非難されるのかな？

それにしても、
自分の父親の不倫相手と一緒に写真が撮れるのも信じられない。
(2021年11月12日 22時29分01秒)

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Re:瀬戸内寂聴さんの女性としての人生の裏で泣いた人も(11/12)

ダンカイ世代さん

なんでこの人が世に受け入れられたのかが分かりません。
軽薄、不道徳者としての位置づけなら分かりますが、人を導くようなことはできないはずです。
紫式部に嫉妬するといっていましたね。自分のことがまるで分かっていない人です。 (2021年11月13日 05時30分08秒)

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瀬戸内寂聴の人生の裏で泣いた人

夢　みるこさん

eomgreenさん・ダンカイ世代さんへ

寂聴さんが亡くなって称賛の文章が並ぶ中で、疑問もあったので
書いてみましたが…
泣いてる人を助けたのも確かでしょう。
そして、泣かせた人も作ってたんですよね。

毒舌でお話がお上手なので説得力？があったのかも知れませ。
人間は自由な生き方をするのが理想でしょうが、寂聴さんは
仏門の人を利用もしてる気がしてました。
ただ、100歳近くまでボケないで好きな生活が出来た才能は
羨ましかったです。
私も長生きしながらお肉を食べて、お酒を飲めたら幸せと思うかな？

お二人のコメントは心強く嬉しかったです。 (2021年11月13日 08時47分48秒)

返事を書く

何だか・・

eomgreen さん

亡くなった人に疑問を投げかける事が
ご法度のようで、気分を害されたらごめんなさい。

ただ、「結婚した二人に子供を持つことが親孝行だ」とか、
「本当の恋愛、特に失恋をした経験がないと人の痛みはわからないんです。」とか。

こういう言葉に納得いかないのです。

親にとっての願いは、ただ生きていてくれる事だけなのです。

そして、家族、友人、動物等など、その関わりを通しても
充分に人の心の痛みを感じ思いやる心は生まれ育まれます。

この辺で止めます。

そうですね、１００歳近くまで美味しく頂いて
美味しく飲めたら最高ですね！ (2021年11月13日 10時54分34秒)

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Re:瀬戸内寂聴さんの女性としての人生の裏で泣いた人も(11/12)

Kimitsuku さん

いつも楽しく読ませて頂いております。
今回の記事で気になったのですが、瀬戸内さんの別れた娘さんと紹介されているのは
『ローマ人の物語』の作者、塩野七生さんではないでしょうか？　確か10年ほど前に対談された際の写真ではないかと‥。
もし間違いならご免なさい。 (2021年11月13日 10時56分09秒)

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瀬戸内寂聴さんの娘さんのお顔は公表されてないですね

夢　みるこさん

Kimitsukuさんへ

間違いの指摘、有難うございました。
おっしゃる通り、塩野七生さんでしたので
削除しました。
写真のキャプションに「娘さんではありません」と
記載されてました。
おっちょこちょいですので～ (2021年11月13日 13時36分16秒)

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おっしゃる事、良くわかります。

夢　みるこさん

eomgreenさんへ

私も経験しなくては分からない…とか好きじゃないです。
瀬戸内寂聴の生き方には納得出来ない事が沢山ありますね。
尼さんになって相殺したつもりかもしれませんが
その後の発言は女過ぎて仏教人とは思えません。
自分を認めてくれる甘い言葉に人々は認めてもらったと
勘違いするのかも。

私の知人で娘さんが嫁ぎ先のアメリカで自殺した人が
高い壺を買わされる商法の次にすがったのが寂聴さんでした。
どこか、弱者の心を掴むのがお上手なんですよｷｯﾄ
亡くなったからって消えない事もあるのですから…
大丈夫ですよ。 (2021年11月13日 13時55分30秒)

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Re:瀬戸内寂聴さんの女性としての人生の裏で泣いた人も(11/12)

anemone さん

はじめまして♪

自由奔放に生きた人と思っていましたが、井上光晴さんと不倫関係にあったこと、亡くなってはじめて知りました。
そしてそれを奥さん娘さんが許していらっしゃったことに驚いています。
興味があるので荒野さんの「あちらにいる鬼」読みたいです。

瀬戸内さんの小説は官能的過ぎて好きではありませんでした。
和泉式部のことを書いた小説は気持ち悪くなったほど。

でも最期まで現役の小説家だったことは素晴らしいと思います（年とると書けなくなる作家が多いので） (2021年11月13日 14時41分21秒)

返事を書く

瀬戸内寂聴さん

夢　みるこさん

anemoneさんへ

不倫は1度ではないんですよ。
3度も。
寂聴さんは自由奔放に生きて「人間らしい」と愛を正義と
振りかざしていましたが、その陰で泣いた人も。
私は生きてきて一番整理出来ない感情が「嫉妬」でした。
他人を傷つけないで生きる事は出来ないけど
「いいじゃないの、自由が大切だから」って開きなおられても…
才能があった方なので世間は認めたかもしれないけど
普通の人間には出来ません。

最後までボケずにコロっと逝けたら最高ですね。

若い頃官能的に憧れましたが、今は知りつくしたので💦 (2021年11月13日 15時46分13秒)

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Re:瀬戸内寂聴さんの女性としての人生の裏で泣いた人も(11/12)

シャンシャンさん

あれ～？夢みるこさん、手抜きしましたね（笑）。
この記事昨年の２月１０日の記事のコピーではありませんか～？

ま～いいんですけど、ご自分のブログ記事のコピーですから。
でもリメイクとか、コピーとか一言断っていただきたかったですわ。 (2021年11月13日 17時01分04秒)

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お知らせありがとう

夢　みるこさん

シャンシャンさんへ

明記いたします。 (2021年11月13日 18時45分14秒)

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