・・・お待たせしました⁉・・・冒頭画像に映る造形が(私独自の解釈による) 【フラワー・オブ・ライフ (立体) の”縮小版”】の完成形である。
構成に必要とした綿棒の総数は、計552本であった。
次に上の画像に映る造形は、冒頭画像に映る”縮小版”の構成単位である「小さい準正14面体」を、冒頭画像と末尾画像に映る各造形と”同じ角度”から撮影したものである。
本日の日記に掲載した、これら大・中・小からなる三つの「準正14面体」の軸線構成を見比べることで、互いに”相似”の関係にあることが類推できるであろう。
さて実は、今回の造形(冒頭画像)を制作するにあたり、その過程で興味深いことに気づくことができたのであった。
そもそも”神聖幾何学”と謳われる「フラワー・オブ・ライフ」(上の画像の平面図形)の一般的な解説には、その構成要素としての図形(当日記で何度か取り上げた) 「ベシカパイシス」
が見出せることが記されている。
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ベシカパイシス・・・
そこで、その制作過程で気づいた興味深いこととは、冒頭画像に映る 【フラワー・オブ・ライフ (立体) の”縮小版”】
の構成単位たる「小さい準正14面体」を構成する要素が、下の画像に映る「8芒星」(正8角形を基盤とする図形)であり、この「8芒星」と以下の記事にて冒頭画像の地図に描いた”大きな円”が、同じく〈正8角形〉を基盤にしていたというその《類似性》であった。
ふたたび”列島中央部”への旅路(1)
思い返せば、今回の「出雲(山陰地方)の旅路」について記した連載で、 最後の記事
に書いた「ベシカパイシス」がキッカケとなり、上の記事の冒頭画像の映る地図に「正8角形(8芒星)」を内包する”一つの大きな円(伊吹山を中心とする)”を描いたことから、まるで導かれるようにして”もう一つの大きな円(御嶽山を中心とする)”を描くことになったのであった。
そして、その二つの円により形成される地図上の「ベシカパイシス」を頼りに、上のリンク記事を筆頭とする計10篇の連載となった『ふたたび”列島中央部”への旅路』がスタートしたのであった。
かなりマニアックになってしまったが、(自身の覚書ということで)ついでに書き加えておくが、それは「小さい準正14面体」の構成法についてだ。
その構成法とは、この上の画像に映る「8芒星」を二つ作ったうえで、その言わば「陰の8芒星」と「陽の8芒星」の双方を立体的に立ち上げ、全体として”陰陽和合の球体”を想定しつつ組み合わせ構築していくことが、おそらくこの「小さい準正14面体」を制作する上で最も簡単な方法ということである。
(※上記の構成法の解説では、理解も実践も難しいとは思うが、制作の”ヒント”にはなるであろう。)
それでは最後に、末尾画像に映る 【フラワー・オブ・ライフ (立体) の”通常版”】に関する所感を書いた三篇の記事と、今回の連載でリンクした主要な記事や動画を、ご参考かたがた以下に挙げておく。
※関連記事・・・ 「バランス」の究極(1)
・ (2)
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【綿棒工作】…『スケルトン立体』を作って楽しもう!(No.1)
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【綿棒工作】…No.8〔フラワーオブライフ〕
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