ケンネルコフー(クッキー三ヶ月の時)


11月の半ばを過ぎていて寒くなってきた時期だったので(ちょっと風邪で
もひいちゃったのかな)という軽い気持ちで2日ほど様子をみていたのだけ
れど、治まる様子もなく鼻水まで出てきたのですぐに病院へ・・。

「ケンネルコフーといって犬のかかりやすい風邪のようなものですが
 もしかしたらジステンバーの疑いもありますので検査しましょう」
と言われ、びっくり!!( ̄□ ̄;)!!
白血球も通常の五倍も高く、レントゲンでも気管支炎にかかっていることが
わかりました。

鼻の粘膜や目の粘膜、採血、便などを取り、二週間後に結果が出るとのこと
・・。
ジステンバーといえば、ワンちゃんがかかると命を落とす確率が高いとても
怖い病気。
クッキーを連れて帰り、毎日クッキーの顔を見ては涙が溢れ、祈るような
思いで毎日を過ごしていました。

その間、クッキーのブリーダーさんに電話をして症状を話すと、「ただの
風邪だと思いますよ。薬を送りますから飲ませてください」と・・
そして、3日後くらいにブリーダーさんと提携しているらしい動物病院か
ら一週間分の飲み薬が送られてきました。

でも・・これっておかしいですよね。
電話だけで話を聞いて実際に診察もしないで薬を送るなんて・・
確かにかなり遠方のブリーダーさんなのでそこまではできないのかもしれ
ないけれど、それにしても納得がいきません。
ブリーダーさんからはその後なんの連絡もなく、私のほうももう信じられ
なくなり、薬も捨ててしまいました。

クッキーの唯一の望みは、ジステンバーの代表的な症状である下痢や嘔吐
がなかったこと。元気も食欲もありました。
(どうかジステンバーじゃありませんように・・)とビクビクしていると
ころに、予定より早く病院から電話があり、「良かったですね!ジステン
バーではなかったですよ。」とのお返事!!

良かった!本当に良かった!!(T△T)一気に力が抜けました。

それからはケンネルコフーの治療に専念することになりました。
ケンネルコフーは「コンコンコン!ウェッ!」という特徴のある咳をしま
す。
咳き込んだ後に吐きそうな感じになるんです。
鼻水もサラサラな感じから粘着性のある青っぱなになり、くしゃみをする
度にシーツや毛布が汚れるので一日に何回もお洗濯。
部屋を暖めて、ベッドの中にはペット用ヒーターを入れて保温に努めまし
た。

五日ごとに通院なのですが、その度に一万円前後のお金が飛んで行く~
ヒラヒラヒラ~ヾ(>y<;)ノ
だけど、やっぱり命には代えられません!
クッキーもがんばっているんだものね。

ケンネルコフーはなかなか治りにくい病気らしいですが、クッキーも咳が
おさまるまで二ヶ月くらいかかりました。

もともと気管支が弱い子だったのか、それから以後も風邪をひいて気管支
炎にかかり保育器の中で吸入治療をうけたり、たまに咳が出たりもします。
すぐに元気復活するんですけどね(^^)v
もしかしたらこのケンネルコフーが原因で気管支が弱くなったのかも・・
とも思います。

ワンちゃんがコンコンコンと咳をし出したらただの風邪だと自己判断せずに
ぜひ病院に行かれることをおすすめします!










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