2人目妊娠生活 0
全205件 (205件中 1-50件目)
学童の説明会に行く。親が説明を聞いている間、子どもたちは隣室で遊んでいた。説明会が終わり、「新しいおともだちできた?」と聞かれると、「まだ。ともだちっていうのは、そんなに簡単にできるものじゃないんだよ」とルンバ。そそそうですか。* * *自転車のバッテリーを持って来て、とルンバに頼んだ。旧式のため、とても重い。「重いけど大丈夫?」と聞くと、「大丈夫だよ! あの時のぼくと今のぼくは、もう違うんだ」小さい時は重くて持てなかったけど、今は持てるよということらしい。きみ、最近、深いことばかり言うね。(ルンバ6歳/パルタ3歳)
2007年03月17日
コメント(1)
今日は午前中から長男ルンバのスイミングスクールへ。 人生初の「進級テスト」への挑戦だ。 これまで無級だったのが、 このテストに受かるとようやく有級となる。 始まる前にぶるぶるっと武者震いするルンバ。 「ぼくね、どうしても合格したいの」 切ない声で言う彼に、つい 「どちらでも、ルンバくんががんばってくれればいいよ」 という言葉が喉まで出かかった時、彼が言った。 「だってぼく、ぜったい合格するって自分で決めたんだもん!」 …そうなんだ。うん。がんばろう。大丈夫だよ。 そしてルンバはプールへ、わたしは見学席へ。 まずみんなが順番にプールの半分を泳ぐ。 ん? テストってこれなの? と思っていたら、子どもたちがスタート台の後ろに整列した。 コーチが「位置について。よーい!」パアアン!! ピストルでスタート。ええっ、本格的な大会みたいだよ?! もっと甘く考えていたので、途端におろおろしだすハハ。 やがて、ルンバの順番が来た。 台に立つ彼を見て、こちらまで心臓が飛び出しそうだ。 「4コース。ルンバくん、6歳!」 アナウンスが流れる。 よーい!パアアン!! ピストルの音とともに、6人の子どもたちがプールに飛び込んだ。 種目は「ビート板キック25M」。 25メートルもの距離を泳いだルンバを見たことがない。 だ、大丈夫なの? どきどきして見ていたら、 ちょうど真ん中ほどまで泳いだあたりから、 ルンバがみるみる失速していった。 進まない。どんどん追い抜かれる。ビリだ。差が開く。 25M泳ぎきれないんじゃないか?! がんばれ、がんばれ、がんばれ!!! ルンバは泳ぎ切った。 ダントツのビリだったけど、とにかく泳ぎ切った。 こんなことができるんだ。びっくりした。 * * * プールから上がった彼が、わたしのところに来て言った。 「ぼく、はやかった?!」 …。ルンバくんは、どうだったと思う? 「あのね、すっごく速く泳げた気がした!」 いつも不思議なのだ。運動会のかけっこでビリでも、今日みたいに水泳でダントツビリでも、ルンバは自分の能力を信じて疑わない。明るく笑って「ぼく、すごいでしょ!」と言う。 あまりに自分とは違う、彼のそんな面を見て、わたしはいつも、もっと自分のことちゃんとわかって、そのうえでがんばらないといけないんじゃないのか…って思っていた。 この日もそんな風に考えていたら、お友だちママが言ったのだ。 「それが彼のすばらしいところだよね。 落ち込んでしょんぼりしちゃうんじゃなくて、 いつもすごくポジティブじゃない」 なんだか目からウロコだった。 そうか、そうなのかもしれない。 あまりに並外れたこのポジティブ思考は彼の長所で、それをわかったうえでうまく接してあげれば、彼のやる気を引き出してあげられるのかもしれない。 ルンバと交わした会話のなかで、彼が本当は自分がビリだったと認識してることも知った。 もっと彼のポジティブさとうまくつきあおうと思った。 * * * ダントツビリだったので進級は危ういかもと思ったが、ルンバは無事、15級に進級していた。25M泳ぎきれれば、よほどのことがないと落ちないテストなのかもしれないなあ。 けれど、生まれて初めて合否が出るテストで「合格」し、証書をもらったことは、彼にとって本当にうれしい出来事だったようだ。 帰り道、かみしめるようにルンバが言った。 「うれしいなあ。ぼく、15級になれてうれしいな。 パパの言葉がぼくに力をくれたんだよ」 パパ、なんて言ってたの? 「目標を目指してがんばれ、って!」 子どもがちょっと背の届かなさそうな高みに挑戦しようとしている時、わたしはつい傷つくことから守ろうとしてしまう。でも夫は子どもを鼓舞して、より高く飛べるよう励ましたんだな。その言葉を聞いてがんばって、そして成果を出したことが、ルンバにとても大きな自信を与えたようだ。 ルンバにとってもわたしにとっても、 なんだかいろんなものが得られた進級テストだった。 (ルンバ6歳/パルタ3歳)
2007年03月10日
コメント(0)
朝から仕事を1本終わらせると、身支度をして子どもたちと保育園へ。送り届けるとそのままホールに行った。 先週の金曜日、インフルエンザのために卒園式と進級お祝い会を欠席したルンバ。 そのために見られなかった合奏と劇を、今日見せてくれるというのだ。月曜日にお迎えに行った時に、担任の先生から知らせを受けた。ルンバの快復がもしも遅れて、会から間が空きすぎてしまったら、できないかもしれないな…と先生は思っていたそうだ。 けれどルンバの快復は早かった。園の行事の関係もある。間に合って本当によかった。 ホールに行ってみると、卒園式風にイスが並べられていた。 式の時に飾ってあったお花まで。 それを見ただけで涙が出そうだった。 ここまできちんと「会」を開いてくれるとは、思ってもみなかったのだ。 わたしにべったりと離れなくなってしまったパルタと並んで座り、2~4歳児クラスの子どもたちが観客になって、年長さんの合奏は始まった。 ルンバは熱を出す前日、「ぼく、まだ合奏がうまくできないの。どうしよう、不安だよ」って言っていた。 「あしたいっぱい練習すれば、きっと大丈夫だよ」 そう言って寝た夜に熱を出したのだ。 そのことを思い出したらしく、 「ぼく、楽譜が見たい!楽譜見せて!」と先生にお願いし、直前までお友達と楽譜を見ていたルンバ。 年長さんが入場した。 合奏が始まった。曲は「天空の城ラピュタ」のテーマソング、「君をのせて」。真剣に演奏する子どもたち。 ルンバの手元があやしい。横のお友達をちらちら見てる。きっと間違えちゃったんだな。がんばれ、がんばれ。 パルタをだっこしながら、祈るような気持ちで聴いた。 合奏が終わると、年長さんたちはいったん退場。そして衣装を身に着けて、再び入場。 「ピーターパン」の劇の始まりだ。 小さい子どもたちもこの劇は大好きらしい。みんな一緒になって歌いながら見てる。 ルンバはウェンディの弟、ジョンの役。歌って踊る君の姿を見られて、本当に本当にうれしいよ。 一生懸命、練習していたものね。こうやって、小さなお友達と、ママの前で、披露できてよかったね。 劇が終わると、今度は卒園証書の授与。これもきちんと会場を作り、本番の式の手順に沿ってやってくれた。担任の先生が、ルンバの名前を読み上げる。 返事をして起立したルンバのもとへ、わたしが行く。 ルンバ、園長先生のもとへ。 園長先生が証書を読み上げ、続けて語りかけてくれた。 「ルンバくんは虫がとっても大好きで、 お友達からも『虫博士みたい』って言われていたね。 それから刺し子。先生にやり方を教えてもらったら すぐにできるようになって、 ルンバくんってなんでもできるんだなって、 先生とってもびっくりしました。 小学校に行っても、がんばってね」 証書を受け取るルンバ。くるりと観客のほうを向いて、 「ぼくが大きくなったら…、虫博士になりたいです!」 そしてわたしのところに来て、証書を渡してくれる。 「卒園おめでとう。がんばったね」 証書を受け取る。胸がいっぱいだ。 一度席に戻ると、すぐ退場。 本当は卒園児と保護者一人が並んで退場するのだけれど、わたしからべったり離れない次男を見て、先生が「よかったら、パルくん(次男)も一緒にどうぞ」。3人で並び、子どもたちと先生方の拍手に送られて退場した。 先週の式の時にいっぱい泣いたから、なんだか今回は清々しかった。 みんなと一緒に式をできなかったのは残念だったけれど、もしかするとそのぶんよけいに、思い出深い卒園式になったかもしれない。 式の時、一緒に写真を撮りたいと言ってくれたクラスのみんなにも、こういう場を設けてくれた先生方にも、ルンバの卒園を祝福してくれたすべての方々にも、感謝の気持ちでいっぱいだ。 本当にありがとう。 そしてルンバ。今度こそ本当に、卒園おめでとう!(でも保育園は3月いっぱい続くんだけどね)(ルンバ6歳/パルタ3歳)
2007年03月07日
コメント(2)
前日になってインフルエンザを発症してしまったルンバの卒園式。 出られないとわかった時は、ショックのあまり、自分を責めでもしないとやってられない気持ちだった。 ルンバに行けないことを告げると、 「やだ!いきたい!一生懸命、練習してたのに!」 と泣きじゃくった。 そうだよね、行きたいよね、でもだめなんだ、インフルエンザはとても強い病気だから。みんなにうつしちゃうといけないからね。 抱きしめながらそう話した。 その日の夕方、お迎え時間。クラスのみんなが 「ルンバくんの熱がひどくなければ、記念写真だけでも一緒に写れませんか」と園長先生に掛け合ってくれた。 写真撮影は、他の在園児たちが来る前、朝一番で行われる。卒園児とその家族しかいないし、そのだれもが 「全員で写真を撮りたい」という気持ちだから、って。 卒園式当日、3月2日の朝。 長男の熱は36.8度まで下がっていた。タミフルはよく効く。長男を起こして、写真だけで帰らなければならないけれどそれでもいいか。ちゃんと帰れるなら行こう、と話す。最初は「やだ!帰らない!」と言っていた彼はやがて「わかった」と言い、急いで出かける支度をすることに。 初めて袖を通す紺のスーツ。白いシャツ、赤いネクタイ。 「かっこいいね」とうれしそうに鏡を見てた。 わたしと夫もスーツを着て、4人で保育園に向かった。 園に到着すると、みんなが「あっ、ルンバくんだ!」とやって来た。 「来れたんだね、よかったね」 目をうるませて話しかけてくれるお母さんたち。 そして記念撮影。 撮影が終わると、「じゃあ、帰ろうね」 とルンバに告げた。泣くかなと思ったけど、ルンバはちゃんと受け止めていて、いやだとも言わず、「うん」と素直に夫と帰って行った。そんな彼を見て「えらいね」と泣いてくれるお母さんも。 卒園式には私だけ出席した。 卒園児が並ぶ席を見ては、本当はあそこに長男がいたんだな… と思った。あまりそれを考えちゃうと、 感情が決壊しちゃうと思い、わざとぼーっとしながら式を見ていた。 卒園証書の授与が終わり、司会の先生が卒園文集を紹介した。 文集の表紙には、子どもたち一人ひとりが刺繍をして、世界でたった一つの文集に仕上げたんだそうだ。そんな話をしながら、先生は手に持った文集をみんなに見せて「これは今日、お熱を出してお休みしている ルンバくんの刺繍です。虫博士になりたいから、 テントウムシを刺繍したんだそうです。ね。ルンバくんはここにいますよ」 って言ってくれた。もう止まらなかった。 あとからあとから涙が出て、保護者席でいっぱい泣いてしまった。 いっぱい涙を流して、すっきりしてきた。 一番つらい本人が写真撮影の後駄々をこねず帰った、そのがんばりを思うと、わたしが落ち込んでる場合じゃないとも思った。 第二部は進級お祝い会だった。全クラスが劇などの出し物をする。パルタの2歳児クラスの出し物は「ピンポンバス」。 バスに次々いろんな動物たちが乗ってくるというもの。 最初、パルタはものすごくテンションが低くてやる気なさげだった。彼はシャイだからなのか、緊張しているのか、大勢の前でなにかやる時には、いつもぶすーっとしてしまう。普段はにこにこかわいいんだけどなあ。 でも、そんなテンションながら一生懸命、白鳥を演じるパルタはやっぱりとってもかわいかった。 はじめはわたしがいないと思っている様子だったパルタ、途中でわたしの姿を見つけて、ニヤッと笑った。 がんばった、がんばった。 式の後は年長クラスのみんなと食事会の予定だったけど、もちろんそれはキャンセルして帰宅。お祝いでいただいたお赤飯をルンバと一緒に食べ、その後、2人並んで座って、卒園文集を読んだ。 文集に書かれていた、ルンバから両親へのメッセージを読み、またいっぱい泣いてしまった。ぎゅっとだっこしながら、彼もわたしたちからのメッセージを読んだ。 「えへへ。ママ、ありがと」 にっこり笑うと、長男は言った。 「今日はいい日だね」 あたたかい春の日だまりのなか、2人で並んで座って卒園文集を読んだこの時のことを、きっと絶対に忘れないと思った。 (ルンバ6歳5カ月/パルタ3歳4カ月)
2007年03月02日
コメント(3)
それまで風邪の症状一つなく、昼間は元気にしていたルンバが 昨晩深夜になって急に熱を出した。38.2度。 「風邪の症状がなかった」っていうことで悪い予感はしてたけど、朝いちで病院に行き検査したら、見事にインフルエンザB型。 先週くらいから保育園で猛烈にインフルエンザが流行りだし、年長さんたちは3分の1くらいかかっていたけど、先週中にかかった子たちはそろそろ登園復活。みんなそろって卒園式に出られるといいねって言ってたら、まさかの前日になってインフルエンザ発症。 年長さんじゃなければ、進級お祝い会を一度休んでしまうのも、残念だけど仕方ないなと思えたけれど、なにしろ年長さん。彼が生まれて初めて迎える卒園式。 なのに出られないなんて…。 病院で結果を聞いた時は実感がわかなくて、園に連絡しなくちゃなとか、自分の仕事のこととか考えてて、冷たい母親だなあなんて思っていたんだけど、夫と電話で話したら、涙が止まらなくなってしまった。すごく楽しみにしてはりきっていたルンバのことを思うと、かわいそうでかわいそうで… お昼ねから目覚めたルンバに、卒園式に出られないことを伝えたら、「いやだ!出たい!」って号泣した。ぎゅっと抱きしめて「そうだよね、そうだよね」と繰り返した。本当にごめんね。今日は一緒にいっぱい泣こう。式の様子はビデオに撮ってもらうことになってるから、それを一緒に見てまた泣こう。 ごめんね、ルンバ。(ルンバ6歳5カ月/パルタ3歳4カ月)
2007年03月01日
コメント(0)
録画しておいたカニの番組を親子で観ていたときのこと。産卵シーンでカニの幼生が海にばーっとちらばったとき、魚の群れがやってきてバクバクと食べ始めたのを観てわたしが「あああああーーっ!!」と叫ぶと、「なに?」とルンバに聞かれた。「だって、カニの赤ちゃんが食べられちゃうよ~」と答えると、妙におとなびた顔でルンバ。「ママ、しょうがないんだよ。さかなだってそうしないとおなかがすいちゃって、生きて行けないでしょ? いきものはそういうことのくりかえしで生きていくんだよ。だからしょうがないんだよ」6歳児のセリフか。いつもわたしたちに言われていることの受け売りなんだけど、こんなふうに大人を諭すようになったんだなあと改めて成長を感じてしまったのであった。
2006年12月26日
コメント(0)
園のお友だちの誕生日パーティーに行った。事前に用意しておいたプレゼントを、お友だちに気づかれないようルンバにそっと渡して「あとでKくんにこれあげようね」と言ったら、「わかった!」とルンバ。そしてみんなのところに戻ると大声で「あのね、これはKくんにはナイショなんだよ!」と叫び始めた。Kくんは「どうしてぼくには教えてくれないの?!」とルンバを問いつめ、意地悪されているんだと思って泣き出してしまう始末。それでもかたくなに「あとで教えてあげるから!でも、いまはナイショなんだってば!」と叫ぶルンバ。ひーー…。たいへんな騒ぎになってしまったので、あわてて「もうナイショにしなくていいから。Kくんに渡してあげて!」とルンバにうながし、目に涙をためるKくんに「おめでとう!」とプレゼントを渡した。ナイショの意味をもう理解しているとばかり思っていたけど、まだまだだったんですね。これはまたじっくり教えてやらねばならんなあ。(ルンバ6歳2カ月/パルタ3歳1カ月)
2006年12月12日
コメント(1)
保育園の夏祭りで、苗をもらってきた。一人ひとつずつ。ルンバがホウセンカ、パルタがバジルと本人達が選んだもので、以来2人とも「ぼくのホウセンカ」「ボクノハッパ」とかわいがってきた。暑い季節にはぐんぐん生長し、ホウセンカはやがて花も咲かせた。ルンバは、それはもううれしそうに眺めていたものだった。そして咲いた花が枯れるたびに涙を流した。少しずつ寒くなるにつれ、ホウセンカは元気を失っていった。1本枯れ、2本枯れ…ついに最後の3本目が枯れているのを、今日ルンバは見つけた。突然、ベランダから聞こえてきた号泣。「ぼくのホウセンカ!! 大切にしてたのにーーー!!!」枯れた枝をにぎりしめ、しばらく泣いていたルンバ。本当にとても大事にしていたんだね。そんな彼の気持ちが愛おしくて、ただただ抱きしめた。「あたたかくなったら、またホウセンカを育てたい。いいでしょ?」いいよ。たくさんお花を咲かせようね。(ルンバ6歳2カ月/パルタ3歳1カ月)
2006年12月03日
コメント(0)
今日は保育園で年長さんたちの調理活動があった。年長さんになってから、ひんぱんに調理活動をやっている。いつもとても楽しそうだ。さて、今回つくったのは「おにぎり」。それも、保育園で自分たちで育てて収穫し、手でもみがらを取ったお米で作るおにぎりだ。手間ひまかけて大切に育てたお米だから、そのおいしさは格別だったらしい。いつもは給食をそんなにたくさん食べるわけではないルンバが、なんと「4回もおかわりした!」と言う。おにぎりを3個食べ、おみそしるも1回おかわりしたのだそうだ。「ぼくたちの作ったお米は、すごーくおいしいんだよ! おうちで食べるお米よりおいしいよ!」夕食時にそう言うので、「おうちで食べてるお米は、おじいちゃんとおばあちゃんが作ったお米だよ」と伝えると、あわてて「あっ、おうちのお米も、ぼくたちの作ったお米と同じくらいおいしい!」と言い直していたルンバ。ごはんを残したパルタに「お米には88の手間がかかってるんだから、残しちゃダメだよ」とわたしが言っていたら、「そうだよ!」と一緒に怒っていた。いい経験をしたね。(ルンバ6歳2カ月/パルタ3歳1カ月)
2006年11月30日
コメント(1)
ルンバが、こわい夢を見たらしい。明け方わたしにすり寄ってきて、「ママ、だっこして」と言ってきた。抱きしめてあげると、にっこり笑って、すーっと眠りについた。朝起きてから、「ぼく、こわい夢見たんだ。だからママにだっこして、って言ったの。ママにだっこされると、とっても安心するんだよ」とルンバ。6歳になって、歯も6本抜けかわり、顔はすっかり少年。だけどまだまだ小さい子どもなんだなあ。だっこできるのも、きっとあと数年。ついパルタばかりをだっこしがちになってしまうけど、ルンバのこともできるだけ抱きしめてあげよう。そう思った朝だった。(ルンバ6歳2カ月/パルタ3歳1カ月)
2006年11月27日
コメント(0)
今日はルンバのバス遠足。 本人リクエストによるおかずを詰め込んだお弁当は、相変わらずワンパターンだが、朝起きて来た長男に見せたら、目を輝かせて 「うわあ~! ママ、いいお弁当つくったねぇ!」 「いつもぼく、お弁当おいしいから、ぜんぶ食べても、もっと食べたいって思っちゃうんだ~」 などとうれしいことを言ってくれた。キミが喜んでくれるのが何よりうれしいんだよ。 幸いにも、とってもよいお天気。いまごろは遠足先でぞんぶんに走り回っていることだろう。 ちなみに今回のおかずは ●おにぎり(おかか&わかめ) ●ハンバーグ ●アスパラベーコン巻 ●ブロッコリー ●さつまいもとレーズンのレモン煮 ●プチトマト ●うさぎさんりんご だった。 * * * * 火曜日から子ども関係の所用が相次いでいる。 火曜日(7日)は午前中からルンバの保育参観。 ママが5人来ていたのだが、そのうち1人は妊婦さん、1人は赤ちゃん連れ、1人は兄弟3人のクラスを行き来…で、残るわたしともう1人でまずはドッジボールに参加することに。 昨年もやったんですがね、わたしゃ運動からっきしなもので、子ども相手とはいえ「ひー!」なんですよ。ドッジボールなんてもう生涯やることないと思っていたのに…。 しかも今回のドッジボールは大人2人が延々「的」。子どもたちが4人1組で外野となって、わたしたちを狙い続けるというルールで、時間制限ありとはいえ、1組ずつがけっこう長い! もう一人のママは時折わざとボールを持った子に近づいていったりして、ゲームを盛り上げていたが、何度も言うがわたしゃ運動はからっきしなので余裕がないんですよ! 年長児とはいえ時々ものすごい鋭いボールを投げる子もいるし… そして2回ほど頭に当たりました…。 頭はセーフとはいえ、鈍さを露呈。恥ずかしや。 午後はルンバを連れて小学校に行き、就学時健診。入学予定の小学校は昨年末に完成したばかりの新校舎で、すごくきれい。教室と廊下の間の壁が可動式になっていて、健診の時はオープンになっていたから、最初自分が並んでいるところが廊下とは気がつかなかった。 同じ園の子3人、そして昔から知っている近所のお友達2人が一緒だったので、ルンバは緊張することもなく、 「小学校って、いろんなお部屋があるんだね~!」とひたすらわくわくしていた。いやー、あの建物見たら、わたしまでわくわくしちゃったよ。いいなあ、わたしもあんなところで授業を受けたい。 何年生かの教室に入ったら、ルンバの本名がひらがなで書かれたお習字が壁一面に貼ってあって、ルンバびっくり。 お友達もみんな「どうしてルンバくんのお名前がいっぱい書いてあるの?!」と驚いていた。ははは。ルンバの名前は、とあるものからとった名前で、お習字ではその文字がたまたま題材になったのだな。別にルンバの名前じゃないんだよ。一緒にいたママが「ルンバくんは人気者だから、みんなが名前を書いてくれたんだよ」って言ったら、子どもたち最初信じそうになっちゃっていたが。健診では視力、聴力、歯科、内科などそれぞれを順に観てもらっていくどいう段取りで、先生の前に行くたびに「おねがいします」「ありがとうございました」って言うんだよ、とルンバに耳打ちするも、そのたびに「…なんていうんだっけ?」と頭が真っ白になっていた様子のルンバ。がんばれ~。最後に子どもだけのグループ面談があり、ちょっと心配だったのだが、同じ園のお友達と一緒だったため、これもリラックスして受けられたようだ。「好きな遊びは?」の質問に、お友達と一緒に「ドッジボール」と答えたらしい。あんた、いつの間に? ドッジボール、どちらかというと嫌いじゃなかったっけ?「好きなお友達は?」の質問には、お友達と互いの名前を答え合ったそうで、2人してたいそううれしそうだった。それにしても、こうやって少しずつ、一人だちしていくんだなあ、なんて一抹の寂しさを感じたり。さて、その後はそのままお友達の家へ。わたしはいったんパルタを迎えに行ってから再合流。子どもたちはいっぱい遊び、夕食までごちそうになって帰宅した。盛りだくさんの1日であった。 水曜日はルンバのサッカーへ。そろそろ日が落ちるのが早くなってきたし寒い…。見ているほうはツラい季節になってきた。うう。 で、今日はバス遠足。 ルンバだけだから、パルタがうらやましがっちゃって「パルくんもオベントウ~! パルクンモ、エンソク イク~!」と朝から泣いて大変だった。親は一緒に行くわけじゃないのでバタバタするのは朝だけだけど、なんだか気が張るよね。 来週はパルタの保育参観と面談が。仕事の外出予定もぽつぽつ入っているから、うまく時間を使わなくてはな。(ルンバ6歳1カ月/パルタ3歳0カ月)
2006年11月09日
コメント(1)
先日、ルンバが画用紙を出してきて、一生懸命なにやら書いていた。聞くと、絵本を作るのだという。紙に自分で四角いコマを書き、そのなかに文字を書き入れて切り取り、セロテープで製本するつもりらしい。しかしすでに文字で画面がいっぱいになっていて絵を描く余地がなさそうだ。こっそりのぞいてみたら、こんな文章が書かれていた。「うさぎがあるいているとくまが とうせんぼし ていしょにあそぼ てゆいました いいよ じゃあ」その後、ルンバは別のことに気を取られて「あとでつづきを書く」といったままになっている。つ、続きが気になるよう。それからどうしようと思っていたのだ~!(ルンバ6歳1カ月/パルタ3歳0カ月)
2006年11月08日
コメント(2)
…で、パルタの誕生日プレゼントだった【 レゴ 】基本セット 7795 青いコンテナで作ったルンバの作品がこれ。なにかの研究所らしい。人間の前にあるのがコンピューター、右手にあるのはタイムマシン。そして犬小屋には犬、その屋根にアヒルがいる。なにやら楽しげな研究所だ。
2006年10月21日
コメント(0)
「ねえ、ママ」ルンバが質問に来た。なに?「ここって、ミギシニホン?」…ふたつ混ざっちゃってますよ。右と東、が。(ルンバ6歳0カ月/パルタ2歳11カ月)
2006年09月27日
コメント(0)
今日、ルンバは6歳になった。ちょうど仕事の谷間。早めにお迎えに行く約束をルンバとする。さて、どこにお出かけしようかな。…考えていたら、大雨が降って来た。よりにもよって、こんな日に。頭を抱えながら、14時過ぎに保育園にお迎えに。まずは子どもたちを連れてファミレスに行き、おやつを食べる。ルンバは普段なかなか食べられない大きなパフェを頼んでうれしそう。ペコちゃんみたいに舌を出しながら食べていた。でもそんな大きなパフェはやっぱりまだ完食できないのであった。さて…。これからどこに行こうか?「児童館!」先日の「公園」に引き続き、いつもと変わらぬ場所だけど、彼にとってそれだけ普段の遊び場が楽しい場所なんだよな。ということで今度は雨のなかバスに乗って児童館へ。パルタも大喜びで、家にはないプラレールなどで遊んでいる。ルンバはといえば事務室でコマを借りて来て挑戦。「あっ、できたーっ!!!」なんとルンバ、初めてコマ回しに成功。「ぼく、6歳になったら、コマがまわせたよ!」ただし、ひもを巻くのはまだできない。何度も挑戦。その後、4段の跳び箱に挑戦したルンバ。最初はコツがつかめずうまく行かなかったが、何度かやるうちに成功。「できたーっ!」…6歳になったから?(笑)6歳はすごいのである。いっぱい遊んで帰宅。家でたくさん絵本を読む。『ピーターのてがみ』という、誕生会を主題にした絵本を読み終わると、パルタがルンバを見てにっこりほほえみ「ニィニィ、オメデト!」。か、かわいい~。誕生日のこと、ちゃんとわかっていたんだ。「誕生日に誕生日のごほんが見れて、うれしかった!」とルンバ。誕生日にゆっくりきみたちと過ごせて、ママもうれしかったよ。6歳の1年間も、楽しいこといっぱいしようね。* * * * *次の日(27日)、保育園で誕生会があった。ルンバはなわとびを皆の前で披露すると決めていた。「なわとびを跳びます!」みんなの前でなわを回し始めたルンバ。1、2、3…。22回!なんと22回も跳んだのだそうだ。実はルンバ、その時まで最高3回しか跳べなかったのである。…6歳になったから?(笑)成功に気を良くして、すっかりなわとびブームだ(これまで全然気乗りしなかったのだ)。そして同じく27日、ルンバはサッカーの試合でも得点を決めたのだった。…6歳になったから?5本目の歯も抜けた。6歳はすごいのである。(ルンバ6歳0カ月/パルタ2歳11カ月)
2006年09月26日
コメント(5)
あさってはルンバ6歳の誕生日。平日は夫が早く帰れないので、今日は家族でお祝いをすることに。グリル&サラダバーのアメリカンなファミレスに行く。誕生日サービスで、お店のお姉さんたちからケーキとともに歌のプレゼント。写真も撮ってもらってご満悦。その後「どこに行きたい?」と聞くと、近所の公園のなまえ。やっぱり公園が一番楽しいらしい。ということで公園でたっぷり遊んで帰宅して、またケーキを食べたのだった。たくさんの人に「おめでとう」と言ってもらえてうれしかったらしいルンバ、「今日は最高だ!」と言いながら、画用紙に「おいわい」「たんじょうび」と○で囲んで書き込んでいた。うれしいことがあったら書くカレンダーらしい。ルンバ、まもなく6歳。早いものである。(ルンバ5歳11カ月/パルタ2歳11カ月)
2006年09月24日
コメント(0)
ルンバも来春から小学生。少し前まではファンタジーの世界の住人だった彼だが、だんだん現実的な部分も見えてくるようになってきている。たとえば着ぐるみ。以前は「ああいう生き物」だと信じていたはずだが、最近はすぐ「あれは中に人が入っているんだよ」などと言うので淋しい。思わずこちらは「中の人などいない!」と言い返してしまうのだった。さて、先日お友だちのママとルンバがお話していた時のこと。月が雲に隠れそうな様子を見て、ママが「おつきさま、恥ずかしいのかなあ?」と言うと、ルンバは「なにいってるの! そんなわけないじゃん!大人なのにそんなこと言って、はずかしくないの?!」と返事したそうだ。それを受けてさらにママが「そっか、ごめんね。でも、おばちゃんは本当は子どもだから…」と言ったのを聞くと、「えええっ!!!」と目を丸くして動揺するルンバ。「そのギャップがあんまりおかしくて可愛くて、笑っちゃった」とお友だちママ。いまは空想世界と現実世界の狭間にいるお年頃なんだよね。もうしばらく、空想世界を楽しんでほしいなあ。(ルンバ5歳11カ月/パルタ2歳10カ月)
2006年09月08日
コメント(2)
ルンバのサッカークラブへ。タイミング悪く、保育園を出た途端に雨がポツポツと降り始めた。グラウンドに着いてみると、それでもサッカーはやっている。子どもたちも集まってきていたので、どんどん本降りになっていくなか、サッカーをやることに。わたしとパルタは木陰で雨宿りをしながら見学。見ているほうは大変だが、やっているほうは雨のなか練習するのもまた楽しかったもよう。ゴールも決めたしね。練習が終わってやっと帰れる~と思ったら、ルンバが「もっとやっていく!」。「雨のなかのしゅぎょうだ!」エー。修行するなら一人の時にしてください…と無理矢理連れて帰ってきたのであった。(ルンバ5歳11カ月/パルタ2歳10カ月)
2006年09月06日
コメント(0)
ルンバが画用紙を持ってきて、お絵描きを始めた。「ぼく、おとなになったらパルくんの家をつくってあげるんだ! だってぼくは、おにいちゃんだもん!」どうやら、パルタのための家を描いているらしい。「カブトムシのかたちのおうちにするんだよ!」そう言ってカブト型の輪郭を描くと、ここがトイレ、ここがおふろ、ここがお仕事するところ…と描きこんでいた。なかなか楽しそうな家だったよ、ルンバ。(ルンバ5歳11カ月/パルタ2歳10カ月)
2006年09月04日
コメント(0)
手の甲に蚊が止まっているのを見つけて、うれしそうに見せにきたルンバ。わたしが叩いて潰そうとすると、「つぶさないで! 血を吸わせてあげるの!」と、かばう。蚊が人の血を吸うのは産卵前だけ…というのを本で読んで、優しいキモチになってしまったらしい。自分の手から飛んでいった蚊に「いっぱい卵産んでね~!」と言っていた。エー。それはイヤ…。(ルンバ5歳10カ月/パルタ2歳10カ月)
2006年08月23日
コメント(0)
ルンバは今月からスイミングスクールに通い始めた。スクールにでも入らないと、泳ぎ方を覚える機会がそうない都会の子どもたち。ルンバの友達でもスイミングを習っている子は多い。本人の「およげるようになりたい!」というたっての希望と、やはりわたしたちとしても、小学校入学前に泳げるようにさせてあげたいという思いがあって、通わせることになったのだった。昨年まででかなり水への恐怖心がなくなり、泳ぎへの意欲を高めていたルンバ。スクールに通い始めたことで、さらにその傾向が強まったもよう。今日は夫と2人で近所のプールへ。浮き輪もなにもつけずに、初めて5メートル泳ぐことができたらしい。ビート板を使ってバタ足では40メートル泳いだそうだ。おお、すごい!その調子で、早く泳げるようになるといいね。(ルンバ5歳10カ月/パルタ2歳9カ月)
2006年08月19日
コメント(0)
朝、保育園に行こうと外に出ると、先に表に出ていたルンバの姿が見当たらない。「ルンバ?どこー?」探すと、自転車置き場でうずくまっているルンバの姿。ほっぺがぷっくりふくらんで、明らかに怒っている。「どうしたの?」聞いてもぷいっと横を向いて、なかなか話そうとしない。何度か聞いてやっとルンバは口を開いた。「ぼくのネコちゃんを、ママが捨てちゃった! ぼくの大事なネコちゃんだったのに! 大事にしてほしかったのに!」一瞬なんのことだかわからなくてとまどったが、ようやく思い出した。いまの電動自転車を買う前に乗っていたママチャリで、子ども用イスに、子どもが寝てしまった時の枕兼雨よけのレインカバーになっているネコのぬいぐるみ(?)をくくりつけていたのだ。その自転車に乗らなくなったので、そのままになっていた。もしかして、それのことを言っている? あれ? 捨てちゃったんだっけ?なにしろ乗らなくなって1年半以上経っているから、記憶にない。でもルンバが「捨てちゃった」と怒っているから、そうなんだろう。「ごめんごめん、あの自転車に乗らなくなったし、ネコちゃんも汚れちゃったから…。ルンバくんがそんなに大事にしてるなんて知らなかったんだ、ごめんね」謝ったらますます悲しくなったらしいルンバは、声を上げて泣きじゃくりはじめた。「とっても大事だったのに!大事だったのにぃぃぃーーー!」ルンバを抱きしめながら古い自転車を見に行ってみると、ネコはついていた。…あれ?「ルンバくん、ママ、捨ててなかったみたい」「だって、捨てたみたいにここに置いて、汚くなっちゃってたから、ぼく、嫌だったの!いまの自転車に、またつけてほしいの!」「じゃあ、お洗濯しておくから。ね?」そうしてようやくルンバは泣き止んだ。赤ちゃんの頃からいつも自転車についていたネコだから、兄弟みたいな感覚だったのかもしれないなあ。もう覚えていないと思っていたけど、子どもの記憶はあなどれない。「こんなのもういらないだろう」というのは大人の理屈だ。悪いことしたなあと反省しつつ洗濯をした。ネコはまた、ルンバのイスに戻ってきた。自転車に乗りながら、「ネコちゃーん。かわいいねー」と、ルンバはうれしそうにしている。(ルンバ5歳10カ月/パルタ2歳9カ月)
2006年08月14日
コメント(0)
昼間は夫・パルタと一緒にプールで大はしゃぎだったらしい、今日のルンバ。(わたしは途中まで同行、プールの間は別行動)さすがに疲れたのか、夜、ふと見たら、こんなかっこうをして ソファに寝そべっていた。 こんな漫画にでも出てきそうなかっこ、どこで覚えたんだろ?と聞いたら 「スナフキンのまね」 らしい。 ちなみに顔に乗せているのは赤羽末吉さんの傑作絵本 『おおきなおおきなおいも』。 開くページにもルンバなりのこだわりがあったもよう。 よくわかりませんが。…長らく更新ご無沙汰してます。わが家はみんな元気です。ただ、夫もわたしも仕事が忙しくて、ひーひー言ってます。ひー。(ルンバ5歳10カ月/パルタ2歳9カ月)
2006年08月13日
コメント(1)
ルンバが持っている昆虫観察グッズのケースに、コガネムシの死骸がずっと入っていた。ルンバは何度もそれを観察していたのだが、とうとうコガネムシは乾燥して、バラバラになってしまったらしい。「バラバラになっちゃったんだよ」そう言いながら、ルンバがわたしに見せようとするので、「え、怖いからいいよ、ママ見ないよ」と言ったら、ルンバが怒りだした。「なんで怖いなんて言うの!コガネムシ、バラバラになっちゃってかわいそうなんだよ!本当はもっと生きたかったのに死んじゃって、それだけでもかわいそうなのに、今度はバラバラになっちゃって、もっとかわいそうなんだよ!虫の命だって大切なんだよ!」「うちのクワちゃん(飼っているオオクワガタ)が死んじゃったら、ママはどんな気持ちなの? 悲しいでしょ?! それと同じなんだよ。クワちゃんだけが元気ならいいってわけじゃないんだよ!」目にはうっすら涙さえ浮かべている。これには参った。不用意な自分の発言を、ルンバにひたすら詫びた。何度も謝って、ルンバはようやく許してくれたのだった。それにしても。いままで何匹もの昆虫を飼ってきて、それらは時に寿命を全うし、時に病気などで死んでしまったわけだが。最初のうちこそ相当なショックを受けていたルンバが、何度も昆虫の死を体験するうちに、なんだか慣れてきてしまっているような気がして、すごく嫌だなと思っていたのだ。本当にわかってるのかな、と疑いもしていたのだけれど、ちゃんと彼なりに昆虫の死を受け入れ、理解して、表には見せなくても悲しんできたんだな。もっとルンバを信じなくてはね。とても反省させられた出来事だった。(ルンバ5歳9カ月/パルタ2歳8カ月)
2006年07月03日
コメント(1)
今日は某スタジアムでルンバのサッカー大会がだった。開会式は13時10分から。ちょうど大雨が降っていた時間帯。びしょぬれになりながらスタジアムに到着し、メインスタジアムの屋根の下の席でしばし待機。一向に止む気配がないので、どうするのかな…と思っていたら「時間通り始めます」。そうだよね、雨でも雪でもやるスポーツ、それがサッカーだ。 少し小降りになったなかで開会式。 テンション高く走り回っているルンバを見ながら、アンタ、そうやって毎回、試合前に体力使いすぎちゃうんだから、ちょっと抑えなさいよ…とハラハラ。 開会式を終えると、早速それぞれのコートへ。会場が大きなスタジアムといっても、プロと同じピッチで試合ができるわけではもちろんない。天然芝が傷むのを防ぐため、ピッチ内は立ち入り禁止。ピッチの周囲に小さいコートが6面設けられていて、それぞれ4チームずつのリーグを組み、総当たり戦をする。 いつも同じクラブの参加人数が少ないため、いくつかのクラブの寄せ集めチームだったのだが、今回初めて、自前で1チーム。自然と期待するわたしたち。 …が。 フタをあけてみれば、1チーム14人という大人数での試合は、ボールにわらわら群がるだけの「ありんこサッカー」にしかならず、ゴール前の混戦などまるで「す…スクラム?」という様相で、シュートすらまともに打てない。それどころか、ドリブルを見るのもまれ。こ、これは…。前回大会よりも技術的にはみんな上手くなっているはずなのだが、1チームの人数が少なかった前回のほうがよっぽどサッカーらしい内容だったという状況。 そうして、1試合目、2試合目と、だれもゴールを決めることなく、スコアレスドローの試合ばかりが続くことに。 いよいよ3試合目、最後の試合。 「これに勝たなくちゃ優勝できない!」 最初の試合はボールを奪いに行かず、遠巻きに見ていたルンバも、最終試合では果敢にボールに向かうようになった。でも、時折さわれるだけで、まともにプレーできない。 そうこうしているうちに時間は過ぎ行き…、試合終了のホイッスル。またもや、0-0。ああ…と思った瞬間、ルンバがうわああーっと声を上げて泣きながら戻ってきた。 「ぼく、どうしても金メダルがほしかったのに! このつぎじゃなくて、今日ほしかったんだ! このつぎじゃダメなんだよ! でも、勝てなかった!うわあああーーん!!」 泣きじゃくるルンバを抱きしめながら試合を見ていると、無情にも別チームがゴールを決めてしまいました。これまで全試合引き分けだったので、この時点でそのチームの優勝が決定。 「うわあーーーーん!!!!」 しばらく泣きじゃくるルンバ。 結局、ルンバたちのチームは同率2位で銀メダル。でも、1勝もできずにもらったメダルを喜べる年齢では、もうないようだ。閉会式のあいだ、ルンバはずっと、他チームの子の胸に輝く金メダルを見つめていた。 * * * * *この大会に参加するようになって、今回が4回目。 いままで、優勝経験はない。 最初の2回は最下位。前回は銀メダル。 次こそは金メダルと意気込んで臨んだ大会で、ルンバが生まれて初めて見せた悔し涙だった。 正直、うれしかった。 サッカーを始めたばかりの頃は、ふざけてばかりの彼を見て、こんな風に習い事をさせているのは親のエゴなのだろうかと悩んだりもした。一向に試合に真剣にならない彼を見て、いらつきもした。続けさせるべきか何度も悩んで、それでも彼の「楽しい」という言葉だけを頼りに通い続けて、2年3カ月。 こんな風に涙を流すほど真剣に勝負に打ち込んでくれる日が来てくれたことが、本当にうれしい。 サッカーのユニホームを着てちょこまか歩いているだけで「かわいい~」なんて言われていたあの頃から、ずいぶんと実際に背も伸びた。けれどもなにより、心が成長したんだなあと感じた瞬間だった。(ルンバ5歳9カ月/パルタ2歳8カ月)
2006年07月02日
コメント(0)
もうすぐ七夕。保育園で余った笹を持ち帰っていいというので、1本もらってきた。週末に飾り付けようね、とルンバと約束する。ふとルンバがこう言った。「ねえママ、ぼく、おねがいごと2つしてもいい?」ん? いいよ。でも、どうして?「だってね。ひとつはぼくのお願い。もうひとつは、おりひめさまがひこぼしさまと会えるようにってお願いするの」そうなんだ?「だって、好きな人と会えなかったら、かわいそうじゃん!」さすが詩人。5歳になってもファンタジーの住人で、母はうれしい。(ルンバ5歳9カ月/パルタ2歳8カ月)
2006年06月29日
コメント(0)
ルンバがじゃがいも掘りに行ってきた。雨に次ぐ雨で2回も延期になった後、やっと行くことができたのだ。掘ったじゃがいもは園で調理活動するということで、当初は持ち帰りはなしの予定だったのだが、畑の方が「もっと掘っていいよ」と大盤振る舞いしてくださって、おみやげ分まで掘ってくることができたそうだ。おおー、立派なじゃがいもがごろごろと。「畑の人がね、じゃがいもはなにからできるかって、教えてくれたよ!」へえ~。なにからできるの?「あのね。ツチのかたまりなんだって!!」…へ? 土?「ツチのかたまりが、じゃがいもになるんだよ!」ほんとに?「ほんとうだよ! 畑の人が言ってたもん!」そんなはずは…。よくよく聞いて、ピンときました。正解は「クキ(茎)のかたまり」。クキ→ツチと彼のなかで変換されてしまったらしい。ああびっくりした。持ち帰ったじゃがいもは、ルンバにきれいに洗ってもらい、ふかして、じゃがバターにして食べた。ルンバもパルタも「おいしい、おいしい」と大喜びで、あっという間に食べてしまった。「じゃがいもって、おいしいんだねぇ」しみじみ言っていたルンバであった。(ルンバ5歳9カ月/パルタ2歳8カ月)
2006年06月27日
コメント(0)
今朝、なにやら楽しげに大声で話すルンバの声で目が覚めた。リビングを見るとルンバが一人起きて、チーズドッグを皿に文字通り山盛りにしてもぐもぐ食べていてびっくりした(しかも凍ったまま!)。だって6時だよ?! 普段起こしたってなかなか起きない人が。昨晩あんまりいつまでも寝ないので、「明日絶対起こしてあげないからね!」と怒ったのだ。今日は、昨日中止になった「じゃがいも掘り」に行く予定の日。だから早く起きなきゃ…と思ってあまりにも早く目を覚ましてしまったのだろう。なんだ、心がけ次第でちゃんと早起きできるんじゃないか。でもキミ、今日は歩かなくちゃいけないのに、それじゃあ眠いと思うぞ…。どうやら5時台から起きていたらしいからなあ。そして結局、雨のためじゃがいも掘りは中止になってしまったのであった。(ルンバ5歳9カ月/パルタ2歳8カ月)
2006年06月22日
コメント(0)
ATMでお金を下ろしている母の姿を見たルンバ。「わあ、すごいね!これはお金を増やす機械なんだね!」……そーうだったら、いいのになー♪ そーうだったら、いっいのになー♪(ルンバ5歳8カ月/パルタ2歳7カ月)
2006年06月10日
コメント(0)
夜のこと。おもちゃの片付けに集中できなかったルンバ。とても時間がかかり、遅くなってしまったので、「もうご本を読む時間がなくなってしまったよ」と、日課となっている「おやすみ前の絵本読み」ができないことを告げると、ポロポロと涙をこぼして大泣きをし始めた。昨晩読んでもらってとても気に入った本を、今日もまた読んでもらうのを楽しみにしていたのに、どうしてぼく失敗しちゃったんだろう…そう言ってオイオイ泣くルンバ。片付けに時間がかかりすぎると絵本を読む時間がなくなってしまうこと、時計を見ながら行動する習慣をつけようねということを話して聞かせると、「うん、うん」とうなずいて反省している。どうしても読みたかったという1冊を読んであげたら、安心して眠りに就いた。次からの行動に、つながるといいのだけれど。(ルンバ5歳8カ月/パルタ2歳7カ月)
2006年06月09日
コメント(0)
ルンバがこんな話をしてくれた。保育園での出来事。「今日ね、Mちゃんがねんどをやってたから、ぼくもやりたい!って言ったら、Mちゃんが『いいよ~、ルンバくん、かわいいから』って言ってわけてくれたんだよ!」ルンバはうれしそうににこにこしている。「かわいいから」って、完全にお姉さん目線で語られてますよ。いいのか? それで。…本人しあわせそうだから、いいのかそれで。(ルンバ5歳8カ月/パルタ2歳7カ月)
2006年06月07日
コメント(0)
このごろ、ルンバはお友だちの家にお呼ばれすることが多い。先週の金曜日もお友だちの家に泊めてもらったし、今週末も遊びに行く予定がある。「いろいろなお友だちの家に遊びに行けていいねえ」ルンバにそう言うと、「だってさ、小学校に入って、別の小学校になっちゃったら、みんなともう遊べないでしょ。だからぼく、いまのうちにみんなといっぱい遊んでおくんだよ」との答え。今年が保育園最後の一年だということ、みんなが同じ小学校に行けるわけではないということ、そうしたら今までみたいに遊べなくなってしまうということ、わたしは彼に話したことがなかったが、ちゃんとわかっているのだなあと驚いた。「でも、小学校ではまた新しい友達ができるものね。そうしたらルンバくん、保育園のお友だちと小学校のお友だちとで、お友だちがどんどん増えていくね。いいなあ!」「うん」最後の一年、大事に過ごそう。しみじみ感じた夕方だった。(ルンバ5歳8カ月/パルタ2歳7カ月)
2006年05月29日
コメント(0)
雨の帰り道、空を見上げながらルンバがこう言った。「きょうは雨だから、あたたかい夕方が見られないねえ」あたたかい夕方?「お空が赤くなるでしょ」ああ!もしかして、夕焼けのこと?「うん。ぼく、夕焼け大好き。きれいなんだもん」子どもの表現には時折はっとさせられる。「あたたかい夕方」って、いい言い方だな。とても素敵な時間に思えるよ。(ルンバ5歳7カ月/パルタ2歳6カ月)
2006年05月17日
コメント(2)
保育園の帰り、ルンバの友達と一緒になった。喜んだ2人は友達の家の前まで全力疾走。その後、家に近くで買い物に寄ると、スーパーの中を走り回ったルンバ。わたしに怒られると、今度は一転、いつも注意されていること(店の出口から道に飛び出さないとか、自転車に触らないとか)をパルタに呼びかけながら、「ぼくお兄ちゃんだから、ママのこと助けてあげる」。普段何度注意しても聞いているんだろうか?と思いもしていたけれど、実はちゃんと頭に入っているのだなあ。願わくば、いつもそうやって助けておくれ。(ルンバ5歳7カ月/パルタ2歳6カ月)
2006年05月09日
コメント(0)
今日は保育園で子どもの日の集いがあったらしい。そこでクラス代表として「こいのぼり作り」の発表をすることになったというルンバ。実家に帰ったりしていたこともあり、ギリギリまでこいのぼりが完成しておらず、大急ぎでなんとか間に合わせたのだそうだ。お迎えに行くと、「ぼく、みんなの前でちゃんとおはなしでしたよ!」と誇らしげ。とてもうれしそうだった。先生によれば、「時間がなくってね…」と詳しく説明していたのだそうだ。こういう体験一つひとつを経て、自信をつけていくんだろう。よくがんばったね。(ルンバ5歳7カ月/パルタ2歳6カ月)
2006年04月26日
コメント(0)
昨晩の夕食をたくさん残してしまったルンバ。「がんばって残さないようにしてほしいな。ルンバくんに大きくなってほしいんだよ」と伝えた。今朝のこと。ありえないほどに早く朝食を食べ終わったルンバに驚くと、「昨日、残さないって約束したでしょ」。ちゃんと聞いててくれたんだなあ。なんだか成長を感じてしまった。(ルンバ5歳6カ月/パルタ2歳6カ月)
2006年04月25日
コメント(0)
ルンバの上の前歯が1本、少し前からグラグラしていて、あともう少しで抜けそうだ。これで3本目。1本抜け始めると、あっという間なのだな。それにしても、同年齢のお友だちと比べても抜けるのが早い。(ルンバ5歳6カ月/パルタ2歳6カ月)
2006年04月22日
コメント(0)
今日の昼、実家から帰ってきた。日曜日はルンバの大好きな植物園と「きのこ博士館」へ。何度行っても大好きな場所らしく、今回も存分に堪能。夜は親戚がたくさんやってきて、みんなで夕食。たっぷり遊んでもらって大満足。月曜日はシバザクラを見に公園へ。ところがお目当てのシバザクラは数が減ってしまって残念。でも桜がまだきれいに咲いていた。お天気もよく、気持ちいい午後。子どもらは児童公園で遊んで大はしゃぎ。そして本日の帰宅。いつもながら、楽しい帰省はあっという間に時が過ぎ行く。さて帰宅後、なんだか人恋しくなって、保育園のお友だちにメール。ルンバの1つ下のクラスの女の子&ママと夕食を一緒にとることにした。場所はファミレス。行ってみれば、子どもら2人興奮しすぎ。ごはんもまともに食べず、机の下にもぐりこんだり、入口付近のおもちゃ売り場に行ってしまったり。そうしてわけがわからなくなった挙げ句、ルンバがおもちゃを買って買ってと泣き出して収拾がつかなくなってしまった。どうしたんだ一体。無理矢理お店の外に出ると、今度はお友だちの家に行くと言ってきかない。そんないきなりダメだよと言ったが聞かず、お友だちママの好意で上がらせてもらうことに。子どもたちがわいわい遊んでいるあいだ、わたしはママとようやくゆっくりおしゃべりすることができた。お店では全然しゃべれなかったもんなあ。すっかり遅い時間になってしまったので、さて帰ろうと思ったら、今度はルンバ、「泊まっていく!」と言って聞かない。えええええ。でもお友だちママが「いいよ、泊まっていきなよ。明日、保育園も一緒に連れて行くよ」と言ってくれて、「そのほうがわたしたちも楽しいし」とのありがたい言葉に、結局甘えることになった。ルンバ初めての一人でお泊まりである。大丈夫かなあ、泣き出さないかなあ、いい子にできるかなあ…と不安に思っていたら、お風呂上がりに二人で歯磨きしている写真がメールで送られてきた。翌日になると「保育園に送ってきました!楽しかった!ありがとう」とのメールが。こちらこそどうもありがとう。どうやらルンバ、一人でお泊まりのできる年齢になったようである。いやはや濃い1日だった。(ルンバ5歳6カ月/パルタ2歳5カ月)
2006年04月18日
コメント(0)
家族で公園に行ったら、保育園のルンバのクラスメートに偶然会った。ルンバ、大喜びで一緒に遊ぶ。自分が最近夢中になっている「エルマーのぼうけん」ごっこをしようとお友だちに持ちかけ、ジャンパーにペットボトルをくるんで「ももいろのぼうつきキャンディー」などエルマーが冒険に持って行った荷物を入れたつもりになって、公園の林の中をしばらく2人で冒険していた。お友だちは「エルマー」を読んでいないので、セリフは全部ルンバが指定。そして2人なりに劇を楽しんでいたらしい。その様子をお友だちのママと2人でジッと見ていたら「見ないでー」と照れ笑いを浮かべる2人。はいはい、気づかれないように見ますよ。(ルンバ5歳6カ月/パルタ2歳5カ月)
2006年04月09日
コメント(0)
お風呂の壁をごしごし磨いていたら、ルンバが喜々として手伝ってくれた。あちこちブラシで磨いては、「もっと磨くところない?」とやる気満々だ。洗い終えてお風呂から出ると、「これからはいつも手伝うからね!」と頼もしい言葉。アテにしてますよ。(ルンバ5歳6カ月/パルタ2歳5カ月)
2006年04月04日
コメント(0)
新年度を迎えるにあたり、連絡帳カバーを新しくしなければならなかったので、フェルトを買ってきて、ちくちくはりはり針仕事。裁縫の苦手なわたし、恐らくは大変手際悪くようやく縫い上げて「やっとできたよ、ふぅ」とノートに装着した瞬間、ルンバに声をかけられた。「わあ、新しくなったんだね! でも、まえのほうがかっこよかったね!」無邪気に笑うルンバくんや…。そのなにげないひとことに、かーさんは打ちひしがれるんですよ。ううう…。(ルンバ5歳6カ月/パルタ2歳5カ月)
2006年04月02日
コメント(0)
夕食の支度をしている間、ルンバはまた工作に没頭。「できたー!」というので見てみたら、こんなものができていた。ガムテープの芯を利用して作った、うさぎ型起き上がりこぼし。揺らすとうさぎが飛び跳ねているように見えるのだ。「うわー、すごいね、上手だね~!」褒めると、とっても誇らしげ。それにしても本当に、何も見ず誰にも教わらず、よくこういうことを思いつくよなあ。耳の作り方なんかにも、つい感心してしまう母であった。(ルンバ5歳6カ月/パルタ2歳5カ月)
2006年03月29日
コメント(0)
テレビでムシキングを観た後になにやら作り始めたルンバ。 できあがってきたのはこんなもの。 カブトムシ。 おお~、なにやら凝ってるじゃないの!と親バカながら感心し、すごいすごいと言っていたら、 「紙とはさみとテープがあれば、ぼくは何だってつくることができるよ!」だって。さすが、「紙の国に住みたい」と切望するだけのことはある。 紙の国は、とにかくもう紙だらけなんだそうだ。だからいろんなものを作ったり、お絵描きしたりし放題なんだそうだ。そんでね、テーブルのうえとかも当然紙だらけなので、ごはんを食べるときにはまずその紙をどけないとダメなんだそうだ。 「すごくいいでしょ?」 …ほんとうか。 ところでこのカブトムシ、てっきりこれが表面だと思っていたら、ルンバはこっちが表面のつもりなのだそう。 でもさ、裏側のほうが表っぽいよ? 「だってカブトムシは黒くないとダメなの! ぼく、カブトが飛んでるところ作ったんだよ」 2枚目の写真をいま一度ご覧ください。あたまの少し後ろに丸い突起が左右対称についています。どうやらこれは、羽を開いているカブトムシらしいです。 いろいろ考えるなあ。(ルンバ5歳5カ月/パルタ2歳5カ月)
2006年03月22日
コメント(0)
WBCで日本が優勝を決め、J開幕3連勝していたエスパルスがジェフに敗れた同じころ、わが家の近所でも一つの闘いが繰り広げられていた。★★CUP。経営元を同じくするサッカークラブの、近隣3チームが集まって行なわれた未就学児童の大会である。場所はとあるフットサルコート。晴天のもと、約60人の未就学選手たちが集まった。2つのコートに分かれ、それぞれ3チームでの総当たり戦。1試合は8分間(ハーフタイムなし)。ルンバはかねてからこの日を楽しみにしていた。大会自体ももちろんのこと、クラブの無料体験会を兼ねたこの大会、保育園の友達が来てくれることになっていたからである。「いつもサッカーではほいくえんの友だちに会えないから、きょうはぼく、うれしいんだ!」にこにこしながら大はしゃぎだ。準備体操の後、試合が始まった。1試合目はオレンジ対グレープ。ルンバたちグリーンが対戦するオレンジがめちゃくちゃ強い。これはまずいぞ…と思いながら試合を見守る。いよいよルンバたちの1試合目。オレンジ、先ほどまでの勢いはどこへやら、グリーンが一方的に攻め込む。ルンバはしょっぱなGK(途中で何度か交替があるのだ)。立ち上がりの悪いルンバのこと、相当心配だったが、グリーンが攻めていたおかげでなんとか無失点のまま交替。いっちょまえに保育園友達に向かって「ぼっとしてるんじゃない!」なんて声をかけていて苦笑。チームにはずば抜けて上手な子が2人。そして今日初めて参加するルンバの保育園友達、この子がまた上手だった。この年齢では皆まだ「わかっていない」ことがほとんどなので、上手な子というのは「どこにいるべきか」「どこを走るべきか」「何をすべきか」がわかっている。この差は大きい。試合終了。グリーン勝利。やった!続いて2試合目。今度はグレープとの対戦。やはり一方的に攻めるグリーン。それにしても…、ルンバ。なぜかサッカーの試合中にスキップしているのであった。おーい。試合はグリーンの勝利で終了。終わった後に息をはずませながら、ルンバが言う。「ぼくね、あたらしいわざをあみだしたんだ!」どんな?「馬さん走り!」……。あのスキップは技だったんですか。その技はどうかと思いますが…。1試合休憩を経て、3試合目。なんかちょっとぐだぐだ? みんなもしかして疲れてきてる? そしてスキップをするルンバ。おーい。頭を抱えていると、応援に来てくれた保育園友達ママに「でもルンバくん、すごく楽しそうよ」と笑いながら励まされる。そうね、本人すごく楽しいんでしょうね…。3試合目は引き分けだった。連続して4試合目。これに勝てば優勝できる。でも…。やっぱりぐだぐだなのだ。みんな前半飛ばしすぎて、しかもとても暑い日だったので、すっかり疲れてしまっているのだった。そしてスキップをするルンバ。……。4試合目。とうとう負けてしまった。もちろん優勝は他チームの手に。へらへらと試合をしているように見えたルンバ、優勝チーム発表後にうずくまっている。どうしたの?「ぼく、優勝したかった…」悔しいのだ。ルンバの頭をなでながら、悔しがる彼がうれしかった。悔しい気持ちはバネになる。「また練習がんばろう。いちばんがんばった子がやっぱり優勝できるんだよ。パパはそう思うよ」夫に言われて、うなだれつつもうなずくルンバが、少し大きく見えた。さて、記念品授与など一通り終わった後、おまけプログラムが。先生チーム対パパチームの試合である。ここのところ旅行や仕事のため草サッカーに行けずにいた夫、試合ができるとうれしそう。はりきってビブスを着ようとしたら…、入りません。だってそれは子ども用。大半の標準体型のパパたちは着ていたけれど、巨体の夫にそれを着ることはできず、首にかけることに。がんばれ~とそんな夫をピッチに送り出す。試合開始。応援席から「わあっ」という声が上がる。見れば、夫がコーチに勝負を挑んでいるのであった。相手が上手なだけあって、かなり本気。「すごいすごい、ルンバパパ!」と保育園友達が言うのを聞き、ほかのお母さん方が「えっ、あれ、ルンバパパなの?! すごい!!」と目を丸くしている。みなさん、夫の思いがけない敏捷な動きに、相当びっくりしているようでした。* * * * *帰宅後もルンバは悔しがっていた。その気持ち、忘れないでほしいと思った。とりあえず「馬さん走り」は封印しようぜ…。(ルンバ5歳5カ月/パルタ2歳4カ月)
2006年03月21日
コメント(0)
ルンバが久々に文字の練習をしていた。熱心に書いた後で、その紙を持ってきた。眺めていたら、なんか朦朧としてきたぞ。シというよりは温泉マークだな…。
2006年03月16日
コメント(0)
夜、ルンバが夫と話していた。「ぼく、カブトムシがどうして樹液をのむのか知ってるよ!」「どうして?」「樹液はじかんが経つと、あまいにおいがしてくるんだよ。それが、たまらないんだよ」「たまらない」の言い方が妙に大人びていて、夫が笑いをこらえているのがわかった。ルンバの言葉づかいは相変わらず、時々詩人じみていたり、大人びていたりする。そういえばこの前も保育園の帰り道、夜空に星を一つ見つけて「ママ! おそらにほしが一つ、かがやいているよ」なんて言っていたっけ。輝いていますか。* * * * *ルンバがなにやら真剣に作っているな…と思ったら、出来上がってきたのがこれ。イカである。左端のほうの足が引きちぎられているのはなぜ?と思えば、足がちゃんと10本になっていた。多かった分を引きちぎったらしい。紙を丸めて切っただけだが、これはイカだよねえ。(ルンバ5歳5カ月/パルタ2歳4カ月)
2006年03月15日
コメント(0)
保育園で来週行なわれるお楽しみ会で、年長さんたちの卒園をお祝いするため、ルンバたち年中さんがクッキーを焼くことになったのだそうだ。そこで調理3点セットを用意して持っていくことになった。普段そういう連絡事項は園の掲示板や連絡帳を通じて先生から聞くのだが、今回は様子が違った。もちろん掲示板にも伝言は書かれたいたのだが、帰宅後ルンバが一生懸命説明し始めたのだ。クッキーを作るために持って行くエプロンはどういう形でどんな長さがいいのか。いつまでに必要なのか。「マスクはオッケー(家にあるから)。エプロンと、あたまにつけるのを、買ってね!」そうやって説明するルンバの姿を見て、こういう連絡事項を伝えられるようになったのだなと驚いた。こういう何気ない瞬間に、しみじみ痛感する。大きくなったなあ。(ルンバ5歳5カ月/パルタ2歳4カ月)
2006年03月14日
コメント(0)
お絵描きをしながら、ルンバが突然こう言った。「ぼく、おえかき、だいすき! なんでだかわかる?」どうして?「絵がとびだしてきそうだから!」また、詩人みたいなことを言いなさる。(ルンバ5歳5カ月/パルタ2歳4カ月)
2006年03月13日
コメント(0)
さて、今日はひなまつり。男ばかりのわが家だが、少しはひなまつり気分を味わいたい。そこで子どもらと一緒に桜餅作りをすることにした。少し前の生協カタログに桜餅セットが載っていたので、注文しておいたのである。 さて、保育園帰りに餡子だけ買ってきて、帰宅後、早速作り始めた。 まずは桜餅の粉と砂糖を混ぜて水で溶き、ホットプレートに薄く延ばして焼く。小さなホットケーキみたいだ。焼いた皮は濡れ布巾の上でさましておく。 次に餡子をお団子状に丸める。 子どもたちは毎日粘土遊びに興じているだけあって、この作業はお手のもの。パルタもめちゃくちゃなりに一生懸命握っていた。楽しそうだ。途中から手についた餡子をなめだして、止まらなくなってしまったが。 さて、次。丸めた餡子を皮でくるむ。 パルタもやっていたけど、もはやめちゃくちゃ。 最後に桜の葉っぱでくるめば、出来上がり。 うん、なかなかおいしい。子どもたち大喜び。面白かったね。ちなみに、晩ご飯はさくらちらし寿司。ごはんを硬めに炊いて、同じく生協で買ってあったちらし寿司の素を混ぜただけ。でもおいしかったなあ。パルタは桜餅よりこっちのほうが好きだったみたいで、あっという間に1膳食べて、「ゴハン、モット、クダシャイ」。本当によく食べる。(ルンバ5歳5カ月/パルタ2歳4カ月)
2006年03月03日
コメント(0)
先週末から保育園で突然インフルエンザが流行りだした。突然の出来事だった。そして日曜日には微熱っぽかったルンバ。不穏だなあ…と思っていたら、今朝4時過ぎ、ルンバがさめざめと泣く声で目を覚ました。「頭がガンガンするよぅ…」昨日の朝もそう言っていたのだ。その後、昼間はずっと平熱だったから一度は安心したのだが…額に手を当てると熱い。はかってみたら38度ちょっと。抱きながら寝かしつけた。そうして熱は9時頃には39.5度まで上がった。「頭がいたくて死にそう…」ぐったりしているルンバを抱いて自転車に乗せ、朝一番で小児科へ。やはりインフルエンザ。A型だった。くぅ。予防接種したのになあ。抗ウィルス薬のタミフルを処方してもらいすぐに飲ませたが、この日は夜になってもまだ39度前後で推移。顔は真っ赤、目は潤んで鼻水も出ており、つらそうだ…。ずっと食欲がなくて何も食べられなかったが、夜になりようやくゼリーを少し食べてくれた。早く薬が効きますように。せめて何か楽しいことを…とルンバがずっと観たがっていた「チャーリーとチョコレート工場」を借りてきて一緒に観た。ウンパルンパに大喜び。一緒に観ていたパルタ、始まってすぐに「ママ、チョコレート、タベヨー!」。反応、早や! (ルンバ5歳5カ月/パルタ2歳4カ月)
2006年02月27日
コメント(0)
全205件 (205件中 1-50件目)