ドルフィン・ヒーリング・タイム～私は主婦ヒーラー

台風に選挙。

ざわざわ騒がしい一日。

自分達の未来がかかってくる選挙なのに、
騒がしいなどと言ってはいけないのかもしれないが、

テレビがこぞって特番を組んでいるけれど、
どれだけの人が見ているか考えてみてはどうなのだろう。

大事なニュースであることは間違いない。

でもそれが伝わってこないのはなぜだろう。

コチラ側・見る側が、冷めているからかもしれない。
見せる側の裏側が透けて見えるからかもしれない。
お祭り騒ぎで、とにかく視聴率を稼ごうというのが前面に出過ぎると、
興ざめしてしまうのは私だけだろうか。

アメリカ大統領選の報道も、お国柄の違いかも知れないが、
あまりにもショーアップされていて、何が何だかわからなかった。
強いリーダーを求める気持ちもわかるのだが、
優しいリーダーではなぜだめなのだろうかという思いもよぎる。

優しいリーダーの方が、もっと極端なコトを言うと、
ちょっと頼りないくらいのリーダーの方が、
「このままではいかん!」と民衆は、
しっかりするのでは・・と思ったりもするのである。

先日、アマゾンの奥地に住む部族を訪ねるいうスタイルの番組を見ていたら、

取材を受け入れるかどうか、部族の皆が集まって、
けんけんがくがく　話し合いをするという場面に出くわした。
その場面を一緒に見ていた主人から聞いたのだが、

（主人はホピの預言の取材のためにナバホ族やホピ族に会いに行っている）一人でも反対の者が居たら、その案件は否決とする部族があるそうだ。

話し合いの場で、みんなの意見が出て、一本化されるまで、

徹底的に話し合うというのは相当な労力だと思うのだが、

自分達に関わることというのは本来はそうして決めるべきものなのだろう。

人口が増え、組織が大きくなり、問題が多岐にわたっていく。

皆で集まることが不可能となり専門の部署や担当ができ、代表とされる者が民意をくみ取り舵取りをするというのが本来の政治の姿なのだろう。

自分の身の回りに目を移すと、

私が思う民意と政治家の方々がいう民意とがずいぶんとズレている気がするのだが、制度がそうなっている以上どうしようもない。

文句があるなら制度を変えるか、自分が思う民意を反映させる行動を起こすか。
少なくとも意思表示をすべきだと私は思うから棄権は絶対にしない。

権利ばかり主張するのではなく、義務も生じることを肝に銘じ、
少なくともお天道様に恥じる事をしないで生きる。
自分できることをとにかく、一つ一つ丁寧に。
ざわざわと騒がしいお祭り騒ぎを遠くで聞きながら、
ブレない自分を作っていこうと心に決める。

私にできる事、私にしかできないことを探して行く。

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