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良いお天気。新スタジアムの外観はほぼ完成。飛行船が試合中もずっと飛んでいました。 夏に入るとよっぽどでないとヤンキース戦が手に入りにくくなります。もちろん業者に頼めば買えますが、定価で買おうと思うと難しい。帰国する友人夫妻とマリナーズ戦を見たのが5月末。オールスター戦当日に少しでも雰囲気を味わいたくて、球場の周りをくるくる回っていたのが7月中旬。もう1回この球場で見たかったけど無理かな・・とTシャツを片付けたのが、この日曜日。そして「いきなりだけど、水曜日の夜ヤンキース戦行きませんか?」と友人からお誘いを受けたのがこの月曜日。片付けたリベラTシャツと帽子を引っ張り出して、レッドソックス戦に行ってきました。地下鉄を降りた瞬間から野球好きの異空間が広がります。 球場に通じる地下鉄がホームに入ったところから雰囲気は盛り上がります。ヤンキースやレッドソックスのユニフォームやTシャツを着た人たちで込み合った車内。互いにけん制し合いながら座っています。中には友人やカップルで敵同士のユニフォームを着ていたり。 嬉しくて6時には球場に着き、外をゆっくり回りながら、この瞬間を楽しみました。球場前のスポーツバーはこの時間から混んでいます。普段座るブリーチャーはアルコール禁止ですが、今日の席はOKなので今から焦って飲む必要もなし!プレス用の入り口。今日で見納めのスタジアム。 初めてこの球場で見た試合もレッドソックス戦。2004年の4月か5月でした。日本から「ヤンキースの試合をビール飲みながら観るのが夢」とおっしゃっていた会社時代にお世話になった方が、定年後ご夫妻で遊びにきてくれたときのこと。なぜか空いている席があり、購入したらノンーアルコール席。3階にそんな席があることも知らず、夢を叶えられずごめんなさい・・。あの試合は延長になり、リベラで負けた試合でした。この日、最初の松井選手の打席。よくぞ戻ってきてくれました。 試合はポンソンとバードの先発。どちらもそんなに良いと思っていませんでしたが、初回に両チームとも点を早速入れ、1-2。4回には同点に追いつき、なんとなくブルペンを気にしながら試合を見ていました。 やはり何といっても松井選手がいることが大きいですね。オーダーも、真っ先に55番、そして2、13と確認します。誘ってくれた友人は待ちに待った奥様とお子さんが2週間前に来たばかり。僕ちゃんも松井の番になると一生懸命応援していました。 レッドソックス戦というと野次が凄く、この日も警官の数が回を追うごとに増え、ついに1塁側では女性が後ろ手に手錠をかけられていました。でも、この攻防も接戦のときのみ・・。YMCAに合わせて踊るグラウンドキーパー。・・・中継ぎが崩れました。5回に2点取られ、さらに悪夢の8回。ペドロイアには自身初となる満塁ホームランを打たれ、終わってみると7点取られていました。アウトってどうやってとるんだっけ?と思うくらい、長~い長~いイニングでした。お客さんも一気に席を立ち、9回の攻撃時はガラガラ。10時をまわり風も吹いてきたので、友人ファミリーはお先にどうぞ・・という話になったところで、ジアンビーのソロホームラン、松井のヒットと出て最後まで見ていました。結果は3-11。残念ながら、この球場での最後の観戦は●でした。この日は出番が無く、大差がついても外でモリーナと語らうリベラ様手前の看板はよくアメリカ人に「何て書いてあるの?」「どうしてあるの?」と聞かれました。 ここ2年のヤンキースは逆転ということがあまり無く、今シーズンはどうなるのでしょう。3年前までは負けてても追いつく迫力とパワーがあったので、こちらも興奮していました。だんだんレギュラー陣も歳をとり、次の世代を担うのかな・・と思っていたカノー&カブレラもカブレラがマイナーに。 ただ、昨年は冷や冷やしていたリベラが今年は安定しているので嬉しい。さすがに8回表で9点差がついた瞬間、プルペンで見ていた投手陣はほとんどいなくなりました(寒くて中に入った人もいれば、マウンドに行って打たれた人もいたわけで)。そんな中、リベラとモリーナはベンチで見ていました。やっぱりリベラは9回はマウンドに立っていてほしい。あと何回、あそこから肩を揺らして走っていくのかな。ありがとう、ヤンキーススタジアム。
2008.08.27
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再利用の繊維を使用したレッドカーペットならぬグリーンカーペットだとか・・ 午前中、ローカルニュースを流しながら少し仕事を片付けていると、通行止めのお知らせをしていました。どこかでパレードでもするのかな・・とボリュームを上げると、今晩のオールスターに向けてのパレードが午後1時から6番街で行われるという。聞けば野球殿堂入り(Hall of Fame)の往年の選手と今晩出場する選手がパレードする・・らしい。1時に間に合うように大急ぎで準備して出かけました。左からルー・ピネラ、リッチ・ゴッセージ、不思議語録Yogi-ismのヨギ・べラ。 古くからMLBファンの皆様に怒られそうなくらい、往年の選手をよく知らない私。バチが当たるなぁ・・と思いながら後列でパレードを待っていました。と、オジサンが「あなたなら入れる」と最前列の隙間に入れてくれ、しかもそこからパレードの進行状況を実況中継せよとの指令が。お陰で間近で選手を観ることができました。このように誰の車か分かるようになっています。が、多すぎて覚え切れませんでした・・。 ヨギ・ベラ、ルー・ピネラ、トミー・ラソーダ、デーブ・ウィンフィールド、リッチ・ゴッセージ、レジー・ジャクソン、グース・ゴスリン、ハンク・アーロン、カル・リプケンJr.・・・(初聴きでも耳に残っている選手の方は、やはり周りの影響かヤンキースの選手ばかりでした)。後ろや横向いちゃったシーリーズ。ハンク・アーロン、下左から子供にサインしているカル・リプケン・Jr.、ブーイングを煽っているレッドソックス監督フランコーナー、弓子夫人とイチロー 選手が通るたび、みんなファーストネームで呼びかけます。中には野球帽をとってお辞儀するオジィチャンや「あぁ、あなたは私の青春そのものよ~!」と叫ぶオバァチャマも。よくわかっていない私に、ポジションや在籍チームなどを周りの人が教えてくれました。が、如何せん多すぎてわかりません。カブスの野球帽を被ったオバァチャマが「誰がパレードに出るの?」の誰かの問いに「み~んなよ。殿堂入りした生きている人、み~んな」と。確かに往年の皆様、お年を召されているので車の進みがユックリです。左上から時計回りにカブス福留、レッドソックスのバリテック、ブルージェイズのハラディ、現ヤンキース監督ジョー・ジラルディ 多くの選手が奥さんやお子さんなど家族と同乗していました。なので、A.ロッドの車は寂しかった・・。それにしても野球選手の奥様は古今東西みなさんキレイ。レッドソックスの選手が通るとブーイングが凄く、先日のヤンキース戦で好投したブルージェイズのハラディには「ヤンキースのときは手を抜いてくれよ」と声をかけていました。ヤンキースより3選手。ジータ、A.ロッド、リベラ。リベラに声をかけたら、こちらを向いてくれました 往年選手の車が半分くらい通ったところで、遅刻しそうになり、みんなに別れを言って列から離れました。ショウガナイ・・と後ろ髪を引かれる思いで歩いていると「イチローだ!」の叫び声が。慌てて列に近寄りイチローを拝見。もう遅れる・・と思っていたら、オーダー順に車が通り過ぎていきます。せめてリベラを見たら・・と待っていると、アメリカン・リーグの最後の方で通りました。奥様と息子ちゃん3人の温かそうな一家。「A.ロッドにどうやったら家庭が円満になるか教えてやれよ!」と声がかかると、いつもの笑顔で"Oh, yeah!"と話していました。
2008.07.15
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今日は7月4日独立記念日(トムのお陰で覚えたさっ)。 日が沈んでから友達のアパート(自由の女神が部屋から見える、これぞ!ザ☆ニュ~ヨ~ク・ビュ~)で花火を眺める予定です。花火と言ったら浴衣よね、手ぶらじゃなんだから旦那さん用とロールケーキを久しぶりに本焼こうかな、昨日試合後1時間半もミーティングしたらしいからヤンキース戦も観なきゃ・・と、祝日でも貧乏性なので自分で予定を作っては楽しんでいます。 独立記念日ということで、ヤンキースもレッドソックスも守りのときには星条旗をあしらった帽子を被って試合をしています。野球ファンにとって7月4日はルー・ゲーリッグが1939年に"Ferewell Speech"を行った日でもあります。 ルー・ゲーリッグ(Henry Louis "Lou" Gehrig; 1903.6.19-1941.6.2)は1923年にヤンキースに入団し、1塁手として活躍しました。コロンビア大学(フットボール選手としての奨学金で入学、エンジニア専攻)からヤンキースに入り、1925年から14年間、当時の記録となる2130試合連続出場し、そのタフさから"Iron Horse"と称されました。素顔は物静かで、写真を見る限りなかなかハンサムで優しそう。 3番にベーブ・ルースがいながら、生涯打率.340、満塁ホームラン23本という勝負強い、才能に溢れたバッターでした。 ・・と書いていますが、実はNYに来るまでは名前こそ聞いたことがあれど、よく知らない選手でした。ジョー・ディマジオもサイモン&ガーファンクルの歌で知っていたくらいでしたので。昵懇にしている方の学生時代の研究が一時ALS(Amyotrophic Lateral Sclerosis; 筋萎縮性側索硬化症)だったときがあり、よく知らない私に、ブラックホールなど「宇宙を語」っているホーキング博士や、ヤンキースにいたル・ゲーリッグの病気と説明してくれました。別名「ルー・ゲーリッグ病」ともいうと。 ルー・ゲーリッグは野球選手として絶頂期にこのALSに侵されました。引退する前年(1938年)のシーズン途中から筋力の衰えを本人が感じ始め、オフに診察を受け、1939年自分から監督に試合に出ないことを伝えました。5月2日のことでした。その日は試合前にルー・ゲーリッグの連続出場記録が終わった旨を伝えるアナウンスがあったそうです。6月に別の病院で診断した結果、ALSの診断がルー・ゲーリッグ36歳の誕生日でもある19日に通知されました。1939年7月4日の引退セレモニー。このときには既に発病していました。 あるNYのスポーツライターの提案で7月4日にルー・ゲーリッグを称えるセレモニーを開くことになりました。そこでアメリカのスポーツ史上忘れられないルー・ゲーリッグのスピーチがありました。(Yet) today I consider myself the luckiest man on the face of this earth. スピーチの全文を読んで、 スピーチを聴く(一部ですが有名な部分は入っています)と、泣けてきます(空も泣いており、試合もただいま雨で中断中です)。セレモニーには白いスーツ姿でベーブ・ルースも出席し、ルー・ゲーリッグと肩を組んで話すシーンがあります。実はこの2人、1934年のオフのいざこざ(ルー・ゲーリッグのお母さんがベーブ・ルースの娘さんの服装に茶々を入れたこと)以来、試合外で口をきいたのは初めてだったそうです。 今年でヤンキースの現球場も終わり。"Final Season"ということで名場面を収録したDVDも発売になっているようですが、必ずCMでもこのスピーチが流れます。この球場で今から69年前にそういうことがあったんですね。ルー・ゲーリッグはセレモニーにも列席していたラ・ガーディア市長に請われて、亡くなる一ヶ月前までコミュニティー(若者の更正施設)で働きました。引退セレモニーから1年11ヶ月後、37歳で亡くなりました。
2008.07.04
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ブログを始めたとき、ここまで続けられるとは夢にも思わなかったのですが、今日の日記で1000件目。ひとえに読んでくださる家族、友人、知人、そして皆さんが励みになっています。ブログにコメントを残すことが、結構勇気いることだと私も知っているので、その中でコメントを残してくださる方・・コメントは残されないけど読んでくださっていてメールにさり気なくこちらの様子を気遣ってくださる方・・メールはくださらないけどお会いしたときに明子姉さんのように見守ってくださっていることがわかる方・・そういう思いが嬉しくて、ここまで書いてこれたと思います。本当にありがとうございます。 記念すべき1000件目は、NYで私の一番好きなモノ、ヤンキースの話題です。といっても、最近、前を通るたびに痺れているAll Star Game用の広告です。いつも写真に撮りたい!なんて思っているのですが、なんせ人通りの多いところなので、飲んで遅くなったときに遠回りをして撮って来ました。何度観てもリベラにA.Rodシビレマス。選手の写真の合間にNYの風景が織り込まれていて、順に見ているだけでストーリーがあります。 個人的にはリベラの真剣な表情、"WIN"の優勝パレード時であろう紙吹雪、最後の"THE"の盗塁のときであろう土が舞うベースの写真など、頬をすりよせたい衝動にかられるほど好きです。THE BACK PAGE IS OUR FRONT PAGETHE CLOSER IN A CITY OF CLOSERSONE LAST CURTAIN CALLWIN AND WE LOVE YOUTHE GAME'S HOT ON THE CORNER
2008.07.03
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今年でヤンキースとメッツのそれぞの本拠地が立替になります。最寄の地下鉄の駅にも「歴史あるスタジアムで伝統の一戦を観戦しよう!」と金曜日から始まるサブウェイシリーズ4連戦のポスターが貼ってありました。特に金曜日(27日)はダブルヘッダーで昼はヤンキーススタジアム、夜はシェイスタジアムという強行スケジュール。これぞ真のサブウェイシリーズなり。 そして、最後のヤンキーススタジアムで来月15日(ボン・ジョヴィのコンサートと重なってしまった)にMLBオールスターゲームが開催されます。それに合わせてマンハッタン内を歩くとカラフルな自由の女神に遭遇します。昨日はカージナルス、今日はオールスターゲームでした。 これは"Statues on Parade"といって全部で42体、市内の主要な場所に置かれています。カーネギーホール、タイムズスクエア、コロンバスサークル、リバティー島、ヤンキーススタジアム、エリス島・・・。たまたま検索していたら「自由の女神と野球に何の関係があるんだ」とコメントしているアメリカ人の意見を見ましたが、個人的には面白いかな・・と思っています。ついクォーターのように、ひとまず全種類制覇してみようかな・・な~んて思ってしまいます。そんな似た者同士の方へ、MLBのサイトより設置マップを添付しておきます。 ミニチュア版は$24.99で売っているそうです。お土産に良いですかね。
2008.06.25
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今年のMLBのオールスターは7月15日、ヤンキーススタジアムで行われます。昨日、1回目のアメリカン・リーグの中間報告を発表されました。First Base Youkilis, K. Red Sox Second Base Pedroia, D. Red Sox Third base Rodriguez, A. Yankees Shortstop Jeter, D. Yankees DH Ortiz, D. Red Sox Outfield Ramirez, M. Red Sox / Suzuki, I. Mariners / Guerrero, V. Angels 松井はDH、イチローは外野手でそれぞれ2位に位置しています。 球場に行くとオースルターの投票用紙がアチコチにぼんと置かれています。オジィサマが試合中に1人ずつに配り、回収してくれたカムデンヤードとは大違い。ならば・・と、むんずと10枚程持ってかえってきました。日本でも投票したことがなく、初のご対面。マークシート方式と聞いていましたが、最近は穴をあける方法に変わったようです。マイカーで野球を見に来る車社会アメリカ。試合中、車の鍵で穴をあける人をよく目にしました。 じ~っと見ると、投手の欄が無いっ。毎回、今をときめくピッチャーが投げていたので何の疑いも無かったのですが、ファン投票ではピッチャー以外の選手、計8人を選出するんですね。その後、選手・監督・コーチによる投票でピッチャーを含めた23人を選出。最後にもう1人・・という流れのようです。確かにファン投票だけではヤンキースとレッドソックスの選手ばかりになってしまいますね・・。 私もプップッと数日前にアメリカン・リーグの選手を選んでみました。さすが、旦那さん、ほぼ的中。ヤンキース中心の選出でキャッチャーと2塁手、外野手を別チームから選んだのですが、それを的中させました・・パチパチ。 ちなみに・・最初から購入を諦めていたチケット。業者価格で外野(通常$14)と3階席後方が$590、1階席外野寄りで$2500、バックネット裏で$3590です。誰が買うんでしょうねぇ。
2008.05.28
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先週のぐすぐず雨模様から抜けて、野球日和の晴天。マリナーズ戦に友達夫妻と応援に行ってまいりました。今期購入しているヤンキース戦はこの日まで。このスタジアムでのヤンキース戦の応援も今日がラストかも・・と思うと、外野席から感慨深くグラウンドや空などを仰いでしまいます。Bleacher席でも1番サードより。目の前にはマリナーズのブルペンがあり、"パスッ"とキャッチャーミットに収まる音がはっきり聞こえて興奮します。 今日でヤンキーススタジアムでのマリナーズ戦がラスト(9月にぺトコパークであり)だからか満席でした。日本人の姿も多かったです。残念ながら松井はオフのようで、スターティング・ラインアップにも名前がありませんでした。新婚さんだしねぇ・・。 先発は王建民。3回にいきなりイチローにホームランを打たれ、7回までピンチをなんとか凌いで2-3の1点差に。しかし、7回に100球を超えてから、イチローのヒットを皮切りに捕まり始めました。2-5になったところで中継ぎのラミレスに。 8回表にリベラがユニフォーム姿でストレッチを始めました。なんとかリベラが観たいなぁと願って、その裏の攻撃に期待しました。8回裏はジータからの攻撃。ジータが4ボールで塁に出て、アブレイユ(ここで4周くらいする巨大WAVEが客席で起こり、よく集中力が持ったと。久しぶりに"patient hitter"の姿を見させてもらいました)がセンター前にヒットで1点。A.ロッドが4ボールで1,2塁。ジアンビーが微妙な三振で1アウト。そこでダンカンに代わって松井登場。それはそれは凄い声援が送られました。私も喜んでしまいましたよ。 一瞬、えっ?というようなピッチャー前のゴロでしたが、プッツの1塁への悪送球もあり、もう1点。カノーの犠牲フライで同点。松井も2塁に走塁。モリーナのセンター前ヒットで松井が帰還し逆転。ここでブルペンもファンズワースからリベラに代わっていました。42番の背中が大きく写りました。1度、真後ろからマウンドに走る姿を見たかったので。さすがに42番のTシャツを着ていたからか、警備の人も何も言わず写真を撮らせてくれました。 1点差となれば登場するしかないでしょう・・と、9回表のリベラの登場をスタンディング・オペーションで称えました。期待通りの抑えっぷりに、観客はずっと立って拍手しっぱなし。最後の最後、8回裏の逆転に「やっぱり、諦めちゃいけないよねぇ」と。気持ちよくNew York, New Yorkを口ずさみながら球場を後にしました。そういえば先日の卒業式でも最後はこの曲がかかっていました。NYっぽいなぁ。
2008.05.25
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昨日までのヤンキースvsオリオールズ戦は2勝1敗でした(なせが私たちの観た試合だけがド負け試合でした)。遡ること今週の日曜日、オリオールズの本拠地Camden Yards(通称カムデンヤード)でオリオールズvsナショナルズ戦を観て来ました。メインエントランスから入場するとオリオールズのHall of Fameのレンガの壁が目に入ります。列車の操車場として使用していたレンガ造りの倉庫は今は店舗や球団事務所、博物館が入っています。球場との間の通路は、かつてのユタウストリート。 残念ながらこの日は雨。球場のライトが点いてるので試合があることを期待して向かいました。メインエントランスを入るとレンガ建ての旧倉庫と球場が、懐かしい~気分にさせてくれます。煙がモクモクと見え、近付くとおいしそうなスペアリブが焼かれていました。 球場内に入ると、これまた広々としたコンコースに人がいました。どこに行ってもこんがり良い香り。ひとまず自分たちの席を探しに・・。オリオールズのマスコットThe Bird。試合前にはマウンドをきれいに掃いたり、整備された白線は踏まないように気をつかったり・・。1塁側だけでなく、3塁側にも行っちゃう茶目っ気なムクドリ。 テレビで観戦していて、いつかは行きたかったカムデンヤード。ヤンキース戦ではいつも一番安い席ばかりですが、今回は少し奮発してCLUB BOX(それでも$50)。バックネット裏ということしか覚えていませんでしたが、この席とても良かったです。 席に向かうと担当のスタッフが「雨が降っているので中でお待ちください」と。このクラブボックスは一般席の間に銀行やメーカーが持っている観覧席があるのです。ざ~っと観ているとトヨタがありました。中では本格的なパーティーを催している会社も。そのためか、ちょっとした待合所があり、濡れることもなく優雅に2時間待ちました。MLBは超過密スケジュールで日程を組んでいるので、なかなか雨天中止にはしないのですが、Rain Outにしない自信はどこから来るのよと思っていたら、だんだん晴れ上がってきました。いよいよプレイボール 覆われていた白いシートが取られて、2時間遅れでスタート。まずは国歌斉唱。国歌誕生の地ボルチモアならではの歌い方があると聞いていたので、遅れないようにスタンバイしていました。オリオールズ戦での国歌斉唱ではたった1単語しか歌わないんです!・・・Oh, say does that star-spangled banner yet waveO'er the land of the free and the home of the brave? O'sにかけているのか、最後の方のこの"Oh"だけ声を張り上げるんです。地の底からわきあがるようで、もう一度あの国歌斉唱は一緒に歌いたいです。何も知らなかった旦那さんはビビッとりました・・。 試合はナショナルズ先発John Lannanがなかなか良く、オリオールズ先発Jeremy Guthrieと1点を争う投手戦でした。2人とも投げるテンポも良くあっというまに回は進んでいきます。 勉強不足で知ってる選手が少なかったです。ナショナルズにあの!オフにバスケットで怪我をしてヤンキースを解雇されたアーロン・ブーンがいました。 1992年開業の最新設備を導入しつつ、古きよき雰囲気を残している人気の球場。ついブルペンが気になる私はなかなか見つけられず・・。2階建てです。 何しろアメリカ内でも人気の球場です。遠くからはレンガ造りの球場が街と一体になっており、球場のスタンドからは街並みや倉庫が良い景色になっています。そして、音と映像が本当にきれいでした。大げさでなく、音は映画館で聞く高品質のデジタルサウンドです・・。 1階席と2階席に隙間を作り、風の通り道になるようグラウンドを掘る設計にしているそうです。そのため、夏でもスタンドは涼しいそうです。ヤンキーススタジアムではキャップのクイズもここではカニが登場したり、グラウンドキーパーがYMCAを踊らないものの全力疾走でした。 そしてゲームの最初から最後まで印象に残ったのはスタッフの方たち。皆さんお年を召した方ばかりだったのですが、応対がとても丁寧で親切です。椅子はきれいに拭いてくださるし、前の席の人はクラブケーキサンドの注文をお願いしていました。途中でオールスターの投票用紙を配布し、少したったら回収にも見える。本当にこのカムデンヤードを大切にしているんだなぁ・・と思いました。 残念ながらアムトラックの時間になってしまい、途中退場。それでも1時間半の試合時間で6回まで観戦できて大満足でした。試合は2-1でナショナルズの勝利だったようです。
2008.05.23
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これは試合前のバッティング練習の写真ではありません・・。れっきとした試合中です。ガラガラ~ 仕事→授業→野球・・という盛り沢山な1日の今日。夕方までどしゃ降りで、今日の試合はあるか微妙でした。風邪気味の友達を含め総勢4人のGirlsで行くので、ギリギリまで天候と試合の有無を確認して野球場に向かいました。友達の宿を出たときは0-1でオリオールズがリード。乱闘騒ぎ勃発。3回にジータが受けたデッドボールの報復(?)に、6回ホーキンスの球がO'sスコットの内角高めに入る。ホーキンスは即退場になったが、ブルペンからピッチャー陣も全力疾走。この負け試合、拝めないと思っていたリベラの姿が見れて満足。その裏、A.ロッドらしい報復が。 そして、ヤンキーススタジアムに着いて、ホットドックを買っている頃に0-9。先発のムシーナが7点を取られ、1回もたずに降板したらしい。席に着いてオーダーを確認していたらジータがデッドボールの影響で退いていました。最下位まっしぐらのヤンキース、ガンバレ。 オリオールズの先発ゴンザレスが良かった。遠目に見ても長身で、きっと2階の天井から落ちてくるように重い球なんでしょう。そんなゴンザレスを今日から復帰のA.ロッドが6回にとらえ、5号2ランホームラン。あまり野球を見ない友達が「良い構えだなぁ」と呟いた矢先の出来事でした。思わず横目で友達を見ながら「審美眼あるなぁ」と。座席からはデーモンがよく見えました。 翌日のローカルニュースで、デーモンがワンや松井などのアジア系選手の存在が彼のアジアへの興味を刺激している・・と。以前見かけたデーモンの奥様がアジアっぽいなぁ・・と思っていたら、タイ系の方らしいです。デーモン自身もタイの野球へ何か貢献したい・・と少しずつ少年野球を訪問したりしているそうです。ほとんど外観は完成の新スタジアム。 試合は2-12という結果に。こんなに観客の消えたスタジアムも珍しい。ファンサービスか肩慣らしか、9回表はリベラ登場。ヒットは打たれたものの、0点でピシャリ(と負け試合を言って良いのかな)。負けてしまいましたが、乱闘あり、A.ロッドの復帰を見れて満足。ジータの様子と先発ピッチャー陣が心配です。Let's go Yankees!
2008.05.20
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昨晩パラパラと雨が降り、雨具・傘・ホカロン・オペラグラス・42番のTシャツ・カメラを寝る前に用意。今日はお昼前から陽が差し始め、前の3つはお荷物となるくらい良いお天気。 球場に着くと日本人の姿がいつもより多かったです。ゴールデンウィーク中にマリナーズ戦とあっては、応援したくなるというものです。私たちもその1人。旦那さんと2人で観るときは必ず外野のBleacherを取ります。お値段も安いのですが、なによりもブルペンの真後ろなので、ピッチャーを間近で見られのが良いです。私たちの後ろには「松井」の横断幕を持った大日本人応援団が陣取っていました。イチロー選手は今日もストレッチに余念がない・・。真ん中は人気モノのチェンバレン 席からはイチロー選手もよく見えました。本当にストレッチに余念がなく、試合中ず~っとしていました。ストレッチは大切です。中継ぎ陣もブルペンに入ってもまずはストレッチからスタートしていました。 昨年から頭角を現してきたジョバ・チェンバレン(Joba Chamberlain)が人気者。今年は少し打たれているときがありますが、あの直球はなかなか威力があります。「ジョバ~」と声をかけるとペコちゃんみたいな顔をして振り返ってくれる茶目っ気も。 今年で今の球場は終わり。来年からはお隣に造っている新球場になります。カウントダウンのボードがあり、それによるとこの球場での試合はあと66試合。最初、気温かと思ってしまいました・・。5回から姿を現したリベラ。6点差あるので投げるかなぁ・・と思っていたら リヴェラが姿を現したときは、本当にオーラがありました。ゆっくりとみんなに挨拶して、ゆっくりとスタジャン脱いで、42番が光っていましたよ。 試合は松井の適打、メルキーとカノーのホームランなどで8-2と勝っていました。先発ラスナーも2ランを打たれてからは抑えました。8回からリヴェラが投球を始めたときは「投げるのかな」と期待して見守っていました。 9回、彼が行く・・とわかったときは、彼がグラウンドに出る前からスタンド総立ちで迎えました。今年の彼は本当に輝いています。12試合投げて防御率0.00。 最後はピッチャーフライでリヴェラが取ってゲームセット。本当に良い試合でした。
2008.05.04
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出掛けにふと上を向くとレンガを掃除している人がいました。近所は瀟洒なレンガ建てのアパートが多いです。磨いた箇所はどんどん色鮮やかなこげ茶色が蘇ります。しばらく見上げていたら、遅刻しそうになりました。 今日は4月15日。 確定申告の〆なので、郵便局はどこに行っても長蛇の列ができていました。郵便局前からはエンパイアステートビルがきれいにそびえていました。隣にはお月様も出ています。この写真はこんなに明るくて、夕方6時過ぎです。 今日は4月15日。 ヤンキース戦を見ていたら、みんながリベラになっていました。1947年のこの日、ジャッキー・ロビンソンがアフリカンアメリカン初のメジャーリーガーとしてデビューした日です。 デビュー50周年の1997年に背番号「42」を永久欠番に、昨年からは「ジャッキー・ロビンソン・デー」にちなんで有志で「42」を付けてプレーするようになったそうです。 今日の試合はデビルレイズの選手はほとんど「42」を、ヤンキースからはもちろんリベラとジータが付けていました。現役選手最後の「42」はリベラだけになりました。
2008.04.15
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2月最後の日が今年のヤンキース戦チケット発売日。我家の球場での開幕戦を対岩村にするか、対イチローになるか悩み、5月のマリナーズ戦にしました。 あれから約1ヶ月。チケットが来ない。 レッドソックスは東京で開幕し(ヤンキースがドームで開幕戦だった年はブラウンなど数人がウィルス感染した・・とかで体調不調だったのでお気をつけてください)、松井は結婚し(オメデトウございます。ローカルニュースのスポーツコーナーで紹介されていました)、桑田選手は引退し(お疲れ様でした)、来週からはヤンキース戦も始まっちゃうのに来ない・・と心配になっていた矢先、届きました。 さすがに匂いをかいだりはしませんでしたが、机の上に置いてしばらく眺めてしまいました。THE FINAL SEASON。現ヤンキーススタジアムが今期で最後になり、来期からはお隣に建設中の新球場にお引越し。 悔いの残らぬよう応援するぞ!
2008.03.27
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昨日からニュースはThe Mitchell Report(ミッチェルレポート)で持ちきりです。元上院議員で検察官のGeorge Mitchellが20ヶ月かけてMLBの薬物使用の実情を調査し、その報告が昨日ありました。 ちょっと驚いたことに、409ページに及ぶミッチェル・リポートをMLBの公式HPで誰でも閲覧できます(PDF)。私もかなりざ~っと斜め読みをしました。本当にざ~っとです。 実際に薬物を購入したときのチェックのコピーも資料としてありました。昨オフに話題になったボンズ、シェフィールド、ジオンビー兄弟らはマリオン・ジョーンズのメダル剥奪で露呈したBALCO社の章(7章)で細かく報告されていました。今回のリポートで話題になっているのが彼らではなく、次の8章で薬物使用選手として実名の挙がっている選手たち。 ニュースで「80名にも及ぶ選手名が記載されている」と聞いたときは、ただ名前が列記されているだけだと思っていました。このリポートではどう関わっていったか・・ということを細かく追っています。例えばクレメンスの章(P167-175)ではその後ヤンキース時代もトレーナーになったマクナミーから1998年にどういう形で話があったかとか、最初は薬を(クレメンスが)自分で打てず代わりに打ったことなどが書かれています。 同じくクレメンスと共に名前が挙がり話題になっているペティット(P175-)も、マクナミーから2001-02のシーズンオフ、2002年の肘の故障で戦線離脱したときにhuman growth hormoneを紹介されたことなどが書かれています。このリポートによるとステロイドよりもhuman growth hormone(日本語で「ヒト成長ホルモン」というらしい・・そのままか・・)が尿検査で出ないため使用量が増加しているそうです。 今朝のニューヨークタイムズの1面もこのレポートに関してで、投手なら防御率、野手なら打率が写真の隣に掲載され、薬物使用期間には別色でマークしてありました。テハダ、ブラウン、ビロンの名前がリポートにありました。なにしろ80余名ですから・・・。 気になることは、証言を元に作成しているレポートなので、信憑性はこれから個々に確認していくことになるのでしょう。実名の挙がっている選手にとっては大変ですからね。マスコミが大騒ぎする一方で、周りの野球ファンは「はいはい・・今更?」という冷静な反応でした。 ただ、これだけステロイドだと騒いでも未成年者アスリートの使用がゼロではないんですよね。夜のニュースでリポートの説明のあとに高校生アスリートのステロイドの使用者が3-6%と報告していました。私にはこちらの方が衝撃的でした。リポートでもステロイドの及ぼす影響を述べていますが、それよりもやはり有名選手の使用にスポットが当たります。リポート報告のあった昨日ヤンキースと契約更新したA.ロッドはその点、せめてストイックであって欲しい。
2007.12.14
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夏場のヤンキース戦の敵はサンダーストーム(T-Storm)。前もってチケットを購入する春や初夏にはそんなこと忘れています。今晩も悲しいことにマークが・・。予報では午後8時から大雨になるとか・・。 朝から「晴れて欲しいなぁ・・」と空を見ながら雨具を用意していると、遠足前の子どもやな・・と。私にとって野球場での観戦は最高の贅沢でございます。できることなら永遠に野球場に近いところに住みたい・・。 今晩はイヴァン・ロドリゲス率いるタイガース戦。マーリンズ時代に彼のキャッチャーぶりを見て、いつかは生で見たい・・と楽しみにしていた選手の1人です。このタイガース戦は今期、私にとってラストのヤンキーススタジアム観戦です。 少しでも長くジータとA.ロッドの傍にいたい・・という来月帰任予定の友達と6時前に球場入り。今日の席はブリーチャー席の隣。ブルジョワちっくな席から庶民の席を見渡す(普段は12ドルの庶民席です・・)。この席は屋根つきなので、サンダーストームも怖くナイッ! タイガースのバッティング練習が終わると、ヤンキースの選手がゆっくりとストレッチ。友達とかぶりつき状態で観ておりました。NYを離れるときがきたら、このスタジアムでの一体感が1番懐かしくなるだろうなぁ・・。一秒でもスーパースターたちと同じ空気を吸いたい気持ちはわかります・・。 夕焼けもきれいに見え、試合開始。敵陣には元ヤンキースのシェフィールドもいて、久しぶりに底から湧きあがるブーイングをききました。ここぞ・・というときにシェフィーは打てず、怪我をしたヤンキース晩年なのに、今日は異様に塁にいたぞよ。 試合は5-8で負けました。が、雨も降らず最後まで試合を観れたことに感謝しましょう。そして、9回裏2アウト5点ビハインドでお客さんも大分減ったときでも、松井の集中力は途切れず、RBIを稼ぎました。正直、私も負けだなぁ・・なんて思いながら、今年のスタジアム観戦を振り返り始めたときだけに、松井の凄さを感じました。最後まで諦めちゃ駄目ですね。 今日はリベラ様はお休みのよう。売店でバブルヘッドを見ていたらすぐわかりました。
2007.08.16
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今朝はすごい雷と雨の音に目が覚めました。先週金曜日から遊びに来てくれた友達が、日本に帰る日だというのに・・。ニュースを見たら、今朝竜巻で地下鉄がストップしているとのこと。 案の定、道路は大渋滞でタクシーやバスはとてもつかまりそうに無い状態。それでも、なんとかイエローキャブを捕まえ、飛行機に間に合いました(3週間ぶりに仕事場に行ったら、皆通勤に2時間とかかかったらしい・・)。今頃は機上の人です。最後の最後にNYCらしい慌しい朝を経験したということで・・。楽しくてアッ!というまの5泊でしたが、思い出に少しずつ書いていこうかな・・と思っています。 この旅行中、2人の間で何度も交わされたラッキーと素敵その上位はなんといっても、アレックス・ロドリゲスの500号を先週土曜(8/3)に球場で見れたこと。NYで行きたいところ、したいこと、食べたいモノリストに挙げてくれたヤンキース戦観戦。野球好き・・というイメージの無かった友達だけに、喜んでチケットを用意させていただきました。しか~し・・カンザスシティ戦という、普段では取りやすいカードが球場では売り切れ。これも499号で足踏み状態のA.ロッド見たさでしょう・・。 2人でジータとリベラのTシャツを着込み、いざ出陣!アパートの敷地では「ヤンキース戦行くのかい?今日は見れるかねぇ?」と声をかけられました。みんなが楽しみにしている500号。いきなり初回でレフトスタンドに入ったときは、2人で大興奮状態。その後、松井もヒットを打って楽しい、楽しいヤンキース戦観戦になったのでした。キャプテンとして仕事もできるジータに2人ともメロメロ。滞在中、宿のテレビではYESを見続けることになりました。松井がヒットするとこんな電光掲示板が・・ この日、今までになかったことがありました。松井の打席で、アメリカ人ファンたちから「ガンバッテェェ」という歓声が日本語でありました。声がちょっと高めで照れた感じで言うのが可愛い・・(含むゴツイアメリカ人男性)。1人が「ガンバッテ」の意味を"Good Luck"と説明していたときは、なるほど・・と思いました。松井に届いてるかな。
2007.08.08
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今年のヤンキースは無理だから・・という輩を横目に、応援に行って来ました。まだ2ヶ月近くあるっ! ・・などと言いながら、井口を見たくて購入した今宵のホワイトソックス戦。ご存知の通り先週の水曜日にトレードでフィリーズに行ってしまいました。静かに幕を開けたと思いきや、初回から退場あり、ホームランあり・・の試合でした こうなれば純粋に(!)ヤンキースを応援。一糸乱れぬブリーチャー席の応援を見ながら気分も高揚。よく日本の応援(特にタイガース)を気持ち悪がられるのですが、ブリーチャー席ライト側の応援ははるモノがありますね・・。 この日はピラティスもあり、夜風を受けながらの観戦は本当に気持ちが良かったです。私がNYに来て数ヶ月後、家族がキューバからボートで亡命してきたホセを懐かしくマウンドで見る。ヤンキースにいたときはあんまりピリッとしなかったけど、ホワイトソックス行ってから少し怖い。そんな郷愁を感じ静かに幕があいた・・と思いきや、いきなり初回でホワイトソックスの監督退場。そしてアブレイユ、松井とホームランが続き・・これはすんごい試合の幕開けでございました。A.ロッドの500号が拝めるかも・・と期待も高まります。A.ロッドの500号は明日以降にオアズケ!彼の打席は老いも若きも気になるもの・・ 試合前に市長を交えてのセレモニーがあり、電光掲示板の上には来年(2008年)のオールスターゲームのエンブレムが掲げられていました。とてもチケットは手に入らないだろうから、自宅観戦なんだろうなぁ・・。 試合は16-3で勝利。合計8本のホームランが飛び出す試合になり、1939年以来のホームでのタイ記録だそうです。・・大量得点差でのゲームって、勝敗が決まってあまり面白くないだろうなぁ・・と思っていたのですが・・面白いです。しかもA.ロッドの記録を楽しみにお客さん帰りません。 Bobby Abreu→Hideki Matsui→Robinson Cano→Melky Cabrera→Jorge Posada→Hideki Matsui→Johnny Damon→Shelley Duncan と華麗にホームランは続きました(どういう順番で打ったか忘れてしまうほど・・)。ホームランを打った選手がダグアウトに戻るとき、ジータが「良くやった!」と迎える姿が良いですね。残念ながらA.ロッドの500号は明日以降でした。彼の打席でのフラッシュの数は凄かったです・・。 松井選手、7月の月間MVPに決まったようですね。おめでとうございます!
2007.07.31
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今日もとても良いお天気。まさに野球観戦日和。ここのところヤンキースが負けており、レッドソックスとのゲーム差を見るのが怖い・・。こう負けているとリベラ様も投げる機会がなく、先週の水曜日はついに負け試合を投げておりました・・ というわけで、渇を入れるべく球場に行ってまいりました。今週は独立記念日を控えており、球場でもヤンキースのサイトでもチケットは売り切れ。そこで職場のスタッフにきいたStubHub!というサイトで購入しました。アメリカ人が使うということもあり、料金も良心的。試合前にオフィスにチケットを受け取りにいけばOK。球場とは反対の方向・・South Bronxの住宅街にオフィスがありました。 無事にチケットも手に入り試合開始。今日の対戦相手はアスレティックス。が、2回表で0-8。昨日の得失点差を既に上回っています。初めてヤンキース球場に足を運んだ旦那さんの友達も一緒だったので、あとはヤンキース球場でのMLBを純粋に楽しむことにしました。ビール飲んで、ホットドック食べて・・。歌に出てくるクラッカージャックも初めて食べてみましたよ。キャラメルコーンとポップコーンが混ざったような味でした。Take me out to the ball gameTake me out with the crowd,Buy me some peanuts and Cracker JackI don't care if I ever get back.Let me root, root root for the home team,If they don't win it's a shameFor it's one, two, three strikes you're outAt the old ball game. 今日は夢を見させてくれたシーンが何度かありましたが、ジータがいかに仕事のできる男か再認識させていただいた試合でした。9回裏の攻撃前にロッキーのテーマに合わせて、逆転への夢をつなぎましたが・・6点差はどうにもこうにも・・最終的には5-11でした。なかなかスカッと勝てません。 ところで・・巨人のユニホームや帽子を身に着けているアメリカ人をチラチラ見かけました。最近、流行っているのかなぁ。
2007.07.01
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今日はとても良いお天気。まさに野球日和でございました。 今日はブルペンの後ろにあたるBleachers。今日は・・ということは、そうです2日目前の金曜日にもマリナーズ戦を見てまいりました。井川先発の楽勝モード(1回に5点リード!)のはずが・・悪夢のビーン(何が起きたか・・)の継投で気がつけば11-15というバレーボールのような試合結果でしたよ。ビーン降板のブーイングはすんごいモノがありました。松井や城島("ジョージミャァ"と聞こえる)がホームランを放ったことなど、すっかり記憶から吹っ飛んでおりました。 そんな一昨日の試合を払拭すべく、オムスビ握って、オペラグラスと代目デジカメちゃんを持って気合入れて行って参りました。暑いくらいで、アイスクリーム売り場には長打の列ができていました。 今日は松井の日米通算2000本安打達成も気になるところ。渡米していると聞いてプッ・・と笑ってしまった『金やん』はどこの良い席座っているのかしら・・とオペラグラスで探すも見つからず。いつもよりも日本人が多く、"55"Tシャツもそこかしこに。普段はあまり興味の無い私も、今日は個人的に松井の打席が気になりました。 その決定的な瞬間は6回裏にきました。高いフライがレフトに上がり、あぁ・・取られると思ったらレフトが捕球できず落球。その後何も無かったので、アメリカでは日本でのヒット数は関係ないのかなぁ・・とか(アンコールを見ていますが、通算2000本安打まであと1本と解説していました)、エラーだったのかなぁ・・なんて思いながら、イチローを見ると腰に手をあてて足首をよ~く回していました(笑)。いつ見ても、この人はストレッチしている・・。 この打席はエラーになったものの、7回表にヒットに訂正となり2000本安打達成。4打席目は気持ちよいライト前ヒットで2001本目。通過点として見事に超えてくれました。ヤンキースのサイトを見ると"Matsui reaches milestone; Career hit No. 2,000 brings left fielder admission to Meikyukia"の見出しで、400勝投手金やんがグリーンのブレザーをあげにNYに来ていますよ~と紹介されていました(記事は最後までメイキュウキア・・と)。 そういえば・・乱闘かぁというシーンが7回表にありました。伏線として6回フェルプスによる城島へのタックルがありました。遠目に見ても城島は1塁寄りに構えていたので、タックルする必要があったのか謎でしたが・・。その裏のフェルプスの打席では死球。そして7回表にプロクターがマリナーズの選手にあてて、ベンチやブルペンから両陣営が出てきました。乱闘は今まで見たことが無かったので、少しドキドキしてしまいましたが、プロクター退場後、試合はすぐに再開されました。 今日の先発はラスナー(Darrell Rasner)。よく知らない選手だったけど、メジャー3年目で昨年ナショナルズからヤンキースに移籍してきた選手らしい。外野から見ても丁寧に投げているのがよくわかりました。プロクターと交代のときは、思わず立ち上がって拍手してしまいました。ピッチャー・・といえば、この方に今日の話題は全て持っていかれました。 3点のリードで7回の攻撃前に"God Bless America"に続き、"Take Me Out To The Ball Game"と流れるところが、お知らせがあります・・注目!のアナウンスが流れ、電光掲示板を見ると・・そこには・・クレメンスがペティットが戻ってきて、クレメンスのヤンキース復帰の噂は流れていたけど、本当に戻ってくるとは思わなかった。松井の2000本安打も、一触即発の騒ぎも・・ロケットに持っていかれましたよ。まだマイナーにいるようですが、1年契約のようです。 話題てんこ盛りの1日でしたが、しっかりブルペンに張り付いてリベラ様を見ておりました。42番を着てカメラを握り締めているからか、警備の人もかなり注意するのを待ってくれました。今日は雄姿を拝めませんでしたが、試合は5-0でヤンキースの勝利でした。ブリーチャー席はアルコール禁止なので、家に戻ってから私で、旦那さんコーラフロートで祝杯をあげました。
2007.05.06
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連敗中のヤンキースに渇を入れるため(?)、今年初めてヤンキーススタジアムに応援に行ってまいりました。ペルーにいる間にA.ロッドが打ちまくっていたという情報がある一方、7連敗とはどういうこっちゃ・・。ここのところリベラ様の調子があまり良くなく、この日のTシャツは2番か42番か悩みました。やはりあなたがヤンキースには必要だ・・という願いを込めて、42番を着て球場に向かいました。 この日のヤンキースは眉毛が凛々しいカーステンズとウェイクフィールド・・のはず。が、遅れ気味に球場に着き、3階席へのエスカレーターを急いで上っていると”KEI IGAWA”のアナウンスが。「今、井川って言ってなかった?」と話しながら席に着くと、井川がマウンドで投球練習していましたよ。 球場の最上階(TierのX列)の席に着くと、ノーアウト1,2塁。しかもオルティスですよ。いきなりの見せ場が真下で行われておりました。 それにしてもこの席、なかなか面白い席でした。ワイナピチュ登山を髣髴させる急な階段と傾斜。しかも、ライト側なのに、1/3はレッドソックスファン(「赤靴下軍団」と書かれたTシャツを着た集団もいた模様)。レッドソックス戦は本当に取るのが難しいカードで、値段も跳ね上がります。 井川が抑え、2回裏松井がヒットを打ちました。オォォ・・今日は良い感じだわ・・とグラウンドを見つめていたら・・松井が走った!おととし、○盗とかコーチと課題を決めていた話を聞くけど、本気で盗塁をする気があったとは・・。いや~・・ビックリした。これならデジカメで撮ってもブレなかっただろうなぁ・・という速さでした。 ポサダの2ランとカブレラのファールになりそうなヒットで3点リード。6回を終わる頃には、周りはビールと試合で血が上った両ファンの小競り合いが始まりました。前回のときもそうでしたが、試合が終盤になるにつれて、スタンドでの試合が面白くなります。ビールを敵ファンにかける人、空の容器をぶつける人、中指立てて怒鳴りあう人。ヤンキースの応援も"Boston Suck!"の大合唱に(代わりにアレックスがエラーすると"E-ROD!"の野次がレッドソックスファンから飛びます)。こうなると警備の警官たちは一斉にスタンドに目を光らせ始め、過激な人はスタンドから退場になります。この日は落下傘のおもちゃを持ってきた人が警察に注意されていました 7回の攻撃前、"God Bless America"のとき、ブルペンで42番の後ろ姿を射るように見つめておりました。投球練習を開始したときも、祈る思いでしたね。もう寂しそうなリベラは見たくな~い!井川からブルーニー、ファーンズワースと中継し、9回裏2点のリードでマウンドに向かうリベラにヤンキースファンの拍手は大きかったです。ここのところの連敗でリベラが投げる機会も無く、昨日のビハインドでの登板は打たれたリベラ。試合後の談話で"If I didn't feel good, I would go home,"と、引退も示唆していたことを知ったときは、本当に彼にとってもチームにとっても救われた414セーブ目だったと実感。 何はともあれ連敗ストップ。"New York,New York"と気分よく口ずさみ、勝利をビールで祝って帰りました。
2007.04.28
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今週から開幕した大リーグ。まだまだ忙しい日が続き、ゆっくりと中継を見ることもできないまま・・ヤンキースは連敗。松坂のロイヤルズ戦登板も、仕事場のスタッフから「ヤンキースにはBAD NEWSだ~」と途中経過を教えてもらったほど。 今日は久しぶりに何も無い土曜日。イースター前ということもあり、アパートはヒッソリ。もちろんランドリーも誰もおらず、ヤンキース戦を見ながら洗濯物をまわしてきました。 さて井川の初登板。周りのヤンキースファンも松坂ことは話題にしても、"ェガワ"(こう聞こえる)のこととなるとよく知らないようです。私もよく知りません・・。試合中継を見始めた段階で1点をとられていました。その後アレックスの2ランで逆転したものの、あれよあれよ・・と点をとられ、お客さんブーイングするは、帰るは、松井さがるは・・。 今年の先発陣は今のところ全員打たれているので、長い目で井川も見て欲しいよねぇ・・なんて呟きながら見ていました。途中、松井と井川の映像が並んで映り「ヤンキースとレッドソックスのようなチームにいた2人がチームメイトというのは奇妙なんですよね・・。ジターとデーモンのようなものですね・・ハッハッハッ」みたいな件がありました。 「何年か前にジアンビーが故障から戻ってきたとき、全然打てなかったんだよ。もう外せば良いのに・・と思ったけど、ジョー・トーリは使い続けて」なんて話を旦那さんとしていたとき・・そのジアンビーが打ち、アレックスがさよならホームランでした。やはり彼らはヒーローですな。
2007.04.07
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1月31日午前10時・・今シーズンのヤンキース戦のシングルチケットが発売になりました。松阪効果もあるようで、レッドソックス戦(いきなり4月・5月とあるんです)は厳しい・・と旅行社に勤める友達も話していました。松坂大輔・・デビュー戦は忘れられない。私の大好きな選手が、対戦投手だったんですよねぇ・・。全然忘れられていますけど・・。ジムの安眠室で「松坂だけじゃなくて、こっちも映してよね」とイライラして試合を見た覚えが・・。 水曜日は朝番のため、球場に並ぶことはできず、朝から並んでくれる・・という友達に託しておりました。が、アメリカ人の徹夜待ちに怖気ずき・・(風邪ひいちゃうし・・)、10時からネットで取る作戦に切り替えました。(あくまで私は仕事で友達頼みでございます・・) 友達は10時ピッタリにクリックできるよう準備していたものの、レッドソックス戦は最初から一枚しか購入できず・・。過去の経験から言うと、野球を1人で観にいってもビール飲んでオッサンのように独り言いうしかないので、お薦めできません。。(しかも私は内野席で・・酔って寝た) レッドソックス戦は諦めて、夜マリナーズ戦を購入。我家のスタジアム開幕は5月のようでございます・・。と思っていたら吉報。友達が日本からくる知人の為に取ったレッドソックス戦がまわってくるかも!!もっと良い席がイイナとリクエストがあったようです。無事にそちらが取れたら、我家にまわってきます・・3階席が。 果報は寝て待ちます・・・。
2007.01.31
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今朝のローカルニュースでヤンキーススタジアムの隣で新しい球場の起工式(groundbreaking ceremony)が行われていることを知りました。この日はベーブ・ルースの命日でもあるそうです。その日に市長や球団社長、YES専属のアナウンサーなどが集まっていました。2009年完成の予定だそうです。ヤンキースのヘルメットにバットをデザインしたシャベルで土を掘り起こしていました。 その夜、お隣現ヤンキーススタジアムに応援に行ってきました。本当は早めに行ってゆっくり雰囲気を楽しみたかったのですが、社員が風邪でダウンをし、残業をするはめに・・。同じく観戦に来ていたゆーみんさんとゲート前で会って小話をし、中に入りました。 今日の先発はフィリーズから移籍したライドル。あんまりピリッとしないなぁ・・。初回いきなりソロホームランを打たれ、ブリーチャー席からグラウンドにボールが返球されていました。 目の前には(たぶん)三つ子の息子さんたちを連れたパパが陣取っていました。格好だけは一人前でスコアブックなぞ開いていました(書いた形跡はないのですが・・笑)。 試合は3点をヤンキースが追いかける形でした。カノー・バーニー・メルキーのヒットでなんとか2点まで追いつきました。が、3点目がなかなか入らない・・。負け試合ではリベラは投げないので、ファーンズワースの速球を楽しみに待ちました。テレビで見る限り160km/h近い球を連投するので、どんなもんかなぁ・・と見てみたかったんです。速かったなぁ。 そのまま2-3で9回裏の攻撃。その前に画面ではなぜかロッキーが流れていました。えぇ・・あのボクシングのロッキーです。そのテーマに合わせてヤンキースのサヨナラ勝ちの映像を流してスタンドの雰囲気を盛り上げるのです。う~ん・・なんだか勝てそう・・なんて甘い期待も空しく、負けてしまいました・・。 たぶん今晩が今期ラストの観戦だったので、気になっていたものを。まず怪しいリベラのサングラスの看板。その顔で微笑まないで・・と思っていつも見ていました。それから帽子のアイス。一説によると帽子はヤンキースショップで1ドル以下で売っているらしいのですが、記念に。アイスはもっぱら旦那さんが食べて、私はビールで気持ちよくなっていました。だんだん夜風が涼しくなってきて、もう秋なんですねぇ・・。
2006.08.16
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昨日よりさらに気温上昇した今日。仕事して、ピラティスして、ヤンキース戦に行ってきました。我家にクーラーが無いこともあって、暑さにも体がぴんぴんしております。仕事場の人はそんな私を眩しそうに見ながらも、"crazy"の称号をくださりました(笑)。 電力供給ストップの恐れもあるため、仕事場のクーラーは高めの温度で、ビル全体が制御され始めました。旦那さんの仕事場もそうらしい。昨日の試合からヤンキーススタジアムの大型スクリーンも所々自粛されました。試合の合間に必要事項を伝えたら、パッと消えました(写真左下)。 今日は先着○名様にヤンキースオリジナルマウスパットがプレゼントされるので、密かに狙っていたのですが、ピラティスがちょいと長引き、ゲット断念。試合中、団扇代わりにパタパタ扇いでいる人が多かったです。 今日はToronto Blue Jays(ブルージェイズ)戦。以前譲っていただいたシーズンチケットの一枚です。シーズン前には戦力補強をしたので良い線行くのでは・・と番記者情報をもらったチームではありましたが・・。7.5ゲーム差で3位というのは頑張っているのかな。 先発は王建民(Chien-Ming Wang)。前回観戦したときも彼でしたが、今日は調子良かったです。テンポよく投げて8回入った時点でまだ90球代でした。調子良すぎて、リベラの登場はありませんでしたが・・。 今回のヤンキースのトレードの目玉、アブレイユ(Bob Kelly Abreu)がライトに入っており、目の前でした。大きな体ですが、足も速いので守備範囲も広かったかな。見えませんが、写真(左上)はアブレイユがガムの風船を膨らませているところです。もう1人の補強、ライドル(Cory Fulton Lidle)は明日先発のようです。 さて、試合は王の好投と、ジター・ポサダのホームラン、バーニー・A.ロッドのヒットで7-2で快勝でした。目の前でA.ロッドのヒットを見たのは久しぶりかなぁ。ヘッドスライディングでの二塁打でした。。(試合の再放送を見たら、このプレイ凄い。スライディングしながらタッチされそうな左手を引っ込め、右手で二塁を攻めている・・。運動神経の成せる技というか・・。旦那さん曰く"桜木花道のようだ・・"。) A.ロッドはこの日、試合前に非営利団体のハーレムのプログラム(Harlem RBI)に属している子どもたちと会っていたようです(参照)。A.ロッドは生まれたのは我家の近くワシントンハイツですが、その後お父さんが蒸発し、ドミニカとマイアミでお母さんに育てられています。父の蒸発が心に傷を負い、セラピーに通ったり、奥さんも心理学を専攻し(元教師)、彼を精神的にもサポートしている・・と耳にします。 そんな貧しさにどう打ち勝ち、目標に向けて進んできたか・・を12人の子どもたちに話したようです。「(貧しさの)長いトンネルを抜けると、その先に新しい世界が広がっているといことを知っておくべきだよ」。そして教育の重要性や、ドラックやお酒に手を出さず勤勉でいることを語ったようです(「鏡見て、『あのときドラックをしていなければ・・』と後悔することは絶対にしたくない」と。) 球界のスターが自分のマイナスの部分も子どもに話しながら、彼らの『モデル』になる潔さがすごいなぁ・・。 そのようなA.ロッド君の果敢なプレイを脱水症状にならないように・・とビールをガバガバ飲みながら応援していたのでありました。水分ばかり摂っていたので、目の前の子が食べていたわた飴やcracker jackが美味しそうでした。
2006.08.02
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先週、ヘアドライヤーが使用中に爆発しました。火花が散ったと思ったら、コードがちぎれた・・。私はドライヤーをそんなに使わないのですが、髪命の旦那さんには大変な話。そこで出社前にムービングセールで見つけた2ドルのドライヤーを購入しました。なかなか立派そうなドライヤーです。 17時半過ぎにインターン仲間とそれぞれ正装(彼女デーモンTシャツにピンクのヤンキース帽、私ジータTシャツにカーキのヤンキース帽)に着替えて仕事場を出ました。ヤンキーススタジアムは軽装が大切なので、ごっついドライヤーや電子辞書などはロッカーの中に押し込んできました。 スタジアムに到着したのは18:30頃でした。もう少し早く行けばNYのゆーみんさんのように松井選手に会えたかも・・。ヤンキースvsマリナーズ戦なので、日本人が多かったです。実は張り切ってレフト側内野席前方のチケットを購入していました。そう、松井選手を等身大で見て応援するため!!お陰でカブレラ君がよく見えました(写真左下城島選手とカブレラ君)。 やはりスタジアムは良いですねぇ・・。。気持ちが良い!日本では屋外の神宮が好きでした。この日は夜でも30度を越えていたので、ビールが美味しかった!日本のようにタンクを背負うのではなく、売り子さんは瓶ビールを持ち歩きます。結構ビールやアイスは売れていました。 名前を呼ばれて選手がグランドに入ってくるとワクワクします。初回先頭打者のイチローにヒットを打たれ、あれよあれよと生還していました。昨年はヤンキース側からも『イチローコール』が湧いていましたが、今年は大ブーイング。それだけ敵として怖い存在と認められたんですね。 先発の王建民は、なかなかストライクが入らず苦戦するものの、カブレラやカイロ、フィリプスの活躍で逆転しました。ジアンビーのホームランはトイレに行っていて見逃しました。なんの歓声だろう・・と思っていましたが、まぁ・・人生そんなもんです。 この日の試合にはジュリアーニ前NY市長、"American Idle"で優勝したジョージ・クルーニーを数発殴ったような顔の男性も観戦していました。 中継ぎ2人もしっかり抑えて、昨晩400セーブをあげたリベラ登場。観客は総立ちで彼を迎えました(写真右上)。4-2と2点差でのマウンド。前日の井口に続き、今晩も先頭の城島にきれいに打たれました。その後、1,3塁にされながらも最後は三振で抑えました。 ところで・・。試合前に歩いていたら「NYにお住まいですよね」と男性に声をかけられ、何かと思ったらシーズンチケットを定価で売ってくれました。ボストン在住で楽しみにしていたようですが、予定が入って残り3試合が観れなくなったとか・・。喜んでいただくことにしました。友達とビール飲みながら、どこで住んでいると思ったんだろう・・格好汚い?と反省会を開きました(笑)。
2006.07.17
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ヤンキースのクローザーMariano Rivera (マリアーノ・リベラ)が通算400セーブ目をあげ、メジャーリーグ歴代4位の記録を達成しました。女性は男性の才能に惚れる・・が合言葉のひまわり家。毎日のようにヤンキースの試合を見続けて3年目。気がつけばリベラに惚れこんでおりました。決してハンサムとはいえない顔立ち、帽子はできるものなら脱がないで欲しい容姿。でも、マウンドでの雄姿は凛々しく、一球ごとに魅せるピッチッングは美しい。 今年11月で37歳を迎えるためピークは超えておりますが、通算2.31、今シーズン2.02の防御率は立派です。今でも9回からマウンドに上がると『勝ったな』という存在感はあります(時々ハラハラしますが・・)。クローザーのファンになると、なかなか厄介です。負け試合はまず投げないし、大差でもセーブポイントが付かないので拝めない・・。 アメリカで活躍する人は『ロールモデル』になることを意識する・・と話したことがあります。有名になるとそれだけ社会への責任を感じ、なんらかの形で表現します。タイガー・ウッズ然り、リベラも母国パナマに学校を作っています。 今日の試合は8回ノーアウト、1,2塁から投げました。9回には先頭バッターの井口に2塁打を打たれましたが、2点差を守りぬきました。試合後にはキャッチャーのポサダにボールを記念に欲しいとお願いしたとか。リベラの上に君臨するセーブ王はLee Smith (478)、Trevor Hoffman (460) 、John Franco (424)。今年中にはもう1つ上を狙えるかしら?今シーズンは珍しくリベラのバッター姿も見れました。突然の打席で、ジータにヘルメット借りたり、アナウンスが流れると敵地なのにスタンドから大きな拍手が湧いていました。 これからも体に気をつけて、1日でも長く凛々しい姿を見せてくださ~い。明日はイチロー率いる(?)マリナーズ戦の応援に行ってきます。
2006.07.16
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仕事場のあるビルのオーナーが数ヶ月前から変わりました。オーナーの好みが違うのかもしれませんが、あっという間に1階ロビーの雰囲気が変わりました。壁や床の大理石がグレー系になり、金ぴかだったエレベーターがモノトーンの落ち着いた雰囲気に・・。エレベーターの中まで大理石がはめられ・・。 大きな変化はロビーにテレビがはめ込み設置されたことです。通常はCNN等のニュースを消音で流しているのでずか、6時過ぎに通ると、ドアマンや管理人が椅子に座って野球観戦しています。 昨晩は8時過ぎに仕事場を後にしました。チャコンが先発だったのですが・・2回で0-9で負けていました。なんじゃ・・この試合・・と思ってカウンター前を通ると、さすがにいつもいる警備のオジちゃんも見る気にならないのか、外でタバコ吸っていました。 今年も投手陣が(勝っている試合もわざと面白くさせようと采配しているくらいに・・)打たれます・・。しかも、クローザーをになってしまったので、いろいろと条件が揃わないとお目にかかれない・・。厄介な選手を気に入ってしまいました・・。 家に帰って晩御飯の用意が終わると、やはり無意識に"YES"にチャンネルを合わせてしまいます。松井が戦線離脱した後の試合、チームが勝っても、リベラが投げてもあんまり興奮しなかった。日本でヤンキース戦を必ず観ていた会社のオジサンたちも、今年は巨人が強いこともあって、そちらに目がいっているそうです。(松井の流れをくむからか、なんでか巨人ファンが多い日本人ヤンキースファン。)もうじきワールドカップも始まるし・・。 私もヤンキースファンなんていいながら、『松井ファン』だったんだぁ・・と変な意識を持ちながら試合を見ると・・ジータの3ラン! さすがキャプテン! 0-9の試合が、あれよあれよと11-10というバレーボールのような得点に。リベラが打たれ逆転されたときはヒヤッとしたものの、最終的にはポサダのサヨナラホームランで勝っちゃいました。 テキサスのクローザーが大塚だったので、心中複雑でしたが、やっぱり私はヤンキースファンと思った試合でした。松井無しで勝つのも複雑・・と話す友達もいましたが、やっぱり松井が戻ったときに一緒に優勝を狙える位置にいて欲しい。。 写真はヤンキーススタジアムの最寄り駅のJOHNNIE WALKERの広告です。ヤンキース編になっていますリーグ優勝を讃えたもの(上)やNYの名所(下)などあります。
2006.05.16
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昨晩左手首を骨折したヤンキース松井選手の手術が、今朝行われ成功したそうです。ヨカッタ。各紙・ニュースでも彼の負傷のことは取り上げられていました。 松井選手はマンハッタンにある"Columbia Presbyterian Medical Center"に入院しています。実は入院している病院の敷地内に、ヤンキースの歴史がわかる記念碑があるんです。 "New York Yankees"は当初、ボルチモアで発足しました。その後1903年にニューヨークに拠点を移します。NY最初の本拠地がマンハッタン島の中でも最高地点に近い場所にあったため、"New York Highlanders"という球団名でした。1910年以降、「ハイランダーズ」と「ヤンキース」の両方で呼ぶようになり、本拠地移転を期に1913年から"New York Yankees"になりました(この頃からピンストライプのユニフォームも採用されたそうです)。 そのハイランダーズの本拠地だった"Hilltop Park"(ヒルトップパーク)が、松井選手の入院している病院の敷地内なんです。そのことが書かれたプレートが、実際にホームベースのあった位置に埋められています(写真)。 手術どうなったかなぁ・・と思いながら、帰りにこの記念碑に寄ってみました。病院の中庭にひっそりとあり、知る人ぞ知る・・という感じです。坂の途中にあるので、よくここを球場にしたなぁ・・と思います。 松井選手はギブスが取れてからリハビリのようです。ヤンキースで汗した往年の先輩選手たちが守ってくれる気がします。
2006.05.12
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今朝は雨の音で7:30に目が覚めました。あ~ん・・予想通り雨かぁ・・と、がっくりしながら起きてヤンキースのサイトをチェック。おっ!順延の案内がでていないから、今日は試合があるなぁ・・とわかり、タオル、傘、手袋と準備。だって・・今日は我家の開幕ですもの・・11日に開幕し今日はヤンキーススタジアムで迎える初めての週末。今日まで待って、待って、待ち焦がれていました~。正装のジータTシャツを着て、小雨の中球場に向かいました。 13:00頃になると試合開始を告げるアナウンスが場外まで聞えます。あれ?聞き覚えのある声。ヤンキース専属のアナウンサーBOB SHEPPARD(ボブ・シェパード)さんは1917年生まれ。イクイクベルサイユ条約よりも前に生まれ、御年88歳? 開幕前日に自宅でケガをし、しばらくアナウンスが聞けませんでした。そのボブさんの声が響いている~!ウグイス嬢ならぬ、渋い熟年のアナウンスがヤンキースの看板でもあります。 球場に入るときに2006年度のヤンキースカレンダー(写真右)をもらいました。全試合はもちろん、テレビ放送の予定、選手の誕生日まで載っているたいへん有難いカレンダーです。 それにしても寒かった・・。吐く息が白く、このまま9回まで耐えられるかな・・と軟弱なことを考えていました。ホットコーヒーが手放せなかったです・・。試合はジータのヒットで1点先取。途中から雨が降り始め、6回位からシャワーを浴びているような状態に・・。ヤンキースのチャンスになると燃えます。満塁で松井選手に打順がまわったときは最高潮でしたねぇ。昨晩の雪辱をはらすべく、二塁打を魅せてくれました~! 7回裏の攻撃の前に"God Bless America""Take Me Out To The Ball Game"が流れるのですが、雨だからか"Raindrops Keep Falling on My Head"(映画『明日に向かって撃て』の主題歌『雨に濡れても』)が流れるサービスも。この頃になると雨もひどくなり、家に帰るか屋根のある席に移動していました。私たち・・・は、ずぶ濡れのまま試合を最後まで見届けました よくテレビで土砂降りでも応援し続けるファンを見かけますが、あそこまでやるかねぇ・・と思っていました。やってしまいました。。 8回表のオリオールズの攻撃が終わった時点で6-1。セーブポイントも付かないので、リベラ様の出番はなくなりました。あ~あ・・と思っていたら、ブルペンで投球練習を始めました!"42"の番号が見えた瞬間、荷物を隣の旦那さんに押し付けデジカメ持ってブリーチャー席を走り降りました。。 雨の中で応援するファンへのサービスだったんです。本当に数球でしたが、最後は素敵な微笑みを残して去っていかれました。気が付いたら「マリア~ノ~」と叫んでいました。リベラの投球を観た人は男女問わず自分に向かって微笑んでくれた・・と口々に言っていました。そのファンを思う気持ちが、あたしゃ嬉しいねぇ・・。リベラが消えた瞬間、警備のおっちゃんに席に戻されました。 ヤンキーススタジアムには名物アナウンサー、ファンを思う選手たち、そして枝垂れ桜(リベラの横)がありました。
2006.04.22
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今日は良いお天気。まさに野球日和。ついに今日はヤンキーススタジアムの開幕日。13時過ぎから試合開始なので、朝から駐車場ではバーベキューして盛り上がっている熱狂的なファンがいるようです。ヤンキースファンにとっては大切な日。会社を休むファンも多いようです。 ローカルニュースでは球場のチケット売り場が中継されていました。当日券を求める列の一番前にいたのは、日本人のようでした 残念ながらいつもと変わらぬ火曜日のため、「試合どうなったかなぁ・・」と気にしながら歩いていると、目の前にジータが。一瞬、女性のスポーツウェアメーカー"DANSKIN"の広告かと思ったら、ナイキの広告でした・・。 "THE JETER TRAINING SHOE"・・つまりジータモデルのバスケットシューズの広告でした。マイケル・ジョーダンのブランド"JUMPMAN"シリーズです。それでマークがシュートしているのね・・。左に靴が、右のパネルにはジータが3人。。ヤンキースの契約でバスケット禁止・・というものがあるので、さすがにボールは無しの撮影のようです(自宅でバスケットOKはマイク・ムシーナだけ・・と聞いたことがあります)。A.ロッドが移籍する前の正三塁手のブレット・ブーンはオフにバスケットで足を怪我して解雇されました・・。 この靴の売れ行きは・・というと、20%のバスケ少年はコートで履き、80%は"COOL"と路上で履きそうだとか・・。かかとにも"Jeter"、側面にも"DJ2"と書かれているので、さすがに履くのは恥ずかしいかな・・ 試合はシーソーゲームで面白い試合のようでした。ジータの3ランが試合を決定付け、リベラも初セーブが付いたようです。もう少しで試合のアンコールをしてくれます。結果がわかっているので、ゆったりと今日は見られそうです。
2006.04.11
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ニューヨークは雨がしとしとと降っていました ここのところ急に暑くなったので、お花も恵みの雨のように感じているのかな。ブライアントパークでは雨の中、植物の手入れがされていました。手入れ後の花壇をパチリ。バックの公立図書館の荘厳な建物の前に揺れる黄色いお花は、雨の中でも生き生きしていました。 今日は月に一度のゴルフ仲間の定期練習会。仕事帰りにマンハッタンのチェルシーピアに寄り、200球弱打ってきました。さすがに2日連続の打ちっぱなしは疲れました~ クラブ持って地元のスーパーを徘徊していたら、韓国人のオバちゃんに「あらぁ・・ゴルフするの?この辺では珍しいわね。どこでするの?あたしも昔していたのよ。あなたどこで働いているの?私は病院で働いているの。あなたも?電話番号教えて~」と畳み掛けるように言われました。練習に誘われそうな勢いだったので、丁重にお断りして帰ってきました。 さて、いよいよ今日からヤンキース開幕です! 冬眠も終わりました。良いですねぇ・・。試合開始の10時前にはご飯も終え、スタンバイ。半年ぶりの解説者のマイケル・ケイも滑舌よろしく気持ちがひきしまります。松井選手もなんか痩せて心配したのですが、大活躍で良かったです。(ホームランを打ったとき「嬉しいくせに笑わないんだよなっ。」と、まるで自分がホームランを打ったような興奮気味の方が横に1名)気がついたらMVP受賞のA.ロッドも満塁ホームランを打ち魅せてくれます。カノーも昨年の初々しさもどこへやら・・体も一回り大きくなって頼もしく感じます。 今日の相手のアスレチックスのキャッチャー"Jason Kendall"選手は不名誉な記録更新中とか。昨年7月27日からホームランの無い打席更新中。試合前で822打席快音が聞えなかったのですが、開幕戦も記録更新しています・・ さぁ・・今年も応援しますよ~
2006.04.03
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昨夜はWBCの決勝戦に燃えました~。NY時間夜の9時スタート予定で、時間通りに試合は開始したのですが・・テレビ局が間に合わなかった・・。カレッジバスケットボールの試合がなかなか勝敗付かず延長しまくり。やっと試合が終わり、中継したときは既に日本は1点先取し、満塁。ハンク・アーロン氏の始球式も見ることできず・・。 試合そのものより、私は年相応の表情を見せるイチロー選手に安心しました。変に老成化していて大丈夫かなぁ・・と思うこと多々あり。日本のメディアを通して、彼の意気込みやリーダーシップを読んでいたので、その感情が表に出たときはなんだか嬉しかったなぁ。 試合が終わると同時に、余韻も無く、スポーツ番組がスタート。ところどころお情け程度に放送してくれる表彰式にくいついていました。"DAISUKI~MATSUZAKA"というMVPの発表も見れました。キューバの選手が自分たちのカメラでイチロー選手と記念撮影していた姿は微笑ましかったなぁ。彼らにとってイチロー選手は憧れなんだなぁ・・と思うと、なんだか誇らしかったです。 さて、準決勝から戦ったPETCO Park(ペトコパーク)。サンディエゴ・パドレスの本拠地でもありますが、名前がなんか面白い響きで。。たまたま昨日、球場のロゴを見てわかりました。PETCOは全米展開している大手ペットショップです。店舗もそうですが、インターネットでも手広くペット商品を扱っています。ペトコ・パークでは日曜日にホームレスのペットの里親探しもしているそうです。 PETCOはサンディエゴが拠点ということで、球場名の命名権を取得したそうです(なので大文字なんです。。)。日本の『フルキャスト宮城』球場と同じですね・・。なのでPETCO社はペトコ・パークのオーナーではなく、サンディエゴ市(70%)とパドレス(30%)だそうです。 この2週間はなんやかやとWBCを楽しみにしていたので、ちょっと気が緩んだ1日でした。早くシーズン開幕しないかなぁ。。4月3日まで1ヶ月を切りました
2006.03.21
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NY時間18日の夜10時から始まった韓国戦。6点リードしたまま、ゲームは8回表で雨のため止まっています。 代打の福留選手がホームランを打ったときは夜中なのに叫ぶ、手叩く、足鳴らす・・のどんちゃん騒ぎでしたひまわり夫婦。下の階のネグリジェおばちゃん(いつもネグリジェ。そのままデリにも買物に行く・・)ごめんね・・夜中に 雨が止むまで、気になっていたことをGoogleで調べてみました。それは韓国人や中国人のアルファベット表記。私は中国語を習っていたので、中国人のピンインで表記されている名前は読めます。韓国人の表記もなんとなく同じ気もするので、なんちゃってハングルで読んでいました。 解説者の"Byung-Hyun Kim ・・また打たれました~"というのを聞くたびに、あぁ・・発音し辛そう・・と思っていました。横でこの表記、何語やろ・・という呟きが聞え、確かに英語では発音しない音のような気も・・。 これは国際音声記号というものらしいです。19世紀末に国際音声学会が世界のあらゆる言語の音声を文字で表記すべく定めた音声記号が国際音声記号(IPA: International Phonetic Alphabet )です。ガイドブックもあってチャートもあるのですが・・(苦笑)。 一時期台湾人の友達と中国語と日本語を交互に教えあいしていたことがあります。いやいや日本語って本当に教えるのが難しい~・・と、日本語の先生だった会社の大先輩に泣きついたくらいです。。そのとき、唯一救いが『文字と音声は一致する』ということでした。 が、これ、大きな間違いでした。。日本語は音声的ではないそうです(参照)。わかりやすいところでは『う』の音は「う」(兎)、「お」(通り?)、「う」と「お」の間(模様?)と違いがでます(例はブツブツ言いながら探してみました)。私たちは自然に違いを身につけていますが、やはり日本語を知らない人は音声表記されないとわからないわけです。納得。 先ほどの泣きついた元仕事のパートナーがよく口にしていたのは「最近の日本語は美しくない! 鼻濁音が減っている・・」と。彼女は助詞の『が』は鼻濁音でソフトに発声していました。これは音声表記で如実に違いが出ます。 ふ~ん・・と思っていたら、雨も止みゲーム再開。いよいよ9回裏です。そういえば解説者が「イチローはいつも画面に映るときは、ストレッチしている」といつかの試合で言っていました。今もそうでした・・ おっ日本決勝進出です。ヨカッタ、ヨカッタ。
2006.03.19
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今日は朝から雨。夕方から中継されるWBCの日本対アメリカ戦を中心に1日が始まりました。何としても16時にはテレビの前に座るぞ~と、学校の宿題を終わらせました。 先日、ヤンキースのクラブハウスの前を通ると『野球語話します。』と書かれたサインを見つけました。ププ・・変なのぉ・・(時々怪しい日本語が書かれているサインがあるので・・)と思って写真に撮ったら、これはWBCの正式な標語のようですね。野球中継を見ていたら、スタンドに書いてありました・・。 さてさて日本vsアメリカ。今回は"JPN"と表示されていました(韓国戦?か何かのとき日本の頭文字3文字がそのまま試合中、表示されていた・・)。選手よりも何よりも監督の王さんが紹介されたときのスタンドの拍手の大きさには感動しました。さすが野球大国・・通算本塁打王(868本)の王さんには敬意を表するんですね。解説者も「王さんは"King" って意味ですからね。現役時代はいくつもの"King"になりましたね。」 いきなりイチロー選手が先頭打者ホームランでカキ~ンと一点先取。2回にも2点追加でオォ・・やるねぇ・・日本アメリカ選手と並ぶと線の細さを感じるものの、上原選手の背中はマウンドでは大きく見えました。 3-3に追いつかれて8回の追加点かぁ・・というときは残念。西岡選手の本塁へのタッチアップ時に、捕球より先に走塁してしまった・・というアメリカ側の抗議が受け入れてしまったこと。VTRを2回程見ましたが、確かに体は動いてるけど足は塁上に残っていたと見えたのは私だけか・・。う~む・・。 結果的に3-4でサヨナラ負け。でも『日米の野球のレベルは拮抗している・・』と解説陣も話していました。 シーズン前に始まったWBC。時期が悪いとか、チームによって選手は出さない・・、アメリカの力を示すため・・などといろいろ言われていましたが、やっぱり野球は楽しい・・と思い出させてくれております。先日のキューバ戦では懐かしい・・オレステス・デストラーデが解説していました。彼はキューバ生まれ。ヤンキースにも在籍していたそうですが、なんといっても西武時代の雄姿は忘れられない・・。手を上げるのではなく、引くガッツポーズに痺れました~・・。 敵チームにいるとジータやA.ロッドは嫌~な選手です。ジータがバント決めたときは・・苦虫を噛み潰す思いでした。。追記 アメリカの論調がどうかなぁ・・と気になって"The New Tork Times" のネット版を読んでみました。捕球と走塁は同時という見方で審判の再審がアメリカに勝利をもたらした・・という書き方でした。また、イチローのホームランやコメントを紹介しながら、「アメリカ代表で2ランホームランを打った選手も幼少時は父や叔父が日本でプレイして日本に親しんでいる・・」と日本産(?)を讃えていました。デレク・リーのお父さんはレオン・リー。計算するとデレクが3歳~10歳のときにお父さんは日本で活躍していたんですね。
2006.03.12
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今日は久し振りにのんびりした日曜日。ヤンキース戦は夜8時からなので、映画でも観ようかなぁ・・とテレビを付けると、不思議なもので指が勝手に"YES"(ヤンキース専用チャンネル)の番号を押している・・(笑)。 この"YES"を観たくて、毎月約50ドルのケーブル代を払っているようなものです。メインはヤンキース戦、そして試合のアンコール、ポーカー(ポーカーでもボストンVSニューヨーク)、そして"YANKEEOGRAPHY"。アンコールがあるために、有難いことに一日に2回も試合を観ることができます!他局で放送した試合もきちんと"YES"でアンコールをしてくれます。 今日は"YANKEEOGRAPHY"をしばらく観ていました。ヤンキース戦の名勝負を解説をつけて放送する番組です。 James Anthony Abbott(アボット投手)のノーヒットノーランの試合を放送していました。アボット投手・・当時は若くてアボット君などと言っていました。生まれつき右手が無いというハンディを抱えながら、ソウルオリンピックではアメリカチームを金メダルに率いたエースでした。右手首にグラブを乗せ、投球が終ると瞬時に左手にグラブをはめ直す・・というモーションは、当時目にされた方も多いのではないでしょうか。正直、ハンディを抱えながらも大リーガーになった・・という話題で見ていたのですが、今から12年前の今日、1993年9月4日にインディアンズ戦でノーヒットノーランをしていたのですね。しかもヤンキースの選手でした!!試合を見ていましたが、かなりコントロールも良くて堂々としたマウンド姿でした。アボット投手は1996年に一度引退しますが、1998年にはホワイトソックスの選手として復帰します。通算成績は87勝108敗防御率4.25の成績でした。 しばらく番組を見ていると、引退後に消防士になり、9.11で犠牲になった元ヤンキース選手の追悼もしていました。その際、子どもたちが平和を願って描いたタイルが映っていました。 この平和を願うタイル、ウエストビレッジの金網にたくさん並んでいます。友達に教えてもらい、丁度昨日見て来ました。病院の隣にある駐車場の金網に子どもたちがツインタワーや星条旗、家族のことを描いています。そばに行って一つ一つ見ていると言葉がなくなります。行くたびにグランド・ゼロは開発が進んで、テロ直後の姿は写真でしかわからなくなりました。しかし、バッテリーパークやビレッジにその跡が残っています。何よりもニューヨークで生活してきた人たちの心の中には残っています。 今はヤンキース戦の合間に、カトリーナの被害への募金のCMが流れます。
2005.09.04
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今晩ヤンキース戦をポケッとしながら見ていたら、アナウンサーの声が耳に入ってきました。「まついの故郷金沢からリトルリーグが松井の雄姿を見に球場に来ています・・」。金沢リトルリーグといえば、昨日のミズノ・ジャパニーズ祭りで見かけた赤いピンストライプの坊やたち。かけがえの無い体験をしているなぁ・・と思ったら、今回の彼らのニューヨーク遠征は、スタテンアイランドヤンキースが企画し、全面的に松井選手の協力の元に行われたものだと知りました。 彼らは22日~明日27日までの予定で、選手・スタッフ・父母ら総勢50名で来ているそうです。(以下詳細は北陸中日新聞より) 22日には歓迎レセプションがあり、その場で24日に対戦した地元の選抜チームと交流があったそうです。24日の試合は昨日の少年によると、金沢チームの勝利だったそうですが。スタテンアイランドの選抜チームも8チームからの選抜で、なかなか手ごわい相手だったそう。。 昨日は試合前に松井選手を囲んで記念撮影もあったようです。記念撮影のときには何人かの坊やたちは我慢できずに松井選手に障ったりしてはしゃいだそう・・。彼らの来ている赤いピンストライプのユニフォームは松井選手からのプレゼントだったそうです。。太っ腹。。 そんな過程があったとは知らず、昨日、球場で帽子にサインし合う彼らを「国際交流だなぁ・・」なんて見ていました。一緒に試合をした仲だったんですね。お互い帽子を出して、"Here, sign!"と言っていました。 松井選手はいまや日本だけでなく、ヤンキースファンのニューヨーカーにも認められている存在です。24時間注目されて、疲れないかなぁ・・と思うものの、善行に関しては自分から公表しようとしない姿にスーパースターだなぁ・・と思う今日この頃です。 松井選手も野口さんも小さい頃の夢を実現した稀有な存在です。彼らはきっと今、幸せを噛み締めながらも、子どもたちにも夢の大きさ、強さを伝えたい・・という思いがあるんでしょうねぇ。私は・・大学受験の直前に、父にまっ、世の中にやりたいことを仕事にしている人は少ないってことを頭に入れておくんだなと言われました。が~ん・・それでも、私は夢を見た~!今でも夢を見ているから怖いけど・・。う~ん・・あきらめることはいつでもできるけど、思っているうちは1mmでも前進していると信じているわけです。。 とシミジミ日記を書いていたら、トークショーで「この暑さで本当に目玉焼きはできるか・・」という実験をしていました。地面に卵を割っている・・。本当に確かめる人がいるんだなぁ・・。
2005.07.26
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今日はゆーみんさんに声をかけてもらい、スタテンアイランド・ヤンキースの球場に行ってきました。。 スタテンアイランドまではマンハッタンの最南端バッテリーパークからフェリーで約30分。無料で自由の女神も眺めることができます。なので、自由の女神を見たいけど、お金を出したくない・・という方にはお薦めです。 スタテンアイランドに着くと球場に向かうのは通のヤンキースファンか、日本人。。今日は"ミズノ ジャパニーズ祭り"といって、試合前に日本の和太鼓の演奏があったり、君が代の斉唱があったり、球場内ではオニギリや枝豆なども売っています。 長い列に並んで5ドルのチケットを買うと、もうそこは球場。外野席が無く、看板の向こうはフェリーが走っている川。気持ちが良い~!!今日だけは先着5000名様にロゴ入りの扇子とタオルをプレゼントされました。。 今日も暑かったので、老若男女問わず扇子をパタパタしていました。扇子ってなんて実用的なの!!!!と感動しながら、皆様のパタパタを見ていました。 ほとんどの日本人のお目当ては松井選手の始球式。私も遠くから拝まさせていただきました。松井選手のTシャツを着たちびっ子が多かったです。。また彼が招待した金沢リトルリーグのちびっ子たちも来ていました。彼らは前日にこちらのリトルリーグのチームと対戦して勝ったそうです。 ちびっ子だけでなく、この球場でプレーする選手たちにとっても松井は憧れの選手です。。ここはヤンキースのマイナーチーム・・といってもヤンキーススタジアムは夢のまた夢・・・1Aのチームだそうです。その分、プレーが真剣でした。。 マイナーリーグにとって集客は並々ならぬ努力があると思います。こうして協賛会社主催のお祭りもその一つだと思います。。途中、"OH! MY NEW YORK!"の野島アナも声で出場していました。。さすがに打席に立つ選手を紹介するその声は・・滑舌が大変よろしかったです。。 球場全体で、お客さん・・特に子どもに楽しんでもらおう・・という雰囲気が伝わってきました。片方の攻撃が終ると、気ぐるみが出てきたり、観客参加のレースがあったり・・。その様子を観客皆がまた楽しんで観ているのです。 中にはイッチローチ・スズキというキャラクターも。。背中の51がさん然と輝く○きぶりちゃん("Ichiro"と"cockroach"をかけている)。。Zooper Starのイッチローチは、踊りも上手い。そしてポーカーフェース。。 試合終了後、子どもたちが1塁側から一列になってグラウンドに飛び出してきました。これもこの球場名物らしく、希望した子どもたちが、一塁→二塁→三塁→ホームベース と走ることができるそうです。さっきまで選手たちが眼の前でプレーしていたグラウンドを皆全速力で走っていきます。最後には両足松葉杖の坊やが一生懸命周っていました・・すっごい嬉しそうな顔をして。。 その後、なんと・・グラウンドに降りることができました。。初グラウンド。芝生の香りがなんとも言えず良かったです。 ブルペンも眼の前ですし、観客も楽しめる"Ball Park"。家族で過ごすのも良いなぁ・・と思いました。
2005.07.25
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今日は楽天の皆さんとヤンキースvsマリナース戦を観てきました!ジータのTシャツを着ながら、これでしばらく観戦の贅沢もおあずけね・・なんて思いながら、楽しんできました。。今も名残惜しく、ジータのTシャツを着、ヤンキース戦のアンコールを見ながら日記書いています。。 結果は7-4でヤンキースの勝利でした。。それにしても観客席はアジア人の多かったこと!ヤンキースの先発が王建民・・私たちの前にも後ろにも台湾のファンがたくさんいました。日本人にとっては野茂がデビューした頃の雰囲気と同じかなぁ。しかもイチロー、松井に続き、長谷川も投げました!!ヤンキースファンと言えどもやっぱり日本人選手は応援してしまいます。 それにしてもイチローは美しい!!1回から三塁打で彼の妙技を拝めましたが、ライトにフライやヒットがいっても、「あぁ・・イチローがいる・・」と思うと諦めてしまいます。イチローの打席はやはりブーイングが起きていました。これは彼の力をヤンキースファンも認めているということでしょう。 イチローと並んで美しい・・と思ってしまうのが、クローザーのリベラ。均整のとれた体から投げ出されるスピードのあるボールは本当に素晴らしいです。今日もゴードンが2点取られたためにリベラを9回に拝むことができました。 お天気は嬉しかったのですが、まだまだナイターは寒いです。持っていったホカロンが思いの他役立ちました。。 球場にいつ行っても良いなぁ・・と思うのは、空間が気持ちよいことと、スコアブックを丁寧につけているファンが多いことです。親子で付けている人、友達同士で付けている人・・様々ですが、微笑ましくなってしまいます。日本と同じで、テレビゲームを何時間もする子どもが増えているニューヨーク。マンハッタンは狭くてキャッチボールする場所が少ないかもしれませんが、こうして野球場に親子で足を運ぶのは良いですね。将来、子どもがいたら、お母ちゃんが連れて行ってあげるわ~と思っています。 もちろん、ビールを飲んで"Let's go Yankees!"と叫んでストレス発散も楽しみ方の一つです。楽天仲間のNYのゆーみんさんは松井を応援するプレートを用意されていました。「時間無くって・・」とおっしゃっていましたが、充分なものでしたよ。ハートマーク付きで・・。やっぱり、野球は楽しんで応援することが一番ですね。 しばらくはテレビで応援かな。
2005.05.10
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天気予報によると今日(土曜日)は雨・・。何回観ても雨・・。それ以外は土砂降りになっても良いから、今日(5/7)と来週の火曜日(5/10)は晴れて欲しい。だってヤンキースを応援しに行くんですから・・。何しろ、今年のヤンキースは弱い。ピッチャー陣の不甲斐なさは昨年同様ですが、バッターが打てない。ヤンキースの強さって、仮に4点差で負けてても、9回3アウトまでは何が起こるかわからない粘りに昨年はありました。ジータもシェフィールドもA.ロッドも松井も・・・一応・・ポサダもバーニーもジアンビーも・・一発があるので、本当に目が離せないチームだったんです。。なのに今年は粘りが無いっ!反対に4点差で勝っていても試合終了までどうなるかわからない逆ハラハラ感があります(苦笑)。 これは応援しに行かなくては・・と勝手に燃えておりました。そして、今年初のヤンキーススタジアムに今日行ってきました!!しかも天気予報を覆して、お天気は試合終了までもってくれました・・。 前日、私としては今年初戦になる試合。厳粛な気持ちで正装の準備をしておりました。正装といってもジータのTシャツなんですけどね。 13:05の試合開始を前にスタジアムに入ると、なんとヤンキース帽を無料で配っている!13ドルちょいする帽子を買おうか買うまいか悩んでいたので、これは提供の保険会社さんに感謝。席は初めて座る"BLEACHER"。電光掲示板の下、ホームランボールが狙える格好の場所です。眼の前にはマウンドがあり、試合直前にポサダとムシーナの投球練習も見ることができました。この帽子はテレビ映りを気にしてか、はたまたサービスか、"BLEACHER"席の人だけに配られたのかもしれません。。 試合はティノのホームラン、安定しているシェフィールドとA.ロッドのヒットでヤンキースの勝利。4-0でマイク・ムシーナの完封でした!私にとっては、メジャーで完投したピッチャーは初めてだったかもしれません。9回の2アウトからの"MOOOOOOOOOSE"コールは地から湧き上がるようでした。 映画もそうですが、野球もテレビの方が選手の表情などよく見えますが、たまに生で見るのも良いものです。客席とグランドが一体になったり、テレビに映らない球場の様子が見えたり。。"BLEACHER"席でもレフトのはじだったので、球場で働く裏方さんの様子が見えました。特に試合中、仕事しないで特等席で観戦している姿に。。板を積んで、さらにパイプ椅子まで用意してゆったり観戦していました。。 残念ながら松井の復調の兆しはおあずけでしたが、オークランドの藪が投球練習している様子を見ることができました。次は火曜日にマリナーズ戦です。イチローを初めて観てきます!! 本当に楽しかったです。。お誘いしていただいたkoyukikoyukiさんご夫妻に改めてお礼を・・。有難うございました。
2005.05.07
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私にとっての今年スタジアム観戦の開幕は今日でした!!なぜかメッツのホームであるシェイスタジアムで・・。"Shea"と書くのですが、これ、『シェイ』と読むんですよねぇ・・。来て早々注意を受けました。 私の本音としてはメッツは無関心でした。なによりもあのオレンジと青という色の組み合わせがいただけない・・。しかし、今年は松井だけでなく、石井もペドロも来たからには行ってみたい・・という気持ちも芽生えておりました。。そして、ニューヨークストリートさんにお誘いを受けて行って参りました。 彼の仕事が終るのを待って、一路地下鉄でシェイスタジアムで・・。ニューヨークストリートさんは地下鉄の中で、スーツから松井のユニフォームにメッツのスタジャンと着替えておりました。本人は気付いたかわかりませんが、前に座っていた人たちは面白そうにその衣替えを見ていました(笑)。 本当は別の日に行く予定だったのですが、石井の登板日が今日と知り、急遽本日行くことにしました。地下鉄からスタジアムが見えてくるともうワクワクと気がせいてしまいました。。 先に彼のお友達がチケットを買って待っていてくれました。チケット代は5ドル。しか~し、チケットの席を無視して私たちの観戦した席は30ドル。ちなみに5ドル席は4階だそうな・・。ヤンキーススタジアムと違って、手荷物の持込も席の移動もそんなにウルサクナイです。 今日のメッツの対戦相手はアストロズ。しかも石井VSクレメンス。0-0の投手戦で、石井も前回の屈辱をはらすべく良い投球していました。できれば勝利投手にさせたかった・・って私には何もできないけど。後半、球が下にそれはじめたけど、総じてよく投げました。それはクレメンスも同じ。それにしてもクレメンスが打席に立つ度にすごいブーイングが起きました。対して、打率の悪い4番のピアッツァのときはすごい拍手。これは去年のサブウェイ対決のときもびっくりしたことです。人気があるんですねぇ。。 試合は延長の末、メッツのさよなら勝ち。次のバッターが松井というところで試合終了。気持ちの良い勝ち方でした!!松井はエラーもしなかったし。 それにしても、私たちの周りの観客は・・(苦笑)。野次も面白かったけど、いきなりその辺り一帯喫煙所と化しているし。さすがに電光掲示板に「煙草はダメです」サインがその後のりましたが・・。上の階からも何かモノを投げられて、楽しそうに見ていたおじいさんの頭に当たったようでした。その後、ショックでおじいさんは一緒に見にきていた人たちと帰ってしまいましたが。おじいさん、車椅子だったんですよ。私たちの区画の一番前の席で本当に楽しそうに見ていたのに。その時ばかりは、周りの観客も立ち上がって上に怒鳴りつけていました。。。 試合後、どんぶらこ~とできるだけ安全な路線に乗るために3回地下鉄を乗り継ぎながら帰ってきました。クイーンズに住んでいたら球場が近いので、メッツファンになっていたかもしれません・・(笑)。それにしても寒かった。。 サンドイッチ(?)の"SUBWAY"のCMが今、なかなか面白いです。サブウェイ対決とかけていて、どの店舗にもヤンキースとメッツの両監督の入ったポスターが貼られています。コマーシャルではメッツの監督が記者会見をしていて、どの記者も彼のことでなく、サブウェイのサンドイッチのことばかり質問をします。「俺に質問はないのか・・」と言うと、ジョー・トーリ(ヤンキースの監督)が追い討ちをかけるように"Are you gonna finish that?"というものです。6月はもうじきですね。。 でも・・やっばり・・ヤンキース。今はヤンキースの試合のアンコールを見ながら日記を書いています。今日は思わぬ人が活躍して勝ちました。バーニーにジアンビー。たまにはこんな日もあって良いですね。。土曜日の試合を見ていない私としては、リベラ復調をこの目で確かめられたのも至福でございます。ウォーマックの1,2塁間を抜けそうなライナーをキャッチした9回の雄姿も素敵です。あぁ・・やっぱり私はヤンキースファン。
2005.04.13
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最近、気になっているポスターがあります。地下鉄構内でよく見かけるニューヨーク・メッツのポスターです。NEXT TEAR IS PEDROTEACHING THE NL NOT TO CROWDと書いてあります。下の方に小さくNEXT YEAR IS NOW. THE NEW Metsとあります。 ちなみに"PEDRO"は言わずと知れたレッド・ソックスから今年メッツに移籍したペドロ・マルティネス。"The NL"はメッツの所属するナショナル・リーグです。思うに、昨年ペドロが何かしら発言したんでしょうね・・。それをこう皮肉って書いているところが面白いなぁ・・とオモッテイマス。 ペドロ・マルティネスの入団会見は、宿題を兼ねてスペイン語放送で見たので、流暢なスペイン語で(当たり前だ・・)「ドミニカ出身の人やヒスパニックがニューヨークには多いので、そこでプレーできるのが嬉しい・・」と話していたことしか知らなかったのです。。後に「24歳で既にお金持ちだったので、お金のために移籍したのではない・・」という発言も知りました。なかなかきれいな英語でびっくりしました。。 先日、ドミニカの野球アカデミーの様子をテレビで観ました。ドミニカといえば、広島カープも学校を作っています。ヤンキースからレンジャースに昨年移籍した"アルフォンソ・ソリアーノ"もカープアカデミー出身。そして私はカープファン。ニューヨークに来てからはよく知らない世界になってきましたが・・。 ドミニカにあるアカデミーでは野球のことはもちろんのこと、メジャーを目指す精鋭たちに英語を教える授業もあるそうです。ソリアーノは、英語より日本語が得意らしいですが・・。 ペドロ・マルティネスもメジャーに行った兄ラモーンと一緒に(当時は兄弟3人で)ドジャースのベースボール・アカデミー出身。このアカデミーに入ることが、ドミニカの若者にとっては一つのステップアップになるそうです。食事の豪華さ、そして金銭的な不安を抱えず、朝から野球漬けになれる日々。そういったハングリーさが彼のカーリーヘアーの下には埋もれていたんのですね。33歳で引退した兄思いだそうです。 今年は、石井とカイロを見にメッツ観戦もしてみようかなぁ・・。
2005.03.29
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今週はとても気持ちの良いお天気がNYは続いています。薄着の人が多い中で、ダウンにマフラーをまいている寒がりの私は異様のようです。半袖に蝶ネクタイでゴミを掃いているおじさんに、"You are crazy!"といきなり言われました。私から見れば10度ちょいで半袖のあなたの方が背中にチャック着いてるんじゃないの・・と思ってしまいましたが・・。 日本ではドラフト会議が終わり、ダルビッシュ投手は日ハムが交渉権を獲得しました。彼は私が甲子園時代を含め足かけ17年応援している選手に似ています。あの頃は私より年上の選手を憧れも含めて応援していましたが、今は自分より一回り近く下の選手を母のような心境で応援しています。阪神では8巡目に15歳の選手を指名しました。がんばって欲しいです。 さて、今朝ニュースや新聞でもトップは野球の選手が来ました。かけ離れた話題が2つ。 一つはワールドシリーズを制覇後、ボストンからFA宣言したペドロ・マルティネス投手がヤンキース入りか・・というニュースです。ワンマンで有名なスタインブレーナーオーナーが彼と接触を図ったようです。ヤンキースのホームページでも"Yankees meet with Pedro"と題して、16日の午後にタンパで会ったことを公表していました。犬猿の仲と言われているキャッチャーのポサダは「チームメートになったら問題ないよ」と言っているそうです。 今年のヤンキースを見ていても投手力がイマイチ。はらはらしながらゴードンにつなぎ、リベラが3アウト取るまで気の抜けない試合が何度かありました。マルティネスも往年を越えた感がありますが、どうなることか・・。華々しくデビューし、野茂と投げあった新人君もその後は2軍落ち・・。 もう一つはゲーリー・シェフィールドが恐喝されていた・・とニュースです。シェフィールドといえばヤンキースの3番打者で、私の中では最も安定し、仕事のできる選手。性格の悪さはいろいろと言われていますが(ボンズの悪口を子供のようにグチグチ言っていたり、イチローの記録に対してもグチグチ)・・。 これも昨日(16日)に公表されたことですが、10年以上前の奥さん(DeLeon)が映っているビデオを元に2万ドル恐喝されていたそうです。ビデオは無記名で彼の元に届き、中身は(彼は見ていないそうですが)、奥さんとR&B歌手(Kelly)、別の女性の三人の「みだらなビデオ」のようです。シェフィールドは11月に彼のエージェントと相談し、FBIに報告し、電話の会話を録音などしたそうです。脅迫した相手は今週の月曜日に自宅で逮捕されたそうです。 アメリカだ・・と思ったのが、これ男性、獄中からオレンジの服着て、インタビューに答えていました。 私は野球が好きです。ここのところ、外野の動きが激しく、特にシーズンオフはいろいろと選手個人の話になりそうですが、ぜひ、来春万全のコンディションで、私たちの前に現れてください。今年のシーズンオフはNEW YORK POST紙でヤンキーストリビアのコーナーがありました。選手のトリビア・・アイザック・アシモフ曰く雑学ですね・・面白かったですよ。そこで、シェフィールドの奥さんはゴスペル歌手でグラミー賞にノミネートされたこともあると書いてありました。ちなみに松井選手のトリビアには甲子園の敬遠が書いてありました。
2004.11.18
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この一年、ほとんどの試合を見ていたので、ぜひぜひ優勝して欲しかったです。地区優勝が決まり、まずはほっ! 勝負・・を超えて、久し振りに野球そのものを楽しませてもらっています。この気持ちは初めて甲子園にはまった中1以来。ジータ、A.ロッドの若手スターがいて、シェフと松井が安定して・・。こういったチームは今年がピークかも・・と思いながら見ていました。来年はどうなるか・・。そう考える前に、まずは今年のゲームとプレーオフを燃焼します! イチローもあと1本まできましたね。 どうしても記憶だけでなく、記録にも残れるよう意識してしまいますね・・見ている方は。 やっぱり野球は楽しいです。本当にたわごとでした。
2004.10.01
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オリンピックが始まる前までの日々の生活は、夜7時頃からヤンキース戦を聞きながら食事を作り、日本語放送を10:00-11:00まで見、デビットレターマンが始まるまで、foodチャンネルの"料理の鉄人"を見ていました。鹿賀丈史以外はみんな英語を話してるのですが、「福井さんっ!」と言うアナウンサーのせっかちさは、英語でも伝わってきます。 が、ここ3日間は体操だ!水泳だ!Aロッド風邪で欠場だ!と3つの理由が重なって、ヤンキース戦もちらっ・・と見るほど。結果も負けこんでいて・・・。ジータのTシャツも泣いていますね・・・。 今日は久し振りにAロッドも復帰することだし・・と観戦しました。いやいや、見せてくれました・・Gary Sheffield(ゲーリー・シェフィールド)! 今日は2本のホームランを打ったのですが、2本目は彼の勝負強さを出していました。対戦相手はミネソタ・ツインズ。9回表9-10で負けている試合を同点にした一発。すごいプレッシャーの中でのホームラン。さすがにマイケル・ケイ(解説者)も"Iron Sheff!!"と叫んでいました。この試合、9回表が結構見せ場でした。シェフィールドのホームランの後、風邪から復帰したAロッドが1塁に出て、松井の打順。同点なので、大切にしたい場面ですが、Aロッドは盗塁を決めました。2塁に進んだことで、松井の一打で生還できました。 シェフィールドとAロッドの野球のセンスは本当に凄いものだと思います。6回にもシェフィールドがイチロー顔負けのスローイングでランナーを3塁でさしています。このとき、3塁を守っているAロッドが、もし塁でボールを待っていたら、セーフでした。 シェフィールドは今年、アトランタ・ブレーブスからヤンキース入りした選手です。17年目の35歳。ブルワーズ、パドレス、マーリンズ、ドジャース、ブレーブスと渡り、ヤンキースが6球団目だそうです。7月には通算400号アーチも決めた、正真正銘の凄い人です。独特のバットの構えで当初は大丈夫かなぁ・・と思ったくらい、成績も不振でした。 それがいまや一番安定し、期待できる選手です。今年のMVPの呼び声も高いです。 数日前の"NEW YORK POST"にシェフィールドのコメントが載っていたことを思い出しました。左肩の調子が悪いのと気分的に調子が出ないので、引退も示唆している・・という内容でした。記者が左肩に関してメスを入れるのか?と聞くと"それはしない・・"と言っていましたが・・。 なんでも日本でも有名なジョーブ博士に診断を仰いだらしいですね。その結果、手術する必要はない・・という診断で本人も前向きになれたようです。 春にPOSTでヤンキースの選手の特集をしていました。一人ずつ毎日トリビアも交えて紹介していました。それによると確か、シェフィールドの奥さんは歌手で賞(グラミー賞だったかなぁ・・。新聞はもう手元に無いので記憶です・・)の候補になったこともあるとか・・。夫婦でどんな会話をしているのやら・・。"SEX and the CITY"が好き・・と春先のキャンプで言っていたこともありました・・。 やっぱり野球って楽しいもんだなぁ・・と感じた今日でした。 明日からいとこが遊びに来ます。ニューヨーク初心者ガイド(トータル4組目のお客様)をお伝えしますね。
2004.08.20
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昨晩のヤンキース戦はアレックス(A.ロッド)のさよならホームランで延長11回に終わりました。みんながホームランを期待している中でパコ~ンと打つその気力と実力に、すごい・・と座りなおしてしまいました。ベースを回っているときに、カメラに向かって指を指した仕草に惚れっぽい私はノックアウト。今度ヤンキーススタジアム行くときは13番着て行こうかな・・と本気で思っています。 今日一日は昨晩の余韻のままぼ~っと過ごしております。それにしても打者というのは3割超えると上出来、4割に近づくとスーパースターになります。これ、冷静に考えるとプロの仕事として良いのだろうか・・と思うときがあります。仕事してこなすときは、時間をかけて100%にするよりも、短い時間でもコンスタントに80%の出来を求めてきました。そう考えると打者の仕事というのはヒットを打つことよりも塁に出ることなのかなぁ・・と。だったら、打率よりも出塁率で仕事は評価すべきなのかな・・と考えてしまいました。 それにしてもその人にしかできない仕事ってすごく魅力的に感じます。アレックスへの期待はアレックスにしか込められない、本当にOnly ONEなわけです。 そんな風に考えていると今日、学校で友達から個展の案内はがきをもらいました。彼女はアーティストで、版画をニューヨークで製作しています。彼女は、普通に働いていなくてこの歳(といっても私と同じ歳です・・)になってもまだ製作しているのが恥ずかしい・・と言っていました。が、彼女にしかその作品は作れなくて、それは本当にすごいことだと思います。うまく本人に伝えることができなくて今は悔しいですが・・。 NYにはいろんな人がいます。芸術家もいれば、掃除をする人もいます。財界人もいれば、地下鉄の中でモノをもらう人もいます。友達によるとアーティストは腐るほどいるそうです。確かに街を歩いていると「絵でも描いてみるか・・」という気になります。上の写真はその下手な証明です・・。 絵にしたい風景というよりは、この溶け合わないラーメンのスープのような街から刺激を受けた思考を形で表現してみたい・・という欲望に駆られます。描き始めるとすぐに己の絵の下手さに現実と向き合いますが・・。 うまく言えませんが、その人の変わりにはなれないことをしている人はすごいと思います。私は妹の子どもの母親にはなれないし、いとこの奥さんにもなれません。アレックスにもなれないし、版画を製作している友達にもなれません。 そして、どんなことからでも感じたことは無駄にならないと思います。 私は頭がぐちゃぐちゃになるとシンプルに考えるようにしています。もし人間が同じ顔をして、同じスタイルだったら、それでもOnly oneになれるか。そうなるにはどこで勝負か・・。砂漠の中をもし裸で歩いても凛々しくあるためにはどうあるべきか・・。もっと肩書きとか修飾を省いて勝負できる人間になりたいと思います。
2004.08.06
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昨日に続き、今日日曜日も涼しいNY。今日まで旦那さんがいません。こういう時こそ規則正しい生活を・・と、おそばをゆがいて食べたところです。稲庭うどんが大好きで、食べたときに「ほんがえし」の作り方があり、まとめて作って冷蔵庫に冷やしてあります。「ほんがえし」とは、汁のもとです。つけ汁、煮込みには「ほんがえし」を薄めて使えばよいのです。 さて、つけ汁を食べながらニュースを見ていたら、やはり昨日のレッドソックス戦の乱闘騒ぎが流れていました。 前にも書きましたが、私はヤンキースファンです。ジータが万が一移籍してもヤンキースファンの自信はありますっ!ほぼ毎試合見ているのですが、昨日は3回のヤンキースの攻撃で乱闘騒ぎがありました・・。 もともとボストンの球場では雨の影響でグランドは水びたし。ヤンキース勢は順延と思ったようです。が、レッドソックスサイドは強行し、1時間かけてグランドを整備してスタートしたようです。(ヤンキースサイトではこれもドロドロしたゲームの一因と書いてありました・・・) そんな中で試合はスタートしました。3回にアレックス・ロドリゲス(以下アレックス)がデットボールを受けたのですが、その際にキャッチャーのバリテックに向けて明らかに、Fで始まる言葉を2回は叫んでいましたねぇ。。いけませんねぇ。 その言葉に反応し(と本人談)、レッドソックスのバリテックがアレックスの顔にパンチをしたのですね。お互いつかみ合ったときに、アレックス君は"Let's go!"と叫んでいました。これがエスカレートさせたようです。後は乱闘でした・・。 あらあら・・・と家政婦シリーズの市原悦子のように口を開いて見ていたら、若者がレッドソックスの選手にもみくちゃんにされていました。起き上がると左の耳から出血していました。誰だ??と思ったら、ここまで無難に投げていたヤンキースの先発投手だったんですねぇ。それはやばいでしょ・・。案の定、試合は負けました。 ヤンキース対レッドソックス戦は日本でいう巨人対阪神戦のようで、一番人気のカードだそうです。私の初メジャー観戦もこのカードでした。満席でした。他の対戦に比べると野次がすごかったです。試合よりも客席での攻防がスリリングでした(笑)。 警察もこのカードは警戒を強めているらしく、ちょっと暴言を吐くと速攻退場です。退場というのは客席からどこかに連れ去られるわけです。7回のゴッド・ブレス・アメリカを歌い終わると、この退場劇は繰り返されました。 なんで野球好きなの?とよく聞かれます。父は野球に興味が無くて、小さい頃に中継を見た記憶はないですねぇ。でも、選手が出発して戻ってくる処を「ホーム」というように、何かダイアモンドに人生を重ね合わてしまうこともあります。昔そういう視点でスピーチしたことがありました。 残念ながらお亡くなりになりましたが、山際淳司さんの「江夏の21球」を読んだことも関係あります。私は野球は見る方ですが、この本は目から鱗が落ちたようでしたね。 ヤンキース戦にはヤンキース担当のアナウンサー・記者が付きます。その中に女性の記者がいます。試合後、記者や監督に必ずインタビューするのですが、いつもすごいなぁ・・と思います。最初の頃は、ネックレスが揺れないようにセロハンテープで肌に止めているのばかり、気にしていました(笑)。でも、インタビューを聞いていると、わかったふりはしない・・でも、ファンが知りたいことを聞く・・。職人だなぁ・・と思います。 今晩もレッドソックス戦があります。楽しみで~す。
2004.07.26
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私はもともと専業主婦向きではないので、ニューヨークに来て一週間で飽きてしまい、ネットで探して学校に通いながらボランティアの仕事したり・・という生活を送っています。そのうち日常のこともしたためていければ・・と思っています。そんなわけで毎日朝9時くらいにワシントンハイツの我が家からミッドタウンまで地下鉄に揺られているわけです。 NYに来てびっくりしたのが、街の至るところでヤンキース関係のものを身につけている人を見かけます。帽子、Tシャツ、ユニフォームの上・・・。NY中がヤンキースファンかい・・?!と思ったものでした。 お気に入りの選手の番号が入ったTシャツを球場では結構来ています。が、NYの方になると日常で着ているわけです。工事のおじさんも学生も・・。野球に興味の無い方はよくわからないかもしれませんが、13(A.ロッド)、25(ジアンビー)、2(ジータ)、42(リベラ)、55(松井)、11(シェフィールド)、51(バーニー)をよく見かけます。個人的にはエンリケのTシャツを着たいのですが、勇気がありません。というか売っているのかなぁ・・。ちなみに、実際のユニフォームには番号だけで名前は入っていないんですよ・・ヤンキースは。 地下鉄でユニフォーム上下を着ている人を見かけたときは笑いました・・。 というわけで、一家に一つはNYの家庭にヤンキースの帽子があると言われている・・らしい。日本でそんなことってあるかなぁ・・と考えました。一家に一つジャイアンツの帽子って・・無いですよね。我が家にはなぜか広島ファンなのにドラゴンズのメガフォンがたくさんありましたが。 一ヶ月前にMTA(NY市の地下鉄とバスの会社)のインド系のモーターマンが職場を強制的に配置換えされて不服を言っていました。モーターマンから倉庫の管理だったかな・・。理由はMTAの内規(指定したユニフォームを着用)に違反したからということでした。彼は頭にターバンを巻いていたのですねぇ。もう、何年もその仕事をしていたのだから、みんなターバン巻いていも職員だってわかっている・・とおっしゃっていました。 ちなみにターパンはだめでもMTAの指定帽子かヤンキースキャップはオッケーらしいです。恐るべし・・ヤンキース帽。 地下鉄乗っていても同じ車両に最低一人は被っている人がいます。 ところが、どっこい、ファンかというとそうでもないんですよねぇ。ヤンキースの選手も知らない人がいたりします。ファッションなんですかねぇ。それともIラブNYの象徴なのかなぁ。帰属意識なのでしょうか・・。 さっき書いたボランティアの仕事で子どもと一緒に「松井選手を知っていますか?」という質問を街行く人に聞いたことがあります。ヤンキースのグッズを身に着けていても4人に1人くらいは「ヤンキースの選手知らない・・」とのたまう御仁がいらっしゃいました。 そんなわけで、最近はヤンキース帽を被っている人を地下鉄で見るたびに、この人はファンかそうではないか・・と考えてしまいます。 統計なんて取ったとこはありませんが、NY市ではヤンキースとメッツの人気は五分五分です。二人に一人はメッツファンのような気もします。特にメッツの本拠地のあるクイーンズ生まれ、育ちは熱狂的なファンが多いです。 ちなみにサブウェイシリーズ見てまいりました。松井稼頭央の方から挨拶をしていました。 がんばる日本人を見ていると私とは縁もゆかりも器も才能も・・・違うのに嬉しくなってしまいます。ビアードパパ(シュークリーム屋さん)が何ヶ月か前にできたのですが、お店の前の行列を見ると嬉しくなります。居酒屋「えん」も進出してくるので、楽しみです。
2004.07.20
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