2007年01月28日
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カテゴリ: 旅行
心配していた天候が回復した。港を歩こうか、と考えたが、呉のようなわかりやすい場所が見つけられなかった。
ちょっとホテルでのんびりしすぎて、市内定期観光バスにも乗り損ねてしまった。
とりあえず海が見えるところに、と 新みなとターミナル に行く。
フェリーもあるが遊覧船らしき船は見あたらない。
どこに行く船だろうと待合室に入ると、近隣を一周する航路を「観光用」としているコースがあるのを発見。
前日までに予約しておけば弁当が付くのだがもう遅い。
食事だけならなんとかなるだろう、と、これに乗ることにする。

が、どこで申し込めばいいのかわからない。
船会社の窓口はあるのだが、どの会社の窓口も閉まっている。
出発までまだ時間があるので、駅で食事の調達のついでに、観光案内所で確認する。
出発時間が近づくと、係の人が来て窓口が開くから待っていればいいそうだ。

出発20分前。さっきは閑散としていたが、今度は乗船する人と見送りの人がそれなりにいる。窓口で財布を取り出している人もいるから、きっと出航前に発売が始まるのだろう。
出港10分を切った頃、ようやく作業着の男性が現れた。窓口のブラインドを上げて、てきぱきと発券を済ませる。私が観光クルーズの乗船券を買おうとすると、これは別のところから他のとはちがう乗船券を取り出してきて、今日の日付を捺印してくれた。
乗船券を買って船の方へと向かう。遊覧船ではなく、普通の客船だが外にも座席がある。とりあえず外で撮影することにして船室の上に向かう。バックで岸壁を離れて一路目的地へ。会場には遮るものはなく、米軍基地や護衛艦がすっきりとした構図で見える。途中からエンジン音が大きくなり、速度が上がる。眺めは爽快だが寒い。晴天とはいえ1月だったのを忘れていた。船はかなりの速度で進む。進行方向左手に、護衛艦と思われる艦影が2つ見えてきた。これが小さくなった頃に最初の到着地に着いた。防波堤の中に入って汽笛を鳴らすが誰もいない。陸上にも係の人がいるわけではないようだ。接岸することなく次の目的地へ向かう。体が冷えたので、2階から降りて、船尾にある屋外デッキに移動する。

十字架がある島を見ながら次にやってきたのがもう少し大きな船着き場。
ここでは多くの人が降りた。
船はお客さんの乗降を済ませると、さっさと出て行く。
岩場で釣りをしている人がいるが、どうやってここまで行ったのだろうか?

ふと見ると、針尾の無線塔が見えてきた。
島の上の方に、巨大な三本の柱が立っているように見える。
途中で、別の船を追い抜いた、と思ったら減速して船着き場へ。
ここでは多くの人が到着を待っていた。
船はここで時間を調整する。
もっとも、寒いので来ている乗船客は皆早めに乗船して暖かい船室で出発を待っている。
ガイドで確認すると、ここが川内だろう。

ここから、元来た航路を引き返す。
針尾の無線塔を背にして船は走る。
無線塔と並んで島と島を結ぶ電線が目に付く。
最初に多くの人が降りた横瀬西に立ち寄って、一路佐世保へ。
ここからはまた佐世保港が眺められるはずだ。
気合いを入れて2階に上がる。

行きに見かけた、沖に停泊していた軍艦の船尾に、護衛艦の旗が見えた。
てっきり米海軍の船かと思っていたが、海上自衛隊の船だった。
艦の前方に4基のクレーンが見える。
輸送艦のようだ。

行きは高速で航行していたので気づかなかった火薬庫も、帰りは減速しているのでよく見える。
そのうちの一つは火事で焼けたような残骸になっていた。
行きよりも帰りの方がゆっくり航行するので、港を見るにも余裕がある。

船を下りて陸に上がっても、まだ寒さと興奮で体が震えている。
というか、途中でトイレに行きたくなったのだが、長くて数十分しか乗らないはずの船内にはそんな施設はないので我慢していたのもある。
新みなとターミナル で用を足してもまだ体の震えが止まらない。
体の芯まで冷えてしまった。

ガイドを見ると、佐世保-横瀬西の間、時速47km/hとある。
走行中の乗用車の屋根に登ってじっとしていたことになる。
さらに海上には風を遮る物はない。
これが暖かい季節だと爽快だっただろう。
季節を誤ったか。





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最終更新日  2007年02月04日 12時06分41秒
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