拉致


いつものようにシロチビちゃんの顔を見ていこうと、いつも居るお弁当屋さん横の駐車場に行くと…
シロチビちゃんが居ません!
母親シロちゃんや、他の兄弟は居るのに、私の(?)シロチビちゃんだけが居ないのです!

これはきっと、見かねた誰かが拾って行ったのね…
不細工だけど、懐いて可愛かったもんね…
私はガックリきました。
もー、半泣き状態です。

でも、シロチビちゃんが幸せになれるのなら、それはそれで良いわ…
私はそう思うことにしました。
(だって、そうでも思わないと、しょうがないでしょ~)

ペッコリ凹んだ状態でったのですが、そんな事は一言も言わず、
旦那さんと合流して、展覧会を見て、ご飯を食べて帰宅しました。

帰り道、家に向かう途中、「もしかして居るかも」と淡い期待を抱いてお弁当屋さんの前を通りかかると!
「ニャ~ン」シロチビちゃんが擦り寄ってきました!
「拾われてなかったのね~」私は感動して、シロチビを抱き上げました。
都合よく、母猫も側に居ません。
(連れて帰ったら、母猫に怒られるかな?と、心配していたのです)

シロチビちゃんを抱き上げたまま、旦那さんに向かい(多分涙目だった)
「連れて帰って良い?良い?良いよね?ね?」
と、半ば強引にそのままシロチビちゃんを拉致!

ギャンギャン騒ぐシロチビを首の後ろを掴んで懐に押し込み、私は家に帰りました。
家に帰ってもシロチビはギャンギャン鳴いています。
そりゃそーだよねえ、いきなり母親の元から、見知らぬ家に拉致されてきたんだもんねえ。

シロチビをケージが入っていた段ボールに放り込み、私は急いでケージを組み立てました。
(ケージを洗っておいて良かった~)

その辺りにあった籠とフリースで急遽ベッドを作り、シロチビをケージに監禁して、
私は旦那さんと、カリカリ&トイレ砂を買いに行きました。
(カリカリを一人で食べられるのは確認済みだったので)

ということで、2/22は我が家の「ニャンコ記念日」となったわけです^^

↓我が家に来た日のトンたん。ちっちゃ~い
2/22 トン子
(2004.2.22)


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