私の故郷は 「ふくしま」 です。

私の故郷は 「ふくしま」 です。

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

おばかんの

おばかんの

Favorite Blog

ジャイアンツ優勝! New! CAPTAINさん

「ウは宇宙船のウ」… 七詩さん

SALT OF THE EARTH slash555さん

Comments

こんちは フクかも大きく違いますよ@ Re:福島県浜通り・中通り、そして会津地方(03/21) 九州最O北端の北九州市は 旧小倉藩版図は…
タカヒ@ さつきロードと言うなのボッタクリ たゆとさんへ 自分もナビに言われるがまま…
たゆと@ Re:さつきロードって何なの?(08/02) 私も通りました!ナビで一般道指定してる…
2011.07.27
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
またもや新たな被曝基準が出てきました。 食品安全委員会の見解(http://sankei.jp.msn.com/life/news/110726/trd11072614450010-n1.htm)として、外部被曝と内部被曝を合わせた累積線量の限度量を癌のリスクが高まる100ミリシーベルトを超えないようにするべきとのこと。年間20ミリシーベルトという文部科学省の基準を当てはめられている福島県の子供たちは、それだけでも5年で限度量に達してしまいます。リンクしたニュースには掲載されていませんが、テレビのニュースでは「感受性の高い子供の基準はそれよりも低く設定しなければならない」という意見が多く、今回は基準としてまとまっていないともありました。

要は、国が「暫定基準」として運用されている食品の放射性物質含有量は、食品安全委員会の見解としては「高すぎる」ということですね。 このことは「緊急時の暫定基準としている 年間20ミリシーベルト」は否定しないまでも、「通常時の年間1ミリシーベルト」を遵守した規準を食品安全上は定めるべきということだと思います。

記事の中にある「外部被曝と内部被曝を合わせて100ミリ・・・」という部分は食品安全という基準を考えると、内部被曝について考えるべき基準だと思うのですが、いずれにしても現在の暫定基準の安全性に疑問符がついたことは事実であり、守るべき子供たちの健康に影響を及ぼす放射線量は少ないに越したことは無く、食品の安全性をさらに厳密に求めていかなければなりません。 これは逆に言うと、福島県をはじめとした放射性物質の飛散を受けた地域で生産される農産物などの検査をより細かく実施する体制を整えなければならないということでもあり、生産によって基準を超えた農産物の補償をしっかり受け止める体制(東電+国)を早急に構築しなければならないということでもあります。

とにかく後手後手の被災者補償ですが、私が一番心配するのは「米」福島県の米がどれほど汚染されているかという問題と同時に、福島県を流れて宮城県へと注ぐ阿武隈川の影響などによる宮城県米の汚染、比較的飛散量は少なかったものの影響が心配される会津地方の汚染、会津地方の河川が流れていく日本の米どころ新潟県の汚染・・・ 作付け時の暫定基準(5000ベクレル/kg)を下回った福島県内では米の作付けを実施していますが(作付けを自粛したのは飯舘村だけ)屋外にあった稲ワラが汚染されていた地域は福島だけでなく、栃木・宮城・山形と広がっています。宮城や新潟は汚染についてノーマークでしたから、米が収穫されてから検査してNGだったりしたら日本国内で大問題になることでしょう。

「ただちに影響ない」とか「毎日大量に食べるものではない」という理由で、牛肉も他の野菜類も汚染に対する考え方は安易にとられがちでしたけれど、主食である米が汚染されているとなれば、全く違ってくるはず。 ましてや食品安全委員会が現在の暫定基準より厳しい基準を求めれば、基準の範囲内であっても流通できる米の量は限られてしまうかと思います。

怖いのは、基準を超えた米が産地偽装されて流通したり、安全な米を求めて高値で闇流通したりすること。輸入汚染米が大騒ぎしたことがありましたが、あのときを超える混乱が発生する可能性もあると思います。 これを機に外国産米を一定量輸入しなければならないのではないか?と思いますが、そういった準備はされているのでしょうか?


我が家に久しぶりに線量計が戻ってきました。およそ1ヶ月ぶりに自宅内の線量を計測してみたところ、1階の茶の間が0.8=>0.6程度に、2階の寝室が0.9=>0.7程度へと減少していました。屋外は雨でしたので計測しませんでしたが、枯葉と表土を取り除けば多少は下がるのではないかと思います。あとは自宅周辺の樹木を剪定すればもっと下がるかな? おもったほど雨が降っていないので屋根の放射性物質は流れていないと思うのですが(逆に大雨が降られると雨漏りしそう)半減期が短いセシウムの影響かもしれません。

渡利地区は日曜日に一斉に除染活動を行ったようなのですが、その際に発生した「放射性廃棄物」の泥や雑草類が今日になっても道路脇に置かれたままです。濃度が低いものは焼却処分が可能ですが、泥はどうするのか?汚水処理場も限界になっているでしょうから、このまま道路に放置・・・なんてことはないでしょうね。 伊達市の除染活動が計画的なのに対して、福島市は住民ボランティア頼みで、処理後の処分があいまいなまま。 本当に「東電に対して請求してやろう」とか、「東電社員に処理させる」というような強い意志が感じられません。 市議会議員選挙ですが、そういった強い信念をもった人に投票したいものです。(間違っても今のようなグダグダ感を続ける議員は選ばれませんよね???)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.07.27 10:25:41
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: