A









  久しぶりに大人の姿になれたロキ。

う~っと体をグィッと伸ばし、長い手足を思い切り伸ばす。

フェンリルがそのほうがお父さんらしいね!とほめてくれた。
闇野はなんか微妙に緊張しますね、、といって照れていた。

ドタドタと廊下で音がした。鳴神くんか。。。と思い、

「闇野君、今日は鳴神君にお菓子ださなくてもいいからね」

と一言言い終わったところでお待ちかね、鳴神が入ってきた。

「よぉ、ロキ!聞いてくれ!!俺なんと――――」

途中で鳴神の話が止まった。
何故ならロキと目があったからだ。
鳴神はロキを目をガッと開いて見てきた。
「やぁ♪」
なんとなくいい気がして鼻歌交じりに挨拶をする。

パクパクを口を開いたり閉じたりして、口に出したい事をどうもいえない様子だ。
そして、スーッと息を吸い、、、

「お前ばっかり元の姿に戻るなんていつもいつもずるい~!!!」

と怒鳴り、グチグチとその場でグチと言い始めた。
たまに聞こえてくるのは、
俺なんか  とか お前は  とかそんなことばかりだ。

ハハッと笑い、まぁ、座ってよ。と席をすすめた。

そこへ、、
「ロキく~ん、ミステリィーお届けにきた・・・・」

やはり話は途中で止まる。
止まる理由は先ほどと同じだ。

「ぇっと、、ロキ君は?」

と近くにいた同級生の鳴神に問いかけてみる。

えっ!?という顔で顔に汗を浮かべながら戸惑う。

「えと、、散歩。。」

そっか~、と納得し、今度はロキのほうへと体を向ける。

「前会いましたよね?」

と確認するように問いかける。

「ぇ、ぁ、、うん。」

いつもは仲良く話しているのに、いきなり敬語で話しかけられると変な感じだ。返事の前に余計な言葉が入ってしまった。

「ロキ君のお友達ですか?」

なんか笑える会話だ。繭良は僕がロキだって知らないんだっけ~、と心の中でクスクス笑った。でも深く考えれば深刻なことである。

「まぁ、そんな所だね。」

ハハハッと鳴神とロキの繭良で笑う。

繭良が思い出したように問いかけた。

「お名前は??」

鳴神とロキは二人で固まった。
名前・・・ロキだなんていったら、、ややこしくなるしなぁ~、、と悩んだ末。。

「隼 五右衛門 (はやぶさ ごえもん)だよ」

なんとなく日本人らしい名前だな。と思い、冗談交じりで言ってみた。
あとで、この名前を思い返すととても笑えてきた。

鳴神はロキと繭良に見えないように後ろを向き口を押さえて爆笑しそうなのを押さえている。

「へぇ、、すごいお名前ですね!」

繭良のほうは別に違和感がないようだ。


その後も何気ないミステリィ話を簡単な神話を3人でした。

帰りに送って行こうか?と繭良に問いかけてみたが、これ以上迷惑かけられませんから と断られてしまった。


    いつもと違う視点から見る繭良はどことなく大人っぽく見えた


★☆★あとがき★☆★

なんともぅ、成り行きで書いた小説です。
暇でとんとん拍子に書きました、、
大人ロキと繭良は。。微妙ですね・・・


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: