さて、HTMLを使うにあたって、何が問題なのか考えてみた。
確かに、いきなり覚えようとしても、量が多すぎる。
初心レベルであれば、何が重要で、何が重要でないかの区別もつかない。
この程度、覚えておけばこと足りる、という目安もない。
まるで、今からラテン語を覚えるようなものだ。
だからといって、ビルダーを覚えようにも、これまた機能満載で
使い方を覚えるのが大変だ。
では、何が、作成ソフトを使いにくくしているのか。
答えは、簡単である。
より便利にしようとして、機能を増やしすぎたためだ。
HP作成ソフトは、覚えるべき操作が多くて、ボタンを探すのさえ苦労する。
見たことのないようなアイコンが、どっさり並んでいるのだ。
見ただけでウンザリする。 いくら便利でも、消化不良。
しかし、低機能ではライバルに食われてしまうから、メーカーは
機能を増やさざるを得ない。
限られた面積で、多くの機能を持たせれば、その分だけ、
呼び出し方が、複雑になる。
つまり、何回かクリックしないと、目的の操作が呼び出せない。
さて、HTMLの場合を考えてみる。
楽天日記のようなブログで使うタグは、文字の大きさと色、
そしてリンクの指定が多い。
というか、それ以外はデザイン関係なので、すでに自動で作られているか、
タグの制限で使えなかったりする。
一番面倒なのが、カラーコード(RGBの16進数値)を調べることであろう。
コード表
から、いちいち引っぱってくるのは、英語の辞書を引いたり、
対数表を引くのに似ている。
コピペできるとしても、あまりラクにならない。
ビルダーなどでやればいいのだが、操作を覚えるまでは、しんどいし、
ソースを単純にコピーすると、日記ページでは、自動改行という壁がある。
ならば、辞書ソフトのように、単機能に絞って、
必要なタグだけを、それも、ワンタッチで作ってくれる道具、
の方が使い勝手は良さそうだ。