読書の部屋からこんにちは!

読書の部屋からこんにちは!

2009.09.01
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カテゴリ: 今月読んだ本
昨年の春、 こんな日記 を書きました。
いろんな文学館に行ってみたいなあって。

この夏、長野県に旅行し、こんな文学館をめぐりましたよ。

軽井沢高原文庫
     軽井沢高原文庫

堀辰雄山荘
     堀辰雄1412番山荘

朝吹山荘
     朝吹登水子さんの山荘

野上弥生子書斎
     野上弥生子さんの書斎

藤村記念館
     島崎藤村記念館


長野の清涼な空気は、きっと文学にもよく効く(?!)んでしょうね。



というわけで、今月読んだ本です。

1「日の名残り」 カズオ・イシグロ ★★★★★

2「着物をめぐる物語」 林真理子 ★★☆☆☆

3「草原の椅子」 宮本輝 ★★★★★

4「十津川警部悪夢通勤快速の罠」西村京太郎 ★★☆☆☆

5「約束の冬」 宮本輝 ★★★★★

6「骸骨ビルの庭」 宮本輝 ★★★★☆

7「ちょいな人々」 荻原浩 ★★★★☆

宮本輝のキレイ系の小説を、二つ。泥臭い系を一つ。
どれもすばらしく良かったです。
私たちは人間として、大人と言えるのか・・・ 「草原の椅子」 に出てくるコテコテの大阪弁のおじちゃんが、ものすごく魅力的。大人をやっていくのは大変です。ここまで潔く生きるには・・・
「約束の冬」 も同様。キレイ系の中でもとびきりのキレイ系で、私は 前にちょっとなじめないなんて 感じていました。が、宮本輝さんは、そうじゃないと表現できないものを書いてくれたのだと思いました。
「骸骨ビルの庭」 は、ちょっと風変わりな戦災孤児たちと、彼らを育ててくれた青年の現在を描いた小説です。後半、少し息切れしましたが、ぜひみんなに読んでほしいです。


英語の本は、短いものをちょっぴりです。

Marcel and the Mona Lisa

Dino's day in London

Billy and the Queen

The big bag mistake





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Last updated  2009.09.02 08:48:48
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