自分のことが好きか嫌いか。
そう聞かれたら、どんな返事をするだろう。
石神井公園で サロン
を開いている。
カウンセリングやインド占星術のセッションを通し、色々お話する中で、
「自分のことがキライです」と仰る方が増えている氣がする。
私は1961年生まれ。
高度成長の時代に子供時代を送り、
バブル真っ只中で俗にいう青春時代を過ごしている。
昨日よりも今日、今日よりも明日・・というように、
必ず良くなっていく・発展していくというのが大前提で、
その波に乗り遅れる選択があるなどとは誰も考えず、
ただただ後先を考えず、ひたすら突っ走る・・そんな時代だった。
ゆとり世代・悟り世代など
時代を色濃くあらわす言葉は次々生まれるが、
今の時代を表すとするならば、いったい何になるのだろう。
SNSが流行り、「インスタ映え」すること、「盛る」ことに夢中になる時代。
「リア充」なる言葉に踊らされ、そんな自分を多くの人に見てもらいたくて、沢山の友達に囲まれて誕生日を祝ってもらう とか、
仲間と一緒に休日には楽しくBBQ というような、
そんな状況を撮影するための「リア充代行サービス」まである時代。
人目を気にしないのも問題だが、
人目を気にしすぎるのもここまで来ると異常だと思うのだが、そのあたりをイマドキの若者はどう思うのだろう。
人目を気にする気にしないというそれ以前の問題として、
「自分に自信がもてない」という、
自己肯定力の無さ・低さが全ての根底にあるのではないだろうか。時代の波に乗らないと とか、人と同じだから安心というのは
いつの時代にもある事なのかも知れないが、
〇〇でなければいけない
△△でなければならない
そんな制限にしばられ、出来ない自分を苦しめる。
理想が高いということは決して悪くない。
こうありたいと憧れる事も別に悪い事ではない。が、今を認めるところから理想や夢に向かっていくならば良いのだが、
今を認めず、否定し、現実感乏しい作られた理想に向かうことが危ういのだ。
土台がないところにいくら綺麗な飾りをつけても、
すぐに崩れて行くのは目に見えている。
すべての人が子供時代に土台作りができるとは限らない。
親との関係だったり、社会とのかかわりだったり、
全ての人が必ずしも安定した子供時代を過ごせるわけではない。
人間関係が希薄な時代に、
関わり合いの中で何かを探すというのは
難しい事になってしまっているのかもしれない。
でも決してあきらめないで、周りをきょろきょろ見渡してほしい。
「自分は一人ではない」というコトに氣づくことができるかどうか。
血縁、地縁、もしそれに頼ることができなければ、赤の他人でもなんでもいい。
「絶対に、誰か自分を見ていてくれる人がいるはずだ」と、
勇気を振り絞り、周りを見渡すことをしてほしい。
「生きている」のではなく「生かされている」
きっとそう思える時が来る。
見えないチカラは常にメッセージを送っている。
そのメッセージをキャッチできるように、
感覚を研ぎ澄ませることをお伝えしたい。
メッセージには、
たくさんのシアワセのヒントが溢れている。
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「声のブログ イルカの時間」もぜひお付き合いください♬
声のブログでは主人と私とでスピリチュアルな事柄を楽しくお話させていただいています。
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