野性の大田区(東京都大田区自然探訪記)
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チゴハヤブサ。チゴハヤブサは世界中のハヤブサ亜種19の中には含まれない別種。亜種ハヤブサ雌雄。大きい方がメス。ハヤブサ♂。上の写真の小さい方。ハヤブサ♂別個体。亜種ウスハヤブサ幼鳥、ほぼ完全な幼羽の個体。2021年1月18日撮影。ハヤブサ幼鳥も疑った。ハヤブサの幼鳥は羽縁が淡茶褐色、この個体は上の写真のように淡色の羽縁を持つのでウスハヤブサ幼鳥と考えた。亜種シベリアハヤブサ♀、頬から腹にかけて薄橙色味がある。図鑑では胸から腹にかけてと書かれている。上の写真と比べると、図鑑(文一総合出版、鳥くんの比べて識別野鳥図鑑670)に書かれている模様に丸みがある特徴も見られる。同一個体の飛び出し。亜種ツンドラハヤブサ若鳥とした個体は、最大サイズのハシブトガラスより大きく見えて、ハヤブサ種の中では最大の大きさ。通常ハヤブサが現れると、複数のカラスが警戒し周囲を固める。この個体の場合大きさに気後れした様で挑戦したカラスは最大級のこの1羽だけ。オオハヤブサ若鳥メス。喉と頬に細かい黒斑が見られるオオハヤブサの特徴。上の写真の個体と同じものかとも考えていたが、腹部の模様の粗さが際立ち太く濃い。同一個体飛び出し。野鳥との出会いは一期一会、丁寧に観察すると大きな発見がある。
2019年12月22日
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