全8件 (8件中 1-8件目)
1
「びっくりポン」 先月に引き続き、ぼく、Yさん、Nさん、Eさんの四人で作品131、今回は後半、5、6、7楽章を。 5楽章は、譜面的には非常に長くて焦ってしまうけれども、冷静に記譜テクを分析してみると、実はそんなでもない。まず、ダカーポとかトリオとして書かれておらず、全て書き出されているという点(英語で言うところのwritten out)。だいたい同じようなことを何度か繰り返してるだけ。 あと、超高速な曲であり、一小節を一拍としてサクサク数えるべき。小節単位で大きな二拍子とか大きな三拍子と捉える。この手法はベト様(特に後期)にありがちかと。←第九の超高速2楽章でおなじみ 個人的にびっくりしたのは、「ポンティチェロ(駒)上で弾け」という指定が出てくること。スタッカートぎみの音価をスルポンでってのは珍しいし難しい。てゆーか、スルポン奏法って一体誰が最初に使い始めたのであらうか。ハイドンが交響曲97番2楽章で初めて使ったとどっかで読んだ記憶があるけれど、ベートーベンの時代ですらまだまだ斬新だったはず。 終楽章(7楽章)も緊張感があって超かっこよいと思った。嬰ハ短調。最後の数小節で、ピカルディの三度っぽく、とってつけたように長調に晴れ上がる。これまたびっくり。
Mar 29, 2016
コメント(2)
「だちょうクラブ」(評価 ★★★★★★ 満点五つ星) いつか観よう観ようと思ってたイラン映画がネットに上がってたのでついに鑑賞。 「幸せとは」「家族とは」系の映画。こうゆう普遍的なお題がイランという(ぼくにとって)全くの異国でどう描かれるか興味があった。 家族のために必死に働く男の話。もともと牧場で働いていた彼だが、大都会テヘランへの出稼ぎをも試みる。<感想> ナンニモレッティ監督(伊)の作風に似てるとも思った。地味なんだか派手なんだかビミョーな展開といい、問題は全く解決してないのに解決したような気にさせられる終わりかたといい。頼りない主人公にハラハライライラしながらも、やっぱり応援したくなる。 主役および子役の俳優たちの演技が素晴らしい。田舎の風景とテヘラン市街地の雑踏の対比も効果的に撮られてる。 この映画ではダチョウが重要な位置を占めている(男が牧場で飼っている)。滑稽なんだけれども悲哀感の漂う、不思議で愛おしい家畜。てか、卵がばかでかい。一つで何人分もの卵料理ができるもよう。
Mar 26, 2016
コメント(0)

今日は営業活動。婚礼業者が一堂に会しての春の祭典、大婚礼市。生演奏提供業の部にて実際に弦楽四重奏を演奏しました。会場内で場所を何度か移動したりもして大忙し。 てゆーか、会場はなんと劇場。ふだんはミュージカルなどが上演される舞台や楽屋、稽古場などで各業者が出展してました。 花嫁衣裳や花婿衣裳の展示会も開催され、おめかしなさったおねーさんやおにーさんたちがいろんな装いを披露なさってました。 我々の演奏そのものも、予想以上に好評でして、早速いくつか受注できました。 あと、毎度のことながらぼくは休憩時間は料飲業者部門に入りびたり、試食用の前菜や菓子などをつまみ喰いしまくったのでありました。
Mar 20, 2016
コメント(2)

復活祭前の日曜日=Palm Sundayの式典にて演奏いたしました(第一バイオリン)。指揮はアンドリューさん。 曲は、米国人作曲家により最近書かれた「Come, Touch the Robe」とかいう一連の英語詞のカンタータ。 信者/聖歌隊の皆さまにとって、この日のミサは、長かった冬と訣別し穏やかに春を迎えるためにも非常に重要な催し。当然ながら気合い入りまくってました。
Mar 20, 2016
コメント(2)
今日はミュージカルの劇伴オケにて本番。てゆーか、スタメンのバイオリニスト様が今日だけ都合がつかず、補欠のぼくが登壇することに。通し稽古に一回参加しただけだったので不安だったけれど、ギョーカイ的にはそうゆうもんらしい(汗)。 1900年ごろのフランス上流社会を舞台にしたドタバタ喜劇。オトナのオンナになろうとするおてんば娘ジジが主役。 見どころ聴きどころは、たぶん役者のフランス語訛りと、お約束のフレンチカンカンの群舞場面。あと、ノルマンディーの海辺の場面とかも演出家の手腕が問われる。 作曲はフレデリック・ロウ(代表作はマイフェアレディ―)。音楽的にはそんなに難しくなく、むしろ何だか物足りなかったかも。というのも、この作品は1950年代に作られて以降、何度も改良されて複数の版が存在するらしいのに、改良される前の古いほうの版を敢えて使用してたわけで。 楽団は全部で八人。うち弦は三人(Vn ぼく、Va バーブ、Vc マージ)。音楽監督はナンシー。
Mar 13, 2016
コメント(2)
「違いがわかる男」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星) 1950年代、米「ライフ」誌に勤める写真家が、当時無名の俳優ジェームズ・ディーンと出会い、親交を深めながら彼の写真を撮って雑誌に掲載しようと努める話。 日本では現在公開ちゅう。http://dean.gaga.ne.jp/<感想> 惜しい。惜しすぎる。 題材自体は非常に興味深い。せっかく写真家(てゆーか、英語で言うところの photojournalist)の、「一枚」を撮るためのこだわりと苦悩を描いてるはずなのに、結局はジェームスディーンの伝記映画と受け止められてしまっている。中途ハンパ。 てか、今どき、わざわざJD氏の当時の素顔を知りたくて映画を観る人もいないだろうに。←プレスリーとかマリリンモンローとかに関する映画もそう。誰も観ないのではないか。 実際、地味なジミー役俳優を起用したのは、その点わざとだったのかもしれない。あくまで主役は写真家のほうなわけで。 演技力でいえば、ぼくはジミー役のほうが上手いと思った。主演俳優はイマイチ。もっと職人的な雰囲気を出してほしかった。数ある被写体のなかからJディーンを選びぬいた類まれな写真家なわけだし。勘の鋭い天才キャラのようにも見えなかった。 睡魔に負けてウトウトしながら、そして多少早送りしながら鑑賞。ほんと、こうゆう有名すぎる昔の人をネタにした映画って、作るのも難しいんだろうけれど、観るのも難しい。
Mar 12, 2016
コメント(2)
劇伴でバイオリンを弾きました。関係者向けの事前公演も含め全部で六回。本日が千秋楽でした。 28名からなる楽団で、うち弦は5名=ぼく、メグ、サニー(以上バイオリン)、エレン(チェロ)、アルトゥーロ/ルイス(バス)。ぼくは首席だったし、どソロもありました...。音楽監督はハービー先生。 この作品は1922年のニューヨークが舞台で、音楽的にはもちろん、衣装も髪型もイケイケでいー感じ。活気があってノリノリ。 それにしても、毎日のように演奏してると、ぼくなんかはちょっと飽きてきたりもしたけれど(汗)、このテの作品は客ウケが保証されてるので、そうゆう意味では弾き甲斐があって楽しいわけでして。
Mar 8, 2016
コメント(3)
「君はゆくのか、そんなにしてまで」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) エベレストに果敢に挑む冒険家らの話。事実にもとづいてるらしい。ぼくは富士山は登頂したことがあって、今度はエベレスト登っちゃおっかなーとか考えてるので、参考までにこの映画を鑑賞することに。 日本でも公開ずみ。http://everestmovie.jp/。(ややこしいことに、偶然にも「エヴェレスト 神々の山嶺」だかいう日本映画もあって、そっちのサイトは http://everest-movie.jp/。一文字違い) 登場人物が多い。国籍も英語訛りもいろいろ。ニュージーランド人、アメリカ人、日本人、ネパール人ほか。役者さんたちも極寒のなか熱演っ。てか、「どっかで見たけど名前が思い出せない」系の役者さんばかり。 各キャラの人物描写がどうこう言うより、登山家らに次々と襲い掛かる困難な状況が生々しく映像化されてて凄すぎ。観てるだけで体温が下がる。 それにしても良い子のみんなはマネしちゃいけない。エベレスト登頂なんてあまりに危険。だのになぜ? ←この命題に関してみんなで語り合う場面があって、ぼくは本映画で最も重要な場面だと思ってるのだけれど、いまいちだった。「Because it's there(そこに山があるから)」とかお約束の台詞が出てきて終わり? ただ、よく考えてみると、実際そうゆうもんなのかもしれない。強引に脚色しようとすればするほど空回りすると思われ。
Mar 5, 2016
コメント(2)
全8件 (8件中 1-8件目)
1


