閉鎖します

閉鎖します

「メロディ」



出会ったのは音楽室
偶然通りかかったんだ

君が奏でていた音色にひかれ
僕は毎日君に会いたくなった。

少しあいてる窓から吹き込む
そよ風が長い綺麗なその髪を
なびかせ君の魅力を引き立てる

特別会話になることもなく
僕は君の横に居るだけ。

君は下を向いて僕の顔を見ようとはしない
僕はそれでもいいと思っていた

ただ、ただ君の音色をソバで聞けるだけで
僕は幸せを感じて居たんだ。

時々楽譜をめくるその姿に
ドキッとする事に、ある日僕は気がついた。

次第に僕の胸の鼓動がリズムを生み
君の指が奏でる音色と重なり始めた

「いつもァリガト。」
目を細めて僕に微笑みかけた君
初めて見せるその笑顔に
僕は「恋」という文字を覚えた

照れ屋な僕だから返事は出来なかったけれど
胸からの中に秘めてる想い、いつか君に伝えたい。

君が奏でる、その素敵な音色に
僕が伝えたい、溢れ出す言葉を乗せて
君と僕で1つになろう

いつか君に伝えるよ
「君に伝えたい気持ちを歌にした、聞いてほしい。」


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