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ミュージカルのオケピットでバイオリンを演奏しました。指揮はスペンサーさん。 全八回の本番が無事に終了しました。 ジキル博士(および同一人物のハイド氏の一人二役)を演じる主演男優さんにとっては出ずっぱりだし難曲ばかりのようでしたが、彼は見事に演じきってました。 作品としては、親友のジョン、恋人エマ、お色気担当ルーシーなど、主要人物はきちんとした真面目なキャラ設定があるわりに、もっと多種多様な登場人物(お笑い系とか)に彩られていたら、メリハリがあった深みのある演目になってたと思う。 音楽的にも同様。ぼくは、(独奏の多い第一バイオリンではなく)第二バイオリンを弾いてたからかもしれないけど、そんなに難しくはなく、ぶっちゃけ、稽古初日には、これ八回も弾いたら飽きてくるかもと思っちゃいました。本番は役者の皆さんの熱演のおかげもあって、千秋楽まで楽しく弾けましたが。 わかりやすい曲も多いので、初見で鑑賞するぶんには名作と言えると思います。 ちなみに、Jekyll という人名は、ぼくの周りではジェキルと発音されています。ジーキルという発音もあるのかもしれませんが、ジキルではない。
Mar 29, 2026
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<演目>グラス:弦楽四重奏曲第二番「カンパニー」(弦楽合奏版)ベートーベン:交響曲第七番 今日は室内オケの本番。楽しく弾けました。上記二曲演奏しました。 一曲めのフィリップ・グラスさんの曲は、アイルランドの作家サミュエル・ベケットの「伴侶 Company」を基にしている作品とのこと。全然難曲ではなく単調な動きを繰り返すだけなのだけど、合奏でピシッと合わせるとなるとちょっと緊張してしまう感じの曲。 ベートーベン七番は、ビオラで弾くのは久しぶり。特に第四楽章はC線でうねうねしたりして難しかった。てか、言い訳するとイ長調(とかホ長調)ってビオラに向いてない。
Mar 22, 2026
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この三週間、ミュージカルの劇伴でバイオリンを弾いておりました。スティーブン・ソンドハイム作「スウィーニートッド」。 演出はレイさん、音楽監督はニックさん、音響技師はルーカスさん。ぼくら楽団は九人編成でした。 ぼくはこのスウィーニートッドは過去に一度弾いたことがあるのですが、版が違うのか、バイオリン奏者的にこんなに弾き甲斐のある曲ばかりだったとは。 不協和音とか不気味な旋律線とかばかりだから、弾いてて「楽しい」という表現とはちょっと違うけれども、毎晩のように弾いてたのに全然飽きませんでした。こうゆうのを名作と言うんだと思った次第。 全11回の公演が無事に終了しました。 千秋楽の今日もいつものように気を引き締めて弾いてたのですが、譜面の最後のページになった瞬間、感極まっていきなり涙がこみあげてきて自分でもびっくり。
Mar 15, 2026
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「誰かにとられるくらいならあなたを殺していいですか」(評価 ★★★★★ 満点五つ星) 仏カンヌ受賞作。今週末の米アカデミー賞でも候補になっている作品。 舞台はイラン。監督はジャファール・パナヒ様。 日本公開は2026年5月。https://simpleaccident.com/ 過去に自分たちを散々苦しめた男を偶然発見し、当時の被害者たちが一丸となって復讐、殺害しようとする。が、その男が果たして張本人なのかいまいち確信が持てない。 ぼくは気に入ったので五つ星を差し上げたい。 なんていうか、ガツガツした映画づくりではなく、嫌味のない編集に好感が持てた。日本とかアメリカとかフランスとかの器用な方々が制作なさる映画にはない、朴訥で静かな演出が妙に心地よかった。内容自体は信じられないような残虐な話なのに。 この作品はあくまでイラン国内で完結している。他国や他宗教との軋轢とかが主題ではなく、イラン国民同士のいざこざなわけで、しかしイランの文化や背景をよく存じないぼくとしては、自国民のあいだでの虐待や憎しみの程度とかがよくわからないまま鑑賞してたのだけど、登場人物も多すぎず(10人以下)、映画の尺も長すぎず(1時間44分)、そうゆう点でも最近観た作品では特に観やすくて楽しめた。
Mar 11, 2026
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「いつの日にか僕のことを想い出すがいい」(評価 ★★★★☆ 四つ星) ブラジル映画。英語圏市場での題名は The Secret Agent。日本公開はたぶん未定。 2025年度米アカデミー賞の候補作品。 主演はワグネル・モウラさん。「セルジオ、世界を救うために戦った男」に出てた役者。 1977年のブラジルが舞台。主人公は優秀な研究者だが、有力人物と衝突したことで命を狙われるようになる。 偽名を使いながら生活し、周囲の協力も得ながら国外移住を目指す。 名実ともに超大作。2時間40分なのでかなり身構えて鑑賞に臨む必要がある。ぼくは劇場で観る気力はなく、自宅で配信で観たのだけど、最初の10分で「これは最後まで観られる佳作に違いない」と思えた。物語の進め方が上手い。映像も良かった。緊迫感あり退廃的でもある。 昔のフランスの犯罪映画、暗黒映画のようなかっこよさがある。 ぼくは気に入ったので高評価を差し上げたい。四つ星。 主人公を含むワケアリさんら数人が身を潜めて暮らしている下宿のおばあちゃんが名演。 ブラジルって、危ないし危なっかしい国ではあるけど愛おしくさえ思える。 ただ、やはり長尺すぎるというのは認めざるを得ず、余計だったなと感じるネタや人物も結果的に多いと思った。
Mar 5, 2026
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「真心シスターズ」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) 公式サイトは https://gaga.ne.jp/sentvalue_NOROSHI/ 舞台はノルウェイ。二人の娘がまだ小さい頃に家を去った父が、妻の死をきっかけに久しぶりに帰郷。過去のわだかまりも気にせず、娘や孫らと積極的に関わろうとする。 父との関わりを断固として拒否する長女が本作の主人公。そしてその妹の存在が非常にいい味をだしている。この姉妹が温かい目線で描写されているので救われる。この二人も仲悪かったら身もふたもないとゆーか元も子もないとゆーか。 あと、途中でフランス北部ドービルの海辺の場面があって萌える。 佳作。ぼくの評価は三つ星。 彼ら主要人物の心情描写がとてもわかりづらい。そこを読み解きながら観るのが楽しいんだろうけど、そんなのめんどくさいし、つまんない作品と思う人も多いはず。 二時間を軽く超える大作で、意識高い系の中高年ならともかく、万人に薦められる作品ではない。 でも、アメリカ映画に毒されたこの世界で、地球上の多くの方々がこうゆう地味めの非英語作品を年に一度か二度観るという習慣があったなら、世はだいぶ穏やかになるような気がする。←根拠ないけど
Mar 2, 2026
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