生活の風景

Travel in 2002 pari

bag
・・2002 pariの旅1・・
以前友達にメールした旅行記を掲載してみました。

2002・5・3~2002・5・9  関空発  KLMオランダ航空
旅行場所:フランス パリ

みなさんこんにちは~。お久しぶりです・・お元気ですか?
5月3日~9日まで母と2人旅・・・パリに出かけてきました。
毎月の積み立て貯金で、普段の国内旅行は極力控え、
勉強を兼ね今年も出国することにしました。
GWだけど、後半組みのためヨーロッパ線は意外ですがかなりの格安で出かけることができました。

丸4日間のパリでしたが、すっかり虜になってしまいました。
以前ツアーなどで懲りていたので今回もゆっくり旅ができる個人旅行にしました

*

<治安>
ネット等でスリ、ひったくりがとにかく多いという情報を聞いていたので、地下鉄に乗るときはそれは用心しました・・。
確かに怪しい人はいましたけど、バックは革のウエストポーチでお腹の前にくるようにし、手でしっかりガードして、これでは手をだせないだろうという感じで、幸い一度もコワイ目にあわなかったです。いかにも現地に住んでいますという顔をして、にらみをきかせて歩いていました(笑)
そのせいなのかどうなのか・・1日に3回も現地のおばあちゃんやお姉さんに道をきかれました・・。
日本人にきくな~って感じでした。

パリの標識

飛行機から見たフランス、パリ以外はほとんど畑ばかりでした。
それはひろ~~~くて、さすが世界一の農業国だな~と改めて思った次第です。


1日目 凱旋門 エッフェル塔 etc
     凱旋門の上からみるパリの景色は最高です。放射上に伸びる通りには、
     マロニエが植えてあり、それは素晴らしいです。
     モンマルトルの丘、エッフェル搭も美しくみえました。
     でも凱旋門の中の螺旋階段を歩いて上るのは大変でした・・。

2日目 ヴェルサイユ宮殿
母も私も寝過ごしたため、遅い出発の上、道にまよって迷って大変でしたが、
国鉄に乗り、30分で昼までには、ヴェルサイユの街にたどりつくことができました。カルトミュゼモニュマンを事前に購入していたため、全く並ばず、フリーパスで入れました。
しかし、一方・・一般入場口は長蛇の列・・すごくラッキーな私たちでした。

さすが、ヴェルサイユ宮、説明するまでもなく豪華でした。
それ以上におどろいたのは庭園の広さ・・。これは1日では見れないなと思いました。庭園内のカフェで「「シュークリーム」くださいと一応フランス語で注文したもの、
シュークリーム」だと通じないんですね。そこで、ショーウインドーのところに行き、これちょうだい」と指差したらかっこいいイギリス系のウエイトレスさん・・「ア・ラ・シュー・クレーム?」

この話は別にしてフランスって意外と英語が通じない・・その前に私たち親子はさらに、語学力がない・・。よく海外旅行なぞ・・。
結局、一番見たかった、庭園内のプチトリアノン宮は見れないままベルサイユを後にしました。その帰路、また駅まで道に迷い母と大喧嘩でした(笑)



3日目 コンコルド広場・・ルーブル美術館・・サンジェルマン・・シテ島(コンシェルジュリー ノートルダム寺院)

今日の地下鉄は月曜日だけあって通勤ラッシュでした。
けっこう昨日のウ゛ェルサイユにしても市内も日本人観光客は少なくて、
逆に現地の人にウォッチングされている様子・・。
日本人って観光地にしか出没しないのだろうか・・。

途中で柴犬が散歩しているのをみてうれしくなりました。
日本に会った!ってかんじです。

<ルーブル美術館>
モナリザ・・思ったより不気味な絵だった。あまり好きな絵ではなかった。
ミロのヴィーナス・・美しいけど、あまり感動しなかった。
コローの「青衣の婦人」・・前から好きだった絵だけど、想像以上に美しかった。
   女性の肌の色なんか怖いくらいきれいだった。

今日見た中で母も私も衝撃的だった<コンシェルジュリー牢獄>
ベルばらを見て私が、前からいってみたかった場所
ギロチン刑になる人々が収容された牢獄で、下手するとなにかにとりつかれそうなくらい重い雰囲気でした。マリーアントワネットの独房や遺品なんかも見れたんだけど、なんだか、霊感のない私も母も、頭が痛くなってきちゃって、礼拝したあと、早く牢獄をでました・・。

ノートルダム寺院を見た後カフェに入り、ウエイターに日本語でおちょくられて、
やけにサムイ?サムイ?と聞いてくる(でも、楽しい人でした)。
帰りのバスで、むかつくというか腹立つというかそんなハプニングに出くわす・・。でもあとで笑いの種になりました!
(この話は今度しますね~)

それにしてもパリにきてまで、バリバリ鳥取弁の母親には笑っちゃいました・・。
どんなにきつい方言でも、フランス人にはわからないもんね。
私も人のことは言えませんが・・。  

4日目  1日のんびり~。



<食べ物>
なんといっても、スーパにいってもマルシェにいっても食品の物価が安い!!  マルシェだとりんご一個から買えるし、果物もいろいろ試して買って見ました。
フランスの野菜は土が違うからか、ミネラルたっぷり、元気になる!!って感じです。又フランスのバケット、チーズ、卵、バター、チョコレートは日本のものは
食べれないというくらいおいしい!!チョコレートなんて格段に味がちがう。

<ファッション>
日本に比べてやっぱり安いです。安~くても日本にはないデザイン性で、お店を日本にもって帰りたい気分でした。若いフランス人の女性は日本の若い女性より質素なものを着ていました。でも質素でも、きちっとしたオシャレをしていました。
いいものはマダムになってから・・という考え方でしょうか。
ギャラリー・ラファイエットのアールデコ
ギャラリー・ラファイエット

<人間>
優しくて親切な人が多く、道を聞いても親身になって教えてくれて心温まりました。どこへいってもだいたいの人が自分に誇りをもっているという感じられました。背中がとくにそんな生き方をかもし出していました(表現が変?)
でも、絶対日本人にはもってない雰囲気でした。
ある意味頑固な民族かもしれないけれど、そんな頑固さが、文化・芸術をを守ってきたのかな~と思いました。

それにしても東洋人でも日本人はすぐにわかりました。
安全に守られた国・・を物語っているようでした。

帰りに飛行機からは国際線ではめずらしく長時間にわたって上空から下が見渡せました。シベリア大陸がはっきりみえたのは圧巻でした。
見るものも凍り果ててしまいそうなほども景色・・極寒

関空を降りてホットひといきついたとき・・私にひとりの係員が話し掛けてきました・・。
麻薬取締り官ですが・・・」
他の乗客の鋭い視線!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」え・・・私麻薬もってないけど・・。え~!なに!けっきょく麻薬捜査犬の実験台となり、ちょっと協力してくださいということでした。
帰国はかわいいラブラドールレトリバーにむかえられお礼の犬のシャープペンをもらい、無事旅は終わりました。

長い文章見ていただきどうもありがとう。しばらくパリにはまっています。
こんどくるときは、安い短期滞在アパートをかりてもっと安く訪れようと思います。あ~パリに住みたいよ~。帰りたくない~。

そんな夢を見て日々仕事に励みます。   
帰国後、山のようなオペラのスコアの譜よみにおわれています・・ま~遊んだんだからたまるのはしょうがないか・・。
それではみなさま体には気をつけて

             5gatu 15niti 



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