映像四郎の百人斬り

映像四郎の百人斬り

「ART ART」編





 おお!

 人、人、人の人だかり!

 ホンマモノの大道芸は、集客率が違う!

 100人?

 200人?

 300人から、500人?

 日曜の新宿通りは、歩行者天国。

 伊勢丹前で「ミスター・カズキ」を2回。

 UFJ前で「TOY]を1回、見てしまった。

 バンド演奏や、

 危ない「ぴくぴく」ダンスのお姉さんや、

 勝手に?動く人形を千円で売るお兄さんなどで、

 毎回、大賑わいだ。

 しかし、この「ミスター・カズキ」と「TOY(トイ)」の

 大道芸と客あしらいは、群を抜いている。

 始めれば、あっという間の人だかり。

 歩行者を歩行者が、妨害してしまうほどだ。

 本日、「ミスター・カズキ」SHOWを初めて見てしまった。

 そこで、フラッシュバックしたのが、

 去年、池袋の夜に何度か見た「TOY」氏の大道芸。

 笑いの呼吸が、ぴったり似ている。

 あとで、「TOY」氏を発見したので、聞いてみたところ

 「ミスター・カズキ」氏が、先輩株とのこと。

 「TOY]氏と同じように、本職のピエロなのだろうか。

 「TOY」氏が、お客持ち上げ系なのに対し、

 「ミスター・カズキ」氏は、お客を持ち下げ系で、

 客の心を惹きつけている。

 二人とも、持ちネタは、だいぶ、かぶっているが、

 何度、見ても飽きない。

 芸に、対しての持っていきかた、

 ジャグリングや風船、炎のお手玉など、

 豪快かつ、奇跡的な名人芸を、

 「トーク」で、見せている。

 失敗の仕方、フォーローの仕方まで、

 計算されつくしているのは、驚いた。

 生身の身体、一個で、

 あれだけ、人々を吸い寄せてしまうとは、

 カッコよすぎる!

 そして、みんな、よろこんで、お金を置いていくのだ。

 子供ずれのお母さん、お父さん、

 彼女、彼氏、

 おばあさん、おじいさん、

 そして、人種の分け隔てもなく、

 そこに、いた人々に、HAPPYを配る、

 素敵な「大道芸人」だった。




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