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「MかFか」 今日は四重奏の練習日。久しぶりにベト様の初期作品18の3を。Vln1 ぼく、Vln2 Yさん、Vla Nさん、Vlc Eさん。 この曲は、いちおう3番となってるものの実は彼が最初に書いた四重奏曲、というのをどっかで読んだ記憶がある。でも曲の完成度はおそらく後期作品(「第九」とか)に匹敵すると言っちゃってよいかも。 随所に「どっきり」が仕掛けられてて楽しいし、とにかく緻密。音階を駆け上がったり駆け下がったりするところも、最終目的音にきちんと着地するために、つじつま合わせのコワザがさりげなく使われてたり。モーツァルトとかシューベルトには見られないテク。二重フーガもご登場。強弱の指定も「オレ様」度がハンパなくて、ベートーベン以外の何者でもなく。 あと、終楽章弾いてて思ったけど、作曲家の技量が顕著に表れるのって、8分の6拍子の曲ではないかと。完ぺき。しかもあれほどドンチャン騒ぎしといて、最後はおしとやかにひっそりと。 備忘。この曲には、smorzando と sforzando の両方が出てくるので要注意。スモルツァンドは「死にゆくように消え失せていく」の意。どーせ誤植ぢゃないの?とか言ってスフォルツァンド(=「その音のみを強めにガン弾き」)で弾いてる場合ぢゃないし。
Nov 28, 2017
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「良い子悪い子普通の子」(評価 ★★★★☆ 四つ星) ケン・ローチ監督作品お約束、イギリス北部の貧しい人びと、しかも「だめんず」が主役。 今回のお題は、たぶん「若い罪人はもう一度人生をやり直す機会を与えるに値するか否か」。しかもこの若者、ウィスキーの利き酒ができるので、その才能を活かせばチンピラ暮らしから抜け出せるかもしれず。<感想> ロウチ監督ものにしては観やすい。 重い題材をちゃっかり軽快に描いちゃってるので見事に騙されるのだけれど、やっぱし状況は厳しいはず。この主人公、今後も大なり小なり罪を犯しつづける人生を歩むような気がしてしょうがない。 彼らとて生まれつき悪人であるわけはなく、どこかに良い子普通の子の部分はあるはず。でもやはり完全なる更生は難しいのだろうか、いろいろと考えさせられる。 脚本的にツッコミどころは多いけれど、演出は優れてるし、てか役者はみんなして演技がお上手。さすがケンローチ様。 それに主題歌もいー感じ。←ザ・プロクレイマーズの「I'm Gonna Be (500 Miles)」という曲で、ぼくもときどき依頼されて結婚式で弾くことがある<題名について> 高級ウィスキーって、時間をかけてじっくり熟成させていく過程で2パーセントぐらい蒸発してしまうらしく、もったいないのだけれど、その消失分を「天使の取り分」と呼ぶとのこと。なかなか凝った題名だと思う。 邦題もそのままの訳で良かった良かった。最近の日本の配給会社は意味不明でへんてこりんな邦題をつけるという印象が強いだけに、なおさらこの邦題のすばらしさ(直訳ぶり)には感激。<似たような映画> トレインスポッティング ボーイA
Nov 23, 2017
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「北へ帰る人の群れは誰も無口で」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) アガサクリスティー原作、ケネスブラナー監督/主演。 ぼくは大昔にクリスティの推理小説(早川書房の)を読みまくってた時期があり、この作品も当然読んでたはず。だのに犯人が誰だったか忘れちゃってて、逆にちょうどよかった。ポアロ氏と一緒になって推理する気満々で鑑賞に臨んだ。 日本でもまもなく公開。http://www.foxmovies-jp.com/orient-movie/<感想> 娯楽作品として充分に楽しく観られた。音楽はパトリックドイル様だったし。 暖かい中東から欧州の冬山へと列車が抜けていくさまは、いかにも特撮っぽいとこも多かったけど、ちょっと旅情をそそられたりも。鉄道ヲタクをも萌えさせるべく鉄分をもっと増やしてもいいくらい。 容疑者12人それぞれに時間を割いて丁寧に描くのは無理なことは理解できるものの、終盤の展開はちょっと強引だったか。てか、容疑者の皆さんってば、ご自分の過去とか事件の起きた時間帯のアリバイとかを最初からはっきりと証言してくれないもんだから、こっちも推理のしようがない。ま、そこをじわじわと訊き出していくのが名探偵というものなのであらう。 配役については、ポアロ(ベルギー人)役を必死にフランス語訛りで演じた英国人ブラナー氏にしろ、殺害されてしまう富豪役を怪演したジョニーデップ氏にしろ、適役なような気もするし、いや、なんか違うよーな気もするし。ご両人ともヒゲ面が笑える。 バレエ舞踏家を引退したばかりのセルゲイポルーニン氏(映画「世界一優雅な野獣」の人)もちゃっかりご出演。 個人的には三つ星どまりだけれど、こうゆう映画は周りの評価がどうであれ、やっぱしとりあえず観ておきたいところ。こうゆう古典的な推理小説が映画化されることってあんましないし。
Nov 14, 2017
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夢のような体験でした。Pメラ・フランク様とPーター・ワイリー様の独奏でブラームスのドッペルをば。しかもぼくは第二バイオリンの首席だったので、彼らの演奏を真後ろからガン見ガン聴きできました。 わりと遅めの安定したテンポで、一音一音に重みのある演奏。 本番はあっという間に終わってしまい、もっと一緒に弾いていたいと思いました。一生の記憶に残る演奏会となりました。 プルトを組んだのはブルースさん。ほかに演奏した曲は、ラヴェル「ボレロ」、ウォルトンの戴冠行進曲「王冠」Crown Imperial(←ウィリアム王子/キャサリン妃の結婚式でも演奏されてた曲)、とか。
Nov 12, 2017
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今日は、ビオラのNさんとチェロのEさんとともに、合計三時間半ぐらい演奏いたしました。 某老舗ホテルからの依頼で、お食事を召しあがってる皆さまのために背景音楽を硬軟織り交ぜあれこれと。 同じお客さまが三時間以上も居座ってることはないわけだし、客の回転を見はからって同じ曲を使い回すことも可能ではありましたが、曲はかぶらないようにしました。 会場の皆さんは、みんなして食事や会話に忙しいでしょうし、いちいち音楽に耳を傾けてくださる方は少ないだろうとは思ってたら、食事を終えて会場を立ち去る前にぼくらのところに立ち寄って声をかけてくださったり、さらには「心付け」として現金をくださるお客さまも多く、ちょっと驚きました。 ちなみに、チップを数えてみたら合計77米ドルでした。
Nov 12, 2017
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由緒ある洋館にて行なわれた結婚式で弾きました。Vln ユージンさん、Vla ぼく、Vlc エズギさん。 挙式ではクラシック音楽を。花嫁さんご入場はパッヘルベル「カノン」、ご夫婦ご退場はビバルディ「春」。 つづいて食前酒提供時の背景音楽として大衆音楽を一時間演奏いたしました。 ぼくらの演奏は好評だったみたいで、てゆーか、花嫁さんのお父さまが目に大粒の泪を溜めて何度も何度も感謝のお言葉をかけてくださって、かえって恐縮してしまいました。
Nov 11, 2017
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「見ざる聞かざる言わざる」 今日の合わせは久しぶりにブラームス1番。Vln1 ぼく、Vln2 Yさん、Vla Nさん、Vlc Eさん。 さて、四つの楽章のうち、合奏が最もむつかしい楽章をひとつ選べと言われれば悩んでしまう。最も優しい楽章はと訊かれたならばぼくは迷わず終楽章と答えるけど。 第2楽章ロマンツェ(ポコ・アダージオ)がやっぱりタイヘンか。 てか、つくづく面倒な曲だと思う。面倒というと語弊があるけど、「合わせようと思えば合わなくもないだろうに、合わせることを最終目的として神経を遣いすぎるのはなんか違うよーな」という感じ。 正確に拍を意識し、各人がテンポ通りに発音し、かつ互いをよく聴き合い、見つめ合い、そうゆう室内楽の基本に忠実に練習していくことは大切ではあるけど、全く異なる攻略法も存在するに違いないよーな気がしてきたわけで。 強いて例を挙げるなら、第2楽章のこうゆうとこ。
Nov 7, 2017
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楽団(12人編成)で演奏いたしました。ぼくは第二バイオリン。 演目は「Sunday In The Park With George」。ちょっと調べてみたら、もしかして邦題は「ジョージの恋人」? 前半(第一幕)は19世紀後半のフランスが舞台。画家ジョルジュ・スーラが、友人や愛人にドン引きされながらも、「グランド・ジャット島の日曜日の午後」を完成させる。 後半(第二幕)はその100年後のアメリカ。彼のひ孫ジョージが自らも芸術家として葛藤しつつ曾祖父の偉業を称え、やがてパリを訪ねる。 なかなか奥深い作品で、しかも作曲はスティーブン・ソンドハイム様。氏の作品は「スウィーニートッド」を弾いたことがあったし心の準備はできていたけれど、やっぱし手ごわかった。 全部で八公演、無事に終了。演出はジムさん、音楽監督はエドさん、音響技術はイアンさんでした。
Nov 5, 2017
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