シュガー・タイム

シュガー・タイム

フィリピン




◆1回目:2000年9月

 初めてのフィリピン出張。緊張しました。
立ち上げ準備出張です。

◆2回目:2000年10月

立ち上げサポート(1)

◆3回目:2000年11月

立ち上げサポート(2)

◆4回目:2001年2月

立ち上げの総仕上げ

◆5回目:2001年10月

改善フェーズ(1)

◆6回目:2002年3月

改善フェーズ(2)

◆7回目:2003年6月

(8日~12日)
 7回目とはいえ久しぶりのフィリピン。
 8日朝5時前に起きて6時5分の町田発のバスで成田へ。

6/8満席の飛行機の後方真ん真ん中という、最も嫌いな位置で、4時間を過ごし、
(着陸前は結構揺れた(>_<))マニラに着いた。
入国審査の前に、機内で書いた申告書を提出して検温。

温度検知器などというハイテクは使わず(さすがフィリピン!)、1人1人おでこに
温度で色が変わるセロファンのようなものを張られてチェック。
あぁ~、ついに来てしまった。と実感。

そうそう、成田でマスクしてた人は0.5%(???)程度
マニラ行きは1割くらいでしょうか?(私はノーマスク)

マニラの天気は薄曇りで、最高気温は33度。夏好きな私の大好きな暑さです。
出張期間中ずっと予報では雨マーク(今は雨期)でしたが、ずっと「晴れ」でした。
乾期の出張でも雨が振らなかったことは無かったのに・・・ラッキー!

荷物を受け取りホテルリムジン(といってもカローラ)でホテルに移動して
チェックイン。

<食>
毎日朝はホテルのバイキング、昼は会社のキャンティーン(食堂)でした。
ホテルのバイキングでは、パンがメインでハムやソーセージを少しとカットされた
マンゴーを毎日食べました。
昼はチキンとご飯の組み合わせばかり頼んで、ブコジュース(ココナッツジュース)を
飲んでました。
夜は以下紹介します。いいとこばかり連れてってもらいました。

日曜日(Kaya:韓国料理)3人で5,6千円
 ビール(サン・ミゲル)、キムチ(食べ放題)
 タン塩、骨付きカルビ(こればっかり)、エビ、豆腐チゲなどなど・・・
 ウベアイス(ウベは紫色の芋)

月曜日(カシミール:インド料理)3人で1万円程度?
 ビール(サン・ミゲル)、マンゴラッシー
 タンドーリチキン、サラダ、マトンカレー、ベジタブルカレー、シーフードカレー
 チーズナン、ガーリックナン、ナシゴレン
 キャラメルソースのアイスクリーム

火曜日(Kasei:日本料理)5人(1人3千円程度)
 ビール(サン・ミゲル)
 マイタケ天ぷら、鰯梅ソース揚、うにオムレツ、唐揚げ、焼き鳥等々・・・
 最後にきつねうどん(関西風)

水曜日(一本槍:日本料理)7人(1人2千円程度)
 ビール(サン・ミゲル)
 日本の居酒屋と同じ感じです。
 最後にピリ辛ミソラーメンで締めてしまった・・・

その他、マニラには、中華、イタリアン、スペイン、タイ、ドイツ等各国の料理が
食べられ、だいたいおいしく食べられます。(それなりの値段はしますが)

ビール(サン・ミゲル)は、さっぱりと癖が無く美味しいです。
暑い国でのどを潤すには最高のビールだと思います。
だいたいどこに行っても、その国のビールが新鮮で美味しいですよね。

<帰国>
***前日(?)は飲んだくれて3時半にホテル着、4時就寝
05:00 起床
05:40 チェックアウト
05:45 朝食
06:15 会社へ出発
07:30 始業
08:00 まとめの会議
11:00 ランチ
11:30 空港へ出発
12:50 空港着
14:20 マニラ発(3H50Mのフライトです)

***ここまで現地時間(日本時間ー1H)***

19:30 成田着
20:45 NEXで成田発
23:05 八王子発
23:40 自宅着

<フィリピンは危険のデパートです>
今回も無事に帰ってこれましたが、いつもいろんな事に気を付けています。
●病気
 SARSぐらいで騒ぐなって位、感染症が存在します。
 ★水、食べ物から  
  赤痢、A型・E型肝炎、コレラ、食中毒、腸チフス、パラチフス、寄生虫疾患
 ★虫から
  マラリア、デング熱、日本脳炎、フィラリア症、リーシュマニア症
  (デング熱で年間何百人が亡くなっているとか・・・)
 ★その他
  B型肝炎、エイズ、狂犬病、破傷風
 これを書くのに参考にしている成田空港でもらった「海外感染症情報」には、
私が毎日食べた、カットマンゴーも危険と書いてありました。生の貝や卵、刺身も
注意のようですが、心配したらキリがないので、だんだんいい加減になってきます。
水も(特に氷に)注意ですが、あたったことはないし、ホテルの部屋の水道で口を
すすぐ位は大丈夫。
ちなみに帰国して4日目の今日、下痢気味です。
日本の水の方があわないのか・・・おいおい

●テロ
 たまに新聞の紙面をにぎわす、フィリピンのイスラム教過激派組織。
 特にアル・カイーダとの関係を指摘されているアブサヤフは、私が出張に行き始めた
頃に、誘拐などを繰り返し、マニラでも何度か爆弾テロを行った。
私の出張期間ではなかったが、宿泊に使うホテルの前で爆発事件があったこともあるし、
100m離れたショッピングモール内でも爆弾テロが数年前に起こっている。

●犯罪
 貧しい国故ある確率で起こるのは仕方ないですが、日本人は目立つ上、金(カネ)
そのものに見えるらしい。
 夜、ちょっと外を歩こうものなら、高い確率で銃を突きつけられ、金を要求される。
出張者でも経験した人が何人かいます。
 一番悲惨だったのが、空港でお迎えの人を装った人に関係の無いところに連れて
行かれ、お金を取られたあげく銃で撃たれ高速道路に死体を放置された例もあります
(この事件は数年前ですが、出張中だったので怖かったです)。
 それ以来顔を知らない人間は迎えに行かせず、極力ホテルリムジンを使うように
なりました。ホテルの送迎は特別なエリアで行われているので安全と言われています。
 また、エレベータ内で数人に囲まれ財布を抜き取られたり、置き引き、ぼったくりは
当たり前である。

 私も以前、ちょっとした距離でタクシーを使い(これも本当は危ない)20ペソ
くらいの所を50ペソだ60ペソだと言ってきたのですが、50円、100円でもめる
のも面倒で、「ほんとは30ペソしないんだろ? でも歌が上手かったからあげるよ」
といって50ペソ払ったことがあります。
 そういうことするから、誰もやめないんだという考え方と、お金は貧しい人に落と
していくべきという考え方とあります。私は変なところでケチることはないと思って
いますが難しいですね。

●交通事故
 道路、信号、車などインフラそのものにも問題があるが、交通ルールがあってない
ようなもの。中国、タイなど私が行ったアジアの国は皆そうだが、日本と違った独特の
呼吸というかタイミングがあり、、自分がいっていいのか相手がくるのか判断するのが、
難しい。信号が少ないので道路を渡るのが一苦労です。

 赴任者も出張者も運転は禁止されていますが、運転手はめちゃめちゃアグレッシブに
飛ばします(路肩、対向車線、ドライブスルーもなんのその)。
安全第一ですが早く目的地に到着することも彼らの使命だし、赴任者に与えられる
カローラはフィリピンでは高級な部類なので、安心して飛ばすようです。
現地法人の副社長の車(クラウン)に乗せてもらいましたが、これは別格で皆よけて
くれます(^_^;)。



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