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我が塾の定員残席数が全学年合わせても、10名を切った。どの学年もまんべんなく席が埋まっていった感じだ。このままいくと4月までに全学年ほぼ定員でスタートすることができそうである。これはとても有難いことだ。私はどうしても一年で塾を満席にしたかった。何としてでも一刻も早く、塾を経営的に軌道に乗せたかった。ぼちぼち何年かかけて、というのは考えられなかった。だからそのための努力をし、とにかくフル回転で頭を使い、「工夫」をした。まず、「経験」だけで戦ってはならぬと思い、本を買い、読み漁った。みかみ先生のブログなど、もう何度も読んだ。私のPCの「お気に入り」なんてみかみ先生にはとても恥ずかしくて見せられないくらいである。塾生獲得の最大のツールといえば、折込チラシであるが、そのチラシは自分自身の「思い」と「工夫」と「経験」を注ぎ込んだ。結果、冬期講習会などはチラシ1000枚につき、1件くらいの申し込みがあった。このご時世でこの数字は、非常に高いヒット率だと思う。次々とかかって来る電話に胸を撫で下ろした。塾生の親御さんも生徒を次々と紹介してくださった。だからウチの塾生は同じマンションや町内に何人も固まっていたりする。保護者の方々には心からお礼を申し上げたい。ところで、何故、私が一年で塾生を定員にすることにこだわったかというと、理由は二つある。一つは、自分自身の向上のための勉強時間と、生徒のことを考える時間を存分に取りたかったからである。そうできる環境を早く作り出すことが、「勝つこと」だと思っていた。「塾」の先生の仕事というのは意外に生徒以外のことにウエイトがかかっている。特に大手はそうだろう。その中でも「塾生獲得」のために「頭脳」と「時間」を割く割合はとても大きい。それに振り回されている塾も少なくはない。それなりに能力がある自分達が、どこの塾よりも、「自分の勉強のため」と、「生徒のこと」にたっぷり時間を割くことができれば、誰にも負けない。単純明快であるが、「最強」の戦法である。それこそが、自分自身の利益であり、生徒達の利益であると考えたのである。そして、私が一刻も早く塾を軌道に乗せたかったもう一つの理由、独立を考えたのは実はこのことがとても大きな理由になっている。私は学習塾の経営以外にどうしてもやりたいことがあったのである。(つづく)
March 5, 2007
今日保護者の方からお手紙を頂いた。あることに関してのご丁寧な礼状であったのだが、このブログのことにも触れて下さっていて、応援メッセージを頂いた。こういうとき、私は「神様っているよなあ」と思ってしまう。実は、中3の公立受験や新入塾生への対応、中1中2の期末試験が重なり、ブログを書く時間が捻り出せない上、気持ちの方に余裕がないので、筆が進まず、ちょっとブルーになっていた。ブログなんてそう大層なものでもないのであるが、本人の気持ちの中では、このブログは「大切なもの」である。このように書くと、本人はとても深刻になっているように見えるかもしれないが、誤解のないように申し上げておくと、今日もコンビニへ行っては、「あ、今日は焼きソバを食べようかな。一平ちゃんにしよ。うふ」てなことを考えていたくらいなのでまったく大したことでない。少し「心のエネルギー」が減っていたのだろう。そんなときに、こういうエネルギーが湧いてくるようなお手紙を頂くととても嬉しい。ほんの小さなきっかけが大きなエネルギーを生む。最近はこういうとき必ず誰かが私にエネルギーを下さっているような気がする。それは時に生徒であったり、昔の教え子であったり、保護者の方であったりと様々だ。普段からたくさんの生徒や保護者の方にエネルギーを貰って仕事をしている。だから私も人にエネルギーを与えられる人間であらねばならない。私と話すだけで、その人が元気になり、前向きになれる、そんな人間になれるよう努力したいと思う。(道は険しいが) 私にいつも「エネルギー」を下さってる皆さん、本当にありがとうございます。神様ありがとうございます。
March 3, 2007
先ほど廊下で中2のユウタ君(仮名)が、「先生、僕も『勉強魂』買いましたよ」と言う。『勉強魂』とはもちろんみかみ先生の新刊のことである。400点突破を目指すユウタ君(仮名)が、何と『勉強魂』を手に入れて、さらにパワーアップを図ろうとしている。ユウタ君(仮名)は今日授業がない。期末試験で高得点を狙うため自習に来ているのである。私のブログを見て、『勉強魂』を買うユウタ君(仮名)は今誰よりも学力を伸ばすことに貪欲だ。私達の指導があり、『勉強魂』があり、これでユウタ君(仮名)の成績が激伸びすることは決定した。嬉しい。
January 16, 2007
昨日、右手小指の爪を剥がしてしまい、「ツイてない」と書いたのであるが、一見ツイていないと思えることの中にもなかなか発見があるものだ。小指なんてそうそう使っているものでもないと思っていたが、意外なところで使っている。Enterキーと押すときしかり、顔を洗うときしかり、ちょいと頭を掻くときしかりである。柔道では小指はとても大切な指だ。相手の道衣は小指で掴むものなので、その重要性は分かってはいるが、日常生活でもこれほど大切だったというのは「発見」である。自分の肉体や心を、人は知らず知らずのうちに疎かに、無意識に使ってしまっている。それではいけない。自分の一つひとつの動きや思考を「自覚的」に使うようにしなければいけない。こういう努力は「自己改革」の第一歩だと思う。「潜在意識の書き換え」にはとても大切なアプローチだからだ。昨日は食事のときも全神経を舌に、口腔内に集中させ、全ての味にアンテナを向けてみた。車に乗り込み、シートベルトをし、キーを捻り、ギアをパーキングからドライブに入れ、ウインカーを出すいつもの所作を全て「自覚的」に行ってみた。夜、布団に入るときは、布団の重みや、顔に触れる空気の温度をいちいち確かめてみた。「日常」に流されて生活すると、どうしても行動が、心の奥にある(まだまだ未熟な)「プログラミング」に沿ったものになってしまう。どんなに忙しくても「慣性」で動いてはならない。(「感性」ではない)ちょっとわかりにくいことを書いているが、そういうことに気づけたので、小指は痛いが、やはり私はツイているのであった。以前に「ツイている」を連呼する人が嫌いとブログに書いたことがあるのであるので、控え目に言うが本当にそう思うのであった。
January 16, 2007
塾の先生を始めて17年目になるが、今年はとても大きな変化があった。環境も大きく変わったが、指導のスタイルや方針、自分自身のスタンスも少し変化した。「少し」と書いたが、その「少し」はとてつもなく大きな変化だと思う。自分としてはこの「変化」は「進化」だと思っている。より自然体になったと思う。以前から授業はかなり自然体だったのであるが、さらに自然体だ。キャリアの浅い先生が見たら、何じゃこの授業?と思われるかもしれない。でも、生徒の点数は今の方が上がっているのである。与えすぎない、教えすぎないのブレンドの妙が一番のポイントであることは間違いない。全然具体的なことを書いていないけれども、このあたりいつかまとめて書いてみたいと思う。
December 19, 2006
昨日はあやさちゃんが会いにきてくれて、そして掲示板にはこんな書き込みがあった。 塾を卒業してもうすぐ3年になるんですね。大学受験が目の前に迫ってきました。ホントあっというまですね。高校に入ってから、先生のおっしゃってた「人は苦しみの中からしか学べない」の言葉を胸に今までがんばってきました。あと少し、不安は尽きることはありませんが、精一杯がんばりたいと思います。来春にお会いできることを楽しみにしています。 (2006.12.06 00:19:17) HNが「先生の言葉を受け継ぐ者」となっていた。こ、これは嬉し過ぎる・・・この仕事をやっていてよかった。エネルギー百万倍だ。昨日の落ち込みが吹っ飛んだ。ありがとう。受験が終わったらぜひ来てくださいね。
December 6, 2006
諦めるな。一度諦めたらそれが習慣となる 出典:がんばれ!ベアーズたまに批判されて落ち込んだりするけど批判する人は一瞬だ。どうせなら3年間くらい批判しつづけたらいいのにって思う。3年くらい続けたら人も聞く耳を持つんじゃないだろうか?※ 朱文字部注はkamiesu「その通りっ!!!!」と持った扇子をばったと落とし、小膝を1000回くらい叩いて同意したい。「時間」というのはとても素晴らしいフィルターだ。時間が経つと様々なことが少しずつ見えてくるものだ。
December 4, 2006
硬式のテニスボールを二つ与えて、「このボールを二つ縦に重ねて置きなさい」という指示を出すプログラムが自己啓発系のワークショップのカリキュラムの中にある。普通、指示を出された人はそんなことはできないと思う。一応指示が出されたのでやってみる。できないと思いつつやっている人あり、これは何か「コロンブスの卵」的な謎かけだと思いながら答えを探す人ありとなる。しかしながら、硬式テニスボールを二つ縦に重ねて置くことは何のトリックも無しにできるのだ。皆できないと思っているだけなのである。誰か一人がやってみせると、皆本腰を入れてやり出す。そうすると皆ができていく。これは何のためのプログラムかというと、「心理ブロック」を外すためのトレーニングである。「無理」と意識が思ってしまったことが、いかにその人の行動に規制をかけてしまうか、そして「できる」と思ったら、いかに可能になるかということを体験するためのものだ。今日、みかみ先生と初めてお会いしてお話をさせていただいた。大阪のみきみ塾までお訪ねしたのである。随分と長い間、先生を拘束してしまった。午後10時半から午前1時まで先生と話し込んだ。申し訳ないと思いつつ、先生とお話をしたいという衝動を抑えられなかった。今日のみかみ先生との会話は、私にとって前述の「テニスボールを立てる」ワークそのものであったといえる。数多くの「心理ブロック」が外された。このような「学び」はそうそうあるものではない。みかみ先生のファンは数多くおられることだと思うが、今日色々お話を聞かせていただいて率直に思ったことは「みかみ塾裏日記」のみかみ先生はみかみ先生の「本質」の氷山のほんの一角に過ぎないということだ。二時間半お話しさせていただいて、「こんな生き方」もあるのかと幾つもの「心理ブロック」が外されてしまった。色々のエピソードを自慢するわけでもなく、また謙虚になるわけでもなく、おもしろ可笑しく語っていただいた。本当にブログを書いてよかったと思う。猫ギター先生と出会い、多くを学び、共鳴し、今回また、みかみ先生と出会い、多くの「学び」を得た。ブログの世界からリアルの出逢いを得た。お二人ともインパクトと感動が山盛りであったが、このような出逢いや学びはお金を出したからといって得られるものではない。先程のメール更新でも書いたが、みきみ塾に到着して15分ほど私はみかみ先生に気づかれぬよう先生の授業を立ち聞きした。(ちょろっと姿を見せて、先生の集中を乱してはいけないと思ったからである)ここでひとつ私は自分の実践で修正した方がよいと思う点を一つ見つけた。そして先生とのお話の中でもう一つ改善点を見つけた。明日からの進学塾SORAはさらにパワーアップされるだろう。私ももっともっと努力をしたい。そして「役割」を果たしたい、そんな思いにさせられた一日だった。みかみ先生今日は本当にありがとうございました。思わず私も金髪にしようかと思ったくらい感銘を受けました。「学び」も大きかったですが、「みかみ一桜裏日記」も最高でした。これからもよろしくお願いいたします。
October 19, 2006
文章を書くのがうまくなりたい。読んだ人が何度も何度も読みたくなるような文章が書けるようになりたい。軽妙な文章から、重厚感のある文章まで多彩に操れるようになりたい。レトリックも効果的に嫌味にならないよう使いこなしたい。文体もいくつか使いこなせるようになりたい。そのためにはよい文章をたくさん読まなければならない。文章術だけでなく、物事を見つめる「目」や「脳」を鍛える必要もある。 もっともっと修業しよう。
September 28, 2006
昨日、ビリージョエルの歌のタイトルからとって「素顔のままで」というタイトルのブログを書いた後、色々考えてしまった。「素顔のままで」生きるのは難しい。世間の41歳に比べれば、相当にやりたいことをやって生きているほうだと思うけれど、そんな私でも「素顔のままで」生きるのは難しいと思ってしまう。ずーっと考えていると「素顔のままで」生きることが正しいのかどうかも分からなくなってくるが、「素顔のままで」生きることを否定するようなスレた大人であってはいけないと思う。未熟な「子ども大人」が我侭に生きているのは「素顔のままで」生きているのとは違う。地に足をつけ、懸命に生きながら、それでも「素顔のままで」過ごすことができたら、それは素晴らしいことだと思う。歌はいいな。そういうことをふと考えさせてくれるから。
September 9, 2006
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