『なごみ空間』

『なごみ空間』

春の雪




     「春の雪」


     夜風がまだ 肌寒い季節(ころ)に
     僕らは出逢い 微笑みながら
     空から降る ピンクの花びら
     春の雪みたいに 感じていた

     あの頃は 終わりが来る 
     なんてこと 考えてなくて
     早く明日が 来ないかなって 
     そう願ってばかりいたんだ 

     胸に抱いた大きな夢 掴み取ること決意して
     この地を旅立つこと 決めていたんだね

     あの花びら もう1度見たとき
     「終わりにしよう」って
     1年前に 交わした約束が
     胸の中で ちらつき始める


     冷たい風が 頬をかすめ
     小さい芽たち 顔をのぞかせ
     季節の変わり目 感じるほどに
     雪解け水が こころに沁みる

     今になって サヨナラが近い
     なんてこと 考えたくなくて
     この夜が明けないでって
     そう祈ってばかりいたんだ

     隣にいた存在の大きさに 今頃気づくなんて遅いよね
     旅立つ君の夢物語 いつかいつか 叶いますように

     咲き始めた たくさんの花
     残りの時間 映し出してゆく
     行き場なくした この想い
     どこに消えて ゆくのだろうか


     咲き乱れた ピンクの花
     舞い落ちてくる 思い出たち
     両手で大事に 受け止めて
     そっと想いを 閉じ込める

     風に揺られて 飛んでいく
     最後の1枚 春の雪
     もう逢えなくなるね」って
     君の笑顔が 僕の笑顔が 

     君の笑顔が 歪んでく







    このサビは2年ほど前に考えたもの
    字脚、完全無視ですが・・・




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