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ボザール(7月に雨漏りしたコンサートホール)に着いた時、オニオンの席は向かって右の前の方だったのですが、座席係りのおばさんが真ん中のほうへ移って下さいといって、ちょっと後ろの席をくれました
聞くところによると、右前は誰も座らせないでという指示があったそうです。ところが、席は全て予約されています。右前のオニオンを含む人たちが真ん中に座ったので、もとから予約している人たちは、後ろのほうへ行かされていました。開演時刻になっても、ざわざわしていました。一体どうなるのか心配しながら隣のおばあさんとおしゃべりしていたオニオンです
こういう事態になるとベルギー人ってどうにもならず、自然に落ち着くのを待つしかないのです。文句言っていても誰も対処するべき人がいません
結局、右前の方も皆座ってしまいました。そうでなきゃはみ出してしまうこと間違いないですしね。。つまり高めのチケットの人とそうでない人の分が混じって、早い者勝ちの着席でした。一度良い席に座れば、もう誰も動きませんよ。オニオンはそこそこ良い席でした![]()
そして7分遅れでなんとか始まりました。よくもまあ全員がとっつかみ合い無く、座ることが出来たというものです。ヨーロッパでは言い合いまで。。
オニオンは開始前から緊張していました。滅多にベルギーにやって来ない(フランスはパリ中心に活動)グループだし、どうしても以前から体験したかったし。。ニコンのこちらでは高い双眼鏡もそのために買って待機していたわけですし。。。
昔知り合いがこの暗黒舞踏のことを教えてくれまして、以来ずっと興味があったのですが、今回初めて観賞できて本望です
もう、そこには言葉をはるかに超えた感動、振動があるのみです。双眼鏡で細かいところまで観察できましたが、すぐにリーダー格のダンサーがわかりました。無駄な肉などなく、どの感情の皺も活き活きして響いてきました
これは実際に見るしか説明のしようがないです。でもオニオンは、オリジナル音楽の音の幅を充分になびかせている動作に呑みこまれる思いがしました
ベルギーでベジャールのダンスを見た事がありますが、なんとなくつっぱった感じでした。しかし、今回のダンスはまさに言葉無き演劇でした。役者さんたちはひとこともしゃべっていませんが、そんなことはどうでもよく、感動できるものでした。そして自然でなめらかでした。なつかしいような気もしました。ベジャールではなつかしいなんて、ほっほっほっですが。。
よかった、本当によかった。今度は雨も降っていませんでしたし、最後まで静かに観賞できました。ただクーラーが効いているのか、暗黒舞踏だからか、寒くなりました。終わったらトイレにダッシュでした
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