わんにゃんに危険な食べ物・植物他 0
唄の力 0
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ユーゴスラヴィアの崩壊 全6巻を見終わりました。停戦から15年の時を経て我々が尚今も感じる事は紛争の終結の困難さ・加えて国連はイザと言う時に役に立ったのか?の疑問符今 過激に走る北朝鮮に対しても同じ様に米国は27回騙され続け国連決議案はどう受け止められているか?が問題です。話の通じる相手とは思えないから尚更です。ユーゴスラビアでは今なお難民の帰還は続いて居る。人間は領土が絡むと何故流血を望み あの様な悲惨で愚かな戦いをし 何を得たのでしょうか?泥沼から立ち上がるのにどれだけの時間が必要なのでしょうか?暗澹たる思いで見終わりました。 さてアールヌーヴォーの世界に再びご案内致しましょう。ルイ・マジョレルはエミール・ガレを筆頭としたナンシー派を代表する作家。アールヌーヴォー時代の家具デザイナーとしても有名です。彼の家具様式の特徴は暗い色の木とブロンズを多く使用している事。ガレとの違いはガレがロレーヌ地方の柔らかな材質の木を好んだのに対し紫壇やチーク材・ウォルナット等 堅い木を好み彫刻的なフォルムは男性的。当初はロココ風の伝統様式の家具を製作・ガレの作品に影響を受け次第にアール・ヌーヴォー調の家具製作へと転換した様です。後に室内装飾・彫刻・装飾用金物・ブロンズ細工・ガラス等も手がけ特にドーム兄弟のガラス器の彫刻などが多い(ガレとのコラボは無い) ルイマジョレル邸 その邸宅の扉部分エミールガレ作の机 この二つの画像はマジョレル氏と親交の深かったドームの作品 高さ 僅か7cm位ドームの作品の中で極めて「まれ」に作られたコノ手の小さな作品には小さくてもドームの技法がビッシリ描き込まれている。我が家のキャビネットの大きさを考えるとデカサイズの作品は飾れない。 旦那が行きたいと言うイタリア コモ湖 あ~何時になったら連れて行ってくれるかな?ロンは?船旅?うぐ!昨夜のTVで吃驚した事!「父の日」を祝い家族でフレンチデイナー其処に父親は居ない?・・お父さん にはホテルが用意した折詰!「父の日スペシャルデイナー」どうなっているの?判りませんねぇ私が用意したのはコレ→旦那は未だ知りません。お酒が飲めない彼に・・・(今持ってるジッポーが痛んで来たから)煙に巻かれてイタリア行きはもっくもく~? エネゴリ君じゃないけれど はれほれひ~♪
June 20, 2009
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昨日のエミールガレの眠っている場所は片隅で素朴な蔦だけの飾り一方 ナンシー派の有名なスポンサーだったコルファン氏の墓はこんなに素敵御墓は不要主義の私だけれどこんなに素敵だと考えてしまいますが只の主婦がこんなデザインにしたら皆さん吃驚笑われますねあ・ナンシー派と言うのは19世紀末~20世紀にかけてフランスのナンシー地方で活躍したアール・ヌーヴォーの芸術家グループの事勿論エミール・ガレは中心人物。 ナンシー駅・此の駅舎の裏側は美術館になっているらしく家具類が一杯との事多分有名なルイマジョレル氏の作品も此処にあるかも知れません なんとも暖かみのある家具です。それとも別にあるマジョレル邸に在るのでしょうか?ナンシー市はパリから約300キロ でも一度は行ってみたい所パリナンシー間は TAG(フランスの新幹線)で1時間半これがナンシーの紋章 粋で優雅ですね行ってみたいフランス でも・・・あ~フランス語が話せない。シルバプレ ボンジュール ボンソワール メルシイ 情けない手元にあるガレの作品はジャポネスク様式のものもかなりあり此の花瓶は蝉と蝶 蜻蛉が付いています。 ガレの花瓶 高さ約20cm 私は虫恐怖症なので蝶の部分が見える様にしか飾れません。特に蝉はお腹の部分がブキブキで恐怖・・夫に笑われています。 ドームの花瓶 きんぽうげと蜻蛉 これは美術館蔵今年は米国へ一度は行かねばならないけれど来年からは出来たらフランスへ行きたいと思います。美術館巡り 素敵じゃないですか?せっかちな私は密かに来年のカレンダーを・・うふふ
June 17, 2009
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友人がフランスから帰国した。実は彼に写真を頼んであった。エミール・ガレの眠っている場所。ガレの お墓には妻と三女のクロウドも一緒に眠っていた。デジカメの腕が悪くてごめんなさいね。 ガレ1846-1904 妻のアンリエッタ1818-1914 そして 三女のクロウド1884-1950と刻まれている。 エミール・ガレはこの三女クロウドを一番愛して居た様で彼女だけが離婚後 再び父母と一緒に暮らして居た事が判った。ガレは娘の社交界デビューを祝って彼女の為に香水瓶を作った。今 其の品は私の手元にある 左側はモンテスキュー伯爵の愛用した鼻煙壺(びえんこ)嗅ぎ煙草入れ右がガレの娘 クロウドの社交界デビューを祝い作られた香水瓶 香水瓶には愛しのクロウドへ・とガレ自身のサインが刻まれている。ガレは何度もパリ万博に出品して居るので香水瓶が何時作られたか不明だったがフランスの社交界デビューは16歳なので1900年か翌年に作られた事が此の墓碑銘から推測出来る。ガレは1904年に没しているので晩年の作品だった事が判った。今から約100年以上前に作られた小さな香水瓶にエミール・ガレは最愛の娘への計り知れない大きな愛を注ぎ込みたかったのだと思う。ガレの眠る墓地には一杯の墓石が並んでいるそうだけどガレの墓石はポツンっと離れた場所にあったそうです。彼は白血病で亡くなっており1904年当時は此の「白血病」に付いて未だ一般には理解されておらず「疫病」扱いされたのでは無いか?と友人は語ってくれました。時代が流れ人は土に帰り・・何かの縁で香水瓶が 今私の手元にある。じっと見つめて居ると香水瓶から「愛しき者へ」贈られた愛が溢れ出て何故か涙が流れてくる。父親としてガレの最愛の娘にそそぐ愛は今も此の瓶の中に封じ込めて置かなければならない。心配しないで・・大事にしますから・・美術品と言うのは預かり物だと我々夫婦は思っています。次世代に手渡す為ホンの僅かの間お預かりしている・そう思います。フランス便りは 明日に続きます・・アンティークに興味のある方はお楽しみに・・・
June 16, 2009
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昨日の続きです・・何故か米国ではエミールガレの名は余り知られていない。米国だからティファニーが有名 次に来るのがルネラリック。アンティークを勉強した人なら ナンシーやドームの名前も出るが。まかり間違っても ブラトーの名前は出て来ない。ガラス工芸に目の無い主人だけどティファニーには余り興味が無い。ステンドグラスには目を見張る素敵な作品が多いが どちらかと言えばガラス工芸に於いてはルネラリックの方が豪華さは無いが品がある。ん○年前 ニナリッチが創めて香水瓶を依頼したのがルネラリック。未開封だけれど長年かかって少し蒸発している。箱も絹布張りで完品。 この品はニューヨーク在住期間が長かった方から譲り受けた。箱には Corur Joie 至福の喜び と言うタイトルが付いている。今回夫から貰ったのはガレの品左は中国製の鼻煙壺でガレの作品ではない。ガレは親交の深かったモンテスキュー伯爵を通じてシノイズムの魅力に深く傾倒し 左側の鼻煙壺(びえんこ)を模して右側の香水瓶を作った。鼻煙壺とは嗅ぎ煙草入れの事で 蓋に取り付けられた小さな匙状の物で粉状の上級品の煙草の香りを嗅いだらしい。中国では「こうもり」は福を呼ぶ吉祥獣として扱われる為蝙蝠の模様は多い。ガレは最も愛した三女のクローディアが1900年に社交界デビューした時に父から娘にと香水瓶を作った。片側に MA CLAUDIE 「私のクローディアに」反対側には父親の名前として Galle と彫り込まれている。同年にパリ万博が開催されガレとしては二重の喜びだったに違いない 彫りと言うより透明なガラス上に白いガラスを焼成・更に黄色のガラスを焼成しそこから模様を削りだした技法でコレを着せガラスと言う。黄色のガラス部分の模様はクラビール技法によるもので愛娘の社交界デビューの為に(当時は16歳で社交界デビュー)心を込めて作られた品と思われる。動物は余り強い香りを好まないので 普段 私が使っているのは香水よりもオードトワレでありThe Body Shop のOCEANUS(オシアヌス)国内でも簡単に手に入るけれど米国へ行くと必ず纏め買いしてしまいます。香水は好き嫌いがあるのでホンノリ 香る程度が良いですね。時々 ゲホ!と噎せ返るような香りに出会うと どんなに素敵な美人でも興ざめします。つければ良いってモノじゃないので。ボデイショップではオシアヌスの石鹸も売っています。絶対にお薦めですよ!間もなく本州も入梅でしょうか?何時もなるべく爽やかで居たいですね
May 29, 2008
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先日 病院の帰りに寄った何時もの美術商のお店。ガレとドームの作品を観た。サイズは小さめだけれど手の込んだ逸品ばかり。コレはガレの作品 皿の直径は20cm位北沢美術館に↑の色違いの品が収蔵されている。こちらはドームの作品サイズは小さめだけれど総て「良い仕事」の作品ばかり。旦那が購入したのは これ。やはりドームの品 真横サイズは小さく高さ約8cm位!なのにドームの技法が総て駆使されている。何とこの作品には型吹き・ヴイトリカシオン・エッチング・エナメル彩まで!こんなに小さな品と格闘してたドームは多分楽しくて仕方が無かったのでは?よく見る大き目のランプに同じ技法が使われているがこの様な小品は珍しい。わ~ん!高かったぁ・・・然し「飲む・打つ・買う」一切無しの旦那だから仕方が無いか・・と半ば諦めモード。本当はガレの陶製の猫を買って私にプレゼントのつもりだったらしい。が・・猫の目がガラスで出来てて 私は恐怖症だからパス!SOS!替わりにルネラリックの香水瓶(完品)未使用 を貰う事にする。私が生まれた頃にラリックがニナリッチの依頼を受け最初に作った品。つまり私と殆ど同い年の作品で中身は未開封でちゃんと入っている。今度 画像を撮りましょう。待っててね。美術や音楽ダンス演劇は一流の品を数多く見た人が感性が鋭くなります。買う買わないに関係無く観る事・聞く事・感じる事 コレが大事だと思います。一個 欲しかったのが在りましたが高くて手が出なかったぁ・・・ぐすん最近 悲惨なニュースばかりで心が荒みます。たまには心のケアを。
May 29, 2008
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18歳の時に父が購入したのを ねだって嫁ぐ時に貰った屏風。以前に掲載した屏風が綺麗に染み抜き後 額装されて届いた。これで何時でも父と思い出話が出来る様になった。 父が購入した時に他の兄姉は見向きもせず私だけが虜になった水墨画。和紙の染み抜き技術を持つ優秀な人材が年々減少している中 間に合った。徳川美術館などの品の修復作業を地元では行っておりラッキーでした。オマケに頼みもしないのにちゃんと真贋の確認をして呉れて 間違いなく本物であるとお墨付きを頂きました。経師屋サンが「近頃珍しくコンナ良い品の補修をさせて貰って嬉しかった」と。屏風は現代社会では実生活で殆ど使われなくなって来たので思い切って額装に。100%母さんっ子の私の中で父の存在が日毎に大きくなって行くと思う。屏風だと毎日広げておく事はタブーだけど今後は毎日見れるから嬉しいです。父さん 貴方から頂いた屏風は形を変えたけど綺麗になって次世代に渡します。たまには父親の事しみじみと考えてみるのも良いですね。男親って損だから。何たって「母親の存在」の陰に薄れてしまいがち。ダケド高くついたよ!げほ!父も多分 今頃 何処かでくしゃみしてたりして・・・あはは~☆だってタイトルが「笑う三仙人」って言うんだから・=^-^=うふっ♪
December 8, 2007
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出入りの美術商アール・グリシーヌ 今日からイラン展開催 初日は旧パーレビ国王在任中にイランから米国へ脱出したポール氏が説明に。王朝崩壊後 イラン国内の古美術商で海外取引してた人達は物品総て没収され全員絞首刑に難を逃れたポール氏は家族と共に今 米国在住。ネイティブな英語!去年の第1回目の展示には逢えなかったので 改めて ご挨拶。綺麗に青く澄んだ目の持ち主・一寸メタボ・笑♪ 奥方日本人。中近東のタイルを研究中の日本人先生(名前失念)の説明そっちのけで私の目を奪ったのはAD1C-4C頃の品・繊細な仕上がりで見事に銀化したローマングラス 銀化って何世紀も掛かるんですよ 画像右端なので一寸斜めに(実物は真っ直ぐ)このローマングラスに惚れた。夫は青銅製の午のペンダント・BC2-3の品 私は興味無しで画像は無し!タイルや「タイル画」には余り興味が無かったけれど素敵に銀化した幾つかの素晴らしい品に暫し 溜息。。ラスター焼きの大振りのお皿が在って中に描かれて居る女性像は日本の棟方志巧氏の「吉祥天女」に似た ふっくらした顔の持ち主。遠く中東から中国を経て アノ顔は渡って来たんじゃないかしら?帰宅後 改めて棟方志巧氏の「薬師如来像」の版画を見る。我が家の作品は左手で薬瓶を持ち右手を添えて居る。 棟方志巧氏の他の薬師如来像は左右反対の図が多い・何故だろう?アナタ ハルカカナタカラ イラシタノデショウネ・と呟いてみた。あ~・・これで今年はもう何も買えなくなったよ~・・ぐすんま・いっかぁ・・・ロンは3時間の留守番お利口・おからで出来たクッキー貰い満足。るん~去年より5cm胴回り大き目の散歩用洋服用意した。着れると良いな♪ウエスト66cm!私より5cm大きいのです!まん丸だから爆爆!明日は美味しくて簡単なドリアのご紹介で~す!あはは!今から よ・涎・ジュル・・どなたぁ??
October 14, 2007
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