しろうと自然科学者の自然観察日記

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2016.10.27
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カテゴリ: 樹木
☆近所の団地で、カクレミノの木を見かけました。カクレミノは、本州(関東地方以西)・四国・九州の林内に生えるウコギ科カクレミノ属の常緑小高木です。一見して違和感を持ったのは、下の枝の葉と上の枝の葉の形が違うことです。
  • カクレミノ1.JPG

☆幹の下の方から伸びている枝の葉は、葉先が3つに分かれています。
  • カクレミノ2.JPG

☆ところが、幹の上の方から伸びている枝の葉は、広卵形で切れ込みがありません。
  • カクレミノ3.JPG

☆疑問に思って調べてみると、カクレミノの若木の葉は深く3つから5つに切れ込みができますが、成木では葉に切れ込みがないということでした。

☆カクレミノの幹の下の方から伸びている枝は、若木の時からあるので、葉に切れ込みができているようです。古い葉ほど中央の裂片の先端は丸く、新しい葉は中央の裂片の先端が尖っています。なお、秋から冬にかけて、下部の葉は黄色くなって落葉するそうです。
  • カクレミノ4.JPG

☆こちらの枝のカクレミノの葉は、周りの古い葉は3つに分かれていますが、中央の新しい葉は切れ込みがない全縁です。成長するにつれて、切れ込みが浅くなり、3つに切れ込みがある葉と全縁の葉が混ざってつくようになるそうです。
  • カクレミノ5.JPG

☆こちらは、幹の上の方から伸びている枝の葉です。全て切れ込みがない全縁の葉です。
  • カクレミノ6.JPG

☆全縁の葉は、葉の先端が鋭く尖っており、3つの葉脈が見えます。
  • カクレミノ7.JPG

☆同じような成長にともなう葉の形の変化は、ヒイラギでも見られます。ヒイラギは、若木の時は葉にトゲがあり、老木になると葉のトゲがなくなり葉は丸くなるそうです。

☆こちらは、近所で見かけたヒイラギの若木の葉です。葉は光沢があり、縁には先が鋭い棘となった鋸歯があります。ヒイラギ(柊、疼木)の名は、葉の縁の棘に触るとヒリヒリ痛むこと、古語で疼(ひひら)く、疼(ひいら)ぐことから。
  • カクレミノ8・ヒイラギ1.JPG

☆こちらは、2年前の東北の旅で塩竈神社の境内で見かけたヒイラギの老木です。葉は、どれを見てもトゲがなく長楕円形です。
  • カクレミノ9・ヒイラギ2.JPG

☆ヒイラギは、若木の時は葉にトゲがあり、老木になると葉のトゲがなくなり丸くなるので、長寿の守護木として仰がれているそうです。

☆カクレミノ(隠蓑)の名は、密に付いている葉の形を雨具の蓑に例えて、身につけると姿が隠せる蓑に見立てたという説や、鬼や天狗の持ち物で天狗の宝物の隠れ蓑に似ていることに由来するという説もあるそうです。





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Last updated  2016.10.27 05:46:18
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