*2001年夏。ずーっと黒猫を飼いたかった私達は、夏頃からインターネットで動物保護団体のCat Adoptionコーナーをチェックしたり、毎週末のようにHumane Societyへ足を運んでいました。どの猫ちゃんも、みんなカワイク見えて決まらない。そしてThanksgivingの休みになり、何軒かのペット屋さんの中にある、”あなたの家族に迎えてください”セクションを何往復するも決められず、とうとうChristmasも近くなってしまいました。この頃になると、早く黒猫ちゃんをこの手に抱きたくて、段々とあせりさえ感じる毎日。2週間近くあちらこちらに車を走らせた結果、San Diego FOCAS-Friends of County Animal Sheltersという猫と犬の保護団体のサイトで、Elvis君という名前の黒猫と、Mimiちゃんという三毛猫2匹の写真をプリントして、里親さんの所に会いに行く事にしました。
えっ君は、その当時でおそらく1歳半位かな?との事でした。ゲイルさんは、えっ君は人の言う事をよく聞くお利口な猫ちゃんなので、初めて猫ちゃんを飼うのならえっ君が一番!とススめてくれました。私達はもうえっ君のことしか頭になくて、”Elvis君、一緒にお家に行こうね”なんて声かけてました。猫を飼う際に知っておくべき事、必要な事、食事や健康管理などについていろいろ教えてもらっている間、えっ君はペット用カゴに夢中になっていて、ゲイルさんが、”Elvisはカゴが好きなのよね。I'll miss you!"と言って、えっ君にチュッとお別れのkissをしてくれました。そうそう、それから、ゲイルさんが言っていた通り、えっ君は車に乗っていた間ずっとカゴの中で、”ナオ~ン、ニャオ~ン”と鳴き続けてたよネ。