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台湾　台風休み『停班停課』の調べ方と発令条件、台北市内の様子

テーマ：オール台湾！(1575)

カテゴリ：旅

台湾 は場所柄、 台風の猛威 にさらされることが

とても多いです。

日本の関東などで体感する台風とは 桁違い で

受ける被害も甚大な為、特段の注意が必要です。

昨年は大きな台風が来なかったのですが、

今年は7月末から立て続けに台風が来ています。

今回8/4に発生した 台風9号(Lekima:レキマー:利奇馬)

は925hPaという猛烈な勢力を持つ状態で

台湾北部に接近しています。

そのため、政府は各自治体からの判断を仰ぎ、

明日2019/8/9を 休業、休校 とする

『停班停課』 を発令しました。

自分はちょうど台湾で仕事をしている所ですが、

突然の休暇となってしまいました

この発令によって、公的機関、学校、銀行、公共交通

などは休業となり、ほとんどの 民間企業も休業 します。

ただ、飲食店やコンビニ、映画館にデパートなどは

営業している のが謎です・・・

今回の対象は、

新竹県、宜蘭県、連江県となっています。

なお、停班停課の意味は

停班 ・・・会社に行くことを禁止する。

停課 ・・・学校に行くことを禁止する。

です

政府系webサイトでも台風休みの発令状況が

調べられます。

台湾　行政院　天災による休暇の一覧

台湾に於ける発令条件は 平均風速7級～、

瞬間最大風速10級～ が基準値とされており、

これ以外にも雨量や土石流など、各自治体に

よって判断されます。

風を表す「級」というのは、

ビューフォート風力階級 と呼ばれ、イギリスで

考えられたものが現在は世界標準となっており、

日本の気象庁でも採用しています。

風力階級は0-12級までの13段階で表されます

(13-17級は竜巻などに用いられます)

7級は”強風” で風速17.2～20.7m/秒、

風に向かって歩きにくくなるレベルです。

内陸部ではほとんど発生しない 10級の ”全強風”

になると、風速24.5～28.4m/秒に至り、

木が根こそぎ倒れることがあります。

11級以上は広範囲に甚大な被害が及ぶ災害と

なります

※瞬間風速はこれらの1.5～2.0倍にもなります。

今回の発令は20時前にされましたが、遅いときは

深夜になることも結構あります。

基本的に22時30分までに発令をすることになって

いるのですが、自然災害なので発令が

間に合わないことが多いです。

ニュース番組では必ず 画面に台風休暇の情報が表示

され、表示される場所は局によってまちまちですが、

目立つので見落とすことは無いです