主婦が夜のバイトを始めたのが、梅雨の頃。
Hさんと知り合ったのが初夏の頃。
Hさんとお食事をするようになったのが残暑の頃。
最初のうちは、月に2回くらい一緒にお食事だけをする仲だったが、何回かお互い暇な日にデート?をしたこともある。
ほとんどお食事が目的で遠出(ドライブ)する程度だが。
あとは夜、サウナで待ち合わせをして、お互いゆっくりお風呂に入ったあと広間でお食事をすることも多かった。
主婦の子供はその頃、幼稚園の年長さん。
自分のわがままで子供を一人にすることだけは出来ないと思っていたので、絶対にダンナが早く帰ってくる日をねらい、無理なときは同じ敷地内にダンナの両親が住んでいたので預けたりしてHさんとのお付き合いを楽しんでいた。
もともと行動派の主婦の外出に、誰も不信感を抱かなかったようだ。
Hさんとの仲がグッと深まるきっかけになったのが、その年の大晦日。
その頃には、Hさんもお付き合いしてた人とは別れてしまったらしい。
Hさんは今まで毎年、お正月の初詣は前妻と行っていた。
が、離婚したので今回は行く相手がいないという。
そこで代役が主婦に回ってきたというわけだ。
それも頼み方が悪い。
「おめえよ~、正月ど~せヒマだっぺ?俺の「クマデ持ち」やれよ。」
「はああ?クマデ持ちい?」
「古いクマデ返して、新しいクマデ買って来るんだよ。重たいからお前が持って歩けよ。」
「・・・・・・・」
と~んでもない、主婦にだってプライドがある。
だから言ってやった。
「Hさんのことだから、一緒に行ってくれる人くらい山ほどいるいるでしょーに!全ての人を誘って全員に断られたら、そのときはかわいそうだから私が仕方なくお供してあげる」
・・・結局、その役は私が引き受けることになる。
家族との初詣は元旦のお昼。
Hさんとは大晦日の夜からカウントダウンをしてその足でお参りしに行くことになった。
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