水彩画紀行  スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

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水彩画人 俊介

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テーマ: 旅の写真(3473)
カテゴリ: 水彩画紀行




外洋の高波を城ヶ島に遮られ、

台風や風波を避けうる天然の良港。


「えの丸や 庄之助丸 春麗ら」


SANY0948.JPG


美しいヨットや、遠洋マグロ漁船があまた停泊。

澄んだ冬の陽が、漁船の光彩を波に映す。


SANY0934.JPG



柔らかい冬の陽射しを、楽しんでいるのは、

人間より、むしろ舟の方のようであった。


SANY0918.JPG



青い海、白い船の船体、喫水線の鮮やかな赤。

港は、画家にとって、色彩豊かなモチーフ。

船体が映る、風にゆらぐ波間の影がまた美しい。



パステル画 「初春の陽射し」


三浦半島三崎港


今は昔、絵の仲間との旅が楽しかった頃、何度も港を描きに行った。

山陰の舟泊は、倉敷の絵の仲間と、泊りがけで行った。

年末の忘年会バス旅行で行くと、はまちが一匹、土産についた。


04020013.JPG

四国の日振り島では、居酒屋で出会った漁師の家に泊めてもらって、

秘密の岩場に案内されて、皆で、メバルを100匹近く釣った。

鍋が空になると、魚籠からメバルを放り込んで、また煮て食べた。



海.jpg



房総の港は、船橋の絵の仲間の家に泊まって描いた。

友人の父親が昨夜作った「背黒鰯の一夜干し」を炭で、

焼いては食べ、焼いては食べして、一晩、飲み明かした。


炭火に乗せると、新鮮な鰯から油がジュージュー滴り、

そのあつあつの柔らかい鰯を、そのままほおばった。

あんなに、美味しい鰯はそれ以来食べていない。


SANY9491.JPG


今、気づいたけど、港の絵には、どれにも

うまい魚、美味しい酒、にぎやかな団欒といった

絵の仲間との楽しい思い出が重なっている。



「酒の美味しさは銘柄ではなくて、

誰と飲んだかによって決まる。」

と言った人がいたけど、ほんとうですね。


楽しい酒の夜



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Last updated  2007/01/13 04:02:29 AM
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港の光彩。。。  
さわらび さん
俊介さん
山陰の舟泊 四国の日振り島 房総の港の絵 
ことばに詰まるくらい感動いたしました。
ありがとうございます。
じぶんのこころに投影するのかもしれません。
絵をとおしてたくさんの想い出が広がる すてきなことですね。
わたしも 天龍村に行ってみたいです。
(2007/01/13 01:11:52 AM)

ふるさと遠く・・・  
このシリーズ、とっても楽しみです。
絵には心のふるさとがあるんだなあ・・って
感じています。

きっとふるさとの海が遠くなってしまっているからでしょうね・・・

ふるさととはやさしい祖父母がいたところ。
賑やかなお客をしたところ・・

ありがとうございました。
(2007/01/13 01:49:15 AM)

Re:城ヶ島スケッチ紀行4部作その2 港の光彩(01/12)  
turbo717  さん
一番上の写真。すこしスケッチさせていただいてもよろしいでしょうか。
インスピレーションを沸かせるアングルやタッチです。 (2007/01/19 10:02:56 PM)

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