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<本番> 今年2023年は以下73本の本番に出演しました。回数的にはパンデミック前(2019年)の水準に完全に戻ったことになります。 管弦楽(合唱伴含む):8 室内楽:1 ミュージカル:5演目(のべ44) 礼拝:6 結婚式:13 飲食店/催事:1<室内楽の合わせ> 仲間うちで集まって室内楽で遊んだり勉強したりしたのはわずか6回でした。 もっと遊んでみたかったけど、人が集まらなかったり、あるいはせっかく集まろうとしても直前にコービッドやインフルエンザ感染者が出たりで、なかなかうまくいかなかった。
Dec 31, 2023
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「蹴りたい背中」(評価 ★★★★★ 満点五つ星) イングランド元代表のサッカー選手デイビッド・ベッカムさんの半生に関するドキュメンタリーをネットフリクスで鑑賞。全四話。 ご本人をはじめ当時や現在を知る関係者にひたすら語ってもらう方式。お宝映像も次々と紹介される。 ぼくとしてはやはり1990年代から2000年代前半、マンチェスター・ユナイテッド時代の部分がやはり興味深く観られた。あの頃の監督や同僚陣が見事に取材されてて頼もしい。アレックス・ファーガソン、ポール・スコウルズ、ロイ・キーンほか。エリック・カントナ様までもがご登場。 あと、全編にわたり盟友ガリー・ネビルさんが実に的確に当時の実情や彼の素性を解説してくださる。 そして最大の見どころは98年の世界杯での一発退場事件。ベッカム選手は相手選手を故意に蹴り上げて赤札をくらい、結果的にイングランドは敗退してしまったというザ・黒歴史。 なんと当該選手ディエゴ・シメオネさんご本人も当時のことを語ってくれる。 私生活についても赤裸々に語られる。 馬鹿ップルと揶揄されながらも、スパイスガールズの推しメン、ビクトリアさんとの恋を貫き通しご結婚。パパラッチの執拗な追っかけに耐え、監督からのお叱りお仕置き嫌がらせにも苦しむ。 なお興味深いことに、本番組の取材陣はベッカム邸に直接伺って撮影してるのに、デイビッドさんと妻ビクトリアさんは(一緒にではなく)個別に応えており、それぞれの言い分も聞ける。 誰の目にも明らかなのは、ベッカムご夫妻はともに実は聡明で実直。良くも悪くも自信家だけれども、過去の過ちを踏み台に成長していく類の人間で、強靭な精神力をお持ち。そして物事を瞬時に判断し行動に移す。 そんな彼らを同僚の選手たちも口を揃えて称え敬い、擁護するのにも驚く。当時のパパラッチまでもが今回の番組制作に好意的に応じている(たんまりと稼がせてもらっただろうし)。 見た目にも派手な人だし、彼(ら)の生きざまを否定したり妬んだり羨むことは簡単だが、この番組でおそらく多くの人が感じるのは以下。・選手の配偶者や子どもに関する報道はどこまで許容されるべきか。特に配偶者もまた有名人である場合はどこで公私の線引きをすべきか・(試合で結果をきちんと出している)選手に関し、奇抜な髪形や華美な服装や浪費癖などについて周囲は受け入れるべきか、あるいはいちいち非難、批判すべきか・同様に、選手の家庭の諸事情に関し、例えば妻の出産、子どもの病気などを理由に練習や試合を休むことに監督はどこまで口を出せるか。その選手が国の代表、主将を務めるほどの実力派である場合はどうか・人は実力があり財力があっても謙虚のままでいられるものなのか、謙虚でいるべきか・選手生命はおそらく30代半ばまでという現実を認識し、引退後の収入や人生設計を見越したうえで現役時代に副業を力を入れ始めるのは正しいか てか、ベッカムさんが凄いのは、報道機関を無視するときはガン無視し、しかし必要なときは上手く活用して自分を売り込むところ。 実際、本番組の取材の受け方にもそれは如実に表れていて、彼は提供する情報を(おそらく無意識に)微調整したうえで理路整然と回答していく。 やや謙虚という印象を与えつつ、そして饒舌とは感じさせない加減も上手い。観てて普通に好感が持てた。あのやんちゃ坊主がこんな好中年に成長するとは意外な気もしたけど、番組ではベッカムさんのご両親もいろいろと語ってくれてて、しつけに厳しいご家庭だったらしいことが伺える。 よく取材され編集されたドキュメンタリー番組だと思った。五つ星を差し上げたい。 日本でも数年後とかに、実力派運動人(例:大坂なおみさん、羽生結弦さん、大谷翔平さん)を忖度なしにじっくり取材した番組ができたらいいと思う。結果を出している人の話はやはり興味深い。もちろんご本人の話術次第だけれども、やはり取材/編集する側の実力もとても大切。
Dec 30, 2023
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「Go, bro」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 舞台は米ピッツバーグ市。知的障害を持つ兄ニッキーと医師をめざす学生の弟ジーノが主人公。 兄弟を演じるのはトム・ハルス(「アマデウス」でモーツァルトを演じた人)とレイ・リオッタ(2022年没)。脇役でジェイミー・リー・カーティス。←ナニゲに豪華な役者陣 当時も今もあんまり評価されていない作品のようだけれど、ぼくは気に入ったので星四つ。 実はかなり重い内容なのに(障害者介護とか幼児虐待とか)実にさらりと描かれている。号泣を誘う演出ではないのでぼく好み。 例えば弟の葛藤。恋にときめきたいし、医師になるために引越したいし、でも障害を持つ兄の面倒もみなきゃいけない。幼少時の忌まわしい記憶を兄に隠している引け目もある。 兄の職業がゴミ収集車の作業員という設定も上手い。アメリカあるあるで、収集車の人って町の情報を誰よりも握っている。というのも、家の前に出されたゴミを戸別に収集する方式なので、各家庭の事情をなんとなく把握できちゃう。この映画でも彼のゴミ収集士として得てしまった地域情報が効果的に物語の展開に寄与している。 普通にいい作品だと思った。 なお、似たような映画としてふと頭に浮かんだのは、「レインマン」と「二十日鼠と人間」。
Dec 26, 2023
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「細かすぎて伝わらない物真似」(評価 ★★★★☆ 四つ星) レナード・バーンスタインと彼の妻に関する伝記映画を鑑賞。 てか、本作はニューヨーク市内のクラシック音楽愛好家のあいだでは、昨年ブラッドリー・クーパーさんがあちこち出没してて目撃者が続出、それもあって話題になってた作品。指揮指導の主任はヤニック・ネゼセガンさんだったらしい。 ぼくの友だちも数名カーネギーホールでの撮影でオケ要員として出演している。 期待しまくって鑑賞に臨んだのだけど、予想してた内容とはけっこう違った。ぼくはてっきりバーンスタインを主人公とする成功物語で、彼が息を引き取る最後の瞬間まで公私にわたりこってり描かれるものかと思ってた。 出演者一覧で最初に名前が挙がってるのは妻フェリシア役キャリー・マリガンさんのほう。 監督はブラッドリー・クーパーさんご本人だから、どうせバーンスタインを過度に美化してご自分を中心にかっこよく撮るんだろうと思ってたので、妻が主役とはなおさら意外。 夫レニーは才能はあるが困ったちゃん。妻子がいるくせに若いイケメンとも戯れる。そんな奔放な男に翻弄されながらも妻は静かに耐え忍び見守り続ける。そして彼女は大病を患う。 ま、ぼくは普通に楽しめたので高評価四つ星。音楽映画としてはやや期待外れだけれど、伝記映画、夫婦関係を描いた映画として観るべき。 気に入った点を以下に挙げると、・クーパーさんの演技が上手い。てか物真似、よく頑張りました。バーンスタインの話し方(特に晩年)や仕草、指揮の仕方を多少知ってる人なら唸ってしまうはず。別にそこまで似せなくても物語の進行上は関係ない気もするけど、映画人としてのクーパーさんの気合い、こだわりなのだろうと思う。・ピアノも頑張っていらっしゃったけれど、特にオケの振り真似は見もの。腕をぐるぐる回すとことか。指揮してる最中のバーンスタインのあの「不敵な笑み」も似てた。ニコニコ、ニヤニヤ、ニタニタ系の笑みを微妙に変化させていく。・てか、クーパーさんがそこまでバーンスタインそっくりの見えるのはカズ・ヒロ(辻一弘)さんによる特殊化粧/変装術のおかげでもある。・妻役のキャリー・マリガンさんに関しては、特に感謝祭の場面の演技が素晴らしかった。・よって上記三人は各種映画賞の候補に挙がると思われ。・音楽的にこの映画の最大の見どころは、後半、英ケンブリッヂのイーリー大聖堂でのマーラー交響曲2番「復活」。最後の七分ぐらいをじっくり聴ける。しかも彼は暗譜で指揮。貫禄ある振りっぷりがひたすら映し出される。撮影も上手い。曲の最後に妻の後ろ姿をちらっと映すとか、もう完璧。 一方で、個人的にやや気になった点は以下。 配役については、妻役マリガンさんは確かに演技派ではあるけれども南米出身者に見えるかと聞かれれば答えはいいえ。 マット・ボウマーさんほか演じる脇キャラたちもさくさく出てきては消えていく。むしろバーンスタインの妹シャーリーの中立的な目線をもっと前面に出しても良かったか。 全体的な均衡がややいびつ。映画はバーンスタインが20代の頃から描かれるものの、青年時代そのものは一瞬で終了、すぐに中年時代へと移行していく。 氏の作曲家としての描写も淡泊。曲づくりの苦労、特に当然のように「ウェストサイド物語」誕生秘話とかも描かれるもんだと思って楽しみにしてたら、むしろ「オン・ザ・タウン」のほうが取り上げられていた。 指揮者、指導者としても(上記のマーラー「復活」を除いて)ややあっさりめ。彼は国際舞台でも大活躍なさったわけだし。例えばウィーンとか札幌でのご活躍の様子なども再現してたらメリハリがついたろうに。 つまり全てがお上品で大人な演出。カーネギーホールでの初舞台、長女と語る場面、他の一流音楽家との交流、もっとこってり描いても良かったのではないか。 もちろん、それはあくまで妻こそが主人公という意味での演出だったんだろうけど、妻の描き方自体もやはりあっさり。闘病の場面もさくさく進む。 やはりこうゆう演出がイマドキの業界標準になってきてるのであらう。感動を押し付けない。詳細に描写しすぎない、解釈の余地を残し、余韻を持たせる演出。(あるいは、単にバーンスタイン家ご遺族から詳細な情報や承認を得られなかっただけかもしれない。) あと、ちょっと意地悪ながら、誰にもはっきりわかる製作上の失敗場面についても言及させていただく。愛煙家のバーンスタインは常に煙草をプカプカ、稽古のときでも吸ってるわけだけれど、合唱団を指揮してるとき、さっきまで左手で煙草を持っていたのに、画が切り替わると口にくわえており、さらに切り替わるとやはり左手に持っているという謎。 さらには、中年から老年にさしかかるあたり、徐々に老けていくべきなのに、演技/話し方や髪形や化粧が安定しない。場面が切り替わるとさっきより若返って見えたりして、あれっ、回想場面なのかなと思ったり。
Dec 24, 2023
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「みんなでメサイアを歌いましょうそうしましょう」という催しで演奏しました。主催/主宰/提供は富豪のジーニーさんご一家。 指揮はカールさん、コンマスはクリスさん、オケ幹事および鍵盤はベッツィさん。ぼくはビオラ首席として弾きました。プルトを組んだのはジュリエットさん。 会場中央にオケが陣取り、その周りは四分割、歌う人たちは混声四部に分かれて座りました。 メサイアは三部構成の長大なオラトリオですが、今宵は第一部と第二部はほぼ全曲、第三部は数曲のみ抜粋で演奏。さらに順番はちょっとだけ入れ替え、てか最後に(本来であれば第二部の)「ハレルーヤ」で締めました。 チェロ(やバイオリン)は基本的に全曲弾くようですが、ビオラは独唱曲のなかには休みの曲もけっこうありました。 楽譜もいろんな版が市場に出回っており、しかも調が違ったりもするもんだから事前の周到な準備や根回しが必要。有名な曲だからと言って油断は禁物。 この作品は歌詞が英語というのもあってかアメリカ人に気に入られてるんだと思います。日本人が第九をドイツ語で歌おうとするよりはずっと気軽に取り組めるはず。
Dec 22, 2023
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今日は声楽団による音楽会にビオラで出演しました。 ぼくが乗ったのはバッハのBWV140の部。全部で七曲からなるカンタータで、第四曲はぼくも結婚式とかでときどき演奏するような有名な曲。 てか、ビオラは七曲ちゅう四曲しか弾かないので、弾いてないときはいろいろ観察できました。 バッハの声楽ものを弾くのは久しぶりだったこともあって、とっても楽しかった。あと、特にレシタティーボの曲なんかは歌詞(ドイツ語)が理解できたらもっと楽しめるんだろうなと思います。 指揮者ウィリアムのもと、声楽八人、器楽八人(弦楽四重奏がマーガレット、ダニエル、ぼく、エレン、鍵盤がアイリーン、オーボエ/コーラングレがニッキ、サラ、エバン)という編成でした。
Dec 17, 2023
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「シンデレラ」を演奏しました。有名な作品だけあって複数の版が存在するようですが、今回やったのはロヂャーズ/ハマースタイン共作版、具体的には2013年ブロードウェイ再制作版。さらに厳密に言えば、ぼくら楽団が使用した編曲譜は2014年巡業公演用の小編成版でした。 小編成とはいえ全部で14人、うち弦もしっかり全五部。ぼくは第二バイオリンを弾きました。第二バイオリンは特に単独で目立つ箇所もなく気楽に弾けました(第一やビオラやチェロはそれぞれに独奏部分がある)。 わかりやすい曲も多く、弾いてて楽しい。特に楽団的には舞踏の場面がやはり弾き甲斐があります。 かぼちゃが馬車に変わったり、シンデレラの汚い普段着が舞踏会用の正装に早変わりする場面とかも効果音的ないい感じの音楽でした。ぼくの席から舞台は見られませんでしたが。 てか冷静に考えてみると、シンデレラの話って、二幕構成で二時間半ぐらいの舞台にするにはネタが弱すぎるように思います。 この版では、舞踏会の場面でさんざん盛り上がった後、深夜12時を告げる鐘が鳴ってシンデレラが慌てて去って第一幕が終わるというのは想定の範囲内として、さて後半第二幕でどう引っ張るか。「ガラスの靴」ネタをどこでどのように使うかなど、戯曲家や演出家の手腕が問われます。 ぶっちゃけ、王子がシンデレラに惚れたのは彼女の美貌によるものなのだけど、それを言っちゃ現代的にはあんましよろしくないので、彼女の内面つまり他人を思いやる親切心にも惹かれたというくだりが(とってつけたように)強調されてました。 そのくせ王子ってば、自分が惚れた女なのに後々認識できず、パニクった挙句に単に「ガラスの靴」がぴったりはまる女という前提で町ぢゅうを探しまくるとか、滑稽すぎます。 つまりこのミュージカルは「喜劇」であるという位置づけとして割り切って演出したほうが客ウケするいうのがぼくの印象。 全12回の公演の予定でしたが、うち1回は役者に急病人が複数出たために中止、全部で11回演奏しました。 音楽監督はレベッカさん、指揮はポールさんでした。余談:そういえば昔、クラシック音楽でプロコフィエフのバレエ音楽「シンデレラ」をオケで弾いたことがあります。あんな場面でこんな音楽だったなぁとか懐かしく思い出されました。
Dec 10, 2023
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今日は室内オケの本番でした。弦五部は5、5、3、3、1人という編成。ぼくは第二バイオリン1プル裏で弾きました。隣は首席マリサ氏。バルトーク:ルーマニア民俗舞曲モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調(独奏:Gさん)プーランク:二つの行進曲と一つの間奏曲 Deux marches et un intermèdeモーツァルト:交響曲第40番ト短調 ナニゲに(精神的に)疲れる選曲でした。 それにモーツァルトの短調ものを組み合わせるのってなんだかなーみたいな。どちらもフラット系。 ピアノ協奏曲の独奏者はすごく繊細な音を出すお方でした。会場の聴衆さまたちにどのように響いてたのかはわかりませんが、こじんまりとした内向きの演奏。可憐というか華奢というか。良く言えば室内楽っぽい親密さをもって演奏できました。
Dec 3, 2023
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