「あ、あのコレって・・・」
「kissの新作よ。」
「やっぱり!すっごく可愛いです。kissの服好きなんですよね。」
紗知は嬉しくって はしゃいだ。
「川本さんだっけ。その服を作った 奏(そぅ)です。着てくれてありがとぅ。イメージにぴったりだよ。」
彼は優しそぅな笑顔で話した。
「ぇ。でも私・・・」
モデルなんて出来るのかな。
不安でいっぱい。
「さぁ、そこ立って。」
厳しい目で奏は言った。
プロの眼だ。
「【女性】がテーマだから、女っぽくね。」
「あ、はい。」
パシャ。パシャ・・・
「あの子って素人なんですよね。」
「ふふ。そぅよ。」
スタッフと鏡のマネージャーが話している。
「ぇ。素人なんですか?」
「そぅなんだって。」
「へぇ~。すごいですね。」
「あの、上手く出来てましたか?」
それが心配で心配でしょぅがなかった。
「もぅ ばっちりよ!写真見る?」
「はい。」
「ぇ。コレって私ですか?」
本当にビックリした。
【女性】といぅテーマに合っている。
「そぅよ♪」
「お化粧ってすごいんですね。」
「化粧だけじゃそこまで出ないわ。あなたの実力ょ。」
「私の・・・実力・・・。」
「ねぇ。本当にモデルにならない?」
「・・・もぅ少し待って頂けませんか。」
「いいわょ。良い返事待ってるから。」
「・・・はい。」
「この部屋で待ってて。」
「はい。」
―ガチャ
「鏡(きょう)くん。」
「鏡でいいよ。」
「ぇっ。あ、はい。」
紗知は手を洗おうとして蛇口をひねった。
「あ!待って。」鏡は叫んだ。
しかし、遅かった・・・
「キャーーーーー!!」
水しぶきが上がる。
「ココ、壊れてるんだ。」
「ごめんなさい・・・」
「ふぅ~。やっと止まった。」
「すいませんでした・・・」
「ううん。オレも言うの遅かったし。」
「・・・ぇ。武藤(むとう)くん?!」
鏡の青くて綺麗な髪が青くなっていた。
「あ、今の水で・・・」
「本当に武藤くん?」
「そぅ。オレはキミと同じ学校の武藤。」
鏡と武藤くんは同じ人物だった。
―ガチャ
「鏡!」叫ぶ声が。
その声はマネージャーであった。
「川本さん。悪いんだけど この秘密を知ってしまったアナタにはモデルになってもらうわ。」
「え!?」
「この事を誰かに話されないよぅにする為だから。」
「・・・分かりました。」
しょうがない事だ。鏡の秘密を知ってしまったのだから。
そして私はモデルになる事になった。
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