閉鎖します

閉鎖します

*信頼*



諦めていた。

希望も夢も何もない。

僕の目の前に広がるのは、冷めた現実。

こんな場所で何が叶う

こんな場所に居ても何も変わらない

僕の目の前にはモノクロの失望の世界。

そんな時、遠くに光るものを見つけた。

夢なのか、現実なのか。何かが見えた。

遠くてハッキリしないものに、綺麗な色がついていた。

ココはモノクロの世界。冷たい現実。
叶うかどうかなんて、試す前に知っている。
努力なんて無駄な抵抗。定められた将来。

綺麗な色がついた人影は僕の前に姿を現した。

綺麗な瞳 …君は天使?

君は優しく囁いた。「諦めないで」

その言葉は何故か汚れがなかった。
綺麗すぎて怖かった。裏切るような偽りは見えなかった。

信じてみよう。
そんな考えさえ生まれていた。

「諦めないで、頑張って」
必死に僕に語りかける。

今まで生きてきた中で、人を信じたコトなど一度もない。
ただ、あの日出会えた君に、かけられた一言で僕は、信じてみようと思った。


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